- エポスカードはどんなカード?
- 年会費無料、18歳以上が申し込める
- 裏面に情報を集約したデザイン
- マルイを使う人にとってのメリットは?
- 即日発行で買い物ついでに受け取れる
- 入会特典を活用しよう
- 年4回、10%オフで買い物できる
- 使い方次第で多くのポイントが貯まる
- 電子マネーチャージもポイント対象
- ポイントUPサイトの追加ポイント特典
- 1ポイントから無駄なく使える
- 通販やプリペイドカードで使う
- Amazonギフト券など商品券に交換する
- 趣味を充実させる使い道も用意されている
- JAL、ANAのマイルに交換する
- オリジナルグッズに交換する
- エポトクプラザが重宝する
- スタバやノジマなどでポイント還元率アップ
- レンタカーやカラオケなどで割引も
- チケット優待も利用可能
- 海外旅行へ行く人へのメリット
- 海外旅行保険が自動付帯
- 旅の予約や緊急事態など日本語でサポート
- 支払いツールとしての機能も十分に
- 柔軟な支払い方法
- ETCカードを無料発行
- いざというときのキャッシングが便利
- 安心安全に利用できる?
- エポスバーチャルカード
- 海外利用停止などの安心サービス
- ゴールドカードを無料で持てる可能性も
- 通常の年会費5000円が招待で永年無料に
- エポスゴールドカードのメリット
- エポスカードのデメリット
- ポイント還元率は0.5%と一般的
- 家族カードの発行はない
- まとめ
エポスカードはどんなカード?
エポスカードは、丸井グループの「株式会社エポスカード」が発行するクレジットカードです。2021年4月15日から券面デザインがシンプルな「縦型」になり、利便性がさらにアップしています。カードの基本情報を確認しましょう。
年会費無料、18歳以上が申し込める
エポスカード(Visa)の年会費・発行手数料は永年無料で、日本国内在住の満18歳以上(高校生を除く)であれば、誰でも申し込みが可能です。
年収の条件がないため、入会審査のハードルはそれほど高くはないと推測されます。成人年齢に満たない18歳以上は、申し込み前に「親権者の同意」を得るようにしましょう。
カードの申し込み方法は「Webサイト」と「マルイの店頭」の2パターンです。どちらも当日発行・当日受け取りに対応しています。
エポスカード|エポスカード 年会費永年無料 優待10,000店舗
裏面に情報を集約したデザイン
エポスカードは2021年4月15日からカードデザインが変わり、スタイリッシュな縦型となりました。
これまでは券面にカード情報が記載されていましたが、新デザインは「カード番号」「有効期限」「名義人」「セキュリティコード」が全て裏面に集約されています。
カード利用時に第三者から情報が盗み見されにくいため、より安心してカード決済ができるでしょう。
既にエポスカードを持っている人は、会員サイトでカードデザインの切り替えが申し込めます。
マルイを使う人にとってのメリットは?
エポスカードはマルイの利用者に有利なカードです。マルイの店頭で買い物ついでにカード申し込みができる上、早ければ当日中にカードが受け取れます。会員限定の割引特典にも注目です。
即日発行で買い物ついでに受け取れる
エポスカードのメリットは「即日発行」に対応していることです。Web申し込みの場合、申し込みフォームに必要事項を記入して送信すると、早ければ数分後に「審査結果のメール」が届きます。
申し込み時に「店頭受け取り」を選択した場合、エポスカードセンターの窓口で当日受け取りが可能です。
センターには営業時間があるため、当日中の受け取りを希望する人は午前中のうちに申し込むのがよいでしょう。エポスカードセンターは、マルイをはじめとする全国の百貨店の中に設置されています。
また、カードセンターに直接来店して申し込みをすると、30分程度でカード発行手続きが完了します(店頭申し込み)。
Webサイトで配達受け取りを選択した場合、手元にカードが届くまでに1週間ほどの日数を要するため、急いでいるときは「店頭申し込み」または「Webサイトの店頭受け取り」が便利です。
入会特典を活用しよう
エポスカードには、2000円相当のポイントやクーポンがもらえる「入会特典」があります。エポスカードの公式Webサイトでの申し込みはもちろん、「マルイ店舗」や「マルイ通販」から申し込んだ場合も特典の対象です。
公式Webサイトから申し込むのであれば、モッピーやハピタスなどの「ポイントサイト」を経由して、「ポイントサイトのポイント」を稼ぐ裏技もあります。
ポイントサイトに掲載されている広告をクリックしてサービスを利用すると、ユーザーに広告料の一部がポイント還元される仕組みです。カードの新規発行案件では数千円相当のポイントが獲得できる場合もあります。
年4回、10%オフで買い物できる
マルイでは年4回、「マルコとマルオの7日間」と呼ばれるセールを開催しています。
エポスカード会員はカードの優待特典として、セールで10%OFFの割引が受けられます。セール期間中は何度も割引価格で買い物ができるため、買い物をすればするほどお得です。
年4回のセールの日程は「エポスNet」に登録されているメールアドレスに通知されます。一般の人よりも一足早くセール情報を入手できるのもメリットでしょう。
エポスNetはカード会員専用のオンラインサービスで、カードの利用履歴やポイントの確認、支払い方法の変更などができます。カードが手元に届いたら、新規登録の手続きを済ませましょう。
使い方次第で多くのポイントが貯まる
エポスカードはショッピングだけでなく、公共料金や税金の支払い、電子マネーのチャージでもポイントが貯まります。ポイントUPモールを活用してオンラインショッピングをすれば、通常の2倍、3倍のポイントが獲得できるでしょう。
電子マネーチャージもポイント対象
エポスカードでは、1回の利用金額200円(税込)ごとに1ポイントの「エポスポイント」が付与されます。エポスポイントは1ポイント=1円に換算されるため、還元率は0.5%です。
エポスカードの強みは、モバイルSuicaや楽天Edyなどの「電子マネーチャージ」がポイント付与対象とされていることです。
他社カードは電子マネーでチャージポイントが獲得できない、または還元率が下がるケースが多いため、エポスカードはチャージ用カードとしても優秀です。
また、公共料金の支払いでも200円に1ポイントが貯まります。楽天カードは1%の高還元率カードとして有名ですが、公共料金や税金の支払いでは0.2%まで還元率が下がります。
エポスカードは支払い対象によって還元率が変わらず、幅広い支払いに使えます。
ポイントUPサイトの追加ポイント特典
オンラインショッピングをする際は、エポスカードが運営する「ポイントUPサイト」を活用するのがおすすめです。次のステップで買い物をすると、カードの決済ポイントのほかに、「ボーナスポイント」が上乗せされます。
1エポスNet IDでポイントUPモールにログイン
2お目当ての「ショップ」を選ぶ
3「ショップに行きポイントを貯める」をタップする
4ショップのサイトで通常通り買い物をする
「楽天市場」は2倍、「マツモトキヨシ」や「アパホテルズ&リゾーツ」は5倍といったように、ポイント倍率はショップごとに異なります。
金額が高額になりやすい「ふるさと納税」や「宿の予約」は忘れずにモールを経由しましょう。1回の利用でも大きくポイントが稼げます。
1ポイントから無駄なく使える
エポスカード(Visa)で付与されるポイントには、2年間の有効期限がありますが、1ポイントからショッピングの支払いに充当できるため、使い切れずに失効するリスクは少ないといえます。
Visaのプリペイドカードに移行すれば、Visa加盟店で幅広く使えるでしょう。
通販やプリペイドカードで使う
エポスポイント自体は使える場所が限定的ですが、「Visaプリペイドカード」に移行すれば、国内外にある3800カ所以上のVisa加盟店でのショッピングに利用できるようになります。
チャージ単位は「1ポイント以上・1ポイント単位」で、チャージ完了後は即座にカードに反映されます。カード利用時に0.5%キャッシュバックされるのも大きな魅力でしょう。プリペイドカードの申し込みは「エポスNet マイページ」から行えます。
ネット通販をよく利用する人は、「ポイントで割引サービス」を利用しましょう。ネット通販の利用代金からポイント分を差し引くサービスで、マルイ系列以外の通販サイトも対象です。
Amazonギフト券など商品券に交換する
エポスポイントは以下のギフト券・商品券との交換が可能です。交換手数料は無料で、一部のギフトコード以外は注文から約1週間で登録先の自宅に郵送されます。
このほかに、「各店舗のカードセンターでのみ可能なポイント交換サービス」も用意されています。
・マルイの商品券
・VJAギフトカード
・クオ・カード
・Amazonギフト券
・App Store & iTunes コード
・スターバックスカード
・KEYUCAお買物券
・(株)モンテローザお食事券
Amazonギフト券とApp Store & iTunes コードは「電子コード」で提供されるため自宅への郵送はありません。
Amazonギフト券の場合、自分の残高にギフト券番号を登録すると、アカウントサービスに残高が表示され、次回のショッピングで残高が使えるようになります。
趣味を充実させる使い道も用意されている
航空会社のマイルやグッズとの交換など、個人の趣味に関連した使い道もあります。エポスカードでしか交換できないオリジナルグッズも用意されているため、欲しい商品があればポイントをコツコツ貯めましょう。
JAL、ANAのマイルに交換する
エポスポイントは、ANAとJAL両方のマイルに交換ができます。以下は、一般カード会員の交換レートです。ANAマイルの場合、プラチナカード・ゴールドカード会員になると交換レートが変わります。
・ANAマイル:1ポイント→0.5マイル(1000ポイント以上・500ポイント単位)
・ANAスカイコイン:1000ポイント→1000コイン
・JALマイル:1ポイント→0.5マイル(1000ポイント以上・500ポイント単位)
ANAマイルやANAスカイコインは申し込みから2~3日で移行が完了しますが、JALマイルは移行に1カ月ほどの日数を要します。
どちらも手続き時に「マイレージの番号」の入力が必要なため、マイレージクラブに未入会の人は、先に各航空会社にて入会手続きを済ませましょう。
ポイント移行の手続きは「エポスNetマイページ」より行います。移行申し込み後はキャンセル・払い戻しはできません。
オリジナルグッズに交換する
エポスカードでは、提携企業とコラボした「オリジナルグッズ」が手に入ります。特に、アニメやキャラクターが好きな人が喜ぶグッズが満載です。
・ホークス×エポスカード オリジナルグッズ
・すみっコぐらし オリジナルグッズ(すみっコぐらしエポスカード・プリペイドカード会員限定)
・オトメイト オリジナルグッズ
・カプコン オリジナルグッズ
・コーエーテクモゲームス オリジナルグッズ
エポスカードは券面デザインが、数十種類から選べます。「すみっコぐらし オリジナルグッズ」は、カードデザインに「すみっコぐらし」を選択した会員のみが選べる商品です。
提供されるグッズは予告なく終了・変更される場合があります。詳細はエポスNet マイページで確認しましょう。
エポトクプラザが重宝する
「エポトクプラザ」とは、エポスカード会員限定の優待サイトです。カフェやレストラン、カラオケなどの普段使いできるお店から、引越しやリサイクルなどの暮らしに役立つお店まで、さまざまな店舗で優待が受けられます。
スタバやノジマなどでポイント還元率アップ
一部の対象店舗では、エポスカードを利用した際のポイント還元率がアップします。
家電量販店の「ノジマ」では、実店舗またはオンラインショップでエポスカード決済をすると、通常の5倍の「200円につき5ポイント」が付与されます。
さらに、貯まったエポスポイントは「500ポイント→500ポイント」の等価で「ノジマスーパーポイント」に交換が可能です。ノジマをよく利用する人にとってはかなりお得な特典でしょう。
「スターバックス」では、スターバックスカードにオンライン入金・オートチャージをすると、通常の2倍の「200円につき2ポイント」が付与されます。
ブライダルの贈り物としてスターバックスカードを贈る際は「ビジネスギフトセンター」を利用しましょう。25枚以上購入すると「200円につき5エポスポイント」が付与される特典があります。
レンタカーやカラオケなどで割引も
エポスカードで予約や決済を行うと、「基本料金の割引」が受けられる店舗も多くあります。
「タイムズカーレンタル」では、エポス専用サイト「タイムズカーレンタル予約サイト」から予約してカード決済した場合、通常料金から15%の割引が受けられます(期間限定)。一部の対象車種が35~45%割引になるのも見逃せません。
カラオケ「ビッグエコー」に行く際は、必ずエポスカードを携帯しましょう。入店時にエポスカードを提示すると、「ルーム料金の30%OFF」または「ドリンクバー付き・飲み放題コースの10%OFF」が適用されます。
チケット優待も利用可能
エポトクプラザには、割引やポイント還元が受けられる「施設・サービスの優待」のほかに、舞台やミュージカルの予約に関する「チケット優待」があります。
エポスカード会員は、CNプレイガイドが販売する一部のチケットにおいて、先行予約に参加できたり、カード会員優待価格でチケットが購入できたりするのがメリットです。
基本的に、チケット購入代金の支払いには対象のエポスカードを使う必要があります。予約時は「特典適用の条件」をしっかりと確認しましょう。
海外旅行へ行く人へのメリット
エポスカードは国内はもちろん、海外のVisa加盟店でのショッピングにも使えます。年会費が無料ながら、海外旅行傷害保険が自動付帯しており、週末の小旅行では重宝するでしょう。日本語によるサポートも充実しています。
海外旅行保険が自動付帯
年会費無料のカードというと、旅行傷害保険が付帯していないか、カードで旅行代金を支払ったときに保険適用となる「利用付帯」が大半ですが、エポスカードはカードを所持しているだけで保険が適用される「自動付帯」です。
出発前の手続きや申告は一切不要なので、週末の急な旅行にも対応できます。ただ、保険の最高補償額が低いため、長期滞在には不向きです。カード付帯保険でカバーしきれない部分は、任意保険で補いましょう。
・傷害死亡・後遺障害:最高500万円
・傷害治療費用(1事故の限度額):200万円
・疾病治療費用(1事故の限度額):270万円
・賠償責任:2000万円(免責なし)
・救援者費用(1旅行・保険期間中の限度額):100万円
・携行品損害(1旅行・保険期間中の限度額):20万円(免責3000円)
旅の予約や緊急事態など日本語でサポート
海外でケガや病気などの緊急事態が発生した際は、「エポスカード海外旅行保険事故受付センター」に連絡して指示を仰ぎましょう。国際的アシスタンス専門会社などと提携し、緊急時は医療施設の紹介や医師の派遣、救援者の渡航手配などを行います。
海外で困りごとがあったときは、エポスカードの「サポートデスク」を活用することも可能です。デスクでは以下のサービスに日本語で対応してくれます。
・インフォメーションサービス(出入国案内・観光案内・レストランの案内など)
・各種予約サービス(航空券の予約・ホテルの予約・リムジン送迎手配など)
・緊急サービス(パスポート紛失時の手続き・医療施設の紹介など)
支払いツールとしての機能も十分に
特典やポイント還元率も重要ですが、クレジットカードは「支払いツールとしての使いやすさ」をチェックする必要があります。キャッシングやETCカードの発行も可能なので、旅先でもお金に困る心配はないでしょう。
柔軟な支払い方法
エポスカードは「店頭での支払い方法」や「利用金額の支払い方法」が複数から選択できるのがメリットです。
利用金額の支払い方法は、毎月決まった日に口座から引き落とされる「口座引落し」と、対象ATMやネットバンキングで支払う「ご持参払い」の2種類です。
引き落とし日は、「毎月4日」または「27日」のいずれかが選択できます(一部金融機関を除く)。ご持参払いを選んだ場合は、支払い日(5・10・15・20・25・30日)までに支払いを行いましょう。
ショッピングの際は、カードの「支払い方法」が選択できます。
・1回払い
・ボーナス1回払い
・分割払い(2回)
・分割払い(3~36回)
・リボ払い
このほかに、1回払いやボーナス1回払いなどで支払った金額を後からリボ払いに変更できる「リボ変更」や、店頭での支払いが自動的にリボ払いになる「いつでもリボ」などが設定可能です。
ETCカードを無料発行
ETCは、高速道路の料金所をキャッシュレスで通過できるシステムで、利用するには「車載器」と「ETCカード」が必要です。
エポスカード会員は追加カードとして、ETCカードが無料で発行できます。「エポスNet」「申込書の郵送」「エポスセンターの店頭」のいずれかで申し込みをしましょう。
カード付帯のETCカードのメリットは、ETC料金の支払いでエポスポイントが貯まることです。ETC料金は毎月のショッピング代金に合算され、エポスカードに請求されます。
道路業者が提供する「ETCマイレージサービス」に登録すれば、割引や無料通行分の還元も受けられるため、外出が多い人はつくっておいて損はありません。
ETCカードが不正利用された場合は、61日前に遡って損失が全額補償されます。
いざというときのキャッシングが便利
「キャッシング」とは、手持ちのクレジットカードを使って、ATMやインターネットで現金の借入れができるサービスです。
エポスカードの場合、返済には実質年率18%の金利がかかりますが、初めての利用であれば最大30日間は0円です。ATMの利用手数料は一切かかりません。
24時間利用可能なネットキャッシングを利用すれば、即座に口座にお金が振り込まれるため、急な出費にも対応できるでしょう。
海外のATMではエポスカードを使って現地通貨が引き出せます。場合によっては両替手数料を支払って両替所で両替するよりも、キャッシングを利用した方がお得に外貨を調達できるかもしれません。
安心安全に利用できる?
「不正利用が怖い」「オンライン決済するときが心配」など、カード決済にまつわる不安を持つ人は多いですが、エポスカードでは安心安全にカード利用するためのサービスを提供しています。
エポスバーチャルカード
「エポスバーチャルカード」は、オンラインのみで利用できるバーチャルカードです。
海外のサイトや初めてのサイトで買い物をする際、クレジットカード情報を入力するのをためらったことはありませんか?安全性の低いサイトで情報を入力すると、情報漏洩や不正利用のリスクが高まります。
エポスバーチャルカードを申し込むと、「オンラインで使えるカード番号」が発行されるため、大切なクレジットカード情報を他人に知られずにショッピングができるのです。
発行は無料で「エポスNet」から随時申し込みができます。リボ払い・分割払い・ボーナス払いは選択ができないため、月々の支払いを調節したい人はショッピング後にエポスNetで「リボ変更」を行いましょう。
海外利用停止などの安心サービス
エポスカードには、カード利用に関する三つの「安心サービス」が付帯しています。
・海外利用停止サービス
・カード利用通知サービス
・エポスNetログイン通知サービス
「海外利用停止サービス」とは、海外でのカード利用(実店舗・オンライン)を一時停止するサービスです。「不正利用に備えて、カード決済は国内だけにしたい」というときに役立ちます。
「カード利用通知サービス」や「エポスNetログイン通知サービス」を利用すれば、不正アクセスや不正利用の早期発見につながるでしょう。各サービスの設定・解除は「エポスNet」より行えます。
ゴールドカードを無料で持てる可能性も
「エポスゴールドカード」は、エポスカード(Visa)の上位カードです。年会費がかかりますが、一般ランクよりも付帯特典が多く、ボーナスポイントも獲得できます。条件をクリアすれば、年会費0円でカードが持てるかもしれません。
通常の年会費5000円が招待で永年無料に
エポスゴールドカードには、空港ラウンジサービスや最高額1000万円の海外旅行傷害保険など、ワンランク上の特典が付帯します。5000円(税込)の年会費がかかりますが、以下の場合はカードを無料で持ち続けられます。
・エポスカードからインビテーション(招待)が届いた場合:永年無料
・プラチナ・ゴールド会員の家族から招待を受けた場合:永年無料
・年間のカード利用金額が50万円以上の場合:翌年以降の年会費が永年無料
エポスカードからインビテーションが届く基準は公開されていませんが、支払い遅延がなく、かつ年間のカード利用が一定額ある人が対象となるでしょう。
エポスゴールドカードのメリット
ゴールド会員になると、これまでよりもポイントが貯まりやすくなります。ポイントの期限が2年から「無期限」になるほか、さまざまなボーナスポイントやポイントアップの特典が加わります。
・選べるポイントアップ:3ショップで最大ポイント3倍
・年間ボーナスポイント:年間利用額50万円で2500ポイント・100万円で1万ポイント
・マルイのネット通販・マルイのモディ:ポイント2倍(200円で2ポイント)
・10%ポイントプレゼント5Daysへの参加(マルイ・モディ全店・マルイウェブチャネル)
・ファミリーボーナスポイント:最大3000ポイント
また、ゴールド会員は、ANAマイルにポイントを移行する際の「交換率」が「1000ポイント→600マイル」になります(通常は1000ポイント→500マイル)。
エポスカードのデメリット
年会費無料のカードでも、申し込みをする際はメリットとデメリットの両方を比べたた上で、自分に必要かどうかを判断しましょう。エポスカードには「家族カードが発行できない」というデメリットがあります。
ポイント還元率は0.5%と一般的
エポスカードの還元率は0.5%(200円で1ポイント)と、それほど高くはありません。ごく平均的ともいえますが、年会費無料のカードの中には1%を超える高還元率カードが多く存在します。
例えば、「楽天カード」「dカード」「JCB CARD W」は1%、「リクルートカード」は1.2%です。楽天カードやdカードでは、全国で幅広く使える「共通ポイント」が付与されるため、ポイントの使い道も多彩です。
ポイントの貯まりやすさに関していえば、他社カードに魅力を感じるかもしれません。
家族カードの発行はない
「家族カード」とは、主契約である本会員のカードに紐づけて発行できる追加カードで、「本会員の家族」に対して発行されるものです。
家族カード会員は手頃な年会費で本会員と同等のサービスが受けられるため、年間のカード維持費が節約できます。
残念ながら、エポスカードにはカードのランクに関係なく「家族カード」がありません。カードを持ちたい場合は一人ずつ個別にカードを申し込む必要があります。
家族でゴールド以上のステータスカードを持つと、家族合計の年間利用金額に応じた「ファミリーボーナスポイント」が進呈されます。家族間で貯めたポイントがシェアできるため、ポイントの使い道も広がるでしょう。
まとめ
エポスカードは、マルイ系列での買い物が多い人に有利な1枚ですが、マルイを利用しない人にも多くのメリットがあります。
公共料金や税金の支払いでもショッピングと同率のポイントが貯まる上、一部の電子マネーチャージで「チャージポイント」が稼げます。
基本のポイント還元率はごく標準的ですが、「ポイントUPサイト」でポイントが倍付けされたり、「エポトクプラザ」でポイントアップや割引の優待が受けられたりと、使い方次第ではポイントがどんどん貯まるでしょう。
ゴールドカードを発行すれば、さらにポイントは貯まりやすくなります。下位カードで良好な利用実績を積めば、年会費無料でカードが持てるかもしれません。