高齢者がお金を借りる際、方法によっては年齢に上限が設定されているものがあるため、注意しなければなりません。
例えば、銀行などから融資を受ける場合は金融機関により年齢に上限を設けているケースが少なくないです。
また、住宅や生命保険の解約返戻金を担保にするなど、お金を借りる方法は様々あるため、自分に合ったやり方を探してみましょう。
本記事では、高齢者がお金を借りるための方法について紹介します。
おすすめのカードローンや借りる際の注意点なども解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
- 高齢者がお金を借りる4つの方法
- 生活福祉資金貸付制度を利用してお金を借りる
- 自宅を担保にお金を借りる(リバースモーゲージ)
- 契約者貸付制度を利用してお金を借りる
- ろうきんの「年金ローン」を利用して低金利でお金を借りる
- カードローンを利用してお金を借りる
- 高齢者がお金を借りる際カードローンが向いている4つの理由
- 保証人や担保なしでお金を借りられるため
- 家族に心配されたり迷惑をかけにくいため
- 質問があれば専用窓口で尋ねられるため
- 免許返納後でも問題なくお金を借りられるため
- 高齢者でもお金を借りられるおすすめ消費者金融カードローン6選
- アコムは72歳まで借入できる
- レイクは70歳まで借入できる
- アイフルは69歳まで借入できる
- プロミスは74歳まで借入できる
- SMBCモビットは74歳まで借入できる
- ベルーナノーティスは80歳まで借入できる
- 高齢者でも利用できるおすすめ銀行カードローン5選
- 三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)
- 三井住友銀行カードローン
- みずほ銀行カードローン
- オリックス銀行カードローン
- auじぶん銀行カードローン
- 年齢上限の高いおすすめ地方銀行カードローン5選
- 北海道銀行カードローン
- 常陽銀行カードローン
- 千葉銀行カードローン
- 静岡銀行カードローン
- トマト銀行カードローン
- 返済目途が立てづらい高齢者でもリバースモーゲージならお金を借りられる
- リバースモーゲージの仕組みについて
- リバースモーゲージのメリットとデメリット
- リバースモーゲージを利用する上で知っておきたい3つのリスク
- リバースモーゲージが向いている人と向かない人
- 高齢者がお金を借りる際の5つの注意点
- 契約期間中に年齢上限に達した場合は追加の借入ができない
- 年金を担保にお金を借りるのは違法
- 万が一の際は返済義務が妻や子供へ相続される
- 違和感や不審な点があれば悪質業者や詐欺を疑う
- 高齢者がお金を借りる際よくある質問
- 高齢者だとお金を借りる際の審査は厳しくなる?
- 年齢制限を気にせずお金を借りるには?
- バレずにお金を借りるおすすめの方法はある?
- まとめ
高齢者がお金を借りる4つの方法
高齢者の場合、年齢制限や収入の面から一般的に融資を受けにくくなりますが、中にはお金を借りられる制度などもあるため利用してみましょう。
日本貸金業協会の「資金需要者等の借入意識や借入行動等に関する調査結果報告」によると、貸金業者から借入経験のある個人のうち、約20%が60歳以上という報告がされています。
そのため、サービスを選べば高齢者でもお金を借りることが可能です。
高齢者がお金を借りる主な方法は次の5つです。
借入方法 | 貸付条件 | 対象年齢 |
生活福祉資金貸付制度 | ・低所得者世帯 ・障害者世帯 ・65歳以上の高齢者が属する世帯 | 65歳以上でも申し込み可能 |
リバースモーゲージ | 土地や持ち家を所有している | 55歳〜80歳前後 |
契約者貸付制度 | 生命保険を契約している | 満期による |
ろうきんの「年金ローン」 | ろうきんに年金の受給口座を開設している | 65歳以上のでも申し込み可能 |
カードローン | 安定した収入がある | 〜80歳まで |
以下より、それぞれの方法について解説していきます。
また高齢者に限った話ではなく、お金を借りる方法についてより詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。
生活福祉資金貸付制度を利用してお金を借りる
高齢者が公的融資制度を利用してお金を借りるのであれば、低所得者・高齢者・障がい者などの生活を支援する「生活福祉資金貸付制度」が挙げられます。
生活福祉資金貸付制度 は一定の条件を満たした人に、低利息または無利子で生活費の貸し付けをおこなう制度です。
生活福祉資金貸付制度は主に以下のような方が対象です。
- 低所得者世帯:必要な資金を他から借りることが困難な世帯
- 障害者世帯:障害者手帳などの交付を受けた人が属する世帯
- 高齢者世帯:65歳以上の高齢者が属する世帯
生活福祉資金貸付制度に明確な年齢上限はなく、65歳を超えた高齢者がいる世帯であれば審査を追加できる可能性があります。
貸付利子の利率は、連帯保証人を立てる場合は無利子、連帯保証人を立てない場合は年1.5%で借入できます。
ただし、一定額の収入がある方や、生活保護・失業等給付金など他に公的支援を受けている場合は対象外となります。
審査期間は最低でも1ヶ月かかると言われているため即日お金が必要な方には向きませんが、カードローンに比べて圧倒的に利率が低いので高齢者の方は生活福祉資金貸付制度も検討してみてください。
また、市役所や区役所にお金の相談をすることにより、支援を受けられる可能性があります。
ただし、役所はあくまでも相談窓口であり、直接融資を受けられるわけではありません。自治体の公的な貸付制度は、主に地域の社会福祉協議会が決定しており、「自立相談支援機関」に相談・申し込みをする必要があります。
申請が通ると目的に応じた生活福祉資金の融資を受けられますが、資金の種類によって貸付限度額が変わるため注意してください。
自宅を担保にお金を借りる(リバースモーゲージ)
リバースモーゲージとは、住宅を担保にして金融機関・公的機関からお金を借りる制度で、借入している人が死亡した際に担保にした不動産を処分することにより、借金を返済する仕組みです。
リバースモーゲージの詳細については後述しますが、主な特徴としては、借入の担保である住宅に住みながら借入できる点が挙げられます。
また、リバースモーゲージは1つの機関・業者が提供しているサービスではなく、さまざまな金融機関や各地域の社会福祉協議会が取り扱っているため、利用する際は比較・検討を踏まえておきたいところです。
契約者貸付制度を利用してお金を借りる
契約者貸付制度とは、生命保険の契約者が対象で、解約返戻金を担保にお金を借りる方法です。解約返戻金とは貯蓄型の生命保険で積み立てており、解約時に払い戻される金額のことです。
老後資金を賄う際に、生命保険を解約する方法もありますが、一度でも解約をすると保険料が高くなったり加入できなくなったりします。また、解約してから再度契約する際に万が一のことがあっても保障は受けられません。
この契約者貸付制度を利用すると、生命保険を解約する必要はなくお金を借りられます。なお、生命保険の解約返戻金が担保となることから、審査を受けずに融資を受けられる点もメリットです。
ろうきんの「年金ローン」を利用して低金利でお金を借りる
年金ローンは、労働金庫(ろうきん)を年金受給口座に設定している人、もしくは新規で開設する人が対象のローンになります。
年金を担保に融資を受けられるものであり、ろうきんの口座を開設することが条件ですが、低金利でお金を借りられる点はメリットです。
また、担保や保証人は不要で生活資金として幅広い用途に利用できます。融資可能金額は200万円以内、もしくは年間年金受領額のいずれか少ない方となり、利率は5.575%~7.575%です。
カードローンを利用してお金を借りる
カードローンとは、各金融機関が提供している個人向けの融資サービス・金融商品のことで、発行されたカードを利用してATMなどからお金を借りる方法です。
契約の際に実施される審査に通過することで、自由度が高い資金を賄えます。
なお、カードローンを提供している金融機関は消費者金融と銀行であり、主な種類は次の3つです。
- 消費者金融カードローン
- 銀行カードローン
- 地方銀行カードローン
消費者金融カードローンは審査期間が短く、最短即日融資を受けられる場合があります。金利負担がない無利息期間を設けている、さらにWebで申し込みができるなど利用する上でハードルは低いものの、金利が銀行より高く設定されていることが少なくないです。
一方、銀行カードローンは限度額が大きく低金利という点はメリットですが、消費者金融と比較すると審査は厳しい傾向にあります。また、対応しているATMが多く利用しやすい点もメリットです。
地方銀行が提供しているカードローンは申し込み可能な 年齢が高く設定されていたり、無担保でも借りられたりするものがあります。ただし、該当の地方銀行が近くにない場合は利用しにくい点はデメリットです。
これらの特徴を押さえた上で、おすすめのカードローンを後ほど紹介するためチェックしてみてください。
高齢者がお金を借りる際カードローンが向いている4つの理由
高齢者がお金を借りる際にカードローンが向いている理由は4つあります。それぞれどのような理由があるかを見ていきましょう。
- 保証人や担保なしでお金を借りられる
- 家族に心配されたり迷惑をかけにくい
- 質問があれば専用窓口で尋ねられる
- 免許返納後でも問題なくお金を借りられる
以下より、それぞれの理由について解説していきます。
保証人や担保なしでお金を借りられるため
カードローンは各金融機関の審査を通過すれば、保証人や担保は不要でお金を借りられます。リバースモーゲージは住宅を担保に、契約者貸付制度は生命保険の契約返戻金を担保にするため、これらのものがないと融資を受けられません。
その点、カードローンは各金融商品が定める申込資格や審査基準を満たしていれば、誰でも利用可能です。消費者金融であれば即日融資を受けられる可能性もあるため、急いで資金を調達する必要がある場合にも対応できるでしょう。
もちろん高齢者が全てのカードローンを利用できるわけではありません。中には申込年齢に上限を設けているケースがあり、一定の年齢以上になると利用できないことがあります。そのため、カードローンを利用する際には申込条件などをよく確認してください。
家族に心配されたり迷惑をかけにくいため
カードローンは家族に心配されたり迷惑をかけにくかったりする点もメリットの一つです。
例えば、リバースモーゲージを利用する場合は配偶者の同意が必須であるため、一人で契約まで自己完結はできません。他にも、融資を受ける方法によっては家族の同意が必要な場合や、契約書類が自宅に届くケースがあります。
そのため、お金を借りていることが家族に知られてしまい、心配される可能性があるでしょう。その点、カードローンは一人で申し込みから契約を完結でき、自宅へ郵送物が届くことも少ないため家族に利用を知られにくいです。
質問があれば専用窓口で尋ねられるため
カードローンは消費者金融や銀行が提供しているサービスであり、不明点や質問があれば専用の窓口に相談できる点もメリットです。自分の年齢でも融資を受けられるかが不安な場合でも、専用窓口に尋ねることで解消できるでしょう。
公的機関の場合、電話が繋がりにくいこともありますが、カードローンの専用窓口であれば受付時間内に連絡しスムーズに問い合わせできます。
お金を借りることや返済についても相談できるため、安心して融資を受けられるでしょう。
免許返納後でも問題なくお金を借りられるため
融資を受ける際には本人確認書類を提出することが一般的です。高齢者であれば既に運転免許証を返納しており、手元にないケースも考えられるでしょう。
一方で、カードローンの本人確認は年金手帳や各種保険証などにも対応しているため、免許返納後でも問題なくお金を借りられます。
他にも、免許返納後で車を運転できず店舗・ATMへの移動ができない場合でも、Web上で借入できるものが多いため安心です。
高齢者でもお金を借りられるおすすめ消費者金融カードローン6選
ここでは、高齢者の方におすすめな消費者金融カードローンを紹介していきます。
おすすめとして挙げられる業者は、以下の6つです。
- アコム
- レイク
- アイフル
- プロミス
- SMBCモビット
- ベルーナノーティス
以下より、それぞれの詳細について解説していきます。
アコムは72歳まで借入できる
アコムの申込条件は20歳以上の安定した収入と返済能力を有する人であり、年齢の上限は72歳となっています。そのため、高齢者でも融資を受けられます。
ただし、年金以外に安定した収入を得ている人でなければ契約できないため注意してください。
初めての利用であれば契約日の翌日から30日間は金利が発生しません。Web申し込みに対応しており、スマートフォンで完結するため来店は不要です。
審査をクリアすると最短20分で融資を受けられます(※)。
利息は利用日数分だけしか発生しないため、早く返済するほど負担を軽減できます。他にも、借入可能かすぐに分かる「3秒スピード診断」もあるため、不安な人は試してみてください。
(※)お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
レイクは70歳まで借入できる
レイクは新生フィナンシャルが提供するカードローンで、満20歳以上70歳以下の人が申し込みできます。
初めての利用であればWeb申し込み限定で60日間無利息になり、5万円までであれば180日間無利息になります。Web申し込みに対応しており24時間365日いつでも好きなタイミングで手続きを進められる点もメリットです。
さらに、申し込みをすると最短15秒で審査結果が分かり、クリアすると最短25分で融資を受けられるため、急ぎで融資を受けたい人にもおすすめです。
アプリを利用するとスマートフォンから銀行口座を指定して振り込みできるなど、便利に利用できます。
アイフルは69歳まで借入できる
アイフルのキャッシングローンは最大800万円まで借入でき、初めての利用で最大30日間利息が0円になります。急いでいる場合でも最短20分で審査が完了し、Webか全国の無人店舗で契約すると即日融資が可能です。
申し込みから返済まで全てWebに対応しており、審査結果はメールで届き郵送物は一切ないため誰にも知られずに借入できます。申込対象は69歳までの人ですが、無職の場合は契約できないため注意してください。
アイフルには1秒診断があり、その場で融資を受けられるかを判断できます。申し込みは24時間受け付けているので、好きなタイミングで利用してみてください。
プロミスは74歳まで借入できる
プロミスは18歳から74歳までの人が対象で年齢が幅広く、高齢者でも利用しやすいカードローンです。
さらに、初回の借入の翌日から30日間は無利息で利用できます。申し込みから融資までの手続きを全てWeb上で完結できます。24時間365日申し込みの受け付けをしており、最短3分で融資を受けられる点もメリットです。
また、プロミスはアプリローンに対応しており、スマートフォンがあれば来店不要で郵送物もなく利用を始められるため便利です。ただし、収入が年金のみの場合は申し込みできない点に注意してください。
SMBCモビットは74歳まで借入できる
SMBCモビットは三井住友カードが提供しているカードローンで、大手金融機関ということから安心して利用できるでしょう。申し込みは74歳までの人が対象(※)となっているため、高齢者でも利用しやすいです。
SMBCモビットは大手消費者金融のカードローンの中で無利息期間を設定していませんが、会員サービスが充実していることから人気があります。例えば、返済でVポイントが貯まるなどお得なサービスがあります。
Webに対応しているため自分のタイミングで申し込み可能です。また、スマホアプリをリリースしており、スマートフォンがあれば増額審査申込・支払予定日登録・取引履歴照会など便利な機能を活用できます。
(※)収入が年金のみの方はお申込いただけません。
ベルーナノーティスは80歳まで借入できる
ベルーナノーティスは、上限融資額が300万円と他社よりも低いですが、年齢上限は80歳までと高く設定されているため、高齢者の方でも利用しやすいです。
また、毎回のご利用において、無利息期間が14日間適用されている点も嬉しいポイントです。無利息期間は、初回利用時のみに適用されるのが一般的ですが、ベルーナノーティスでは完済後の再度借入時にも適用されます。
くわえて、月々の返済額も2,000円からとなっておりますので、大きく負担にはならないのではないでしょうか。
審査スピードに関しても申し分なく、最短30分で完了し、融資も最短24時間以内の対応が可能です。Web申し込みに対応しており、最短3分で完了する点もメリットになるでしょう。
創業35年以上と歴史のある消費者金融で、初めて利用する人でも安心感があります。
高齢者でも利用できるおすすめ銀行カードローン5選
ここからは、年齢上限が高く設定されているおすすめの銀行カードローンについて紹介します。
おすすめとして挙げられる業者は、以下の5つです。
- 三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)
- 三井住友銀行カードローン
- みずほ銀行カードローン
- オリックス銀行カードローン
- auじぶん銀行カードローン
以下より、それぞれの詳細について解説していきます。
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)
三菱UFJ銀行のカードローンは「バンクイック」という商品名で、金利1.8%から14.6%と、消費者金融よりも低金利で借入できます。申込年齢は満20歳以上65歳未満の国内に居住する人であるため、60歳以上の人でも利用可能です。
また、メガバンクのカードローンであるため安心して利用できる点もメリットです。担保・保証人は不要でWebからの申し込みにも対応しており24時間、土日も受け付けているため手軽さもあります。
さらに、バンクイックはメガバンクの中で唯一収入が年金の場合でも申込可能です。そのため、より多くの人が利用できるカードローンといえるでしょう。
三井住友銀行カードローン
三井住友銀行カードローンは預金口座を開設する必要なく、20歳以上69歳以下の人が利用できます。メガバンクのカードローンの中では上限年齢が比較的高く、高齢者でも利用しやすいでしょう。
審査スピードも早く、回答は最短当日に受けられるため急いでいる人にもおすすめですまた、「お借り入れ10秒診断」があり年齢・年収・他社の借入額を入力するだけで借入可能かの診断を受けられます。
返済日は毎月5日・15日・25日・月末の中から好きな日程を選べる点も魅力です。返済相談の窓口があるため、困ったときに問い合わせしやすいでしょう。
みずほ銀行カードローン
みずほ銀行カードローンは65歳以下の人が利用できる銀行カードローンです。銀行カードローンの中でも上限金利が低く、最大14.0%で借入できます。Web申し込みに対応しており、24時間受け付けているため自分の好きなタイミングで申し込み可能です。
融資可能額は最大800万円と高く、審査をクリアすることで必要な資金を調達しやすいでしょう。返済する際は、みずほ銀行のATMか一部のコンビニATMを利用することにより手数料が0円になる点も魅力です。
定期返済だけでなく一括返済も選べるため、金利を抑えたい人は一度に返済すると良いでしょう。
オリックス銀行カードローン
オリックス銀行カードローンは10種類のコースがあり、利用限度額や金利に応じて好きなプランを選択可能です。銀行カードローンでありながら上限年齢が69歳未満と高く設定されており、契約日の翌日から30日間の無利息期間があります。
利用できるATMの台数は全国に10万台以上あるため、近隣にて返済がしやすいです。また、提携ATMで利用する際に手数料はかかりません。
他にも、ガン保障特約付きプラン「Bright」に加入すると、契約期間中に万が一のことがあっても保険金を未返済債務に充当するため安心です。さらに、「Bright」に加入した場合、死亡・高度障害・ガンと診断確定されると借入残高が0円になります。
auじぶん銀行カードローン
auじぶん銀行カードローンは「じぶんローン」という商品名で、70歳未満の人まで申し込みでき契約までスマートフォンがあれば完結できます。
また、三菱UFJ銀行やセブン銀行、ローソン銀行など多くの銀行と提携しており、ATM利用手数料が0円である点も魅力です。
他にも、アプリの機能が優れており使いやすいです。
毎月の返済額は1,000円からになるため、月々の返済負担を抑えられます。利用明細書をはじめ郵送物がないため、周囲に利用がバレにくく安心です。
年齢上限の高いおすすめ地方銀行カードローン5選
ここからは、年齢上限が高く設定されているおすすめの地方銀行のカードローンを紹介します。
おすすめとして挙げられる業者は、以下の5つです。
- 北海道銀行カードローン
- 常陽銀行カードローン
- 千葉銀行カードローン
- 静岡銀行カードローン
- トマト銀行カードローン
以下より、それぞれの詳細について解説していきます。
北海道銀行カードローン
北海道銀行カードローンは「道銀ラピッドカード」という商品名で、74歳までの人が利用できます。最短で当日中の融資が可能であるため、急いで資金を調達したい人にもおすすめです。
月々の返済額は2,000円からであるため、毎月の出費の負担を抑えやすいです。他にも、スマートフォンがあれば契約までを完結できるため、手軽に申し込みできるでしょう。
1万円からでも借入ができ、最大で800万円まで利用できます。3つの項目を入力することで借入可能か判断できる「3秒診断」もあるため、是非活用してみてください。
常陽銀行カードローン
常陽銀行のカードローンは「キャッシュピット」という商品名で、74歳までの人が契約できます。審査はあるもののパートやアルバイトの人でも申し込みでき、担保や保証人は必要ありません。
ただし、茨城県、宮城県、福島県、栃木県、千葉県、埼玉県、東京都に居住または勤務している人でないと利用できないため注意してください。
公式サイトでは「簡易診断」を受けられ、その場で利用できるかを把握できます。
Web申し込みに対応しているため、手軽に利用できる点も魅力です。
千葉銀行カードローン
千葉銀行のカードローンには「シニア応援ローン」というものがあり、79歳まで契約できます。ただし原則として、千葉県・東京都・茨城県・埼玉県・神奈川県(横浜市・川崎市)に住んでいる人しか契約できません。
また、シニア応援ローンを利用できる人は千葉銀行との預金取引が10年以上あり、年金担保融資の利用がない人に限定されるため注意してください。
返済期間は最長で10年であるため、老後のライフプランに合わせて計画的に利用できる点が魅力です。
静岡銀行カードローン
静岡銀行カードローンは「SELECA」という商品名で最大1,000万円まで借入でき、69歳までの人が契約可能であるため高齢者でも利用しやすいカードローンです。また、静岡銀行の口座がなくても利用できる点も魅力です。
さらに、2023年8月1日から11月30日までの間、60日間無利息になるキャンペーンを実施しています。しずぎんATMではいつでも利用手数料が無料になり、セブン銀行ATMでは月3回まで手数料が無料になります。
返済額は月々2,000円からであるため、毎月の支出の負担を抑えやすいでしょう。Web申し込みにも対応しているため、来店不要で手軽に申し込みできます。
トマト銀行カードローン
トマト銀行は岡山県にある地方銀行です。トマト銀行カードローンは「キューリ」という商品名で、68歳までの人が申し込みできます。地方銀行のサービスですが、Webに対応しているため来店不要です。
満20歳以上で満68歳以下で安定した収入があれば誰でも申し込みできる点もメリットです。融資額の最高は1,000万円と高い点も魅力の一つで、さらに毎月の返済額は最少2,000円からであり、余裕を持った返済計画を立てられます。
トマト銀行のATMだけでなく、セブン銀行ATM・イーネットATM・ローソン銀行ATMと提携しているため近くのコンビニで利用できるでしょう。
返済目途が立てづらい高齢者でもリバースモーゲージならお金を借りられる
高齢で収入が少なく返済目途が立てづらい場合でも、リバースモーゲージであればお金を借りられる場合があります。
ここからは、冒頭で紹介したリバースモーゲージについて詳しく説明していきます。
リバースモーゲージの仕組みについて
リバースモーゲージとは、自宅を担保に融資を受ける借入方法です。基本的には老後資金を得ることが目的であるため、基本的に55歳から80歳までを対象としています。
貸付方式には大きく分けて「年金方式」「一括方式」「極度額方式」の3種類があります。
極度額とは契約における利用限度額の上限額のことです。また年金方式とは毎月一定額を借りられるタイプで、一括方式は最初に残額を一括して借りられます。
そして、極度額方式は融資極度額の範囲内で借入・返済を随時行うものです。
リバースモーゲージのメリットとデメリット
リバースモーゲージの主なメリットとデメリットは次の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
毎月の支払いは利息のみ | 相続人の同意が必要 |
貸し付け方式が3つあり、年金方式の貸付や一括での貸付も可能 | マンションは対象外となるケースが多い |
自宅を手放さずに老後資金の借入れ可能 | 相続人に債務が残る可能性がある |
返済の目途が立てづらい高齢者でも借入可能 | 使い道が限られる場合がある |
銀行や公的機関が提供しているため安心感がある | 住宅の立地や評価額により条件が設けられることがある |
リバースモーゲージでは返済期限を借主死亡時に設定することにより、死ぬまで今の住宅に住み続けられる上借入額を無理に返済する必要はありません。住宅を担保にするといっても、手放す必要がない点はメリットといえるでしょう。
しかし、リバースモーゲージは相続人などの同意が必要になるため、家族と相談した上で利用しなければなりません。
他にも、現在居住している住宅の種類や状態によっては、担保にならないケースもあります。場合によっては相続人に債務が残る可能性がある点にも注意してください。
リバースモーゲージを利用する上で知っておきたい3つのリスク
リバースモーゲージを利用する際の主なリスクは次の3つです。
長寿のリスク | 契約期間以上に長生きした場合は、借入額の一括返済もしくは住宅の売却が必要 |
---|---|
金利変動のリスク | 金利の変動次第では、契約期間の途中で借入上限に達することもある |
土地評価下落のリスク | 契約期間中に土地評価額が下がれば、売却しても完済できない可能性がある。その場合は、相続人が返済の義務を負う。 |
リバースモーゲージは死亡後に自宅を売却したお金で返済しますが、金融機関によっては返済期限が指定されている場合があります。この場合、想定よりも長生きした状態で契約が終了すると、元金・利息を一括で返済しなければなりません。
他にも「金利変動のリスク」があり、契約期間中・存命である間に借入上限に達してしまうケースが考えられるため、想定よりも受けられる融資額が減る可能性はゼロではありません。
また、住宅や土地の評価額は固定ではないため「土地評価下落のリスク」にも注意してください。契約期間中に土地・住宅の価値が下がることにより、売却しても完済できないリスクがあります。
リバースモーゲージを利用する際は、これらのリスクを把握する必要があります。場合によっては家族に迷惑をかける可能性も考えられるため、十分に相談した上で申し込みを検討してください。
リバースモーゲージが向いている人と向かない人
リバースモーゲージは前提として住宅を所有している人しか利用できません。老後の資金調達に困っている人の中でも、死ぬまで住み慣れた自宅で過ごしたいと考えている人に向いています。
その一方で、住宅を担保にする制度であるがゆえに、自宅の評価額に不安がある人には向きません。例えば、古くなった建物であったり利便性に乏しい条件の立地であったりすると評価額は低くなる傾向にあります。
このようなケースでは、想定よりも融資額が少なくなったり、将来的に返済する金額が増えたりします。場合によっては相続人である子どもが返済することになるなど、余計な負担をかけてしまいかねません。
これらのことから、相続人などの家族と相談し理解を得られない場合も向いていないといえるでしょう。
高齢者がお金を借りる際の5つの注意点
高齢者がお金を借りる際の主な注意点は次の4つです。
- 契約期間中に年齢上限に達した場合は追加の借入ができない
- 年金を担保にお金を借りるのは違法
- 万が一の際は返済義務が妻や子供へ相続される
- 違和感や不審な点があれば悪質業者や詐欺を疑う
以下より、それぞれの注意点について解説していきます。
契約期間中に年齢上限に達した場合は追加の借入ができない
各金融機関は融資した金額をより確実に回収するために、申込や利用に年齢上限を設定しているケースがほとんどです。
そのため、申込時は設定された年齢よりも若い場合でも、契約期間中に上限に達するケースが考えられます。
この場合、今までと同様に借り入れた金額は返済する必要がありますが、年齢上限に達すると追加の借入はできません。金融機関によっては完済予定年齢が基準を上回っていると審査に通らないこともあります。
これらの年齢上限は各金融機関によって異なるため、利用する前によく確認しましょう。例えば消費者金融のカードローンの場合は年齢上限が記載されていなかったり、70歳以上でも利用できたりします。
年金を担保にお金を借りるのは違法
高齢者でもお金を借りられる方法はいくつかありますが、違法業者から勧誘を受けるケースは珍しくありません。「年金を担保にすればお金を借りられる」という謳い文句をよく聞きますが、年金を担保に借入申込を受けることは法律で禁止されています。
そのため、ろうきんの「年金ローン」以外にこのような担保の話題が出た場合は、違法業者であることを疑いましょう。違法業者からお金を借りると金利が高く、返済に困窮する可能性が高いです。
年金担保貸付制度は申し込みを終了
もともとは年金を担保にした「年金担保貸付制度」という公的機関の制度がありましたが、2022年3月末で申し込みを終了しています。
独立行政法人の福祉医療機構が運営している制度で、年金証書を持っている年金受給者が利用でき、年間年金受給額の80%を上限とする金額を借りられ、返済は年金からの天引きされていました。
場合によっては公的機関と偽って勧誘されるケースも考えられるため注意してください。
万が一の際は返済義務が妻や子供へ相続される
一般的にお金を借りた「債務」は契約者が死亡した際に、妻や子どもへ相続されます。そのため、多額の借入の返済が残っている状態で死亡すると、その返済義務が家族に移ってしまい迷惑をかけることになるでしょう。
この場合、妻や子どもなどの家族が裁判所に申し立て相続を放棄できますが、債務以外の不動産や預貯金などの財産も相続できなくなる可能性があります。
カードローンであれば家族に知らせることなく利用可能ですが、借入額の返済に不安がある場合は存命の内に借金について家族に相談してください。
違和感や不審な点があれば悪質業者や詐欺を疑う
先程の通り、「年金を担保に」といった勧誘文句を使う違法業者・悪質業者は存在します。他にも、近年では生活資金に困窮する高齢者が増えていることから、このような悪質業者や詐欺が増加傾向にあります。
実際に、違法業者は年齢上限がないものや即日融資できるものなど、手軽にお金を借りられるものが多いです。他ではお金を借りられなかった場合に、このような違法業者に頼ってしまうケースは少なくありません。
そのため、トラブルに巻き込まれないよう、利用の申し込みをする前に悪質業者でないかを確認してください。特に「誰でも利用できる」「審査に通りやすい」といった文言が使われるケースが多いため、違和感・不審な点に気づいたときは入念に確認しましょう。
高齢者がお金を借りる際よくある質問
最後に、高齢者がお金を借りる際のよくある質問について解説します。
高齢者だとお金を借りる際の審査は厳しくなる?
高齢者の場合、金融機関によってはお金を借りる際の審査は厳しくなる傾向があります。
一般的に、金融機関は貸付による利息を回収することで利益を得ています。そして、このときに重視される要素が「返済能力」です。
金融機関は完済されないと不利益を被るため、融資をする前に審査を通じて返済能力をチェックします。一般的に高齢者になり定年退職すると収入は減少するため、返済能力は低いと考えます。
また、高齢の場合は契約者本人が完済せずに死亡するリスクもあるため、高齢者の審査は厳しくなりやすいです。ただし、審査の内容は年齢だけでなく収入や資産状況も加味されるため、高齢だからといって必ず審査に落ちるわけではありません。
年齢制限を気にせずお金を借りるには?
消費者金融のカードローンやリバースモーゲージであれば、申し込み・利用の年齢上限が高く設定されている傾向にあります。場合によっては年齢上限を定めていない消費者金融もあるでしょう。
また、リバースモーゲージであれば対象が55歳から80歳前後までであるため、消費者金融や銀行のカードローンよりも上限年齢が高いです。
このように利用する金融機関や制度、金融商品によって対象年齢・上限年齢が異なるため、気になる人は極力年齢が高く設定されているものを利用してください。
カードローンであれば上限年齢が高く設定されているものでも80歳前後であるため、高齢者でお金を借りる際は借入と返済のバランスを考え、計画的に利用しましょう。
バレずにお金を借りるおすすめの方法はある?
家族に知られずにお金を借りるのであれば、カードローンの利用が最適です。
リバースモーゲージなどは配偶者や相続人の同意が必要になることから、借金を家族に知られてしまいます。
その点、カードローンであれば担保や保証人は基本的に不要であり、家族の同意も必要ありません。
また、近年では契約関係の書類は電子化されているため、自宅に郵送物が届く心配も要りません。ただし、公的機関の制度などと比較すると、金利が高くなることがあるため注意してください。
まとめ
今回の記事では、高齢者がお金を借りるための方法を紹介しました。自治体などの公的機関に相談すると適切な制度を紹介してもらえることがあります。
他にも、住宅を担保に借入をする「リバースモーゲージ」や、生命保険の解約返戻金を担保にする「契約者貸付制度」などがあります。しかし、いずれの方法でも担保が必要になるため、住宅を所有していたり生命保険に加入していたりしなければなりません。
その点、カードローンであれば基本的に無担保で保証人も不要です。ただし、設定されている上限年齢に達すると追加の融資は受けられなくなる点に注意しましょう。それぞれの特徴を把握し、自分に合った借入方法を探してみてください。
アコム:※安定した収入と返済能力を有する方で、アコムの基準を満たす方 ※24時間最短10秒で振込:金融機関により異なります ※申込から借入まで最短20分で完了:お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます
レイク:※担保・保証人:不要 ※商号・名称:新生フィナンシャル株式会社 ※電話番号:0120-09-09-09 ※貸金業者の登録番号:関東財務局長(10) 第01024号 ※日本貸金業協会会員第000003号 ※即日振込みをご希望の場合は、21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。ご融資時間は、一部店舗によって異なります。年末年始を除きます。※審査結果をご確認いただける時間:8時10分~21時50分(毎月第3日曜日は、8時10分~19時) ※上記以外の時間帯は、審査結果をメールなどでお知らせいたします。 ※パート・アルバイト:安定した収入がある方に限る ※Webで初めてお申込で60日間無利息 ※Web以外の無人店舗やお電話で申込むと、お借入額全額30日間無利息またはお借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。 ※60日間無利息(Webでのお申込み限定)、180日間無利息それぞれ契約額1~200万円まで。 ※30日間無利息、60日間無利息(Webでのお申込み限定)、180日間無利息それぞれの併用はできません。※なお,ご契約額が200万以上の方は30日無利息のみになります. ※無利息開始日は初回契約日の翌日からとなります。 ※無利息期間経過後は通常金利適用。 ※ご融資額:1万円~500万円 ※貸付利率(実質年率):4.5%~18.0% ※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。 ※ご利用対象:満20歳~70歳(国内居住の方、日本の永住権を取得されている方) ※遅延損害金(年率):20.0% ※ご返済方式:残高スライドリボルビング方式/元利定額リボルビング方式 ※ご返済期間・回数:最長5年・最大60回 ※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数はお借入れ及び返済計画に応じて変動します。 ※必要書類:運転免許証等 ※収入証明(契約額に応じて、レイクが必要とする場合)
アイフル:※フリーター・主婦:安定した収入がある方に限る ※利用限度額が50万円以下は原則収入証明書類不要(アイフル利用限度額50万円以下、且つ他社含めた借入総額100万円以下の場合) ※利用可能コンビニATM:提携先ATM設置店のみ
プロミス:※主婦・学生:安定した収入がある方に限ります。 ※30日間無利息サービス:メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 ※本日中の借入:一部21時までの店舗もあり。詳しくはホームページをご確認下さい。 ※WEB契約で即日振込:平日14時までにWEB契約完了が必要です。 ※仮審査結果ご確認後、本審査が必要になります。 ※新規契約時のご融資上限は、本審査により決定となります。※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
SMBCモビット:※ 審査時間は申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。 ※ 融資時間は14:50迄の振り込み手続き完了で当日振込可。審査結果により不可の場合も有。
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック):※50万円超の利用限度額を希望する場合は収入証明書をお持ちください
三井住友銀行 カードローン:※審査結果の連絡は、最短当日回答(申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます) ※毎月のご返済は、返済時点でのお借入残高によって約定返済金額が設定されます ※カードレスを選択の場合(SMBCダイレクト)インターネットによるご利用となり、ATMはご利用いただけません
楽天銀行スーパーローン:お申し込みにあたっては、当行および保証会社の所定の審査があります。審査の結果、ご契約をお断りする場合もあります。なお、審査結果の理由については、お答えいたしかねますので予めご了承ください。
横浜銀行カードローン:お申し込みにあたっては、当行所定の審査があります。審査によってはご希望に添えない場合があります。