「借入先を決めたいけど共済貸付や消費者金融など、どこがいいかわからない…」「金利やバレるリスクをふまえて賢く借りたい」という公務員のため、お金を借りる方法を解説します。
公務員がお金を借りる場合、「低金利で審査難易度が甘めと考えられる共済貸付」や「借入限度額が多くて低金利な銀行ローン」など、多くの選択肢がある一方、職場にバレるリスク・即日融資不可など、各借入方法の注意点を見落とすと失敗します。
そこで今回は、様々な借入方法のメリット・デメリットや注意点など、うまくお金を借りる方法が気になる公務員向けに、役立つ情報をまとめました。
- 共済貸付は低金利で借入しやすいが、バレるリスクがあり即日融資は不可
- 銀行ローンは融資額が多く低金利だが、最短でも翌日融資なうえ職場連絡は原則あり
- 消費者金融は即日融資可能でバレづらく、金利の高さは無利息期間で軽減可能
- 「住宅ローンはどこがいい?」という公務員には民間からの借入がおすすめ
本記事を読むと、「公務員はどのような方法でお金を借りることができるのか」「各借入方法のおすすめポイント・注意点」などがわかります。
「共済貸付を選んで職場にバレてしまった…」「急いでいるのに着金が来月なんて…」と後悔しないよう、公務員がお金を借りる際に役立つ情報をチェックしておきましょう。
なお、「1秒でも早くお金を借りたい!」という公務員には、最短30分以内の借入が可能・いつでもどこでもWebから申込めるなどの強みをもつ、以下の消費者金融カードローンがおすすめです。
「サッと消費者金融の特徴を把握してからお金を借りるかどうか検討したい」という場合は、以下の項目をご覧ください。
- 公務員向け|お金を借りる6つの方法
- 共済組合の貸付制度:低金利・審査難易度が低め
- 銀行ローン:借入限度額が高く低金利
- ろうきん「マイプラン」:使途自由・低金利で借りられる
- 互助会の貸付制度:低金利・毎月の支払負担をおさえられるかも
- 貯金担保自動貸付:所定口座の預金を担保に審査なしで借りられる
- 消費者金融:即日融資・職場連絡なしでの借入も可能
- 組合加入済の公務員におすすめのお金を借りる方法「共済貸付」の特徴
- メリット:金利・申込のしやすさ・審査難易度などが強み
- デメリット:バレるリスクあり即日融資不可なうえ使途限定のケースあり
- 貸付条件・申込先:貸付種類や組合によって異なるため要確認
- 申込方法:担当窓口に書類提出後、上司の承認を得るなどの手順で借入可能
- お金を借りる方法「銀行ローン」は限度額・低金利重視の公務員におすすめ!
- おすすめな理由:低金利で高額の借入が可能!使途自由のローンもある
- 注意点:審査が比較的厳しく、用途が限定されること
- 貸付条件:ローンの種類などによって異なる
- おすすめの銀行カードローン:限度額が高く支払負担を抑えやすいバンクイック
- バレたくない公務員向け!即日でお金を借りる方法「消費者金融」とは
- おすすめな理由:即日融資対応・原則職場連絡なし・無利息期間があるなど
- 注意点:金利の高さに要注意!無利息期間でカバーしよう
- 貸付条件:金利はプロミス・限度額はアイフルやアコムが魅力的
- 即日融資希望の公務員におすすめの大手消費者金融カードローンを紹介
- 公務員が住宅ローンでお金を借りるならどこがいい?
- 低金利で高額を借りやすい民間での借入がおすすめ
- おすすめの選び方:支払負担・審査条件などを確認する
- 公務員がお金を借りる時のポイント
- 借入希望額と収入のバランスを考える
- 金利のタイプを確認する
- 借入目的を明確に決めておく
- 審査に落ちやすい公務員の特徴
- 他社からの借入がある
- 信用情報の評価が低い
- 申告内容に誤りがあった
- 短期間に何度も申込んだ
- 退職時期が近い
- まとめ:希望にあわせてお金を借りる方法を選び、より充実した公務員ライフを送ろう!
公務員向け|お金を借りる6つの方法
公務員がお金を借りる方法は民間企業・共済組合などに分けられ、主な選択肢は以下のとおりです。
借入方法 | 対象者 | 即日融資 | 職場連絡 |
---|---|---|---|
共済組合の貸付制度(※1) | 共済組合加入者 | × | 原則あり |
銀行ローン(※2) | 20歳以上など | ||
ろうきん「マイプラン」(※1) | 18歳以上など | ||
貯金担保自動貸付(※3) | 総合口座預金者 | ||
互助会の貸付制度(※1) | 互助会加入者 | ||
大手消費者金融(※1) | 18歳以上など | 〇 | 原則なし |
(※1)原則、担保・保証人不要
(※2)商品によっては担保・保証人が必要
(※3)担保必要・保証人不要
共済組合の貸付制度や銀行ローンは金利が低いですが、職場に連絡される可能性が高く、借入までに数日~数週間かかることがあるため要注意です。
「周りにバレずにお金を借りたい」「即日融資を受けたい」という公務員は、原則職場連絡なし・最短30分以内でお金を借りることができるなどのメリットがある、以下の大手消費者金融を検討しましょう。
消費者金融の特徴やデメリットなどを把握してから借入を検討したい場合には、以下の項目をご覧ください。
共済組合の貸付制度:低金利・審査難易度が低め
共済組合に入っている公務員は「共済貸付」という方法でお金を借りると、「消費者金融カードローンより金利が低い」「銀行ローンより審借入しやすかった」などのメリットを感じられる可能性があります。
具体的には地方職員共済組合の普通貸付なら「1.26%の金利で借入可能」「連帯保証人・保証料・抵当権設定不要」※などのメリットがあるうえ、信用情報などの照会なしでお金を借りられる可能性があります。
ただし共済貸付には、「上司にバレる恐れがある」「借入までに時間がかかる」「大きな金額を借りづらい」などのデメリットがある点も把握してきましょう。
共済貸付のメリット・デメリットや利用方法、申込先などについては後述します。
銀行ローン:借入限度額が高く低金利
まとまったお金を借りる方法を探している公務員は、商品によっては2億円以上を借りることも可能な銀行ローンを検討すると良いでしょう。
銀行ローンの種類は、カードローン・住宅ローン・教育ローンなど様々で、申込先や商品によって借入可能額が異なるものの、基本的に共済貸付より大きな金額を借りやすいです。
共済貸付よりも早く借りられる可能性がある銀行ローンですが、基本的に申込後の職場連絡は避けられないため、バレるリスクを下げたい公務員には、あまりおすすめできません。
他にも銀行ローンは共済貸付や消費者金融より審査が厳しいと考えられるため、審査難易度・バレるリスクなどが気になる公務員は、消費者金融カードローンもあわせて検討しましょう。
ろうきん「マイプラン」:使途自由・低金利で借りられる
出典元:カードローン(マイプラン)|中央ろうきん(中央労働金庫)
「使い道が自由で、なおかつ低金利でお金を借りる方法は?」という公務員は、労働金庫(ろうきん)の「マイプラン」を検討しましょう。
公務員が「マイプラン」からお金を借りる場合の金利は約4%~7%と消費者金融カードローンより低めなため、支払負担を抑えやすいです。
一方、「マイプラン」は即日融資や職場連絡に関する公式情報がないため、「急いでいる」「上司や同僚にバレることなくお金を借りたい」という公務員にはおすすめできません。
また「マイプラン」には無利息期間もない点からも、スピード・バレるリスクなどが気になる公務員は、無利息期間がある消費者金融カードローンをチェックするとよいでしょう。
互助会の貸付制度:低金利・毎月の支払負担をおさえられるかも
互助会に入っている公務員の場合、互助会の貸付制度でお金を借りる方法も検討しましょう。
互助会の貸付制度とは、互助会員が臨時に資金を必要とするときに互助会から融資を受けられる制度で、資金使途に応じて融資を受けられる金額の上限などが異なります。
1%前後の低金利で、連帯保証人も不要なため、お金を借りる方法を探している公務員は互助会の貸付制度をチェックすることをおすすめします。
例えば埼玉県教職員互助会の自動車貸付だと、貸付金額は100万円・年利0.9%(※)とされている点から、低金利で借りたい公務員におすすめです。
ただし、どの互助会に入っているかによって申込先が異なる点や、即日融資が難しいなどの点には注意しましょう。
貯金担保自動貸付:所定口座の預金を担保に審査なしで借りられる
ゆうちょの定額貯金・定期貯金がある公務員であれば、「貯金担保自動貸付」でお金を借りることもできます。
「貯金担保自動貸付」とは、ゆうちょの定期貯金などを担保にしてお金を借りる方法で、所定の手続きを済ませておけば、通常貯金の残高を超える払戻しがあった際に自動で借りられます。
貸付回数の制限なし・0.5%ほどの低金利で借入可能などのメリットがある「貯金担保自動貸付」ですが、貸付金額の上限が消費者金融・銀行ローンなどより低く、貸付期間が2年以内と比較的短めの傾向があるなどの点には注意が必要です。
そのため「ゆうちょに口座がない」「まとまったお金が必要」「無利息期間を活用したい」という公務員は消費者金融カードローンや銀行ローンを検討しましょう。
消費者金融:即日融資・職場連絡なしでの借入も可能
「即日融資を受けたい」「職場にバレずにお金を借りる方法は?」という公務員には消費者金融カードローンがおすすめです。
特に大手消費者金融は、中小消費者金融や銀行より早くお金を借りやすいうえ、職場連絡原則なしで在籍確認可能などの強みがあるため、スピードやバレづらさを重視する公務員は借入を検討しましょう。
「申込~借入まで最短30分以内」「郵送物なしで契約可能」「無利息期間がある」などの強みをもつ消費者金融カードローンを選べば、早くバレずに借りられるうえ、利息も抑えやすいです。
本記事で紹介している消費者金融カードローンは賃金業法を遵守しているため、ヤミ金のような厳しい取り立てをされたり、違法に高い金利を設定されたりするといった心配をせず、安心してお金を借りることができます。
消費者金融がおすすめな理由や申込前におさえておきたい注意点などは、後述します。
組合加入済の公務員におすすめのお金を借りる方法「共済貸付」の特徴
組合に入っている公務員には、低金利で審査難易度がそれほど高くないと考えられる共済貸付がおすすめです。
ただし共済貸付には借入までに時間がかかるなどのデメリットもあるため、この項目では長所・短所の他、貸付条件・利用方法などを解説していきます。
- メリット
- デメリット
- 貸付条件・申込先
- 申込方法
次の項目から上記4点をチェックして、共済貸付からお金を借りるべきかどうか検討してみましょう。
なお、「早くお金を借りないとまずい…」という公務員には、即日融資可能・原則職場連絡なしなどの強みをもつ、以下のカードローンがおすすめです。
消費者金融カードローンのメリット・デメリットなどは、以下の項目で解説しています。
メリット:金利・申込のしやすさ・審査難易度などが強み
公務員が共済貸付でお金を借りる場合、支払負担の軽減や借入のしやすさの点でメリットを感じられるでしょう。
- 低金利で借入できる
- 担保・保証人が原則不要
- 審査難易度が低めと考えられる
共済貸付は1%前後の金利でお金を借りることができ、消費者金融カードローンの18%程度と比べて低金利な点がメリットです。
基本的に共済貸付は担保や保証人なしでお金を借りられるので、借入しやすい方法を探している公務員にもおすすめです。
また共済貸付は信用情報機関への照会なしで借入可能とされている点から、消費者金融カードローンなどからお金を借りるより、審査落ちのリスクが低いと感じる公務員もいるでしょう。
過去にローンの返済などを滞納した経験がある公務員でも、お金を借りられる可能性があるため、「ブラックリスト入りしたことがあるけど借入したい…」という公務員にも共済貸付はおすすめです。
一方、共済貸付の短所も把握しておかないと、「別の借り方を選ぶべきだった…」と後悔するかもしれないので、次の項目でデメリットについても見ていきましょう。
デメリット:バレるリスクあり即日融資不可なうえ使途限定のケースあり
共済貸付でお金を借りることを考えている公務員は、以下のデメリットを把握しておきましょう。
- 上司・同僚にバレる可能性がある
- 手続きに時間がかかる
- 使途が限定されることがある
所属所長経由で貸付決定通知書が渡されるなど、共済貸付でお金を借りると上司や同僚などにバレるケースがある点はデメリットと言えます。
また共済貸付は申込~融資までに、1ヶ月程度かかるとされているため、早くお金を借りる必要がある公務員にはおすすめできません。
他にも、借りたお金の使い道が限定される点から、以下のような使い方をしたいと考える公務員にも共済貸付は向かないでしょう。
- 生活費の補填をしたい
- 趣味に充てるお金が欲しい
- 投資のためにお金を借りたい
「即日融資が可能な借り方はない?」「お金を借りる際、使い道が自由なのは?」という方には、最短30分以内で借入可能・使途自由などの強みをもつカードローンがおすすめです。
特に大手消費者金融の場合、「無利息期間あり」「職場連絡での在籍確認原則なし」などの魅力もあるため、カードローンが気になった公務員は以下の項目へジャンプして、理想の借り方ができるかどうかチェックしてみましょう。
貸付条件・申込先:貸付種類や組合によって異なるため要確認
「共済貸付のメリット・デメリットを把握したうえでお金を借りるかどうか決めたい」という公務員のため、以下の点から貸付条件や申込先を解説します。
- 金利・限度額
- 返済方式・期間
- 種類・条件
- 申込先
次の項目から、上記4つの利用方法を解説していくので、共済貸付での借入検討時にお役立てください。
金利・限度額:年利1%前後で1,000万円ほど借りられるケースあり
共済貸付は大きく8種類に分けられ、金利や限度額が異なるため、以下の表で確認しておきましょう。
種類 | 金利 | 限度額 | 借入限度額 |
---|---|---|---|
普通貸付 | 年1.26% | 200万円 | 利用者の月給の6倍 |
住宅貸付 | 年1.26% | 1,800万円 | 利用者の月給に組合員月数をかけた金額 |
教育貸付 | 年1.26% | 200万円 | 利用者の月給の6倍 |
災害貸付 | 年0.93% | 100万円~1,150万円 | 利用者の月給に組合員月数をかけた金額 |
結婚貸付 | 年1.26% | 200万円 | 利用者の月給の6倍 |
出産貸付 | 無利息 | 出産費相当額の範囲内 | 見積書や証明書などから算出 |
葬祭貸付 | 年1.26% | 200万円 | 利用者の月給の6倍 |
医療貸付 | 年1.26% | 100万円 | 利用者の月給の6倍 |
公務員が共済貸付でお金を借りる場合は、金利や限度額が希望に合うかどうかをチェックしてから検討を進めましょう。
返済方式・期間:10年以上借りられる可能性あり
「共済貸付でお金を借りる場合の返済期間についても確認しておきたい」という公務員は、以下の表を参考に返済計画を立ててみましょう。
共済貸付の種類 | 返済期間 |
---|---|
普通貸付 | 120ヶ月以内 |
住宅貸付 | 360ヶ月以内 |
教育貸付 | 120ヵ月~250ヵ月以内 |
災害貸付 | 120ヶ月以内 |
結婚貸付 | 120ヶ月以内 |
出産貸付 | 出産費等が支給されるときにまとめて返済 |
葬祭貸付 | 120ヶ月以内 |
医療貸付 | 110ヶ月~120ヶ月以内 |
共済貸付で借りたお金の返済方式は、毎月償還・ボーナス併用償還などがあり、一部繰上償還や全額繰上償還が可能なケースもあるので、借入前に確認しておくことをおすすめします。
貸付の種類:借入目的で選択・組合加入直後は利用不可の場合があるため要注意
公務員が共済貸付でお金を借りる場合、主に以下の7種類から選ぶことになります。
- 普通貸付
- 住宅貸付
- 教育貸付
- 災害貸付
- 出産貸付
- 葬祭貸付
- 医療貸付
組合加入済の公務員なら、基本的に全ての共済貸付でお金を借りられますが、住宅貸付などのように組合加入後、一定期間が経たないと借入できないケースもあるので注意が必要です。
「組合への加入期間などの制限がなく、申込をしやすい借り方があればいいのに…」「急いでお金を借りないとまずい!」という公務員は、申込対象者が幅広く、最短30分で融資可能などの強みをもつ消費者金融カードローンを検討しましょう。
申込先:勤務先・職種などによって異なる
共済組合の種類・申込可能な公務員は、以下の表をご覧ください。
共済組合の種類 | 対象者 |
---|---|
東京都職員共済組合 | 東京都・区の職員 |
地方職員共済組合 | 地方団体関係団体職員・道府県の職員 |
指定都市職員共済組合 | 地方自治法における指定都市の職員 |
市町村職員共済組合 | 指定都市以外の市町村職員 |
都市職員共済組合 | 所定都市の職員など |
公立学校共済組合 | 公立学校の教育職員 |
警察共済組合 | 警察職員 |
私立学校教職員共済組合 | 私立学校で教育職に就いている方 |
居住区域や職種などによっては、上記の共済組合以外にも、地方公務員共済組合連合会に加入していない総務省共済組合・外務省共済組合・日本郵政共済組合などでお金を借りられる可能性があります。
申込方法:担当窓口に書類提出後、上司の承認を得るなどの手順で借入可能
公務員が共済貸付でお金を借りるためには、所定の窓口へ申込んだり、書類を提出したりする必要があります。
そこで、この項目では公務員が共済貸付でお金を借りる流れや必要書類を説明していきます。
申込の流れ・借入手順:申請期日・所属長にバレるリスクなどに要注意
公務員が共済組合でお金を借りる際の基本的な流れは、以下のとおりです。
- ①貸付担当部署に融資を申し出る
- ②必要書類を記入し所属長の承認を得る
- ③指定口座に貸付金が振り込まれる
まずは、貸付を担当している部署に融資を希望している旨を申請します。毎月決まった日付が申請期日として定められていることがある点も把握しておきましょう。
その後手続きを進めるためには、書類を提出しなければなりません。融資を受けるのに必要な書類を記入・準備したうえで、ご自身の所属している部署の上長の承認を得ましょう。
申請が受理されて審査も無事通過すれば、指定口座に貸付金が振り込まれます。
申込時の必要書類:借用証書・給料明細書・借入状況等申告書などが求められる
共済貸付への申込時に求められる主な書類は、以下のとおりです。
- 貸付申込書
- 貸付借用証書
- 借入状況等申告書
- 個人情報に関する同意書
- 直近の給料明細書の写し
- 通帳表紙の写し
申込時の必要書類は、どの組合の共済貸付に申込むかによって異なるため、事前に確認しておきましょう。
お金を借りる方法「銀行ローン」は限度額・低金利重視の公務員におすすめ!
「共済貸付よりまとまったお金を低金利で借りる方法は?」という公務員には銀行ローンがおすすめです。
銀行ローンの借入限度額は共済貸付より高額になることがあるうえ、使い道が自由のカードローンでお金を借りることもできます。
ただし「共済貸付より審査が厳しい可能性がある」「即日融資は不可」などのデメリットを見落とすと、うまくお金を借りられないため、銀行ローンの特徴を把握してから選びましょう。
そこで次の項目からは、銀行ローンの良し悪しを判断するため、以下の情報を解説していきます。
- 銀行ローンが公務員におすすめの理由
- 公務員が銀行ローンでお金を借りる際の注意点
- 銀行ローンの主な種類
- 銀行ローンの金利
- 公務員におすすめの銀行カードローン
次の項目から、上記5点を解説していくので、銀行からお金を借りる方法が気になる公務員は、借入先の検討にお役立てください。
なお、「すぐにお金を借りたい!」「1ヶ月程度で返済するつもりた」という公務員は、即日融資可能・無利息期間があるなどの強みもつ消費者金融カードローンを選んだ方がよいかもしれません。
特に以下の消費者金融カードローンには、「最短3分で借入可能」「無利息期間が最大180日」「利用者の99%以上が職場連絡なしで契約できた」などの魅力があるためおすすめです。
おすすめな理由:低金利で高額の借入が可能!使途自由のローンもある
銀行からお金を借りる方法は、カードローンだと800万円前後、住宅ローンだと2億円前後と高額の借入が可能なうえ、金利は1%~15%程度と消費者金融カードローンより低い傾向があるため、低金利で高額融資を希望する公務員におすすめです。
共済貸付の場合、普通貸付の限度額は200万円程度、住宅貸付だと1,800万円程度とされているため、「組合からお金を借りてもまだ足りない…」という公務員は銀行カードローンを検討しましょう。
また銀行からお金を借りる場合、カードローンなど、使い道が自由な借り方もあるため、使い勝手の面でも魅力を感じられるかもしれません。
ただし銀行カードローンの注意点を把握しておかないと、借入後に「しまった」と感じる恐れがあるため、次の項目で解説します。
注意点:審査が比較的厳しく、用途が限定されること
注意点を見落として後悔しないよう、銀行ローンでお金を借りる前には、以下を確認しておきましょう。
- 審査が厳しい可能性がある
- 即日融資は不可
- 使途限定のローン商品もある
銀行ローンは信用情報や警視庁データベースの照会があるため、共済貸付や消費者金融カードローンの審査より厳しい可能性があります。
共済貸付は信用情報機関への照会が必須でなく、消費者金融カードローンは警視庁データベースへの照会が義務付けられていないため、銀行ローンの審査の方が厳しい可能性があります。
このように銀行ローンは各種照会などの義務があり、審査に時間がかかる傾向があるため、即日でお金を借りることはできません。
また住宅ローンや教育ローンなどでお金を借りる場合、使い道が限定される点にも注意が必要です。
これらの点から審査難易度やスピード、借りたお金の使い道などを重視する公務員には、消費者金融カードローンをおすすめします。
なお、公務員におすすめの消費者金融カードローンについては、以下の項目で解説しています。
貸付条件:ローンの種類などによって異なる
「どのようなローンがあるのか」「どれくらいの金利・限度額で借入できるのか」を把握しておくと、銀行ローンでお金を借りるかどうか判断しやすくなります。
そこで本項目では銀行ローンの種類や金利など、貸付条件について解説していきます。
種類:住宅・教育・マイカーローンなどがある
公務員が銀行ローンでお金を借りる場合の主なローン商品は、以下のとおりです。
銀行ローンの種類 | 資金使途 |
---|---|
住宅ローン | 住宅の購入やリフォームなどに関わる費用 |
マイカーローン | 車やその周辺機器の購入などに関わる費用 |
教育ローン | 子供の入学や通学などに関わる費用 |
フリーローン | 原則自由(制限が設けられている場合もあり) |
カードローン | 原則自由 |
共済貸付と同じく、何にお金を使うのかによって借入可能なローンが異なるため、資金使途に応じたローンに申込みをましょう。
金利は0.5~15%程度、限度額は1億円程度まで借入可能
銀行ローンの金利・限度額も、銀行ごとに異なります。先ほど挙げた銀行ローンではおおよそ以下のような金利・限度額設定になっていることが多いです。
銀行ローンの種類 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
住宅ローン | 1%~3% | ~2億円 |
マイカーローン | 5%前後 | ~400万円 |
教育ローン | 2%~4% | ~300万円 |
フリーローン | 3%~8% | ~1億円 |
カードローン | 4%~15% | ~800万円 |
上表にまとめたものはあくまでも目安なので、実際に利用を検討している銀行ローンの商品詳細をきちんと確認しましょう。
おすすめの銀行カードローン:限度額が高く支払負担を抑えやすいバンクイック
以下の理由から、公務員が銀行ローンでお金を借りる場合、金利・借入限度額・スピードなどの総合力が高いバンクイックがおすすめです。
- 上限金利14.6%と消費者金融カードローンより低い
- 最大800万円まで借入可能なうえ使い道が自由
- 最小返済額1,000円と毎月の支払負担を抑えやすい
- 最短翌日融資と銀行カードローンの中でも早い
バンクイックは消費者金融カードローンより低金利なうえ、共済貸付より早くお金を借りられる可能性があるため、まとまった金額を低金利でスピーディーに借入したい公務員におすすめです。
また最小返済額1,000円という特徴もあるため、毎月の返済額を抑えやすく、所定ATMを使えば利用手数料が無料になるなど、支払負担を抑えやすい点も、バンクイックの魅力です。
バンクイックを提供する三菱UFJ銀行は知名度が高いので、「安心してお金を借りたい」と考える公務員も借入を検討してみましょう。
公務員におすすめのバンクイックが気になった場合、公式サイトを見て利用イメージをふくらませてみることをおすすめします。
バンクイックのメリット・デメリットや審査基準の他、審査落ちする人の特徴などが気になった場合は、以下の記事をご覧ください。
バレたくない公務員向け!即日でお金を借りる方法「消費者金融」とは
共済貸付も銀行ローンも公務員が借入を検討する際に有力な選択肢ですが、いずれも即日融資不可なため、今すぐにお金を借りたい場合には、消費者金融カードローンがおすすめです。
そこで本項目では、消費者金融カードローンの魅力や注意点などを把握して、より賢くお金を借りられるよう、以下を解説します。
- おすすめな理由
- 注意点
- 基本情報
「即日融資を受けられた!」「バレずにお金を借りることができた!」と思えるよう、次の項目から、スピードやバレづらさなどの強みをもつ消費者金融カードローンの特徴を解説します。
具体的にどの消費者金融カードローンがおすすめなのか気になった場合は、以下で概要をチェックして公式情報をご覧ください。
おすすめな理由:即日融資対応・原則職場連絡なし・無利息期間があるなど
お金を借りる方法を探している公務員に消費者金融をおすすめする主な理由は、スピード・バレづらさ・支払負担の抑えやすさなどのメリットがあるからです。
特に大手消費者金融には、「最短30分以内での即日融資に対応」「原則職場連絡・郵送物なし」「無利息期間がある」などの魅力があるため、周りにバレないよう、早くお金を借りる方法が気になる公務員におすすめです。
なかには「職場連絡がどうしても必要な場合、申込者の同意を得てかくれる」「無利息期間が最大180日」などの強みをもつ大手消費者金融もあります。
なお無利息期間とは、以下のように所定期間内の利息が0円になるサービスです。
短期間で返済する予定の公務員には、無利息でお金を借りることができる可能性があり、最短30分以内の即日融資に対応しているカードローンを選びたい場合は、以下の5社がおすすめです。
「大手消費者金融でお金を借りる前に注意点を確認しておきたい」という公務員のため、次の項目では申込前におさえておきたいポイントを解説します。
注意点:金利の高さに要注意!無利息期間でカバーしよう
公務員が消費者金融カードローンでお金を借りる場合、上限金利が約18%と、共済貸付や銀行ローンより高めな点に注意しましょう。
共済貸付や銀行ローンでお金を借りる際の金利は数%~15%ほどになるケースが多いため、利息を抑えたい公務員には、あまり消費者金融カードローンをおすすめできません。
ただし数ヶ月などの短期返済を考えている公務員の場合、共済貸付や銀行ローンより無利息期間がある消費者金融カードローンを選んだ方がよい可能性があります。
例えばレイクは最大180日の無利息期間があるため、状況によっては利息が0円となり、共済貸付や銀行ローンより支払負担を抑えられるうえ、Web申込なら最短25分で融資可能などの強みも生かせます。
無利息期間が充実しているレイクが気になった公務員は、以下から公式情報を見てみましょう。
貸付条件:金利はプロミス・限度額はアイフルやアコムが魅力的
消費者金融でお金を借りる方法が気になっている公務員のため、大手カードローンの金利・限度額を以下の表にまとめました。
消費者金融 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
アコム | 3.0%~18.0% | 1万円~800万円 |
レイク | 4.5%~18.0% | 1万円~500万円 |
アイフル | 3.0%~18.0% | 1万円~800万円 |
プロミス | 4.5%~17.8% | 1万円~500万円 |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% | 1万円~800万円 |
借入金額が100万円未満の場合は上限金利に近い金利が設定されることが多いため、返済シミュレーションや返済計画を立てる際は、上限金利を用いるとよいでしょう。
次の項目では、「消費者金融の特徴を理解したから申込先を具体的に検討したい」という公務員のため、おすすめのカードローンを紹介します。
即日融資希望の公務員におすすめの大手消費者金融カードローンを紹介
消費者金融でお金を借りる方法が気になった公務員のため、最短3分以内で借入可能・無利息期間最大180日などの強みをもつ、おすすめのカードローンをピックアップしました。
上記5社を検討すれば、「最短3分の即日融資が可能な借り方がわかった!」「このカードローンを選べば、職場連絡を回避しやすいのか!」などがわかるため、次の項目から各社の特徴を見ていきましょう。
プロミス:最短3分で融資可能!無利息期間も無駄なく使える!
- 申込~借入まで最短3分
- 無利息期間が初回借入日翌日から30日と無駄なく使える
- 上限金利17.8%と他の大手消費者金融より低め
「少しでも早くお金を借りる方法が知りたい!」という公務員には、融資スピード最短3分を誇り、原則職場連絡なしで在籍確認をしてくれるプロミスがおすすめです。
インターネット振込なら契約後最短10分で借入可能なうえ、職場連絡の必要がある場合でも、申込者の同意を得たうえで電話をしてくれるので、スピード・バレづらさを重視する公務員はプロミスをチェックしておきましょう。
プロミスなら無利息期間が初回借入日翌日から起算されるため、契約日翌日から起算されるカードローンより利息を抑えやすい点も魅力的です。
他にも、上限金利が17.8%と一般的な大手消費者金融の18.0%より低いという強みがあるので、プロミスが気になった公務員は公式サイトを見てみましょう。
SMBCモビット:審査時間最短15分!多機能カードなどが使いやすい!
- 会員サービスなどが使いやすい
- 申込~借入まで最短15分
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SMBCモビットは、機能が豊富な会員サービス「Myモビ」や多機能カード「モビットカードnext」を使えるなどの強みがあるため、お金を借りる際に利便性の高さを重視する公務員におすすめです。
Myモビなら借入・返済手続きの他、支払予定日の登録や利用残高の確認などができます。
またモビットカードnextには、「見た目がクレジットカードに近くローンカードとバレづらい」「Vポイント機能があり、ETCカードの申込も可能」などのメリットがあるため、スマートにお金を借りたい公務員にもおすすめです。
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アイフル:在籍確認の99%以上が職場連絡なしでバレづらい!
- 職場連絡なしで契約した人の割合が99.7%とバレづらい
- 申込~借入まで最短18分
- 審査基準が他の大手消費者金融と大きく異なる可能性あり
- 最大30日無利息で借入可能
「できる限りバレずにお金を借りる方法を選びたい!」という公務員には、利用者の99.7%が職場連絡なしで借入できたとされるアイフルがおすすめです。
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レイク:無利息期間が最長180日・審査時間は最短15秒!
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あなたの状況に合わせて無利息期間の利用方法を選べるうえ、ネットで借入・返済をすれば余計な手数料を払わなくて済む点がレイクのメリットです。
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アコム:最短20分・審査落ちが心配な公務員にもおすすめ!
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アコムの審査通過率は約40%と、一般的な大手消費者金融の20%・30%台より高めとなっているため「即日融資を受けたいけど審査落ちが心配な際におすすめのお金を借りる方法は?」という公務員は要チェックです。
Web申込なら借入まで最短20分で済ませられるうえ、基本的に在籍確認は書類となるため、同僚にカードローンの利用がバレたくないと考える公務員も、アコムの魅力を感じられるでしょう。
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公務員が住宅ローンでお金を借りるならどこがいい?
ここからは「住宅ローンでお金を借りる場合、どこがいい?」という公務員のため、以下の2点を解説します。
- 共済組合より民間からの借入がおすすめ
- おすすめの選び方
上手く金利を抑えつつ、申込のしやすい借入方法を見つけるため、次の項目から公務員におすすめの住宅ローンをチェックしていきましょう。
低金利で高額を借りやすい民間での借入がおすすめ
住宅ローンでお金を借りる方法が気になる公務員に、共済組合より民間からの借入をおすすめする主な理由は、以下のとおりです。
- 1%以下で借りられるケースがあるなど金利を抑えやすい
- 「組合加入後3年以上でないと借入不可」などの制限がない
例えば文部科学省共済組合の住宅貸付で公務員がお金を借りる場合の条件は、組合員期間3年以上・金利1.84%であるうえ、組合員期間が5年未満の借入限度額は最高1,200万円とされています(※)
(※)参考:文部科学省共済組合 | 貸付事業
一方民間の住宅ローンだと、財形住宅金融株式会社「フラット35エース」の場合、0.72%~の低金利で借りることができるうえ、「公務員になってから〇年以上でないと申込不可」などの条件はありません(※)
このように金利や申込条件などの制限が少ない傾向があるため、公務員が住宅ローンでお金を借りる場合には、民間からの借入がおすすめです。
おすすめの選び方:支払負担・審査条件などを確認する
公務員が住宅ローンでお金を借りる際には、以下の4点を意識して借入先を選ぶことをおすすめします。
- 金利
- 審査基準
- 費用
- その他のサービス
住宅ローンを選ぶ際、「金利が低いかどうか」「固定金利と変動金利のどちらを選ぶか」などに注意すると、利息を抑えやすいです。
所定期間内の金利が変動しない固定金利は返済計画が立てやすい一方、変動金利より金利が高くなる傾向があるなどの特徴をふまえて選べば、納得のいくお金の借り方ができるでしょう。
また審査に通るかどうか不安な公務員は、団信未加入でも契約できる住宅ローンなどを検討すると、よりお金を借りやすくなる可能性があります。
他にも借入に伴う事務手数料・登記費用などの支払負担や、所定の病気になると返済が免除されるなどの特約がつく住宅ローンがある点を意識すると、より賢くお金を借りることができるでしょう。
公務員がお金を借りる時のポイント
お金を借りるにあたっては、審査や返済など、さまざまなことを意識しなければなりません。
そこで本項目では、公務員がうまくお金を借りるために意識しておきたいポイントを解説します。
- 借入希望額と収入のバランスを考える
- 金利のタイプを確認する
- 借入目的を明確に決めておく
それぞれのポイントについて、詳しく説明します。
借入希望額と収入のバランスを考える
借入金額額と収入のバランスは、お金を借りる時に意識すべきポイントのひとつです。お金を借りたら必ず返済しなければならないので、審査においては返済できるだけの収入があるかどうかを判断されます。
借入希望金額が50万円だとして、年収が200万円の人と年収が1,000万円の人では、どちらのほうが安定して返済を継続できそうかは明らかでしょう。
必要としている金額があるとしても、その金額をご自身の収入で借りられそうかどうか、客観的に判断する必要があります。
金利のタイプを確認する
貸付やローンに適用される金利にはさまざまなタイプがありますが、一般的には「固定金利」「変動金利」「固定金利期間選択」のいずれかが適用されることが多いです。
固定金利は、適用される金利が借入当初から完済まで一定のタイプなので、返済シミュレーションをおこないやすいのが特徴です。
変動金利は金融情勢の変化に伴って借入金利が変動するタイプの金利で、金融情勢の動向次第で返済に大きな影響を受けることも考えられます。
固定金利期間選択は、「借入〇年間は〇%」のように一定期間は固定金利が適用され、その後は変動金利に切り替わるタイプの金利です。
返済計画の立てやすさを重視する場合は固定金利、金利の低さを重視する場合は変動金利など、あなたの希望に応じて金利のタイプを決めましょう。
借入目的を明確に決めておく
お金を借りる時に「ただ何となく必要だから」で借りる人は少ないはずで、何かしらの目的のために必要なお金を借りようとするはずです。
先ほどから少し触れていますが、資金使途によって利用できるローンの種類も変わってくるので、借入目的は明確に決めておかなければなりません。
資金使途が自由なローンであれば、借入目的が不明瞭な状態でも借入できますが、資金使途が自由なローンは総じて適用金利が高めな傾向にあります。
返済負担のことを考えると、資金使途をきちんと決めてそれに沿ったローンに申込むほうが、賢明といえるでしょう。
審査に落ちやすい公務員の特徴
公務員の方は総じてローン等の審査には通りやすいですが、審査に落ちないわけではありません。
審査に落ちる公務員の方には、以下に挙げるような特徴が見られることが多いです。
- 他社からの借入がある
- 信用情報の評価が低い
- 申告内容に誤りがあった
- 短期間に何度も申込んだ
- 退職時期が近い
それぞれの特徴について、詳しく説明します。
他社からの借入がある
既にほかの金融機関から複数の借入がある場合、審査に落ちてしまう可能性があります。
申込者が他社から借入をしているかどうかは、信用情報を照会すればわかるため、金融機関に借入の事実を隠し通すことはできません。他社から既にお金を借りている公務員は、その分だけ支払余力が少ないとみなされやすいです。
借入先が一社なら、新たに借入をおこなっても返済を継続できるでしょう。しかし、すでに複数社から借り入れている状態では、返済が行き詰まってしまう可能性が高いです。
金融機関も融資をおこなう以上は必ず回収しなければなりませんから、返済可能性の低い申込者を審査に通すわけにはいきません。他社から複数の借入がある場合は、既存の借入先をなるべく減らしたうえで申込むことを心がけましょう。
信用情報の評価が低い
信用情報の評価が低い方も、審査落ちの対象となります。
信用情報には他社からの借入情報だけでなく、クレジットカードの利用・支払実績、各種ローンの借入・返済実績など、これまでの信用取引に関する履歴が記録されています。
金融機関が信用情報の低さを把握したうえで、当該申込者を審査に通すかどうかといわれれば、答えは「NO」でしょう。
信用情報に一度記録された情報は、時間経過によってしか抹消されません。
遅延や延滞などの情報は、抹消されるまで数ヶ月~数年かかるため、金融トラブルを起こした公務員は、審査に通るのが難しいでしょう。
申告内容に誤りがあった
申告内容の誤りや矛盾は、審査落ちになりえる要素のひとつです。
借入を申込む際は、住所や電話番号・年収といった個人情報を申告する必要があり、それらの情報は審査時に確認されます。
申告内容に誤りがあり、本人確認のための電話をおこなえないようなことがあると、金融機関としても審査を進めるわけにはいきません。
また、先ほどお伝えしたように年収は限度額の決定に関わる重要な要素です。申告した年収が高いほど多くの金額を借りやすくなりますが、申告された年収が本当に正しい金額かは、提出書類と突き合わせて確認されます。
もし矛盾があれば、意図的に事実と異なる内容で申告したと判断され、審査落ちになる可能性が高まります。
短期間に何度も申込んだ
どうしてもお金を借りたいと思っていても、短期間にさまざまなローンに繰り返し申込むのは避けたほうが良いです。
「何らかのローンに申込んだ」という情報も、信用情報にすべて記録されます。短期間に繰り返しさまざまなローンに申込んでいることを金融機関が把握した場合、「この申込者はお金に困っているのかもしれない」と考えられる可能性があります。
お金のやりくりに困っているほど、返済能力を懸念されやすいため、短期間にさまざまなローンに申込むのは避けましょう。
退職時期が近い
公務員は収入が安定しているので、金融機関からみれば安心して融資をおこないやすい職業のひとつです。
ただしそれは「現役の公務員」の場合に限られます。既に公務員を退職していたり、近い将来退職することが決まっていたりする場合は安定性が失われるので、審査に落ちてしまう可能性があるでしょう。
公務員という立場を有効利用したい場合は、現役で退職する予定もないときに借入を申込むことが重要です。
なお、ここまで本記事を読んでも自身に合う借り方が見つからない場合は、もう少し視野を広げ、クレジットカードのキャッシング枠や信販会社カードローンなども検討する方法もあるため、以下の記事を見てみましょう。
まとめ:希望にあわせてお金を借りる方法を選び、より充実した公務員ライフを送ろう!
公務員がお金を借りる際には、借入目的や金利、審査基準などをふまえて選ぶことが大切です。
例えば共済貸付でお金を借りる場合、金利が低い・審査基準が民間より甘い可能性があるなどの利点がある一方、借入までに1ヶ月程度の時間がかかるうえ、使い道が限定されるケースがあり、上司などにバレる可能性もあるためご注意ください。
「職場にバレることなく即日融資を受けたい」「借りたお金を自由に使いたい」という公務員には、原則職場連絡なし・最短30分以内で借入可能・使途自由などの強みをもつ大手消費者金融カードローンがおすすめです。
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「もう少し、各消費者金融カードローンの特徴を把握したうえでお金を借りる方法を決めたい」という公務員は、以下の記事でおすすめランキングや賢い選び方などをご覧ください。