クレジットカードは、今では生活していくうえで欠かせないものとなっています。
しかし、クレジットカードの種類が多すぎて、どれを選んだら良いのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
実は、自分に合ったお得なクレジットカードを選ぶには、下記5つの選び方があります。
- 還元率は高いか
- セキュリティレベルは十分か
- 余裕を持って年会費が支払えるか
- ブランドの信頼度で選ぶ
- 特典は実際に必要なものか
例えば、ポイント還元率が高いカードを選べば、お買い物のたびにお得にポイントが貯まります。
ほかにも、海外旅行が多い人は、付帯保険が充実したカードを選ぶと安心ですね。
クレジットカードを選ぶ際に重要となるのは、普段カードを使う場面をイメージして、重視したいポイントを明確にしておくことです。
たとえば、この記事では全33種のクレジットカードを紹介していますが、特におすすめの上位3つのカードを特徴に合わせて選ぶと、次のようになります。
この記事では、厳選したおすすめのクレジットカード33枚をランキング形式でご紹介していますが、ランキングは以下の評価項目・基準を点数化し、信頼性の高いものとなっています(※)。
- 発行スピード
- 対応する国際ブランドの数
- ナンバーレスに対応するか
- 家族カード年会費
- ETCカード発行手数料
- 通常のポイント還元率
- 電子マネー・スマホ決済に対応するか
- 海外旅行傷害保険が付帯するか
- 国内旅行傷害保険が付帯するか
- ショッピング保険が付帯するか
- タッチ決済に対応するか
それぞれのカードの基本情報から、ポイント還元率、メリット・デメリットまで、1枚1枚丁寧に解説していますので、自分に合った損をしないクレジットカード選びのために、ぜひ参考にしてみてください。
- おすすめランキング1位は「三井住友カード(NL)」
- 自分のライフスタイルに合ったクレジットカードを選ぶことが大切
- ポイント還元率が高く、お得に使えるおすすめのカードがある
- カードを選ぶ際は還元率だけでなく、必要な特典や国際ブランドも確認する
- 学生や主婦でも、条件次第でクレジットカードを作ることができる
(※)クレジットカードランキングの根拠はこちら
- 専門家によるクレジットカードの選び方
- ①還元率は高いか
- ②セキュリティレベルは充分か
- ③余裕を持って年会費が支払えるか
- ④ブランドの信頼度で選ぶ
- ⑤特典は実際に必要なものか
- おすすめのクレジットカード33選
- 1位 三井住友カード(NL)
- 2位 楽天カード|年会費無料&楽天ポイント還元率が高い!
- 3位 JCB CARD W|還元率がつねに2倍
- 4位 イオンカードセレクト|イオングループユーザーならお得
- 5位 エポスカード|全国10,000店舗の優待!
- 6位 PayPayカード|PayPayユーザーなら使いやすい!
- 7位 リクルートカード|リクルートサービス利用でポイントアップ!
- 8位 dカード|dポイントをお得に貯められる
- 9位 ライフカード|誕生月はポイント3倍
- 10位 Orico Card THE POINT|ホテルなどの優待が特典!
- 11位 セゾンカードインターナショナル|最短即日発行
- 12位 VIASOカード|年会費はずっと無料
- 13位 ダイナースクラブカード|利用限度額の制限がない!
- 14位 三菱UFJカード|ポイントが現金に還元!
- 15位 ACマスターカード|キャッシングが使える!
- 16位 ローソンPontaプラスカード|優待サービスが多い
- 17位 P-Oneカード|請求額が1%オフ!
- 18位 ビックカメラSuicaカード|1回使えば年会費無料
- 19位 ビュー・スイカカード|オートチャージ機能付き
- 20位 au PAYカード|auユーザーにとくにおすすめ
- 21位 セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード|初年度無料
- 22位 JALカード|JALマイルが貯まる
- 23位 ANAカード|ANAマイルが貯まる
- 24位 ソラチカカード|マイルが貯まりやすい
- 25位 TRUST CLUB プラチナマスターカード|優待特典が多い
- 26位 メルカード|メルカリユーザーにお得!
- 27位 Amazon Masterカード|Amazonで1.5%の還元
- 28位 Visa LINE Payクレジットカード(P+)|チャージとペイで還元率が5%に
- 29位 楽天カードアカデミー|学生限定のクレジットカード
- 30位 学生専用ライフカード|留学などの学生向けのカード
- 31位 楽天プレミアムカード|ラウンジの使用も可能
- 32位 PayPayカードゴールド|ソフトバングユーザーに特におすすめ
- 33位 UCプラチナカード|プラチナカードの中では年会費が安い
- 目的別で選ぶおすすめのクレジットカード
- コンビニや飲食店など実店舗での利用で還元率を高くしたい人におすすめのクレジットカード
- ネットショッピングでお得にポイントを貯めたい人におすすめのクレジットカード
- 海外旅行先でも手厚い補償を受けたい人におすすめのクレジットカード
- 普段の利用でマイルを貯めたい人におすすめのクレジットカード
- 券面がおしゃれでデザイン性を求めている人におすすめのクレジットカード
- すぐにカードが必要で即日発行したい人におすすめのクレジットカード
- 【初心者向け】初めて持つクレジットカードの作り方・選び方
- 年会費が永年無料・初年度無料のクレジットカードを選ぶ
- 使用額が低くてもポイントが貯まりやすいクレジットカードを選ぶ
- 審査の基準が低めなクレジットカードを選ぶ
- QRコード決済や電子マネーに紐付けられるクレジットカードを選ぶ
- 【中級者向け】よりお得に使えるクレジットカードの作り方・選び方
- 「高還元」で有名なクレカをよく決済する場所に適するか比較する
- 還元が見込めるポイント数と年会費を比べてどれだけお得かを考慮する
- 貯めたポイントの使い道を逆算してクレジットカードを選ぶ
- 発行ボーナス・紹介特典・各社キャンペーンなどを活用する
- 2枚持ちにするなら?クレジットカード最強の2枚の組み合わせ
- 楽天カード×JCB CARD W
- 三井住友カード(NL)×JCB CARD W
- PayPayカード×楽天カード
- 【上級者向け】ポイ活を追求するなら複数枚のクレジットカードをフル活用しよう
- クレカ活用事例①都内住みで電車通勤、最新のデバイスを購入するのが趣味の方
- クレカ活用事例②ベッドタウンに居を構えて車通勤、週末はよくゴルフに行かれる方
- クレジットカードの作り方は?
- 本人名義の銀行口座を用意する
- 本人の確認書類を送付する
- 審査
- 発行
- クレジットカードを使うメリットは?
- 支払いが楽
- ポイントがたまりやすい
- 固定費はまとめて支払ったほうが管理が楽
- ステータスになる
- ネットショッピングが楽
- クレジットカードを作る際の注意点
- 支払日や締め日を確認する
- 利用限度額を確認する
- 利用明細は必ず確認する
- キャッシング機能は使い方次第では危険
- リボ払いには注意
- 支払い遅れにならないように気をつける
- クレジットカードを有効活用する方法
- 公共料金をクレジットカードで支払う
- 交通系ICのチャージやガソリン代など交通費に関わるものはクレカで決済する
- スマホ決済と連携してポイント還元率を上げる
- クレジットカードに関するよくある質問
- 一番使われているクレジットカードは?
- クレジットカードの何がいい?
- クレジットカードと現金どっちが得?
- クレジットカードは何枚持てばいい?
- 学生や無職でも作れる?
- 国際ブランドとは?
- クレジットカードに利用限度額はある?
- まとめ
専門家によるクレジットカードの選び方
クレジットカードを選ぶ際、何を基準に選べばよいのか迷ってしまうことがあります。
下記は、専門家の視点から見たクレジットカードを選ぶ際の重要ポイント5つで、上から順に重要度が高い選び方となっています。
- ①還元率は高いか
- ②セキュリティレベルは充分か
- ③余裕を持って年会費が払えるか
- ④ブランドの信頼度で選ぶ
- ⑤特典は実際に必要なものか
それぞれ詳しく解説していきます。
①還元率は高いか
専門家がクレジットカードを選ぶ際、最も重視するのが還元率の高さです。
還元率とは、カードの利用で発生した料金に応じて付与されるポイントの割合を指します。たとえば、100円ごとに1ポイント(1円相当)が付与されるカードの場合、還元率は1.0%です。
日頃のお買い物にカードを使いたくてカードの発行を考えているなら、基本ポイント還元率が高めなカードを選びましょう。一般的なカードの基本還元率は0.5%〜1.0%です。ポイント還元率を重視するなら、1.0%以上のカードをおすすめします。
また、基本ポイント還元とは別に、カードごとに特定の店舗でボーナスポイントがもらえるケースも多くあります。たとえば、楽天カードなら楽天市場で最低2.0%以上、JCB CARD WはAmazonやセブン-イレブンで還元率2.0%、などの特典がその一例です。
基本ポイント還元率を重視しつつ、自分がよく利用する店舗でポイントアップ特典があるカードを選ぶと、効率的にポイントを貯められます。
なお、1ポイントの価値はカード会社や交換先によって異なることも覚えておきましょう。たとえば、楽天カードで貯まる「楽天ポイント」は1ポイント1円として使えるケースがほとんどです。一方、JCBカードの「Oki Dokiポイント」は1ポイント5円相当の価値があります。
JCBカードでは、基本的に1,000円ごとに1ポイントが貯まります。数字だけ見ると還元率0.1%ですが、実際には1,000円ごとに5円相当の価値が戻ってきているので、還元率は0.5%です。
②セキュリティレベルは充分か
次に重要なのが、セキュリティ対策の充実度合いです。
セキュリティレベルが高いカードは、不正利用のリスクが少ないほか、万が一不正利用されても、損害額を補償してくれます。
クレジットカードは基本的に、カード名義人の使用しか認められていません。第三者がカードを勝手に使用すると、規約違反で契約解除などのペナルティを受ける可能性があります。しかし、カード自体はカード番号や、裏面に記載されている3桁のセキュリティコードがあれば、自分以外の人でも使えます。
コンビニやスーパーなど、少額決済の場合、タッチ決済のみで会計を済ませられるケースもあります。つまり、規約で第三者の利用は禁止されていても、実際に第三者がカードを使うのはそれほど難しくありません。
紛失・盗難によって第三者にカードが渡ると、不正利用のリスクが高まるので注意しましょう。カード会社も、それぞれ不正利用のリスクを低減させるため、以下のような対策をとっています。
セキュリティサービス | 内容 |
---|---|
不正利用時の補償 | 不正利用によって損害の発生した場合、一定期間内であれば損害額が補償されるサービス |
本人認証サービス(3Dセキュア、2段階認証、ワンタイムパスワードなど) | Web上で決済する際に、本人だけがわかるパスワードの入力を求めるサービス |
カード利用時の通知設定 | カードが利用されると、メールやアプリのプッシュ通知が届くサービス |
不正利用検知システム | 不審な決済や本人以外の利用が認められると、カード機能が一時的に停止するサービス |
ナンバーレスカード | カードの券面にカード番号が記載されておらず、他人にカード番号を知られたり、盗み見られるリスクが減る。カード番号はアプリや会員サイトで確認可能 |
ICチップ | セキュリティ面に優れた、重要な情報を保存しているICチップがカードに埋め込まれており、スキミングなどを防止する |
近年では、不正利用のリスク低減のため、多くのカード会社で上記のようなセキュリティシステムが採用されています。
ただし、ナンバーレスカードは一部のカードに限られるなど、カードによってセキュリティレベルは異なります。
カードに搭載されたセキュリティシステムは、各社の公式ページで確認できるので、カード発行前にチェックしておくと良いでしょう。
③余裕を持って年会費が支払えるか
3番目は、無理のない年会費が設定できているかどうかという点です。
クレジットカードには、年会費有料のカードと年会費無料のカードがあります。所持するカードの年会費は、余裕を持って払える金額のものを選びましょう。
年会費はカード特典やカードランクによってそれぞれ異なりますが、下記の金額が一般的な相場です。
カードランク | 年会費の相場 |
---|---|
一般カード | 年会費無料〜1,000円程度 |
ゴールドカード | 5,000円〜1万円程度 |
プラチナカード | 3〜5万円程度 |
ブラックカード | 5万円以上 |
クレジットカードの年会費は、基本的に年に1度引き落とされます。
1,000円程度であれば家計にそれほど大きな影響を与えないかもしれません。しかし、年会費が1万円以上など高額など、年会費が引き落とされるタイミングは一時的に家計が苦しくなる可能性があります。
そのため、カードの年会費は、自分が余裕を持って支払える金額のものを選ぶことが大切です。
もし年会費を払う余裕がない場合や、カードに年会費を払うだけの価値を感じない場合には、維持コストが0円の、年会費無料のカードをおすすめします。
クレジットカードのランクは以下を参考にしてください。
④ブランドの信頼度で選ぶ
4番目に重視すべきは、カードの国際ブランドです。
国際ブランドとは、日本国内だけではなく、世界各国に決済ネットワークを持つブランドのことを指します。カードにはそれぞれ、付帯している国際ブランドのマークが記載されているので、見たことがある人もいるかもしれません。
カードを使ってお買い物をする場合、お店が加盟している国際ブランドと、自分が持っているカードの国際ブランドが一致している必要があります。
たとえば、VisaとMastercardにしか加盟していない店舗では、JCBブランドのカードは使えません。
国際ブランドのなかでも、Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブはシェア率が高く、5大国際ブランドと呼ばれています。日本国内における国際ブランドのシェア率は以下のとおりです。
参考:キャッシュレス決済大規模調査の結果を発表 脱クレカが起きている?QRコード決済利用は躍進
一方、2021年における世界市場でのシェア率では、Visaブランドが39%、Mastercardブランドが24%と、2つで半数以上のシェアを占めています。
JCBは日本発祥の国際ブランドで、アジア圏内でのシェア率向上に力を入れている反面、その他の地域ではVisa、Mastercardブランドほどの普及率ではありません。
そのため、国内で利用するならJCBでも問題ありませんが、もし海外でのカード利用を考えているなら、VisaかMastercardブランドを選びましょう。
カードは審査に通過すれば1人で何枚でも発行できるので、複数の国際ブランドを併用して持っておくのもおすすめです。
なお、選べる国際ブランドはカードによって定められています。カードのなかには、国際ブランドが1つに限定されていて、自由に選べないものもあるので注意が必要です。
カード発行前には、自分が発行したい国際ブランドに対応しているか、事前にチェックしておきましょう。
以下の図のように3つの「店舗でのショッピング」「ネットショッピング」「旅行などの出先で使用」などの利用用途に応じたクレジットカード選びをすることも重要です。
⑤特典は実際に必要なものか
最後のポイントが、自分に本当に必要な特典が付いているかどうかです。
クレジットカードの付帯特典は、カードを発行する人にとっては大きなメリットのひとつでしょう。
しかし、カード特典は多ければ多いほど良いわけではありません。自分にとって必要な特典かどうかを見極めて発行することが大切です。
とくに、カード特典が充実するほど年会費も高くなる傾向にあります。カード特典をうまく活用できない場合、年会費分のメリットを享受できません。たとえば、海外旅行保険や、空港ラウンジ無料特典は活用できる人にとって、とても価値の高い特典です。
しかし、海外旅行や出張に行かない人にとっては、あまり意味のない特典でもあります。カードの付帯特典が、自分にとって有益かどうか、事前にチェックしてみてください。
カードを選ぶ前に、自分のライフスタイルを整理してみると良いでしょう。
ショッピングメインでカードを使うならポイント還元率の高いカードを、旅行や出張が多いならトラベル特典が豊富なカードを選んでください。
そのほか、全国の飲食店やレジャー施設で割引・優待特典が受けられるカードもあります。
ライフスタイルに有益なカード特典が付帯しているカードを探せば、自分にとって価値の高い1枚を見つけられるはずです。
クレジットカードの主な特典やサービスは以下のものがあります。
おすすめのクレジットカード33選
おすすめのクレジットカードは下記の33枚です。
ランキング順位 | クレジットカード |
---|---|
1位 | 三井住友カード(NL) |
2位 | 楽天カード |
3位 | JCB CARD W |
4位 | イオンカードセレクト |
5位 | エポスカード |
6位 | PayPayカード |
7位 | リクルートカード |
8位 | dカード |
9位 | ライフカード |
10位 | Orico Card THE POINT |
11位 | セゾンカードインターナショナル |
12位 | VIASOカード |
13位 | ダイナースクラブカード |
14位 | 三菱UFJカード |
15位 | ACマスターカード |
16位 | ローソンPontaプラスカード |
17位 | P-Oneカード |
18位 | ビックカメラSuicaカード |
19位 | ビュースイカカード |
20位 | au PAYカード |
21位 | セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード |
22位 | JALカード |
23位 | ANAカード |
24位 | ソラチカカード |
25位 | TRUST CLUB プラチナマスターカード |
26位 | メルカード |
27位 | Amazon Masterカード |
28位 | Visa LINE Payクレジットカード(P+) |
29位 | 楽天カードアカデミー |
30位 | 学生専用ライフカード |
31位 | 楽天プレミアムカード |
32位 | PayPayゴールドカード |
33位 | UCプラチナカード |
それぞれ特徴があるので、自分のライフスタイルにぴったりなカードを見つけて発行してみてください。
ランキングで紹介している33種類のクレジットカードのなかから、とにかく上位でおすすめのカードを選びたい、という方には、1~3位の以下のカードがおすすめです。
1位 三井住友カード(NL)
カード名 | 三井住友カード(NL) |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard |
申込条件 | 18歳以上の方 (高校生を除く) |
年会費 | 無料 |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 初年度:無料 2年目以降:550円(税込)(※1) |
ポイント名 | Vポイント |
ポイント還元率 | 0.5%〜 |
交換可能マイル | ANA |
国内旅行傷害保険 | (※2) |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | - |
電子マネー | (※3) |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、iD |
発行期間 | 通常最短3日(※4) |
(※1)年1回以上の利用で無料
(※2) 選べる無料保険で海外旅行保険から切替可能
(※3)別途申込で三井住友カードWAON、PiTaPaカード発行可能
(※4) カード番号は最短即日
年会費
三井住友カード(NL)は年会費無料のクレジットカードです。家族カードも無料で発行できます。
ETCカードは通常年会費550円(税込)ですのでご注意ください。
ETCカードは初年度会費無料、2年目以降は会費が発生します。ただし、ETCを年1回以上利用し、料金が発生した場合は次年度の会費はかかりません。 ETCを年1回以上使うのであれば、実質年会費無料と考えて良いでしょう。
ポイント還元率
三井住友カード(NL)の基本ポイント還元率は0.5%です。
通常、毎月の利用金額合計200円ごとに「Vポイント」が1ポイント付与されます。 年会費無料のクレジットカードの中には、基本ポイント還元率1.0%のカードもあるので、還元率はどちらかというと低いです。
三井住友カード(NL)をお得に使うなら、ポイントアップ特典を活用しましょう。
三井住友カード(NL)は、Apple PayやGoogle Payなどのスマホ決済に紐付け、対象のコンビニや飲食店で使えますと、ポイント還元率が最大7.0%までアップします。
さらに、家族も三井住友カード会員なら最大+5.0%、Vポイントプログラムの条件をクリアすれば+8.0%で、合計最大20%還元のカードとしてご利用いただけます。
カード特典
三井住友カード(NL)の主なカード特典は下記のとおりです。
- 対象のコンビニ・飲食店で最大20%ポイント還元
- 学生限定で対象サービスを利用すると最大10%ポイント還元特典
- 最高2,000万円の海外旅行傷害保険
- 保険内容を切り替え可能
- 最短即日カード番号発行
三井住友カード(NL)は年会費無料がかからないうえ、学生限定のポイントアップ特典があります。クレジットカードを作ったことがない学生にもおすすめできるクレジットカードです。
セブン-イレブンやローソン、マクドナルドなど、対象店舗でカードのタッチ決済をすると5.0%還元、スマホに登録してタッチ決済をすると7.0%還元の特典もお得で使いやすいでしょう。(※ただしiD支払いはポイント最大7%還元対象外なので要注意)
海外旅行傷害保険も付帯しています。しかも「選べる無料保険」では、自分のライフプランにあった保険に切り替えが可能です。
- 日常生活安心保険(個人賠償責任保険)
- ケガ安心プラン(入院保険[交通事故限定])
- 持ち物安心プラン(携行品損害保険)
- 旅行安心プラン(海外・国内旅行傷害保険)
デフォルトでは、旅行安心プランに設定されています。
海外旅行に行かないのであれば、別のプランに切り替えて使うと良いでしょう。
メリット
カード特典を踏まえた三井住友カード(NL)のメリットは、以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- 最短即日カード番号発行
- コンビニや飲食店でポイントを貯めやすい
- 学生はサブスクサービスなどでもポイント高還元
- ナンバーレスカードでセキュリティ面が優れている
- 上位にゴールドカード、プラチナカードがある
特徴的なメリットは、対象のコンビニや飲食店で、ポイント還元率が非常に高くなる点です。
カードのタッチ決済で5.0%還元、カードをApple PayやGoogle Payに登録してタッチ決済するとさらに2.0%上乗せされて合計ポイント還元率7.0%になります。
対象店舗のコンビニ、飲食店などは以下のとおりです。
ジャンル | 店舗名 |
---|---|
コンビニ | セイコーマート、セブンイレブン、ポプラ、ミニストップ、ローソン |
ファーストフード | マクドナルド、モスバーガー |
ファミレス・その他飲食店 | サイゼリヤ、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、夢庵、その他すかいらーくグループ飲食店、かっぱ寿司 |
カフェ | ドトールコーヒーショップ、エクセルシオールカフェ |
家族も三井住友カード会員であれば、所定の登録手続きをすると1人あたり+1.0%、最大5人までの登録で+5.0%還元率がアップします。
対象サービスの利用や契約によって還元率がアップする「Vポイントプログラム」の条件をクリアすれば最大+8.0%で、合計最大還元率は20%です。
さらに、学生限定で以下のサービスでもポイント還元率がアップします。
対象項目 | 概要 | 対応サービス |
---|---|---|
サブスクリプションサービス | 対象のサブスクサービスの支払いにカード利用でポイント還元率+9.5% | DAZN、dアニメストア、Leminoプレミアム、Hulu、U-NEXT、LINE MUSIC |
携帯料金 | 対象の携帯料金の支払いにカード利用でポイント還元率+1.5% | UQ mobile、docomo、ahamo、SoftBank、LINEMO、Y!mobile、LINEモバイル、y.u mobile |
QRコード決済 | LINE Payにカードを登録してチャージ&ペイを利用するとポイント還元率+2.5% | LINE Pay |
どれも難しくありません。学生であれば、有効活用してポイントをザクザク貯められます。
申込後最短即日でカード番号が発行され、ネットショップで使えるのも便利です。
後日届くプラスチックのカードは、券面にカード番号が記載されていないナンバーレスカードのため、カード番号を盗み見られて不正利用される心配もありません。
さらに、三井住友カード(NL)の上位には、ゴールドカードやプラチナカードも用意されています。学生から社会人まで幅広くメリットが享受できるカードなので、はじめてクレジットカードを発行する人や、長く同じ系列のカードを利用したい人にもおすすめです。
デメリット
一方、三井住友カード(NL)には下記のデメリットがあります。
- 基本ポイント還元率が0.5%と低い
- ショッピング保険が付帯していない
- 専用アプリのダウンロードが必要
三井住友カード(NL)は基本ポイント還元率が高くありません。
年会費無料のクレジットカードでも、ポイント還元率1.0%のカードは多いため、基本ポイント還元率0.5%は三井住友カード(NL)のデメリットです。
しかし、対象店舗でのスマホのタッチ決済で最大7%ポイント還元があるため、利用するタイミングを考えれば、ポイント還元率の低さはカバーできます。
ショッピング保険が付帯していないので、高額な商品を購入する場合は、破損や盗難には注意してください。
また、三井住友カード(NL)はナンバーレスカードでセキュリティ面には優れていますが、カード番号をチェックするためには、専用のアプリダウンロードが必要です。一般的なカードは券面に記載されているので、アプリを開く必要はありません。
アプリのダウンロードやログインは少し手間ですが、セキュリティの高さを考えると、それほどデメリットではないでしょう。
三井住友カード(NL)がおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、三井住友カード(NL)は以下のような人におすすめできるカードです。
- クレジットカード初心者の人
- コンビニやマクドナルドをよく利用する人
- ネットで使えるカードがすぐにほしい人
- 将来的にハイステータスカードを持ちたい人
三井住友カード(NL)は、クレジットカードをはじめて発行する学生や社会人におすすめのカードです。
年会費無料かつ、セキュリティ面に優れ、使いやすいカード特典があるほか、上位にはゴールドカードやプラチナカードまで用意されているため、長期的な目線でも使えます。
とくに対象のコンビニや飲食店では、Apple PayやGoogle Payに登録してタッチ決済すれば、ポイント還元率7.0%でポイントを貯められます。(ただしiDの支払いは最大7%ポイント還元対象外なので要注意)
基本ポイント還元率は0.5%なので、単純計算で14倍です。他社クレジットカードよりもザクザクとポイントが貯まる可能性があるため、はじめてクレジットカードを発行する人は、三井住友カード(NL)を選んでみてはいかがでしょうか。
2位 楽天カード|年会費無料&楽天ポイント還元率が高い!
カード名 | 楽天カード |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB、American Express |
申込条件 | 18歳以上の方(高校生を除く) |
年会費 | 無料 |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 550円(税込)(※) |
ポイント名 | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 1.0%〜 |
交換可能マイル | ANA、JAL、ユナイテッド航空 |
国内旅行障害保険 | - |
海外旅行障害保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | - |
電子マネー | 楽天Edy |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、楽天カードタッチ決済 |
発行期間 | 通常1週間〜10日程度で到着 |
(※)条件達成で無料
年会費
楽天カードの年会費は永年無料です。家族カードも年会費無料で発行できます。ただし、ETCカードは通常年会費550円(税込)がかかるため注意しましょう。
ETCカードを発行する場合、下記の条件をクリアするとETCカードの年会費も無料になります。
- 楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード会員になる
- 楽天POINT Clubでダイヤモンド会員もしくはプラチナ会員になる
楽天POINT Clubでダイヤモンド会員もしくはプラチナ会員になるには、下記の条件クリアが必要です。
楽天POINT Club会員ランク | 獲得ポイント数 | ポイント獲得回数 |
---|---|---|
ダイヤモンド会員 ※楽天カード保有必須 | 4,000ポイント | 30回 |
プラチナ会員 | 2,000ポイント | 15回 |
ゴールド会員 | 700ポイント | 7回 |
楽天市場ユーザーや、楽天カードユーザーであれば、それほど難しい条件ではありません。ETCカードも無料で所持したい場合、上記の条件達成を目指してみてください。
ポイント還元率
楽天カードの基本ポイント還元率は1.0%です。
年会費無料のクレジットカードとしては優秀なポイント還元率で、日常的に利用するメインカードとして使いやすいでしょう。
楽天カードの大きな特徴は、楽天市場でのポイント還元率が非常に高い点です。
楽天カード会員であれば、いつでもポイント3倍、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の条件達成で最大16.5倍までアップします。SPUの条件は以下のとおりです。
対象項目 | 達成条件 | 倍率 |
---|---|---|
楽天モバイル | Rakuten最強プランに加入 | +4倍 |
楽天モバイルキャリア決済 | 月に2,000円以上の料金支払い
| +2倍 |
Rakuten Turbo/楽天ひかり | Rakuten Turboまたは楽天ひかりの契約 | +2倍 |
楽天カード(通常分)楽天カード(特典分) | 楽天カードを利用して楽天市場でお買い物 | +1倍+1倍 |
楽天銀行+楽天カード | ①楽天カードの引き落としを楽天銀行に設定(+0.3%) ②①を達成のうえ、楽天銀行で給与・賞与・年金を受け取る(+0.2%) | 最大+0.5倍
|
楽天証券 投資信託 | 当月合計3万円以上のポイント投資(投資信託) | +0.5倍
|
楽天証券 米国株式 | 当月合計3万円以上のポイント投資(米国株式) | +0.5倍
|
楽天ウォレット | 暗号資産現物取引で月に3万円以上購入 | +0.5倍 |
楽天トラベル | 対象サービスを月1回5,000円以上予約し、対象期間に利用 | +1倍
|
楽天ブックス楽天kobo
| 月1回1注文3,000円以上をお買い物 | +0.5倍
+0.5倍 |
Rakuten Pasha | クーポンで300ポイント以上獲得し、「きょうのレシートキャンペーン」にて審査通過レシート10枚以上 | +0.5倍 |
Rakuten Fashionアプリ | アプリで月1回1注文5,000円以上をお買い物 | +0.5倍
|
楽天ビューティ | 月1回3,000円以上の利用 | +0.5倍
|
楽天関連サービスを利用している人であれば、いくつか達成するのは難しくないでしょう。
楽天市場のセール中には、SPUのポイントアップを受けつつ、店舗ごとのポイントボーナスももらえます。
そのため、楽天カードは使い方次第で、楽天市場でのポイント還元率が爆発的に高まるカードです。
カード特典
楽天カードの主なカード特典は下記のとおりです。
- 新規入会キャンペーンで5,000pt以上
- 楽天市場でポイント常に3倍以上
- 条件達成で最大16.5%還元
- 楽天ペイとの併用でもポイントが貯まる
- 最高2,000万円の海外旅行保険付帯
楽天カードの大きな特徴は、前述した楽天市場でのポイント還元率です。
それ以外では、新規入会キャンペーンも有名なメリットです。テレビCMでも「楽天カードマン」のフレーズを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
楽天カードは常時最大5,000ポイントがもらえる新規入会キャンペーンを行っています。基本的な条件は、カードの発行&所定の期間内に1回でもカード利用をするという、達成が簡単無条件です。
新規入会キャンペーンのタイミングによっては、5,000ポイント以上がもらえる場合もあります。
さらに、楽天ペイへのチャージでも、0.5%のポイントが獲得可能です。また、楽天ペイはお店で使用すると1.0%の還元率で楽天ポイントが返ってきます。そのため、カードでチャージ、お店で使うと、合計1.5%のポイントが獲得可能です。
メリット
カード特典を踏まえた楽天カードのメリットは、以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- 基本ポイント還元率が1.0%と高い
- 新規入会キャンペーンがお得
- 楽天市場でザクザクポイントが貯まる
- 楽天ポイントが使いやすい
- 4つの国際ブランドから選べる
楽天カードはクレジットカードのなかで、最も楽天ポイントを貯めやすいカードです。とくに楽天市場でのポイント還元率は、他のクレジットカードでは達成できない高還元率のカードとして使えます。
しかも、基本ポイント還元率が1.0%なので、楽天市場以外で使っても100円ごとに1円相当のポイントが返ってくるのも嬉しいメリットです。
楽天ペイと併用すれば、近くのコンビニなど楽天ペイが使えるお店で1.5%の楽天ポイントが貯まります。
貯まったポイントは、楽天市場で1ポイント1円として使えるほか、電子マネーの楽天Edyにチャージしてコンビニやドラッグストアでも使えるので、使い道に困ることはないでしょう。
選べる国際ブランドも、Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレスの4つと幅広いため、メインカードとしても、サブカードとしてもおすすめできるカードです。
デメリット
一方、楽天カードには下記のデメリットがあります。
- ETCカードは基本有料
- 国内旅行保険、ショッピング保険の付帯なし
- 公共料金支払いでの還元率が0.2%と低い
- 楽天市場以外でのポイント特典がほとんどない
他社のクレジットカードでは、ETCカードが無料で発行できる場合も多いので、条件を達成しなければいけないのは楽天カードのデメリットかもしれません。また、公共料金の支払いでは、ポイント還元率が0.2%(500円で1ポイント)まで下がります。
ただし、公共料金の支払いでポイント還元率が低いのは、他のカードでもよくあることなので、楽天カードだけのデメリットではない点は覚えておきましょう。
そのほかでいうと、楽天市場以外でのポイント特典が少ないのは楽天カードのデメリットです。反対に「楽天市場でのポイント還元に特化したカード」ともいえるでしょう。
楽天カードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、楽天カードは以下のような人におすすめできるカードです。
- 新規入会キャンペーンで高額ポイントを獲得したい人
- 楽天ポイントを貯めている人
- 楽天市場でよくお買い物をする人
- 楽天関連サービスを利用している人
楽天カードは、楽天市場ユーザーや、楽天ポイントを貯めている人におすすめするカードです。
とくに楽天モバイルや、楽天ひかりなど、楽天関連サービスを利用している人なら、SPUの条件達成により、楽天市場での還元率が他のカードではあり得ないくらい高くなります。
年会費無料なので、楽天市場でお買い物をする機会があるのならば、1枚持っておくことをおすすめします。
新規入会キャンペーンのポイント特典も高額なので、これから楽天ポイントを貯めようと思っている人にもおすすめです。
3位 JCB CARD W|還元率がつねに2倍
カード名 | JCB CARD W |
---|---|
国際ブランド | JCB |
申込条件 | 18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある方(高校生を除く) |
年会費 | 無料 |
家族カード | 無料(※1) |
ETCカード | 無料 |
ポイント名 | Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 | 1.0%〜 |
交換可能マイル | ANA、JAL、デルタ航空 |
国内旅行障害保険 | - |
海外旅行障害保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
ショッピング保険 | 最高100万円(※2) |
電子マネー | QUICPay(※3) |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、iD |
発行期間 | モバ即入会で最短5分(※4) |
(※1)本会員が学生の場合は申込不可
(※2)海外のみ
(※3)別途申込必要
(※4)入会条件
【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み。
【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
(※)モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
年会費
JCB CARD Wは、18歳以上39歳以下限定で申し込める、年会費無料のカードです。
家族カード、ETCカードもどちらとも年会費無料です。ただし、JCB CARD Wを申し込む本会員が学生の場合、家族カードには申し込めないので注意してください。
ETCカードが年会費無料で発行できるため、現在持っているクレジットカードのETCカードが有料の場合、JCB CARD WでETCカードを発行する方法もおすすめです。
家族カードは、本会員の信用を元に発行されるカードです。
学生は、基本的に親からの扶養やアルバイトによって生計を立てている場合が多いでしょう。本会員に高い返済能力が認められない場合、家族カードには申し込めません。
ポイント還元率
JCB CARD Wの基本ポイント還元率は1.0%です。
JCB CARD Wは、カード特典として「いつでもポイント2倍」という特典があります。
一般的なJCBカードと比べた場合、ポイント2倍である点に注意しましょう。
一般的なJCBカードは1,000円ごとに1Oki Dokiポイント(5円相当)のところ、JCB CARD Wは1,000円ごとに2Oki Dokiポイント(10円相当)なので、還元率は自体は1.0%です。
JCBカードの共通特典である「JCBオリジナルパートナー」(提携店)でも、ポイント2倍特典は反映されます。ただし、あくまでも一般的なJCBカードより還元率が1倍(0.5%)だけ上乗せされている点には注意しましょう。
たとえば、JCBオリジナルパートナーのAmazonやセブンイレブンでのJCBカード利用では、通常3倍(還元率1.5)のポイント還元率になります。
JCB CARD Wの場合、表記上は4倍ですが、1.0%×4=還元率4.0%ではありません。3倍(0.5%×3)+1倍(0.5%)=4倍で、合計還元率は2.0%です。
この仕組みは、経由するとポイント還元率がアップするポイントモールの「Oki Dokiランド」でも同じです。
カード特典
JCB CARD Wの主なカード特典は下記のとおりです。
- 一般的なJCBカードよりポイント2倍
- Amazonやスターバックスなどの特約店でポイント最大21倍
- 最短即日でカード番号発行
- 最高2,000万円の海外旅行保険付帯
- 海外でのショッピング保険付帯
- ナンバーレスでセキュリティ面に優れている
JCB CARD Wの特徴は、ポイント還元率が常に2倍の還元率1.0%である点です。
ただし、この特典だけだと、楽天カードをはじめとする年会費無料かつ基本ポイント還元率1.0%のカードと大差はありません。
JCB CARD Wが輝くのは、JCBオリジナルパートナーと呼ばれる提携店や、ポイントモールの「Oki Dokiランド」を活用した際です。
一般的なJCBカードよりも、常にポイント還元率が0.5%上乗せで加算されます。対象店舗などの詳細は以降で紹介するので、そちらも参考にしてください。
後日届くカードは、ナンバーレスカードかカード番号記載のものが選べるので、自分の好きな方を選びましょう。ナンバーレスカードはセキュリティ面に優れているので、不正利用が不安な人におすすめです。
また、最高2,000万円の海外旅行保険が付帯(利用付帯)していたり、ショッピング保険も付帯しているので、旅行時や高額なお買い物の際にも安心できるカードです。
メリット
カード特典を踏まえたJCB CARD Wのメリットは、以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- 基本ポイント還元率が1.0%と高い
- Amazonやセブンイレブンなどでポイント還元率2.0%
- 若年層向けカードで学生でも発行しやすい
- モバ即入会で最短5分でデジタルカード発行(※)
(※)入会条件
【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み。
【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
(※)モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
JCB CARD Wは年会費無料で、還元率が1.0%なので、日常のお買い物でも使いやすいカードです。
とくにJCBオリジナルパートナー(提携店)で使うと、より効率的にポイントを貯められるのでおすすめです。
JCBオリジナルパートナーの加盟店と、ポイント還元率を一部紹介すると以下のとおりです。
店舗名 | ポイントアップ特典 | JCB CARD W特典 | 合計還元率 |
---|---|---|---|
Amazon | 3倍(1.5%) | +1倍(0.5%) | 2.0% |
セブン-イレブン | 3倍(1.5%) | 2.0% | |
コメダ珈琲 | 2倍(1.0%) | 1.5% | |
くら寿司 | 5倍(2.5%) | 3.0% | |
スターバックス ※スターバックスカードへのオンラインチャージ | 20倍(10%) | 10.5% |
上記のほかにも、ローソンやマツモトキヨシなど、全国チェーン店を含めた170店舗以上の加盟店があります。対象店舗で使えば、ポイントをザクザク貯められるでしょう。とくにネットショップのAmazonや大手コンビニのセブンイレブンは使いやすいのでおすすめです。
前述のとおり、JCB CARD Wは18歳〜39歳以下限定で申し込めるカードでもあります。公式サイトで、学生におすすめであることが明記されているので、学生でも気軽に申し込めるのもJCB CARD Wのメリットです。
一度発行できれば40歳以降も、原則として更新して持ち続けられます。申込後最短即日でカード番号が発行されるため、すぐにカードを使ってネット上で購入したいものがある人にも便利でしょう。
デメリット
一方、JCB CARD Wには下記のデメリットがあります。
- 40歳以上は申込不可
- 国際ブランドはJCBしか選べない
- 国内旅行保険は付帯していない
- 年間利用額特典「JCBスターメンバーズ」は対象外
JCB CARD Wのデメリットは年齢制限がある点や、国際ブランドがJCB以外選べない点です。海外旅行保険が付帯しているものの、ヨーロッパや南米、北米では、JCBブランドの普及率があまり高くありません。
そのため、もし海外で決済するためのカードがほしいなら、シェア率が高いVisa、Mastercardブランドで発行できるカードがおすすめです。JCBブランドは、日本をはじめとするアジア圏で加盟店が多い国際ブランドなので、アジア圏内で使いましょう。
また、JCBカード共通の年間利用額に応じたボーナスポイントがもらえる「JCBスターメンバーズ」は対象外です。年間100万円で翌年1.5倍、300万円で2倍なので、利用額がそれほど多くないのであれば、気にする必要はない特典でしょう。
JCB CARD Wがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、JCB CARD Wは以下のような人におすすめできるカードです。
- 18〜39歳以下で年会費無料のカードがほしい人
- Amazonやセブンイレブンをよく利用する人
- 不正利用リスクの低いカードがほしい人
JCB CARD Wはズバリ、18〜39歳で年会費無料のカードを探している人におすすめです。
Amazonやセブンイレブンなど、使いやすい店舗でポイントが貯まりやすいのはJCB CARD Wの大きな特徴でしょう。40歳以上になると申込対象外になります。
年会費無料で、所持しているだけでは維持コストはかからず、大きなデメリットはないので、迷っているならとりあえず発行してみると良いでしょう。
ナンバーレスカードなため、カード番号を盗み見されて不正利用されるリスクが低いです。メインカードが紛失したり、盗難されたりした際の、サブカードとして1枚持っておいても良いかもしれません。
4位 イオンカードセレクト|イオングループユーザーならお得
カード名 | イオンカードセレクト |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard®、JCB |
申込条件 | 18歳以上の方(高校生は、卒業年度の1月1日以降) |
年会費 | 無料 |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 無料 |
ポイント名 | WAONポイント |
ポイント還元率 | 0.5%〜 |
交換可能マイル | JAL |
国内旅行障害保険 | - |
海外旅行障害保険 | - |
ショッピング保険 | - |
付帯電子マネー | WAON |
スマホ決済 | AEON Pay、Apple Pay、イオンiD |
発行期間 | 店舗で即日受取可能。発送の場合通常2週間程度で到着 |
年会費
イオンカードセレクトの年会費は無料です。家族カード、ETCカードも無料なので、必要に応じて発行しましょう。家族カードでは、後述するイオンカードセレクトの特典もほとんど利用できるので、家族と一緒に使うのもおすすめです。
なお、年間50万円以上の利用など、一定条件を満たすと招待状が送られてきて発行できる「イオンゴールドカードセレクト」も、年会費無料で発行できます。豪華特典を利用したい人は、イオンカードセレクトでコツコツと利用実績を貯めましょう。
ポイント還元率
イオンカードセレクトの基本ポイント還元率は0.5%と高くありません。しかし、イオングループでは、常にポイント2倍で還元率1.0%です。毎月10日はポイント5倍で、還元率は2.5%までアップします。もしイオンカードセレクトを使うなら、イオングループに絞って使いましょう。
楽天カードやJCB CARD Wなど、基本ポイント還元率1.0%のカードをメインカードとして持ち、イオンカードセレクトはイオングループでピンポイントに使うサブカードとしての活用がおすすめです。
貯まるポイントは「WAONポイント」で、電子マネーのWAONにチャージして使えるので、使い道に困ることもありません。
カード特典
イオンカードセレクトの主なカード特典は下記のとおりです。
- WAONへのオートチャージで0.5%還元
- イオングループでポイント常に2倍
- 毎月20・30日はイオンで5%OFF
- イオンシネマで映画割引
- イオン銀行ATMや提携ATMで常に手数料無料
イオンカードセレクトには、イオングループでお得な特典が多数付帯しています。
前述したポイントボーナス以外にも、お買い物・映画での割引特典が使えます。
さらに、イオン銀行では以下のような特典が利用可能です。
特典 | 内容 |
---|---|
普通預金金利が最大年0.15% | イオン銀行スコアに応じて、最大年0.15%の金利 |
他行ATM入出金利用手数料が最大月5回無料 | イオン銀行スコアに応じて、コンビニなどを含む他の金融機関ATMでのイオン銀行口座からの入出金手数料が、時間外も含めて最大5回まで無料 |
他行宛振込利用手数料が最大月5回無料 | イオン銀行スコアに応じて、他行宛の振込手数料も最大5回まで無料 |
ATMは全国約55,000台以上、手数料無料 | イオン銀行は365日24時間手数料0円 |
下記の銀行は平日日中手数料0円 ・ゆうちょ銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行など |
イオングループでのお買い物や、イオン銀行を使っている人にとって便利でお得な特典が満載のカードです。
メリット
カード特典を踏まえたイオンカードセレクトのメリットは、以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- イオングループでお得な特典多数
- キャッシュカード、電子マネーをクレジットカードにまとめられる
- 条件を満たせばイオンゴールドカードの招待状が届く
- 3つの国際ブランドから選べる
- 卒業年であれば高校生でも発行可能
イオンカードセレクトは、クレジットカード機能、電子マネーのWAON、イオン銀行キャッシュカードが1枚にまとまったカードです。イオンカードセレクト1枚にまとめることで、財布の中をスッキリできます。
イオンカード共通でもある以下の特典も使えるため、カードを1枚にまとめたい人におすすめです。
- イオングループで常にポイント2倍(還元率1.0%)
- 毎月10日はイオングループでポイント5倍(還元率2.0%)
- WAONオートチャージ設定で0.5%還元
- イオンシネマがいつでも300円OFF
- 毎月20・30日はイオンシネマが1,100円(税込)
- 公共料金の支払い設定件数につき5ポイント付与イオン銀行口座での給与受給で10ポイント付与
ここまでも紹介したとおり、イオンカードセレクトは完全にイオングループに特化したカードです。年間50万円など、一定の条件を達成すれば、ゴールドカードへの招待状が届きます。
ゴールドカードには、空港ラウンジ無料特典や、会員限定のイオンラウンジ特典、旅行保険、ショッピング保険など豪華特典が付帯していて、さらに便利です。
また、イオンカードセレクトは、卒業年であれば、高校生でも発行できるほか、専業主婦・主夫でも申込可能です。日常的にイオングループでお買い物をするなら、1枚は持っておきたいカードなので、申し込んでみてください。
デメリット
一方、イオンカードセレクトには下記のデメリットがあります。
- 基本ポイント還元率が低め
- 旅行保険やショッピング保険が付帯していない
- イオングループ以外での特典がほとんどない
イオンカードセレクトはイオングループでお得な特典が多数使える反面、イオングループ以外では目立った特典がないカードでもあります。そのため、イオングループでのみ使うカードとしての活用がおすすめです。
とくに、基本ポイント還元率が0.5%と低めなので、日常的に使うカードとして、基本ポイント還元率1.0%のカードのカードを1枚持っておきましょう。イオンカードセレクトは、イオングループで使うサブカードとして持っておくと便利です。
イオンカードセレクトがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、イオンカードセレクトは以下のような人におすすめできるカードです。
- イオングループでお買い物をする人
- イオン銀行を利用している人
- 映画が好きで近くにイオンシネマがある人
イオンカードセレクトがおすすめなのは、イオングループでお買い物をする人です。とくに、電子マネーのWAONや、イオン銀行の口座を持っているなら、それぞれのカードを1枚にまとめられるので、発行をおすすめします。
1枚持っておけば、イオンシネマでの割引特典がいつでも使えます。いつでも300円割引のほか、毎月20・30日は1,100円(税込)で映画が観れるので、最新映画もお得に鑑賞できるでしょう。
年会費無料なので、維持コストもかかりません。迷っているなら早めに申し込んでみましょう。
5位 エポスカード|全国10,000店舗の優待!
カード名 | エポスカード |
---|---|
国際ブランド | Visa |
申込条件 | 日本国内在住の、満18歳以上の方 (高校生を除く) |
年会費 | 無料 |
家族カード | - |
ETCカード | 無料 |
ポイント名 | エポスポイント |
ポイント還元率 | 0.5%〜 |
交換可能マイル | ANA、JAL |
国内旅行障害保険 | - |
海外旅行障害保険 | 最高3,000万円 |
ショッピング保険 | - |
付帯電子マネー | - |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
発行期間 | 最短即日(※) |
(※)店舗で受け取りの場合
(※)カード番号は最短即日
年会費
エポスカードの年会費は無料です。ETCカードも年会費無料で発行できます。
ただし、エポスカードでは家族カードは発行できません。家族カードを発行したい場合、家族カードの発行に対応している他のカードを発行しましょう。
ポイント還元率
エポスカードの基本ポイント還元率は0.5%と高くありません。日常的な決済に使うカードとしては向いてないため、サブカードとしての活用がおすすめです。
日常的に使うカードは基本ポイント還元率1.0%のカードを、エポスカードはポイントアップ特典がある店舗での利用をおすすめします。
マルイやモディなどでは、いつでも1.0%の還元率です。貯まったポイントの有効期限は2年間と短めですが、延長申請をすれば24ヶ月間の延長ができます。
JALやANAのマイルにも交換できるので、コツコツ貯めてマイルに交換したい人にもおすすめです。
カード特典
エポスカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- マルイやモディで常にポイント2倍
- マルイ・モディで年4回10%OFF
- 約1万店舗で割引・優待特典
- 充実した海外旅行保険
- 店舗では即日発行・受取可能
- 選べるデザインが豊富
エポスカードはマルイやモディなどで使えるお得な特典が付帯したカードです。
そのほかにも多数の特典が付帯しており、簡潔にまとめると以下のとおりです。
特典の種類 | 特典の例 |
---|---|
店頭などでお得な特典 | ・海外旅行保険(利用付帯) ・全国の飲食店で割引や特典 ・遊園地などの入場料割引 ・カラオケ割引 ・美容院やネイルで割引 ・スパ・温泉で入場料割引 |
予約時に伝えるとお得な特典 | ・舞台やイベントのチケットを優待 ・レンタカー・カーシェアで割引 ・旅行予約・出発でポイントアップや特典 |
エポスカードの利用でお得な特典 | ・マルイやモディなど対象施設でポイントアップ、割引 |
特典が利用できるお店は全国1万店舗と膨大です。
カード利用でポイントボーナスや割引が受けられるほか、カードの提示だけで割引・優待が受けられるお店もあります。
そのため、エポスカードは、家族・友達と遊ぶ際に持っておくだけでも活躍するカードです。
定期的にスポーツチームや芸能人、イラストレーター、ゲームなどとコラボしたいデザインのカードも発行しているので、ほかにはない独特なデザインのカードが手に入るかもしれません。
近くにマルイ店舗など、カードセンターがあれば申し込んだその日にカードが受け取れる可能性もあります。
メリット
カード特典を踏まえたエポスカードのメリットは、以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- マルイやモディでポイントを貯めやすい
- 全国の飲食店やレジャー施設で優待特典が使える
- 充実した海外旅行保険で旅行が安心
- 最短即日カードを受け取って使える
エポスカードのメリットは、年会費無料で全国1万店以上で使える割引・優待特典が付帯している点です。すべては紹介しきれないので、ジャンルや特典の内容をピックアップして紹介します。
ジャンル | 特典例 |
---|---|
マルイ | ネット通販で「マルコとマルオの3日間」(年4回)期間中10%OFF |
居酒屋や飲食店 | ポイント数十倍、料理・ドリンクサービスなど |
映画 | チケット割引、ドリンク割引 |
カラオケ | 利用料金最大30%OFFなど |
旅行 | ツアー代金割引、ポイント数倍 |
レジャー施設 | 水族館入場料割引、乗馬クラブ割引など |
具体的な店舗や特典内容は、公式サイト「エポトクプラザ」でエリアを絞って検索できます。カード利用だけではなく、カード提示だけでOKな店舗もあるため、1枚持っておくと様々なジャンルでお得な優待が受けられるでしょう。
また、エポスカードは海外旅行保険が充実している点でも知名度が高いカードです。以前はカードを持っているだけで保険が適用される「自動付帯」でしたが、2023年10月からは交通代金やツアー料金をカード決済すると適用される「利用付帯」に変更されました。
適用条件変更に伴い、補償内容はアップグレードしています。
項目 | 補償内容 | |
---|---|---|
対象期間 | 2023年9月30日以前 | 2023年10月1日以降 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 | 最高3,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 | |
疾病治療費用 | 270万円 | |
賠償責任(免責なし) | 2,000万円 | 3,000万円 |
援助者費用 | 100万円 | |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円 |
補償内容はゴールドカードクラスなので、海外旅行に行く際に持っておくと便利なカードでもあります。
国際ブランドも世界中に加盟店が多いVisaなので、旅行中も使いやすいでしょう。
デメリット
一方、エポスカードには下記のデメリットがあります。
- 基本ポイント還元率が低い
- 家族カードは発行できない
- 基本ポイント有効期限2年と短め
- 選べる国際ブランドがVisaのみ
基本ポイント還元率の低さはエポスカードのデメリットのひとつです。エポスカードの大きなメリットは、前述のとおり、様々な店舗で優待割引・特典が受けられる点や充実した海外旅行保険です。
そのため、エポスカードは日常的に利用するメインカードよりも、ピンポイントで特典を活用するサブカードとしての活用がおすすめです。メインカードは基本ポイント還元率1.0%のカードを発行して使いましょう。
また、エポスカードで貯まる「エポスポイント」の有効期限は2年と短めです。ポイントは有効期限の3ヶ月前から延長申請ができます。期限切れになると失効してしまうので、使い切れない人は延長申請を忘れないようにしましょう。24ヶ月延長されて、余裕を持ってポイントが使えます。
エポスカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、エポスカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- 持っているだけで割引・優待特典が使えるカードがほしい人
- マルイ・モディでお買い物をする人
- 独特なデザインのカードを持ちたい人
- 無料で充実した海外旅行保険特典を使いたい人
エポスカードは、マルイやモディをよく利用する人や、独特なデザインのカードを持ちたい人におすすめです。
カードで受けられる割引・優待も多いので、持っておくだけでお得なカードを探している人にもおすすめできます。
海外旅行保険が充実しているので、前述の特典を含め、サブカードとしてお財布に入れておくと便利でしょう。
年会費は永年無料のため、年に1度も使わなくてもデメリットはありません。
6位 PayPayカード|PayPayユーザーなら使いやすい!
カード名 | PayPayカード |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
申込条件 | ・日本国内在住の満18歳以上の方(高校生除く) ・本人または配偶者に安定した継続収入がある方 ・本人認証が可能な携帯電話をお持ちの方 |
年会費 | 無料 |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 550円(税込) |
ポイント名 | PayPayポイント |
ポイント還元率 | 1.0%〜 |
交換可能マイル | - |
国内旅行障害保険 | - |
海外旅行障害保険 | - |
ショッピング保険 | - |
付帯電子マネー | - |
スマホ決済 | Apple Pay、QUICPay |
発行期間 | 通常1週間で到着(※) |
(※)カード番号は最短即日
年会費
PayPayカードの年会費は無料です。家族カードも無料で発行できます。
18歳以上であれば、高校生を除き学生でも発行可能なカードです。配偶者に安定した収入があれば発行できるので、専業主婦・主夫でも申し込めます。
一方、ETCカードは年会費550円(税込)です。クレジットカードでは「年1回以上利用すれば年会費無料」など、特定の条件を満たせばETCカード年会費が無料になるケースがあります。
PayPayカードの場合、条件達成での無料サービスはなく、必ず年会費が発生する点に注意してください。
ポイント還元率
PayPayカードのポイント還元率は1.0%、利用金額200円ごとに2ポイントのPayPayポイントが付与されます。PayPayポイント1ポイント1円相当としてPayPayにチャージや、加盟店での利用が可能です。
PayPayカードを利用するとボーナスポイントがもらえる店舗としては、Yahoo!ショッピングやロハコがあります。それぞれでは、月5,000円相当までを上限として、いつでも還元率5.0%でポイントが獲得可能です。LINEやYahoo!の会員サービス「LYPプレミアム」に加入していれば、さらに+2.0%の合計7.0%還元になります。
さらに、QRコード決済のPayPayに登録すると、最大1.5%の還元率でポイントが貯まります。PayPayクレジット(旧あと払い)にPayPayカードを設定して使うと、カード利用ポイントとして1.0%が獲得可能です。PayPayもしくはPayPayカードで以下の条件を満たすと、さらに+0.5%されます。
- ひと月に200円以上の買い物を30回
- ひと月に10万円分の支払い
PayPayを日常的に使っている人であれば、それほど難しい条件ではないかもしれません。
ポイント還元率1.5%になれば、他のカードよりもメリットが大きいため、PayPayユーザーにおすすめのカードです。
カード特典
PayPayカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- 基本ポイント還元率1.0%
- Yahoo!ショッピングやロハコでポイント最大5%還元
- PayPayのクレジット機能が使える
- 最短即日でカード番号の発行可能
- ナンバーレスでセキュリティ面に優れている
基本ポイント還元率1.0%なので、日常的にも使いやすいカードです。
よりPayPayカードのメリットを享受したいのであれば、Yahoo!ショッピングやロハコでPayPayカードを使いましょう。いつでも5.0%の還元率でPayPayポイントが貯まります(※)。
(※) 内訳:①PayPayポイント(PayPayカード特典)1%(※1)
②PayPayポイント(指定支払い方法)3%(※1※2)
③PayPayポイント(ストアポイント)1%
(※1)出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能。
(※2)開催期間:2022年10月12日(水)~終了日未定(終了1カ月前に告知)。詳細はこちら(https://shopping.yahoo.co.jp/promotion/campaign/mainichi/)をご確認ください
(※3) 2023年7月1日(土)より、ご利用金額200円(税込)ごとの付与。
(※4 )Yahoo!ショッピングでの商品購入時のみ利用可。有効期限あり。一部ストアではご利用不可。
(※5) 対象金額に対して付与されます。その他付与上限、条件あり。詳細はこちら。
(※6) 2023年12月1日(金)よりPayPayポイント付与にYahoo! JAPAN
IDとLINEアカウントの連携が必要です。未連携の場合はヤフーショッピング商品券で付与されます。変更内容の詳細はこちらをご確認ください。
ただし、月5,000円までが対象なので、還元率5.0%で得られるポイントの上限は250ポイントまでです。
Yahoo!ショッピングやロハコ以外では、PayPayと紐付けての利用をおすすめします。PayPayにPayPayカードを登録して、PayPayのクレジット(旧あと払い)を使っていれば、最大1.5%の還元率でポイントが貯まります。
PayPayカードは申込後最短即日中にカード番号が発行されるので、すぐにネット上で使いたい人にもおすすめです。
また、後日届くカードにはカード番号が記載されていません。不正利用のリスクが低い、ナンバーレスカードのため、カード管理が不安な学生など、クレジットカード初心者にとっても安心して使えるカードです。
メリット
カード特典を踏まえたPayPayカードのメリットは、以下のとおりです。
- PayPayポイントを貯めやすい
- Yahoo!ショッピングやロハコでポイントがザクザク貯まる
- PayPayがチャージ不要で使えるようになる
- 最短即日、すぐにネットでお買い物ができる
- 3つの国際ブランドから選べる
PayPayカードの大きなメリットは、PayPayとの相性が良い点です。PayPayの公式サイトでは、将来的(2025年1月以降)にPayPayに登録できるカードは、PayPayカードに限定するという趣旨の表明もされています。
そのため、PayPayとクレジットカードを紐付けたいなら、PayPayカードの所持は必須になるでしょう。なお、PayPayカードからPayPayの「残高」にチャージした場合、ポイント付与の対象外なので注意が必要です。
お得にPayPayカードを使いたいなら、PayPayの「クレジット」機能を使ってください。クレジット払いすると、紐付けたPayPayカード決済と同じように使えて、1.0%のポイントが貯まります。
加えて、ひと月に200円以上の買い物を30回、10万円以上のお買い物をすると、還元率が1.5%にアップしてお得です。
最短即日発行されるカード番号でも、PayPayに登録できるので、いますぐPayPayに登録できるクレジットカードを発行したい人は、PayPayカードに申し込んでみてください
デメリット
一方、PayPayカードには下記のデメリットがあります。
- PayPayやYahoo!サービスを使わない人にはあまり得がない
- ETCカード年会費が有料
- 旅行保険・ショッピング保険が付帯していない
PayPayカードはPayPayやYahoo関連サービスでポイント還元率アップ特典がある反面、それ以外の店舗やサービスでのメリットがほとんどありません。言い換えれば、使い道がわかりやすいとも言えます。PayPayやYahoo!ショッピング、ロハコなど、使い所を絞って使ってください。
ETCカードは年会費有料です。もし年会費無料のETCカードがほしい場合、他のクレジットカードから発行することをおすすめします。
PayPayカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、PayPayカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- PayPayポイントを貯めている人
- PayPayをチャージ不要で使いたい人
- 今後もPayPayを使い続ける人
- Yahoo!の関連サービスを使っている人
PayPayカードは、PayPayユーザーにおすすめのクレジットカードです。将来的には、PayPayにクレジットカードを紐付けたい場合、PayPayカード以外の選択肢がなくなります。
クレジットカードからPayPay残高にチャージしたい人や、PayPayに登録して「クレジット(旧あと払い)」機能を使いたい人は、必ずPayPayカードを持っておきましょう。年会費無料なので、発行するだけではなんのデメリットもありません。
現在進行形でPayPayを使っているのであれば、1枚持っておくと便利です。
7位 リクルートカード|リクルートサービス利用でポイントアップ!
カード名 | リクルートカード |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
申込条件 | 18歳以上で本人または配偶者に安定した収入のある方 (高校生を除く) |
年会費 | 無料 |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 無料(※) |
ポイント名 | リクルートポイント |
ポイント還元率 | 1.2%〜 |
交換可能マイル | - |
国内旅行障害保険 | 最高1,000万円 |
海外旅行障害保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | 最高200万円 |
付帯電子マネー | - |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay(JCBのみ) |
発行期間 | 通常1週間程度で発行、発行後1週間程度で到着 |
(※)Visa、Mastercardは発行手数料1,100円(税込)
年会費
リクルートカードの年会費は無料です。家族カードも年会費無料で発行できます。ETCカードの年会費も無料ですが、リクルートカードの国際ブランドによっては、発行手数料がかかる点には注意が必要です。
リクルートカードでJCBブランドを選んだ場合、ETCカードは年会費も発行手数料も無料です。一方、VisaもしくはMastercardブランドを選んだ場合、発行手数料として1,100円(税込)がかかります。
発行手数料は一度支払えば継続的な支払いにはなりません。しかし、できるだけお金をかけずにETCカードを持ちたいのであれば、JCBブランドがおすすめです。
ポイント還元率
リクルートカードの基本ポイント還元率は1.2%です。クレジットカードでは還元率0.5〜1.0%のカードが多く、還元率1.2%のカードはほとんどありません。そのため、リクルートカードは「業界最高水準のポイント還元率」と呼ばれることが多いカードでもあります。
基本ポイント還元率が高いため、日常的なカード利用や、公共料金など固定費の支払いに設定するカードとしておすすめです。
基本ポイント還元率に加えて、ポイントアップ特典があるのは、リクルート関連サービスです。リクルートの通販サイト「ポンパレモール」では最大ポイント還元率4.2%、じゃらんやホットペッパービューティなどリクルート関連サービスでは最大3.2%の還元率でポイントが貯まります。
貯まったポイントはじゃらんやホットペッパーで使えるほか、Pontaポイントやdポイントに交換できます。Pontaポイントやdポイントは使えるお店も多いため、貯まったポイントの使い道に困ることはありません。
カード特典
リクルートカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- 基本ポイント還元率1.2%
- リクルート関連サービスでポイント最大4.2%還元
- 公共旅行の支払いでも1.2%還元(※)
- 国内・海外旅行保険、ショッピング保険付帯
(※):一部加算対象外となる利用代金があります。詳しくはカード会社にお問い合わせください
基本ポイント還元率1.2%は、リクルートカードを代表する大きな特徴です。公共料金や携帯電話・固定電話、新聞購読料の支払でもポイントが貯まります。
ただし、支払う会社によってポイント付与の有無が異なる可能性があるので、事前にチェックしておきましょう。
そのほかの特典で目立つのは、リクルート関連サービスでのポイント還元率アップ特典です。
じゃらんやホットペッパーを日常的に利用するなら、リクルートカードを使うと効率よくポイントが貯められます。
また、年会費無料のカードのなかでは珍しく、国内・海外旅行保険の両方が付帯しているうえ、ショッピング保険も付帯しています。
Visa、Mastercard、JCBの3ブランドから選べる点も含め、旅行先でも活躍できるカードです。
メリット
カード特典を踏まえたリクルートカードのメリットは、以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- 基本ポイント還元率が業界最高水準
- リクルート関連サービスでポイントを貯めやすい
- 付帯保険が充実している
- 貯まったポイントをdポイントやPontaポイントに交換可能
- 3つの国際ブランドから選べる
繰り返しになりますが、リクルートカードの一番のメリットは、基本ポイント還元率1.2%である点です。しかも年会費無料なので、損か得かを考える必要なく、発行した時点からお得なカードとして使えます。
リクルートカードを発行したら、まずは水道光熱費やスマホ代、定期代、サブスク料金など、毎月固定で発生する支払いに使いましょう。
年間を通すと高額な出費となる固定費は、ポイントを貯めるチャンスでもあります。支払いにリクルートカードを設定しておくだけで、ザクザクとポイントが貯まるでしょう。
業界最高水準のポイント還元率が目立ちますが、付帯保険が充実しているのもリクルートカードのメリットです。国内最高1,000万円、海外最高2,000万円、年間100万円のショッピング保険が付帯しています。
海外で使いやすいVisa、Mastercardブランドの発行にも対応しているので、海外旅行が好きな人にも便利なカードです。
デメリット
一方、リクルートカードには下記のデメリットがあります。
- ポイント有効期限が短い
- ポイントの使い道・交換先が限定される
- リクルート関連サービス以外でのお得感が少ない
- ETCカードは発行手数料がかかる
リクルートカードは基本ポイント還元率が高い反面、ポイントの有効期限が短めです。
カード利用で貯まる「リクルートポイント」の有効期限は「最終のポイント加算日から12ヶ月後の月末まで」です。一度も加算されない場合、最短1年で有効期限が失効するので注意しましょう。
一方、一度でもポイントを獲得すれば、再度12ヶ月の有効期限が付与されるので、定期的にポイントを獲得すれば実質有効期限が無期限です。
また、もし有効期限切れが不安な場合は、Pontaポイントやdポイントに交換しておくのも良いでしょう。それぞれの有効期限を比較すると、以下のとおりです。
ポイント名 | 有効期限 |
---|---|
リクルートポイント | 最終のポイント加算日から12ヶ月後の月末まで |
Pontaポイント | 最終のポイント加算日または、ポイント利用日から1年間 |
dポイント | 獲得した月から起算して48か月後の月末まで |
dポイントは約4年、Pontaポイントは、貯まった日以外に、使った日からもポイント有効期限が延長されます。
交換しておけば、有効期限で失効するリスクを回避できるかもしれません。
リクルートカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、リクルートカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- 基本ポイント還元率が高いカードを使いたい人
- リクルート関連サービスを利用する人
- 年会費無料で旅行保険が充実しているカードがほしい人
- dポイント、Pontaポイントを貯めている人
リクルートカードは、できるだけポイント還元率が高いカードを探している人におすすめです。
年会費無料かつポイント還元率が1.2%まで高いカードはほかにありません。カード特典よりもポイント還元率を重視するならリクルートカード一択です。
また、じゃらんやホットペッパーでのポイントアップ特典もあるので、対象サービスをよく利用する人にもおすすめです。
貯まったポイントはdポイントやPontaポイントに交換できるため、すでにどちらかのポイントを貯めていて、もっと効率的にポイントを獲得したいと考えている人もリクルートカードを選びましょう。
8位 dカード|dポイントをお得に貯められる
カード名 | dカード |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard |
申込条件 | ・18歳以上の方(高校生を除く) ・個人名義であること ・本人名義の口座を支払い口座として設定すること |
年会費 | 無料 |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 初年度:無料 2年目以降:550円(税込)(※) |
ポイント名 | dポイント |
ポイント還元率 | 1.0%〜 |
交換可能マイル | JAL |
国内旅行障害保険 | 最高2,000万円 |
海外旅行障害保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | 最高100万円 |
付帯電子マネー | iD |
スマホ決済 | Apple Pay、iD |
発行期間 | 審査は最短5分、カード到着は発行後1~3週間程度 |
(※)年1回以上の利用で翌年度無料
dカード
dカードの年会費は無料、家族カードも年会費無料です。ETCカードは年会費550円(税込)ですが、年1回でも利用があれば翌年度の年会費が無料になります。年1回でもETCカードを利用するなら、実質年会費無料です。
ETCカードの利用頻度が高いならdカードで発行しましょう。もし年1回利用するかわからない場合は、条件なしでETCカード年会費が無料のクレジットカードから発行することをおすすめします。
ポイント還元率
dカードの基本ポイント還元率は1.0%です。どこで使っても100円ごとに1ポイントのdポイントが付与されます。dポイントは加盟店が多く使いやすいので、dカードはメインカード候補の1枚です。
dカードの特約店では、カード決済でボーナスポイントがもらえます。さらに、dポイントの加盟店であれば、カードの利用とカードの提示でポイントの2重取りが可能です。
総合通販サイトの「dカード ポイントモール」経由でAmazonや楽天、Yahoo!ショッピングにアクセスしてお買い物をすると、店舗ごとに指定された倍率のポイントがもらえます。
基本ポイント還元率、加盟店でのポイントボーナス、ネットショッピングと、どこでもポイントが貯めやすいカードです。
カード特典
dカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- 基本ポイント還元率1.0%
- dカード特約店、dポイント加盟店で還元率アップ
- dカードポイントモール経由で最大還元率10.5倍
- 29歳以下限定で国内・海外旅行保険付帯
- 特定のケータイ料金が毎月187円割引
- d払いと併用してもポイント還元
dカードは特約店でポイントボーナスや割引が受けられる特典があります。
特約店は公式サイトでチェックできます。一例を紹介すると以下のとおりです。
店舗名 | 還元率・割引 |
---|---|
マツモトキヨシ | 100円ごとに3.0% |
ノジマ | 100円ごとに1.0%+3.0%割引 |
ココカラファイン | 100円ごとに3.0% |
タワーレコード | 100円ごとに2.0% |
スターバックスカード | 100円ごとに4.0% |
アディダスオンラインショップ | 200円ごとに2.0% |
JAL | 100円ごとに2.0% |
たとえば、マツモトキヨシであれば、カードの基本ポイント還元率1.0%に加えて、特約店ポイントとして+2.0%が加算され、100円ごとに合計3ポイントが貯まります。
dカードはdポイントカードの機能も併せ持っているので、dポイント加盟店では、カードの基本ポイント還元率+dカード提示ポイントの2重取りが可能です。
dポイント加盟店は特約店よりも多く、一例をあげると以下の店舗があります。
- メルカリ
- ドトール
- マクドナルド
- すき家
- 丸亀製麺
- セブンイレブン
スマホ決済の「d払い」を併用するとポイント3重取りも可能です。
29歳以下限定で国内・海外旅行保険が付帯しているのもdカードの特徴です。
選べる国際ブランドもVisa、Mastercardで、世界市場でのシェア率が高いため、海外旅行中も活躍します。
メリット
dカード特典を踏まえたdカードのメリットは、以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- dカード特約店、dポイント加盟店でポイント還元率2.0%以上
- d払いに紐つけて使うとポイント3重取り可能
- 29歳以下で充実した旅行保険が使える
- 貯まるポイントがdポイントで使いやすい
dカードの最大のメリットは、dポイントを貯める方法が多い点です。整理すると、以下の方法でポイントを貯められます。
- カードの通常払いで貯める
- dカード特約店で貯める
- dポイント加盟店で貯める
- d払いで貯める
d払いとは、ネットショッピングや街中のお店で利用できる決済サービスで、アプリをダウンロードすれば簡単に使えるので、dカードを発行したらすぐにダウンロードしておきましょう。
d払いの支払い方法にdカードを設定しておくと、100円ごとに0.5ポイントがもらえます。
さらに、d払いをした店舗がdカード加盟店であれば、100円につき1ポイントが獲得可能です。加えて、d払いでお買い物をすると200円ごとに1ポイントがもらえます。その結果、以下のようにポイント3重取りが可能です。
項目 | 還元率 |
---|---|
d払いのお支払い方法でdカードを設定 | 0.5% |
dポイントカード提示 | 1.0% |
d払いでの支払い | 0.5% |
合計 | 2.0% |
もちろんdポイント加盟店であれば、dカード利用ポイント1.0%+dカード提示ポイント1.0%でも2.0%の還元率でポイントが貯まります。自分にとって便利な方を使うと良いでしょう。
もう一つの独特なメリットは、29歳以下限定で旅行保険が付帯している点です。しかも、補償内容が充実しているうえ、家族カード会員まで補償の対象となっています。
保険 | 項目 | 金額 本会員/家族会員 |
---|---|---|
国内旅行保険 (利用付帯) | 傷害死亡保険金 | 1,000万円 |
傷害後遺障がい保険金 | 程度により40〜1,000万円 | |
入院保険金 | 3,000円/日 | |
通院保険金 | 1,000円/日 | |
手術給付金 | 入院保険金日額の5倍または10倍 | |
国内航空便遅延費用特約 (利用付帯) | 乗継遅延による宿泊・食事費用 | 2万円 |
手荷物遅延による衣類・生活必需品購入費用 | 1万円 | |
手荷物紛失による衣類・生活必需品購入費用 | 2万円 | |
出航遅延・欠航による食事費用 | 1万円 | |
海外旅行保険(利用付帯) | 傷害死亡 | 2,000万円 |
傷害後遺障がい | 程度により80万円~2,000万円 | |
傷害・疾病治療費用 | 200万円 | |
賠償責任 | 2,000万円 | |
携行品損害 | 20万円 | |
救援者費用 | 200万円 |
内容としては、一般的なクレジットカードだとゴールドカードクラスです。国内航空便遅延費用特約はプラチナカードからしかつかないケースも多いので、この特典はdカード独自の大きなメリットでしょう。
海外・国内航空便遅延保険には以下の4つの費用の保険が入っています。
デメリット
一方、dカードには下記のデメリットがあります。
- 30歳以上には旅行保険が付帯しない
- 選べる国際ブランドは2つのみ
- ドコモでも携帯料金の支払いはポイント付与対象外
dカードは加盟店や特約店も多く、ポイントが貯めやすいカードなうえ、年会費も無料なのでそれほどデメリットはありません。あえてデメリットを挙げるなら、30歳以上だと旅行保険が付帯しない点でしょう。
また、dカードの発行元はNTTドコモですが、ドコモの携帯料金の支払いに対して、ポイントは付与されません。dカードの上位カードである「dカード GOLD」では、ドコモ料金に対して10%還元の特典があります。もしドコモのスマホやネット回線を使っているなら、ポイントがザクザク貯まるdカード GOLDもおすすめです。
dカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、dカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- dポイントを貯めている人
- dカード、dポイント加盟店でお買い物をする人
- 29歳以下で旅行保険が充実したカードを探している人
dカードは日頃からdポイントを貯めている人や、d払いを使っている人におすすめです。
詳しい特約店やdポイント加盟店は公式サイトでも確認でき、日々店舗は更新されているのでチェックしてみてください。
dポイントを貯めている人のほか、29歳以下であれば充実した旅行保険特典も利用できます。年会費無料のカードとは思えない内容なので、旅行好きな人は有効活用しましょう。
9位 ライフカード|誕生月はポイント3倍
カード名 | ライフカード |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
申込条件 | 日本国内に住んでいるの18歳以上で、電話連絡が可能な方 |
年会費 | 無料 |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 初年度:無料2年目以降:1,100円(税込) |
ポイント名 | LIFEサンクスポイント |
ポイント還元率 | 0.5%~ |
交換可能マイル | ANA |
国内旅行障害保険 | - |
海外旅行障害保険 | - |
ショッピング保険 | - |
付帯電子マネー | - |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
発行期間 | 最短2営業日 |
(※)年1回以上の利用で翌年度も無料
年会費
ライフカードの年会費は無料です。家族カードも年会費永年無料ですが、ETCカードは条件付きで無料になります。初年度年会費無料、2年目以降は1,100円(税込)の年会費が発生します。ただし、年1回でも利用すれば翌年度も無料です。
定期的にETCカードを使う人なら、年会費は実質無料と考えて問題ありません。もし年1回使うかわからないなら、ETCカードは年会費が常に無料のクレジットカードで追加発行しましょう。
ポイント還元率
ライフカードの基本ポイント還元率は0.5%と高くありません。しかし、ライフカードにはポイント還元率がアップするタイミングや特典が複数あります。
まず、入会から1年間はポイント還元率が1.5倍です。1.5倍でも還元率自体は0.75%とそこまで高くありません。目玉は誕生月のポイント3倍です。還元率1.5%になるので、ほかのクレジットカードよりも高還元率のカードとしてポイントを貯められます。
さらに、年間利用額に応じて、翌年度のポイント還元率がアップするステージポイント制を採用しています。
ステージ | 条件 | ポイント還元率 |
---|---|---|
レギュラー | 通常 (年間利用金額50万円以下) | 1倍(0.5%) |
スペシャル | 年間利用金額50万円以上 | 1.5倍(0.75%) |
ロイヤル | 年間利用金額100万円以上 | 1.8倍(0.9%) |
プレミアム | 年間利用金額200万円以上 | 2倍(1.0%) |
年会費無料のカードでは、無条件でポイント還元率1.0%のカードもあるので、200万円以上達成しないといけないのはそれほど大きなメリットではありません。
上記以外だと、ポイントモールの「L-mall」経由で掲載されているネットショップにアクセスし、お買い物をすると指定倍率ごとのポイントがゲットできます。ポイント還元率は最大25倍(12.5%)なので、ネットショップでお買い物をするときはL-mallを経由しましょう。
カード特典
ライフカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- 入会から1年間ポイント1.5倍
- 誕生月はポイント3倍
- 年間利用額に応じて翌年度ポイント最大2倍
- L-mall経由のネットショッピング最大ポイント25倍
- ポイント有効期限延長可能、最大5年まで
ライフカードのカード特典は、前述したポイント還元率に関する特典が大半です。付帯特典もないので、ポイント還元率特典に特化したカードといえます。
ポイント還元率特典のなかでも、誕生月にポイント3倍はライフカードを代表する特典です。誕生月に集中してカードを利用すると効率的にポイントを貯められます。
貯まったポイントはdポイントやauポイント、楽天ポイント、ANAのマイルなどに交換可能です。有効期限は1年目は自動延長、2年目以降は延長手続きができて、最大5年まで保持できます。そのため、比較的マイペースに貯められるでしょう。
メリット
カード特典を踏まえたライフカードのメリットは、以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- 誕生月のポイント還元率は最高水準
- ポイント交換先が豊富
- 3つの国際ブランドから選べる
- ETCカードは年1回でも使えば年会費無料
ライフカードの一番のメリットは、誕生月にポイント還元率が3倍までアップする点です。年間利用額特典や入会特典など、ほかにもポイント還元率アップ特典はありますが、最大でも1.0%なので、それほど大きなメリットではありません。
そのため、ライフカードは誕生月のタイミングで使いましょう。例えば、誕生月が4月なら、4月に家電の買い替えや、電子機器の購入などをまとめると1.5%の還元率でポイントを貯められます。
誕生月以外は、別のカードをメインに使用しても良いでしょう。ライフカード自体は年会費無料なので、好きなタイミングだけの利用に絞ってもデメリットはありません。
誕生月以外では、楽天市場やYahoo!ショッピングの利用の際にもおすすめです。L-mallに掲載されているバナーをクリックし、L-mall経由でショッピングをすると、楽天市場やYahoo!ショッピングでは1.0%還元でお買い物ができます。店舗によっては最大12.5%還元までアップするので、有効活用しましょう。
デメリット
一方、ライフカードには下記のデメリットがあります。
- 誕生月以外のポイント還元率は低め
- 家族カードに誕生月特典はない
- 付帯保険は基本なし
ライフカードのデメリットは、誕生月以外には大きなメリットがない点です。なお、家族カード会員には誕生月特典はありません。そのため、ポイントが3倍になるタイミングは、年に1ヶ月程度です。
旅行保険やショッピング保険の付帯もないため、誕生月以外では、ほとんど使い所がないでしょう。反対にいえば、誕生月だけに絞って使えるカードです。メリットを発揮するポイントがシンプルなので、使い所がわかりやすいともいえます。
ライフカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、ライフカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- 誕生月が近い人
- dポイントや楽天ポイント、ANAのマイルを貯めている人
誕生月が近く、クレジットカードの発行を考えている人は、ライフカードを選んでみてください。一時的にではありますが、ほかのクレジットカードよりも高還元率でポイントを貯められます。
貯まったポイントはdポイントや楽天ポイント、ANAのマイルに交換できるので、それぞれを貯めている人にもおすすめです。ピンポイントでメリットを発揮するカードですが、1枚持っておきタイミングを見計らって使えば、ほかのカードよりも効率的にポイントが貯まります。
10位 Orico Card THE POINT|ホテルなどの優待が特典!
カード名 | Orico Card THE POINT |
---|---|
国際ブランド | Mastercard、JCB |
申込条件 | 18歳以上の方 |
年会費 | 1,375円(税込)(※) |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 無料 |
ポイント名 | オリコポイント |
ポイント還元率 | 1.0%~ |
交換可能マイル | - |
国内旅行障害保険 | - |
海外旅行障害保険 | - |
ショッピング保険 | - |
付帯電子マネー | - |
スマホ決済 | Apple Pay、iD、QUICPay |
発行期間 | 審査結果メールから最短8営業日 |
(※)WEBからの申込は初年度無料
年会費
Orico Card THE POINTの通常年会費は1,375円(税込)です。WEBから入会すると、初年度は無料になります。
家族カードは年会費永年無料、ETCカードも年会費無料なので、それぞれ年会費を気にする必要はありません。
ポイント還元率
Orico Card THE POINTの基本ポイント還元率は1.0%です。100円ごとに1ポイントのオリコポイントが貯まります。
Orico Card THE POINTでは、入会後6ヶ月間はポイント還元率が2.0%にアップするので、効率的にポイントを貯めたいのであればこの特典を有効活用しましょう。条件は50万円利用分相当(5,000pt獲得相当)までです。
7ヶ月目以降は、ポイントモールの「オリコモール」を活用するとポイント還元率をアップできます。Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピング、じゃらんなど使いやすい店舗が加盟しているので、それぞれのネットショップを利用する際には、オリコモール経由で各サイトにアクセスしてお買い物をしましょう。店舗ごとのボーナスポイントがもらえます。
カード特典
Orico Card THE POINTの主なカード特典は下記のとおりです。
- 本会員・家族会員・ETCカードすべて年会費無料
- 入会から6ヶ月はポイント還元率2.0%
- オリコモール経由でポイント還元率+0.5%〜
- トラベルサービスが多数
Orico Card THE POINTの目玉特典は、入会から6ヶ月間ポイント還元率が2.0%になる特典です。入会後6ヶ月間は、どこで使ってもポイント還元率2.0%なので、この特典を利用してザクザクポイントを貯めましょう。家電や家具など、高額な商品を購入するタイミングで利用すると、効率的にポイントを貯められます。
そのほかの特典だと、Orico Card THE POINTはトラベル特典が充実しています。簡潔にまとめると以下のとおりです。
海外旅行向け特典 | 国内旅行向け特典 |
---|---|
パッケージツアー割引サービス 海外格安航空券サービス 海外レンタカー予約・割引サービス 24時間対応の海外緊急ホットライン カード紛失・盗難補償 | パッケージツアー割引サービス 国内格安航空券サービス 国内レンタカー予約・割引サービス カード紛失・盗難補償 |
上位カードだと、空港ラウンジ無料特典や旅行保険なども付帯しています。Orico Card THE POINTの特典が物足りなく感じた場合、カードのアップグレードも視野に入れると良いでしょう。
メリット
カード特典を踏まえたOrico Card THE POINTのメリットは、以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- 入会後6ヶ月間はポイントが貯まりやすい
- 家族カード、ETCカード年会費無料
- ポイントをdポイントやPontaポイントに交換できる
Orico Card THE POINTのメリットは、入会後6ヶ月間はポイントがザクザク貯まる点です。貯まったポイントの有効期限は約1年と短めですが、dポイントやPontaポイント、WAONポイントなど使いやすいポイントに交換できるため、それほど困りません。交換先にはAmazonギフト券などもあります。
たとえば、Pontaポイントは年に1度でもポイントを使う・貯めるをすれば有効期限が再度1年間延長されます。Pontaポイントを定期的に貯めたり使っている人なら、Pontaポイントに交換しておけば有効期限を気にする必要がなくなるでしょう。
入会後6ヶ月以降は基本ポイント還元率の1.0%に戻りますが、オリコモールを経由してネットショッピングをすれば、ショップごとに設定された倍率のポイントが獲得できます。
Amazonや楽天市場など、使いやすい店舗が揃っているので、6ヶ月以降も高還元率でカードを使いたい人は、オリコモールを活用してください。
デメリット
一方、Orico Card THE POINTには下記のデメリットがあります。
- 付帯保険がない
- オリコポイントの有効期限が短め
Orico Card THE POINTは年会費無料なので、発行すること自体にデメリットはありません。あえてデメリットを挙げるとすれば、海外・国内旅行保険、ショッピング保険が付帯していない点や、ポイント有効期限が短めな点です。
オリコポイントの有効期限が切れそうな場合は、ほかのポイントやギフト券に交換して対応しましょう。旅行保険が必要な人は、別のカードでカバーしてみてください。年会費無料のカードでも、旅行保険が付帯しているカードはあるため、サブカードとして発行してみると良いでしょう。
Orico Card THE POINTがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、Orico Card THE POINTは以下のような人におすすめできるカードです。
- はじめからポイント還元率が高いカードがほしい人
- Amazonや楽天市場でよくお買い物をする人
- カード特典がシンプルなカードがほしい人
Orico Card THE POINTの最大の特徴は、入会後6ヶ月間はポイント還元率が2.0%になる点です。高額なお買い物の予定がある人は、Orico Card THE POINTを発行して使うと、効率的にポイントを貯められるでしょう。
6ヶ月後でも、Amazonや楽天市場が加盟するオリコモール経由でのショッピングで+0.5%以上のポイントボーナスが受けられるので、掲載されているショップを頻繁に利用する人にもおすすめです。
また、カード特典がそれほど多くないので、シンプルで使いやすい年会費無料のカードを探している人にもOrico Card THE POINTをおすすめします。
11位 セゾンカードインターナショナル|最短即日発行
カード名 | クレディセゾンカード |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
申込条件 | 18歳以上で連絡が可能な方で、セゾンが提携する金融機関に決済口座を持っている方 |
年会費 | 無料 |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 無料 |
ポイント名 | 永久不滅ポイント |
ポイント還元率 | 0.5% |
交換可能マイル | JAL、ANA |
国内旅行障害保険 | - |
海外旅行障害保険 | - |
ショッピング保険 | - |
付帯電子マネー | - |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、セゾンiD、モバイルSuica、モバイルPASMO |
発行期間 | ・最短即日で発行、店舗での受取可能 ・デジタルカードは最短5分、カードは発行後通常3〜10日程度で到着 |
年会費
セゾンカードインターナショナルの年会費は無料です。家族カード、ETCカードのどちらも年会費はずっと無料なので、気兼ねなく追加カードを発行できます。
ここまで紹介したクレジットカードのなかにも、ETCカードに年会費がかかるケースがありました。ETCカードで年会費がかかるカードと、セゾンカードインターナショナルの2枚持ちをし、ETCカードはセゾンカードインターナショナルで発行するなど使い分ければお得です。
ポイント還元率
セゾンカードインターナショナルの基本ポイント還元率は0.5%です。1,000円ごとに1ポイント(5円相当の価値)の永久不滅ポイントが貯まります。基本ポイント還元率は高くないので、メインカードとしての利用というより、サブカードとしての活用をおすすめします。
街中でのポイントアップ特典もありません。セゾンカードインターナショナルでポイントボーナスがあるのは、「セゾンポイントモール」です。セゾンポイントモール経由で掲載されているネットショップにアクセスし、お買い物をすると、ショップごとに指定された倍率のポイントがもらえます。
セゾンポイントモールには、大手ネットショップのAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングが加盟しているほか、Appleやユニクロが加盟しています。ポイント倍率の一例を紹介すると、Amazonで最大9倍、楽天市場で最大2倍、Yahoo!ショッピングで最大2倍です。(※)
セゾンポイントモールでの最大倍率は30倍なので、還元率15%でポイントを貯められる可能性があります。ポイント特典が少ないカードだからこそ、セゾンポイントモールは有効活用しましょう。
貯まる「永久不滅ポイント」は名前のとおり有効期限がないので、マイペースに貯められます。
※:2024年1月時点の内容です。ポイント倍率は時期によって異なる可能性があります
カード特典
セゾンカードインターナショナルの主なカード特典は下記のとおりです。
- 最短即日発行・受取可能
- 本会員・家族カード・ETCカード無料
- セゾンポイントモール経由で最大ポイント30倍
- 全国の提携施設で割引・優待月330円で入れる会員サービス
セゾンカードインターナショナルは、独特で目玉となる大きな特典は付帯していません。ただし、セゾンカード系で共通している特典が使えるため、今後セゾンカードを使う予定の人にとっては、慣れるための良いカードといえます。
年会費無料のうえ、全国のセゾンカウンターでは最短即日カードを受け取ることが可能です。すぐにカードを発行したい人にとっては便利なサービスでしょう。
また、セゾンカード会員共通で使える割引・優待特典も使えます。ホテルやレジャー施設、遊園地・水族館でカードを使うと、ショップごとに定められた割引や優待特典が利用可能です。
もし特典が物足りない場合、別途330円(税込)支払うと全国140万件で優待特典が使える「トク買」という会員制サービスへの加入もできます。トク買に加入すると、宿泊、グルメ、レジャー、エンタメなどさまざまな施設が特別価格で利用可能です。家族や友達と遊ぶ際に便利でしょう。
カードの基本特典は豪華でははないものの、3つの国際ブランドから選べるほか、年会費無料かつ、任意で別途サービスへの加入もできるので、クレジットカード初心者にとっては使いやすいでしょう。
メリット
カード特典を踏まえたセゾンカードインターナショナルのメリットは、以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- 最短即日セゾンカウンターでカード受取可能
- AmazonやYahoo!ショッピングボーナスポイントあり
- ポイントの有効期限がない
- 3つの国際ブランドから選べる
- 上位カードが用意されている
セゾンカードインターナショナルをお得に使いたいなら、セゾンポイントモールは有効活用しましょう。Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、大手ネットショップでポイントアップ特典があるのは、セゾンポイントモールの大きな特徴です。
また、セゾンカードインターナショナルは、近くのセゾンカウンターで当日受け取りが可能なカードのひとつです。すぐにクレジットカードが手元に必要な人は、セゾンカードインターナショナルを選んでみてください。
貯まったポイントに有効期限がないのも、セゾンカード共通のメリットです。しかも、ANAとJALどちらのマイルにも交換できるので、マイペースにマイルを貯めたい人にとっても便利でしょう。
将来的には豪華特典が付帯したゴールドカードや、プラチナカードも用意されています。セゾンカードインターナショナルの特典に物足りなさを感じたら、アップグレードの選択肢もあります。長期的に愛用できるので、将来的にハイステータスなカードの発行を目指している人にもおすすめです。
デメリット
一方、セゾンカードインターナショナルには下記のデメリットがあります。
- 基本ポイント還元率は低め
- 付帯保険がない
セゾンカードインターナショナルは基本ポイント還元率が低いので、日常的な利用には向いていません。普段は別の基本ポイント還元率1.0%のカードを使った方が効率的にポイントを貯められます。
セゾンカードインターナショナルは、L-mallで使うか、優待が受けられる店舗で使うことをおすすめします。年会費無料なので、焦らず使いやすいタイミングで自由に使ってみましょう。
セゾンカードインターナショナルがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、セゾンカードインターナショナルは以下のような人におすすめできるカードです。
- すぐにカードを受け取りたい人
- AmazonやYahoo!ショッピングをよく利用する人
- マイペースにポイントを貯めたい人
近くにセゾンカウンターがあるなら、最短即日でカードを受け取れる可能性があります。すぐにカードが欲しい人は、セゾンカードインターナショナルを申し込んでみてください。
L-mallでは最大30倍のポイントが貯まるほか、加盟店としてAmazonやYahoo!ショッピング、楽天市場が参加しているので、それぞれのネットショップを頻繁に利用する人にもおすすめです。
貯まったポイントには有効期限がないので、ポイントをマイペースに貯め、自分の好きなタイミングで交換したい人にもおすすめのカードです。
12位 VIASOカード|年会費はずっと無料
カード名 | VIASOカード |
---|---|
国際ブランド | Mastercard |
申込条件 | 18歳以上で本人または配偶者に安定した収入のある方(高校生を除く) |
年会費 | 無料 |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 無料(※) |
ポイント名 | VIASOポイントプログラム |
ポイント還元率 | 0.5% |
交換可能マイル | - |
国内旅行障害保険 | - |
海外旅行障害保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | 最高100万円 |
付帯電子マネー | - |
スマホ決済 | モバイルSuica、楽天Edy、SMART ICOCA |
発行期間 | 最短翌日発行、通常3日〜1週間程度で到着 |
(※)発行手数料1,100円(税込)
年会費
VIASOカードは年会費無料のカードです。家族カードも年会費無料で発行できます。ただし、本会員が学生の場合、家族カードは発行できないので注意してください。
また、VIASOカード会員が発行できるETCカードは、年会費無料ですが、発行手数料1,100円(税込)がかかります。
1度手数料を払って発行すれば、その後継続的なコストはかかりません。もし少しでも安くETCカードを発行したいのであれば、年会費も発行手数料もかからないクレジットカードから発行することをおすすめします。
ポイント還元率
VIASOカードの基本ポイント還元率は0.5%です。1,000円ごとに5ポイントのポイントが貯まります。基本ポイント還元率は高くありません。しかし、携帯やネット、ETC料金の支払いにVIASOカードを設定すると、ポイント還元率が2倍になります。
そのほかだと、ポイントモールの「POINT名人.com」の活用がおすすめです。POINT名人.comはほかのクレジットカード同様、経由して掲載されているネットショップでお買い物をすると、ショップごとの指定倍率でポイント還元率がアップするサイトです。
POINT名人.comでの最大ポイント還元率は25倍(12.5%)です。サイトには楽天市場やYahoo!ショッピング、ユニクロ、ビックカメラなどが加盟しているので、使いやすいでしょう。
貯まったポイントは、1年に一度カードの利用分にキャッシュバックされます。貯まったポイントの使い道を考えなくて良いので、ポイント管理が苦手な人にもおすすめです。
カード特典
VIASOカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- 貯まったポイントは自動キャッシュバック
- 携帯・ネット・ETC料金はポイント2倍
- POINT名人.com経由のショッピングで12.5%還元
- 最高2,000万円の海外旅行保険
- 年間100万円のショッピング保険
VIASOカードの特徴的な特典は大きく分けて2つあります。ひとつ目は、貯まったポイントが自動でキャッシュバックされる点、2つ目は、携帯・ネット・ETC料金の支払いに設定すると、ポイント還元率が2倍になる点です。
ポイントが2倍になる対象サービスは、以下のとおりです。
支払い先 | 対象サービス |
---|---|
携帯電話・PHSの利用料金 | NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル |
インターネットプロバイダーの利用料金 | Yahoo! BB、OCN、au one net、BIGLOBE、ODN、So-net |
ETCの利用料金 | ETCマークのある全国の高速道路、一般有料道路の通行料金 |
ポイント2倍でも還元率は1.0%なので、ほかのクレジットカードに比べて大きく還元率が高くなるわけではありません。しかし、1年に一度、貯まったポイントが自動キャッシュバックされる特典と併せると便利です。
携帯やネット、ETCの支払いにVIASOカードを設定しておけば、勝手にポイントが貯まり、1年に一度勝手にキャッシュバックに充てられます。自分でポイントを交換する手間が不要なので、ポイントの有効期限切れなどはありません。
カードには海外旅行保険とショッピング保険も付帯しているので、旅行中や高額なお買い物も安心してカードを利用できます。
メリット
カード特典を踏まえたVIASOカードのメリットは、以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- 携帯・ネット・ETCの支払いでポイント1.0%還元
- ポイントは自動キャッシュバックなので使い道で迷わない
- 楽天市場やYahoo!ショッピングなどでボーナスポイント
- 海外旅行保険とショッピング保険付帯
VIASOカードはどちらかというと、クレジットカードの使い方をあまり考えたくない人にとってメリットがあるカードです。携帯・ネット・ETCの支払いにVIASOカードを設定し、放っておけば貯まったポイントが自動キャッシュバックされます。
一般的なクレジットカードでは、貯まったポイントの交換先や使い道を自分で選ぶ必要があります。もし放っておくと、有効期限が切れてせっかくためたポイントが台無しになるケースもあるでしょう。VIASOカードでは、ポイントの自動キャッシュバックにより、無駄にすることがありません。
積極的にポイントを貯めたい場合は、ポイントモールの「POINT名人.com」を活用しましょう。とくに、日頃から楽天市場やYahoo!ショッピングでお買い物をする人は、POINT名人.comをブックマークしておくと便利です。
サブカードとして持っておけば、海外旅行の際には、付帯している海外旅行保険が役に立ちます。ただし、出国の際の交通費などをカードで決済すると適用になる「利用付帯」なので、日本を出発する際にはVIASOカードを使いましょう。
デメリット
一方、VIASOカードには下記のデメリットがあります。
- 基本ポイント還元率は低め
- ポイントを自由に交換できない
- 選べる国際ブランドはMastercardのみ
- 上位カードはない
VIASOカードはポイントの使い道を自分で選べません。「貯めたポイントをほかのポイントやマイルに交換したい」という人には向いてないでしょう。また、基本ポイント還元率も0.5%と低いので、メインカードとしても活躍しにくいカードです。
メリットで紹介したように、ポイントボーナスがある携帯・ネット・ETCの支払いに設定して、あとは放置しておく使い方がおすすめです。
VIASOカードは特定の支払いに限定し、日常的な支払いには別の便利なカードを発行して使うことをおすすめします。
VIASOカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、VIASOカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- ポイントの使い道を考えたくない人
- 固定費の支払いにお得なカードを探している人
- 楽天市場やYahoo!ショッピングをよく利用する人
ポイントの自動キャッシュバックがVIASOカードの大きな特徴です。ポイント管理が苦手な人はVIASOカードを選びましょう。
そのほかだと、ポイントモールに掲載されている、楽天市場やYahoo!ショッピングでよくお買い物をする人にもおすすめです。
メインカードより、サブカードとして輝くカードなので、すでに1枚クレジットカードを持っており、予備のカードや携帯・ネットなど固定費の支払い用カードを探している人におすすめします。
13位 ダイナースクラブカード|利用限度額の制限がない!
カード名 | ダイナースクラブカード |
---|---|
国際ブランド | ダイナースクラブ |
申込条件 | ダイナースクラブ所定の基準を満たす方 |
年会費 | 24,200円(税込) |
家族カード | 5,500円(税込) |
ETCカード | 無料 |
ポイント名 | リワードプログラム |
ポイント還元率 | 1.0%〜(※) |
交換可能マイル | ANA、JAL、デルタ航空、ユナイテッド航空、大韓航空 |
国内旅行障害保険 | 最高1億円 |
海外旅行障害保険 | 最高1億円 |
ショッピング保険 | 年間500万円 |
付帯電子マネー | - |
スマホ決済 | Apple Pay |
発行期間 | 非公開 |
(※)交換先によって異なります
年会費
ダイナースクラブカードの年会費は24,200円(税込)です。家族カードでも5,500円(税込)です。一般的なクレジットカードと比べると、プラチナカードクラスの年会費がかかります。年会費が高い分、豪華特典が付帯しています。特典の内容は後述しているのでそちらを参考にしてください。
ETCカードは本会員、家族会員どちらでも年会費・発行手数料無料で作れます。
ポイント還元率
ダイナースクラブカードの基本ポイント還元率は1.0%です。そのほかのポイントアップ特典はほとんどありません。ダイナースクラブカードはステータスが高いカードであり、どちらかというとポイント還元率よりもカード特典に特化したカードです。
ポイントを貯めたい場合は、通常利用のほか、公共料金の支払いにダイナースクラブカードを設定しておきましょう。下記の公共料金では、200円ごとに1ポイントが貯まります。
支払い先 | 加盟店 |
---|---|
電気料金 | 北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力 |
水道料金 | 札幌市水道局、水戸市水道部、東京都水道局、武蔵野市水道料金、等甲府市上下水道局、横浜市水道局、浜松市上下水道部、桑名市水道料金等、京都市上下水道料金、大阪市水道局、尼崎市水道局、神戸市水道局、丸亀市水道部、丸亀市建設水道部、福岡市水道局、長崎市上下水道局 |
ガス料金 | 北海道ガス、仙台市ガス、局東彩ガス、東京ガス、東邦ガス、大阪ガス、大阪ガス、LPG日本海ガス、鳥取ガス、鳥取ガス、産業岡山ガス、広島ガス、四国ガス、西部ガス、九州ガス |
公金・税金 | 国税、都道府県・市町村取扱いの各種税金、ヤフー公金支払い、さとふる |
その他 | NHK受信料、国民年金保険料、ETC料金など |
カード特典
ダイナースクラブカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- 利用限度額に一律の制限なし
- TRUST CLUB プラチナマスターカードを無料で発行可能
- グルメ、トラベル、エンタメ特典多数
- 会員限定イベントに招待
- 最高1億円の国内・海外旅行保険
- 年間500万円のショッピング保険
- 空港ラウンジ無料特典
ダイナースクラブカードは、利用限度額の上限がない、ハイステータスなカードです。いくらでも使えるわけではありません。あくまでも一般的なカードのように、利用限度額の上限がないだけで、実際の限度額は利用状況や本人情報などを踏まえ、審査によって決まります。つまり、返済能力が高ければ高いほど、利用限度額の上限は高くなるということです。
また、ダイナースクラブカードには、プラチナカードクラスの特典が付帯しています。グルメ・トラベル・エンタメなど豪華な特典が多く付帯しているので、一度に全てを把握するのは難しいでしょう。ここではそれぞれのジャンルの、主な特典を簡潔に紹介します。
ジャンル | 概要 |
---|---|
グルメ優待 | 高級レストランでコース料理が1名分無料になる特典をはじめ、会員限定でしか味わえない優待特典が有名店で利用可能。予約が難しいレストランの優先予約などもある |
トラベル優待 | 世界1,300箇所の空港ラウンジを無料で利用可能。手荷物配達サービスや、レンタル携帯電話、Wi-Fi、手荷物一時預かりサービスなど、空港のサービスが優待料金で利用可能 |
エンタメ優待 | 会員限定で購入できる商品、スポーツクラブの会員限定優待、投資や保険の無料コンサルティング、ボートやヨットの購入サポートなど、会員限定のサービス多数 |
ゴルフ優待 | 名門ゴルフ場の予約や、レッスン、フィッティングサービスを優待料金で利用可能 |
上記のジャンルそれぞれで特典が4〜5つほどに分かれており、会員は専用ページにアクセスして利用できます。
さらに、ダイナースクラブカードとは別に「ダイナースクラブ コンパニオンカード」と呼ばれる2枚目のカードも、年会費無料で発行可能です。コンパニオンカードはMastercardブランドのため、万が一ダイナースクラブが使えないお店でも、Mastercardに対応していれば決済が可能です。
高額な旅行保険、ショッピング保険を含め、全世界で使いやすいハイステータスカードです。
メリット
カード特典を踏まえたダイナースクラブカードのメリットは、以下のとおりです。
- カードのステータスが高い
- 1枚で多数の豪華特典を使える
- 国内・海外旅行中にも安心・便利な特典付帯
- 利用状況や実績に合わせて限度額が決まる
- Mastercardブランドのサブカードを発行できて便利
- ポイントの有効期限なし
ダイナースクラブカードは、ステータスの高いカードとして知られています。年会費が高く、特典も豪華なため、一般的な年会費無料のカードに比べると、発行できる人は限られるでしょう。だからこそ、発行できた際には、返済能力や信用力が高い証明にもなります。
ダイナースクラブカード1枚あれば、豪華なグルメ・トラベル・エンタメ特典が利用でき、日常生活のグレードがアップするでしょう。とくに、利用限度額に一律の制限がない珍しいカードなので「必要とするほど高額利用ができるクレジットカードがない」という人にとっては便利です。
ダイナースクラブカードを発行できれば、年会費無料でサブカードとして使えるコンパニオンカードも作れるので、2枚目のカードを別のカード会社で作る必要もありません。
デメリット
一方、ダイナースクラブカードには下記のデメリットがあります。
- 交換先によってはポイントの価値が変わる
- 年会費が高額
年会費が高額なのは、カード特典やステータスとの引き換えなので、ある種仕方ない部分でもあります。カード特典を踏まえたうえで年会費が高く感じる人は、別のカードを選んだ方が良いでしょう。
また、ダイナースクラブカードの基本ポイント還元率は1.0%ですが、ポイントの価値は交換先によって大きく異なるので注意しましょう。貯めたポイントはグルメ商品や、ブランド品、家電、ゴルフ用品などに交換できます。交換するアイテムによっては、1ポイントの価値が1円以下になることがあります。
ポイントの有効期限はなく、好きなタイミングで交換できるので、じっくりと交換先を選ぶと良いでしょう。また、複数の航空会社のマイルに交換できます。
航空会社 | 交換レート |
---|---|
ANA | 1,000pt=1,000マイル |
JAL | 2,000pt=1,000マイル |
デルタ航空 | 2,000pt=1,000マイル |
ユナイテッド航空 | 2,000pt=1,000マイル |
大韓航空 | 2,500pt=1,000マイル |
ゆっくりポイントを貯めて、好きなタイミングで自分の貯めているマイルに交換するのもおすすめです。
ダイナースクラブカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、ダイナースクラブカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- ステータスの高いカードを持ちたい人
- 1枚で様々な特典を利用したい人
- ポイント還元率よりカード特典を重視する人
- 利用上限のないカードを探している人
ダイナースクラブカードは、ステータスの高いカードを持ちたい人におすすめのカードです。
ダイナースクラブカードだけでも様々な豪華特典が利用できますが、上位にはさらに豪華な特典が付帯した年会費14万3,000円(税込)の「ダイナースクラブ プレミアムカード」が用意されています。ダイナースクラブ プレミアムカードは招待制のカードなので、もし狙うならダイナースクラブカードで利用実績を貯めておく必要があります。
生涯使えるハイステータスカードを探している人は、思い切ってダイナースクラブカードを選びましょう。
14位 三菱UFJカード|ポイントが現金に還元!
カード名 | 三菱UFJカード |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス |
申込条件 | 18歳以上で本人または配偶者に安定した収入のある方(高校生を除く) |
年会費 | 永年無料 |
家族カード | 永年無料 |
ETCカード | 無料(※1) |
ポイント名 | MUFGカード グローバルポイント※アメックスブランドは「 MUFGカード・アメリカン・エキスプレス®・カード グローバルポイント」 |
ポイント還元率 | 0.5%〜15%(※2) |
交換可能マイル | JAL(※3) |
国内旅行障害保険 | - |
海外旅行障害保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | 年間100万円 |
付帯電子マネー | - |
スマホ決済 | Apple Pay、QUICPay |
発行期間 | 最短翌営業日 |
(※1)発行手数料1,100円(税込)
(※2)ポイント5円相当の商品に交換した場合。最大15%ポイント還元には上限など各種条件があります。
(※3)アメックスブランドのみ
年会費
三菱UFJカードは永年無料のカードです。翌年以降も年会費がかかることはないため、所有するコストが低く扱いやすい一枚となっています。
家族カードも同様に永年無料であり、配偶者や子供が持つカードを作る際にも便利です。ETCカードも年会費永年無料ですが、発行する際に手数料が1,100円(税込)発生するので注意しましょう。
なお、三菱UFJカードは学生でも発行可能なカードです。
ポイント還元率
三菱UFJカードの基本ポイント還元率は0.5%です。1,000円ごとに1ポイントが貯まり、1ポイントは5円相当の価値として他社ポイントやグッズなどと交換できます。使い道は200種類以上あるので、余らせることはないでしょう。
ポイント還元率をアップさせたい場合、ポイント優遇のある店舗やサービスでカードを使いましょう。三菱UFJカードは、以下の還元率がアップ特典があります。
種類 | 還元率ボーナス | 備考 |
---|---|---|
対象店舗でポイントアップ | +5.0% | 対象店舗:全国のセブン‐イレブン、ローソン、コカ・コーラ自販機(タッチ決済、QUICPay、Coke ON)、ピザハットオンライン、松屋、松のや、マイカリー食堂など |
+5.0% | リボ払いサービス「楽Pay」に登録して上記店舗で利用 | |
POINT名人.com | 最大+12.5%(※) | POINT名人.com経由でサイトにアクセスし、お買い物をすると店舗ごとのボーナスポイント獲得 |
グローバルポイントでんき | +3.0% | 電気料金の支払いに三菱UFJカードを利用 |
(※)ボーナスポイントの還元倍率は変動するため、利用時期によっては最大還元率にならない場合があります
さらに、新規入会特典として、カード発行後専用アプリをダウンロードして、2ヶ月以内に所定の金額を利用すると、最大1万円相当のポイントがもらえます。
利用額 ※ショッピング利用 | ボーナスポイント |
---|---|
1円以上 | 200pt(1,000円相当) |
3万円以上 | 600pt(3,000円相当) |
10万円以上 | 2,000pt(1万円相当) |
カード特典
三菱UFJカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- 永年年会費無料(家族カードも同様)
- 対象店舗でポイント最大15%還元(※)
- 三菱UFJ銀行を支払口座に設定でPontaポイントプレゼント
- 最高2,000万円の海外旅行保険付帯
- 年間100万円のショッピング保険付帯
(※)1ポイント5円相当の商品に交換した場合。最大15%ポイント還元には上限など各種条件があります。
ポイント特典は前述したとおり、多数あるので、有効活用しましょう。年会費は永年無料となっており、所有しやすい点も魅力の一つです。
前述のポイント特典に加えて、カード利用分の引き落とし口座に三菱UFJ銀行を設定すると、1,000ptのPontaポイントがもらえる特典もあります。条件は難しくないので、三菱UFJ銀行の講座を持っている人は、設定しておくことをおすすめします。
また、三菱UFJカードには、海外旅行保険やショッピング保険も付帯しています。選べる国際ブランドも4つと豊富なので、サブカードとしての活用もおすすめです。
三菱UFJカードの還元率のアップの仕組みは以下の画像を参考にしてください。
メリット
カード特典を踏まえた三菱UFJカードのメリットは、以下のとおりです。
- 年会費が永年無料
- ポイントアップ対象の店舗が多い
- 楽Pay利用でさらに+5.0%還元
- 4つの国際ブランドから選べる
- 上位カードが用意されている
- 海外旅行保険、ショッピング保険が付帯
三菱UFJカードの目玉特典は、ポイントアップの対象となる店舗が多い点です。
リボ払いサービスである「楽Pay」を利用すれば、さらにポイント還元率は+5.0%されますが、リボ払いを利用すると利息が発生するため、無理に設定する必要はありません。
再度ポイント還元率5.5%になる店舗を整理すると、以下のとおりです。
- セブン-イレブン
- ローソン(ナチュラルローソン、ローソンストア100を含む)
- コカコーラ自販機(タッチ決済での支払い)
- ピザハットオンライン
- 松屋
- 松のや
- マイカリー食堂
- くら寿司
- スシロー
- オーケー
- オオゼキ
- 三和
- フードワン
- スーパー魚長
- 生鮮げんき市場
- 生鮮乃木市場
- 東武ストア
- ドミー
- 肉のハナマサ
- ジャパンミート
- ヤマナカ
- フランテ
- フランテロゼ
とくにコンビニ2社は全国どこにでもあるうえ、品揃えも良いので使いやすい店舗です。日常的にセブン-イレブンやローソンを利用するなら、三菱UFJカードで支払うとポイントがザクザク貯まります。
貯まったポイントはPontaポイント、楽天ポイント、dポイント、nanacoポイントなど、使いやすいポイントにも交換できるので、使い道に困ることもありません。
さらに上位カードとして、豪華特典が付帯したゴールドカード、プラチナカードも用意されています。ポイント還元率だけではなく、将来的にハイステータスカードを狙っている人にもおすすめです。
デメリット
一方、三菱UFJカードには下記のデメリットがあります。
- 基本ポイント還元率は低め
- キャッシュバックでの還元率は0.4%と低い
- メインカードには向いていない
三菱UFJカードは基本ポイント還元率が0.5%と高くありません。日常的に利用するなら、還元率1.0%のカードがおすすめです。
三菱UFJカードはセブン-イレブンやローソンなど、ポイント還元率が高くなる特定の店舗で使うサブカードとして使いましょう。
選べる国際ブランドが幅広く、海外旅行保険やショッピング保険も付帯しているので、サブカードとしてはピッタリです。
三菱UFJカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、三菱UFJカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- 年会費無料のカードを希望する人
- ポイント還元率アップの対象店舗が多いカードを探している人
- 将来的に上位カードを目指している人
三菱UFJカードは、大手コンビニをはじめポイント還元率がアップする対象店舗が多く、年会費も永年無料です。
また、上位のゴールドカードやプラチナカードが用意されているのも、三菱UFJカードの嬉しい点です。
将来的にハイステータスなカードを狙っている人は、早いうちから三菱UFJカードで利用実績を貯めていれば、ゴールドカードやプラチナカードにアップグレードしやすくなるかもしれません。
15位 ACマスターカード|キャッシングが使える!
カード名 | ACマスターカード |
---|---|
国際ブランド | Masercard |
申込条件 | 20歳以上69歳以下の、安定した収入と返済能力を有する方 |
年会費 | 無料 |
家族カード | - |
ETCカード | - |
ポイント名 | - |
ポイント還元率 | - |
交換可能マイル | - |
国内旅行障害保険 | - |
海外旅行障害保険 | - |
ショッピング保険 | - |
付帯電子マネー | - |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
発行期間 | 最短即日 |
年会費
ACマスターカードの年会費は無料です。ACマスターカードは家族カードやETCカードの発行に対応していません。
もし家族カードやETCカードが欲しいのであれば、ほかのカードを選びましょう。
ポイント還元率
ACマスターカードにはポイントプログラムもありません。その代わり、利用額の0.25%が自動でキャッシュバックされます。
ほかのクレジットカードと比べて非常にシンプルです。後述しますが、ACマスターカードはクレジットカード機能とアコムのカードローン機能が一体になっているカードで、一般的なクレジットカードのようなカード特典がありません。
カード特典
ACマスターカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- 最短即日無人機でカード発行
- カードローン機能付き
- 利用金額から0.25%自動キャッシュバック
- キャッシング機能が必ず付帯
- デフォルトで自動的にリボ払い設定
ACマスターカードは、クレジットカード機能とカードローン機能に特化したカードで、目立ったカード特典は付帯していません。唯一付帯しているのは、利用額に対して0.25%のキャッシュバックが行われる特典です。
それ以外だと、最短即日、アコムの無人機でカードを受け取れるのはACマスターカードの特徴でしょう。ネットから申し込み、審査に通過できれば近くのアコムの無人機からカードを受け取れます。急いでクレジットカードを発行したい人にとっては便利でしょう。
また、カード利用分はすべてリボ払い設定になっているのも、ACマスターカードの特徴です。ただし、リボ払いにして支払う月を分けると、期間に応じた利息が発生します。そのため、カードを発行したら、会員サイトで支払い設定を「1回払い」に変えておきましょう。
リボ払いは、毎月の支払い金額が少なくなるため、支払いは楽になりますが、積み重なると利息を含めた返済が苦しくなります。1回払いに設定しておけば、通常のクレジットカード同様に、毎月1回にまとめて利用分の支払いが可能です。
メリット
カード特典を踏まえたACマスターカードのメリットは、以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- 土日祝日いつでも最短即日でカードが受け取れる
- パート・アルバイトでも申込可能
- 利用金額の0.25%が自動でキャッシュバック
- ローンカードとしても使える
- 必ずキャッシング枠も付帯している
ACマスターカードのメリットは、土日祝日でも、申込時間や審査の進捗によっては最短即日カードが受け取れ、キャッシング機能まで使える点です。急な出費で困った人にとっては、とても心強いカードでしょう。
利用金額の0.25%が自動キャッシュバックされるのもメリットですが、リボ払い設定にしていると、利息分でメリットが消えてしまう可能性が高いです。そのため、カードを発行したら、まずは1回払い設定に変えておきましょう。
デメリット
一方、ACマスターカードには下記のデメリットがあります。
- カード特典がほぼない
- キャッシング枠を外せない
- 最初は自動的にリボ払い設定になっている
- 選べる国際ブランドはMastercardのみ
ACマスターカードのデメリットは、一般的なクレジットカードのようなカード特典やポイント還元がない点です。あくまでも純粋なカード決済機能や、カードローン機能が備わっただけのシンプルなカードです。
一般的なクレジットカードは、キャッシング枠の希望が任意ですが、ACマスターカードはキャッシング枠を外せません。カードを発行できれば必ずキャッシング枠が付帯しています。キャッシング機能は便利ですが、あくまでも借金のため、必要時以外の利用は避けましょう。
また、最初からリボ払い設定になっているのもACマスターカードのデメリットです。知らずにカードを利用していると、自動的にリボ払いとして処理され、利息が発生します。繰り返しになりますが、カードを発行したあと、会員サイトで1回払い設定に変えておきましょう。
ACマスターカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、ACマスターカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- 目立たないローンカードが欲しい人
- 申込後すぐにクレジットカードを使いたい人
- 一括払いで問題なく使える人
- シンプルかつ便利なカードを探している人
カードローンを利用したいけど、ローンカードを持っていると消費者金融を利用していることが周囲の人にバレてしまうと心配する人もいるかもしれません。
ACマスターカードは、カードローン機能が付帯していますが、カードデザインはクレジットカードです。一見するだけでは消費者金融を利用していることがバレにくいでしょう。
そのため、家族や友達など周囲の人に知られずカードローンを利用したい人におすすめです。また、発行スピードも早い傾向にあるため、すぐにクレジットカードやカードローンを利用したい人にも便利でしょう。
ただし、使いすぎると利息を含む返済が大変なので、毎月一括払いで返済できる人や、無理なくカードを利用できる人におすすめです。
16位 ローソンPontaプラスカード|優待サービスが多い
カード名 | ローソンPontaプラス |
---|---|
国際ブランド | Masercard |
申込条件 | 18歳以上の方(高校生を除く)で、本人または配偶者のいずれかに安定した収入のある方 |
年会費 | 無料 |
家族カード | - |
ETCカード | 無料(※) |
ポイント名 | Pontaポイント |
ポイント還元率 | 1.0%〜 |
交換可能マイル | JAL |
国内旅行障害保険 | - |
海外旅行障害保険 | - |
ショッピング保険 | 年間100万円 |
付帯電子マネー | - |
スマホ決済 | Apple Pay |
発行期間 | 通常1週間ほどで発送 |
(※)発行手数料1,100円(税込)
年会費
ローソンPontaプラスの年会費は無料です。ローソンPontaプラスは、家族カードの発行には対応していません。ETCカードは年会費無料ですが、発行時に発行手数料1,100円(税込)がかかります。
家族カードがほしい人や、年会費・発行手数料無料のカードがほしい人は、別のカードがおすすめです。ただし、後述するローソンPontaプラスの特典にメリットを感じる人にとっては、お得なカードです。
ポイント還元率
ローソンPontaプラスの基本ポイント還元率は1.0%です。200円で2ポイントのPontaポイントが貯まり、Pontaポイントが使えるお店などで1ポイント1円として利用できます。
基本ポイント還元率1.0%は年会費無料のカードとして優秀です。しかし、ローソンPontaプラスが最も輝くのはローソンでカードを利用したときです。ローソンPontaプラスをローソンで利用すると、以下のポイント還元率までアップします。
ローソンでの利用 | 200円ごとの獲得ポイント | |
---|---|---|
常時 | 2pt (還元率1.0%) | 4pt (還元率2.0%) |
毎月10日、20日 | 4pt (還元率2.0%) | 8pt (還元率4.0%) |
6pt (還元率3.0%) | 12pt (還元率6.0%) |
毎月10日、20日以外の0時〜15時59分は、還元率1.0%で基本ポイント還元率と変わらないので注意してください。それ以外の日時では還元率2.0〜6.0%にアップするので非常にお得です。とくに、毎月10日・20日の16時〜23時59分は200円ごとに12ptが貯まります。
さらに、ローソンのアイス、ヨーグルト、ドリンクなど「ウチカフェスイーツ」と呼ばれる商品の購入では、10%のポイントが還元されます。ローソンでのポイント還元率に特化したカードなので、強みを活かしてPontaポイントをザクザク貯めましょう。
カード特典
ローソンPontaプラスの主なカード特典は下記のとおりです。
- 基本ポイント還元率1.0%
- ローソンでいつでもポイント2倍(16時〜23時59分まで)
- 毎月10日、20日はローソンでポイント最大4倍
- ローソンアプリエントリーで最大6倍
- Apple Pay決済で最大ポイント10倍
- ウチカフェスイーツの購入は10%還元
- カード会員限定引換券プレゼント
ローソンPontaプラスのポイント還元率アップ特典は前述のとおりです。ローソンでお得なカードなので、ローソンに絞ってカードを使いましょう。
紹介したポイント還元率アップ特典以外に、もうひとつポイントアップさせる方法があります。毎週金・土・日曜日は、公式サイトでキャンペーンにエントリーし、Apple Payに登録したローソンPontaプラスを使ってローソンでお買い物をすると、還元率が10倍(10%)になります。
ひと月あたりの上限は5,000ptまでですが、登録しておいて損はありません。さらに、ローソンPontaプラス会員限定で、毎月「お試し引換券」がもらえます。通常であれば数百円する商品を、数十ポイントで購入できる引換券です。ローソンアプリから発券してお店で交換できるので、カード会員は毎月チェックしておきましょう。
メリット
カード特典を踏まえたローソンPontaプラスのメリットは、以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- 基本ポイント還元率1.0%で使いやすい
- ローソンでのポイントボーナス多数
- 引換券で商品がお得にゲットできる
- 貯まるPontaポイントは使いやすい
- カードの使い所がシンプル
ローソンPontaプラスのメリットは、ローソンでPontaポイントが貯まりやすい点です。ローソンだけに限れば最大6.0%還元なので、ほかのどんなクレジットカードよりも高還元にポイントを貯められるでしょう。
毎月発行される引換券も楽しみのひとつです。2024年1月はPRAMチョコレートアイス173円(税込)が、たった60pt(60円相当)で交換できる引換券が発行されています。ローソンPontaプラス会員限定の特典なので、カード会員は毎月の楽しみが増えるでしょう。
このように、ローソンで使える特典が集中しているため、使いどころが非常にわかりやすいのもローソンPontaプラスのメリットです。
デメリット
一方、ローソンPontaプラスには下記のデメリットがあります。
- ローソン以外での特典はほぼない
- ETCカードは発行手数料がかかる
- 旅行保険の付帯なし
- 選べる国際ブランドはMastercardのみ
- 上位カードは用意されていない
ローソンPontaプラスは、ローソンでメリットが多い反面、ローソン以外では活用できる特典がとくにありません。ローソンが家の近くにない人や、ローソンを利用しない人にとってはメリットがないでしょう。
また、ETCカードの発行手数料がかかる点や、付帯保険がない点、ゴールドカードのような上位カードが用意されていない点も、人によってはデメリットに感じるかもしれません。
ローソンをよく利用するけど、将来的にゴールドカードもほしい人は、ローソンPontaプラスはサブカードとして持つと良いでしょう。上位カードを狙える別のクレジットカードをメインカードとして使うと、使い分けができて便利です。
ローソンPontaプラスがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、ローソンPontaプラスは以下のような人におすすめできるカードです。
- コンビニはローソンをメインに利用する人
- Pontaポイントを貯めている人
紹介したとおり、ローソンPontaプラスはローソンでポイント還元率アップ特典や、引換券特典があるカードです。そのため、ローソンを頻繁に利用する人は、1枚発行して持っておくことをおすすめします。
すでにPontaポイントを貯めている人も、ローソンPontaプラスを発行し、利用するコンビニをローソンに絞れば効率的にPontaポイントを貯められます。
カード特典がローソンに集中しており、使いどころがわかりやすいので、メリットを感じる人は発行しておきましょう。年会費無料なので、発行して持っておくだけでもデメリットはありません。
17位 P-Oneカード|請求額が1%オフ!
カード名 | P-Oneカード |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
申込条件 | 18歳以上で連絡可能な方(高校生の方は、卒業年度の1月よりWebでのみ申込可能) |
年会費 | 無料 |
家族カード | 無料(※1) |
ETCカード | 無料(※2) |
ポイント名 | ポケット・ポイント |
ポイント還元率 | 0.5%~ |
交換可能マイル | JAL |
国内旅行障害保険 | - |
海外旅行障害保険 | - |
ショッピング保険 | - |
付帯電子マネー | - |
スマホ決済 | Apple Pay |
発行期間 |
(※1)別途管理費あり。初年度無料、2年目以降220円(税込)
(※2)発行手数料1,100円(税込)
年会費
P-Oneカードは年会費無料のクレジットカードです。家族カードも年会費無料ですが、「管理費」という名目で、2年目以降220円(税込)が発生するため注意しましょう。
ETCカードも年会費無料です。ただし、新規発行の際には、発行手数料1,100円(税込)がかかります。家族カードやETCカードを完全無料で発行したい人は、別のカードを選んだ方が良いかもしれません。
後述するP-Oneカードのカード特典にメリットを感じるかどうかで判断したうえで、決めてみてください。
ポイント還元率
P-Oneカードの基本ポイント還元率は0.5%です。1,000円につき1ポイントが付与され、1ポイントは5円相当の価値として他社ポイントや商品交換に利用できます。リボ払いにすると2倍のポイントが貯まりますが、リボ払いには利息が発生するのでおすすめしません。
ポイント還元率アップの方法として「ポケット・モール」という専用サイトでのお買い物があります。一般的なポイントモールと同じく、ポケット・モール経由で掲載されているショップにアクセスし、お買い物をすると、ショップごとに定められたポイントボーナスがもらえる仕組みです。
2024年1月現在、ポケット・モールに掲載されているショップとボーナスポイントを紹介すると以下のとおりです。
ショップ名 | ポケット・ポイント |
---|---|
楽天市場 | 1,000につき+10pt |
Yahoo!ショッピング | 1,000につき+4pt |
ニッセンオンライン | 1,000につき+12pt |
アディダスオンライン | 1,000につき+20pt |
また、ポイント特典ではありませんが、カード特典として、請求額の1.0%が自動で割り引かれるといった特徴的な特典が付帯しています。公共料金の支払いも、原則1.0%OFFです。そのため、ポイント還元率と合わせると、実質的な還元率は1.5%程度です。
カード特典
P-Oneカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- 6種類のデザインから選べる
- 請求金額が自動で1.0%OFF
- 新規入会者はキャッシング30日間利息無料
- レンタカーや旅行で使える割引特典付帯
P-Oneカードの特徴的なカード特典は、請求金額の1.0%が自動で割引(キャッシュバック)される点です。ほかにはない珍しい特典であり、P-Oneカードの特徴といえるでしょう。
また、新規入会者限定で、キャッシング枠の利用に対し30日間利息無料特典があります。30日以内に返済すれば、利息は無料になるので、急な出費に困った際には、少額の借入れであれば有効活用してみてください。
そのほかのカード特典として、以下の特典が用意されています。
特典 | 内容 |
---|---|
ポケット・サポート・サービス 別途年会費:1,980円(税込) | 水回りやホームセキュリティなど、暮らしのトラブルや悩みを24時間365日サポート |
カーライフホッとライン 別途年会費:770円(税込) | タイヤ交換やバッテリー上がり、鍵のトラブルなど、緊急時に24時間365日サポート |
ポケットカードトラベルセンター | カードの利用で国内・海外パッケージツアーが最大8%割引 |
レンタカー割引 | 提携レンタカー会社にて5%割引でレンタカーサービスを提供 |
メリット
カード特典を踏まえたP-Oneカードのメリットは、以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- 公共料金を含めカード請求額が1.0%OFF
- 楽天市場やYahoo!ショッピングなどでポイントボーナス
- 日常で役立つ特典が多数利用可能
- 6種類のデザインから好きなものを選べる
- 3つの国際ブランドから選べる
- 高校生でも卒業見込みなら申込可能
P-Oneカードのメリットは、請求金額が1.0%OFFになる点です。1,500円のお会計であれば15円、1万円のお会計であれば100円が自動で請求金額から割り引かれます。基本ポイント還元率は0.5%ほどと高くありませんが、1.0%OFF特典と合わせるとほかのクレジットカードよりメリットがあるかもしれません。
電話代や光熱費、公共料金や国民年金の支払いなどでも1.0%OFFになるため、一度の割引金額は低くても、長期的に使っていれば高額な割引になるでしょう。特別な条件もなく、請求金額が1.0%OFFになるのは、ほかのカードにはないP-Oneカードの独自メリットです。
また、P-Oneカードは6種類のカラーが用意されているほか、卒業見込み年であれば高校生でも申し込めるカードです。自分の好きな色のカードを、高校卒業前に持ってみたい人にもおすすめです。
デメリット
一方、P-Oneカードには下記のデメリットがあります。
- 基本ポイント還元率は低め
- 家族カードは管理費がかかる
- ETCカードは発行手数料がかかる
- 付帯保険はない
P-Oneカードはポイントを貯めたい人には向いていません。基本ポイント還元率が低いほか、街中の提携店でのポイント還元率アップ特典もありません。
家族カードやETCカードを発行したい人にも向いていません。家族カードでは管理220円(税込)、ETCカードでは発行手数料1,100円(税込)がかかります。家族カードやETCカードの発行を考えているのであれば、完全無料で発行できる別のカードがおすすめです。
P-Oneカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、P-Oneカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- 自動でお得になるカードが欲しい人
- 自分の好きなカラーのカードを作りたい人
- 高校卒業前にクレジットカードを発行したい人
P-Oneカードは、カード特典が自動で適用されるカードを求めている人におすすめです。P-Oneカードの1.0%OFF特典は、特別な手続きや条件達成は必要なく、通常通りカードを利用していれば勝手に適用されます。いつ、どのくらいの金額が割り引かれたのかも、明細でしっかりチェック可能です。
また、カードデザインが豊富なクレジットカードのひとつでもあります。券面のデザインは色が違うだけで非常にシンプルです。好きなカラーを選べば、愛着が湧くかもしれません。年会費無料な点や、卒業見込みであれば高校生でも発行できる点を踏まえれば、クレジットカード初心者にもおすすめできるカードです。
18位 ビックカメラSuicaカード|1回使えば年会費無料
カード名 | ビックカメラSuicaカード |
---|---|
国際ブランド | Visa、JCB |
申込条件 | ・18歳以上の方(高校生を除く) ・日本在住で電話連絡がとれる方 |
年会費 | 初年度:無料 2年目以降:524円(税込)(※1) |
家族カード | - |
ETCカード | 524円(税込) |
ポイント名 | JRE POINT(※2) |
ポイント還元率 | 1.0%〜 |
交換可能マイル | JAL |
国内旅行障害保険 | 最高1,000万円 |
海外旅行障害保険 | 最高500万円 |
ショッピング保険 | - |
付帯電子マネー | Suica |
スマホ決済 | Apple Pay、モバイルSuica、Google Pay |
発行までの期間 | 最短即日、対象店舗で受取可能。通常は1週間程度で到着 |
(※1)年1回以上の利用で翌年度も無料
(※2)利用店舗によってはビックポイントも貯まる
年会費
ビックカメラSuicaカードの年会費は初年度無料、2年目以降は524円(税込)です。年1回以上の利用で翌年度も年会費が無料になるので、定期的にカードを利用する人であれば、実質年会費無料と考えても良いでしょう。
ビックカメラSuicaカードでは、家族カードは発行できないほか、ETCカードは524円(税込)の年会費がかかります。家族カードやETCカードが目的でクレジットカードを発行する人は、それぞれが完全無料で発行できる別のカードを選んだ方が良いでしょう。
ポイント還元率
ビックカメラSuicaカードの基本ポイント還元率は1.0%です。1,000円ごとに5JRE POINT、5ビックポイントが貯まります。一度に2種類のポイントが貯まる珍しいカードです。
ビックカメラSuicaカードの魅力が発揮されるのは、日常的なカード利用時ではなく、ビックカメラでの利用時です。ビックカメラでは、最大11.5%の還元率でポイントを貯められます。
ただし、還元率11.5%にするには少しコツがあるので覚えておきましょう。結論をいうと、ビックカメラSuicaカードを使ってSuicaにチャージし、ビックカメラではチャージしたSuicaでお買い物をします。そうすると、合計還元率が11.5%アップします。
ビックカメラでは、支払い方法ごとに、以下の還元率で「ビックポイント」が貯まります。
支払方法 | 還元率 |
---|---|
現金 | 10% |
クレジットカード | 8.0% |
電子マネー | 10% |
iDやQUICPay | 8.0% |
モバイル決済 | 8.0% |
キャッシュカード・デビットカード | 10% |
つまり、ビックカメラSuicaカードでお買い物をしても、クレジットカード払いとして還元率8.0%です。十分高い還元率ですが、ビックカメラSuicaカードを使ってSuicaにオートチャージすると1.5%のカードポイント(JRE POINT)がもらえます。
チャージしたSuicaを使ってお買い物をすると、上記のとおり電子マネー決済として10%のビックポイントがもらえます。たとえば、1万円の商品を購入すると、内訳は以下のとおりです。
特典 | 還元率 |
---|---|
モバイルSuica定期券 | 5.0%還元 |
モバイルSuicaグリーン券 | |
えきねっとの新幹線eチケットで、チケットレス乗車 | |
VIEWショッピングステーション経由でのお買い物 | 店舗ごとに定められたポイントボーナス加算 |
JRE POINT加盟店でのお買い物 | カード提示で100円ごとに1ポイント |
特約店での支払い | 最大3倍(還元率1.5%) |
上記のように、使いどころによっては高還元率でザクザクポイントを貯められるカードです。
カード特典
ビックカメラSuicaカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- 年1回の利用で年会費無料
- Suica機能一体型
- 提携店ではビックポイントとJREポイントが貯められる
- ビックカメラで最大11.5%還元
- JRE MALLで最大3.5%還元
- 国内最高1,000万円、海外最高500万円の旅行保険付帯
カードです。通勤・通学でSuicaを使用している人は財布・カードケースのなかをスッキリできます。
目玉特典はカード名にあるとおり、ビックカメラでポイント還元率が最大11.5%まで上がる特典です。
それ以外にも、ビューカードの共通特典として駅ビルやJR東日本のサービスでポイントを効率的に貯められます。国内・海外旅行保険も付帯しているので、旅行時にも活躍するカードです。
メリット
カード特典を踏まえたビックカメラSuicaカードのメリットは、以下のとおりです。
- 年1回でもカードを使えば実質年会費無料
- ビックカメラでのポイント還元率は圧倒的
- 駅ビルでいつでも還元率1.5%
- 貯まったポイントはSuicaにチャージ可能
- Suicaチャージや定期券購入でもポイント高還元旅行保険が充実
ビックカメラSuicaカードの一番のメリットは、ビックカメラで最大11.5%還元までアップする点です。ビックカメラSuicaカードに付帯しているSuicaにオートチャージして、ビックカメラでお買い物をするだけで11.5%ものポイント還元があるカードはほかにありません。
首都圏では通勤・通学にSuicaを使っている人も多いのではないでしょうか。駅ビルでお買い物をする機会も多いと思います。Suicaユーザーであれば、高還元率でポイントを貯められるでしょう。
ビューカードには種類がいくつかありますが、ビックカメラでお買い物をすることがある人は、ビックカメラSuicaカードを選びましょう。
デメリット
一方、ビックカメラSuicaカードには下記のデメリットがあります。
- 年1回以上利用しないと年会費がかかる
- 貯まるポイントが分散しがち
- 家族カードは発行できない
紹介したとおり、ビックカメラSuicaカードは年に1回も使用しない場合、524円(税込)の年会費が発生します。12ヶ月で割ると1ヶ月あたり約44円の維持費です。年会費自体はそれほど高くありませんが、もしビックカメラSuicaカードを発行するなら年に1回以上カードを使いましょう。
そのほかのデメリットとしては、貯まるポイントが分散する点にあります。一般的なビューカードではJRE POINTが貯まりますが、ビックカメラSuicaカードでは、通常利用でJRE POINTとビックポイントが半分ずつに分散します。
ただし、JRE POINTはビックポイントに交換できるため、ビックポイントを集中的に貯めたい人には嬉しいでしょう。
ビックカメラSuicaカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、ビックカメラSuicaカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- ビックカメラでお買い物をする人
- 通学や通勤でSuicaを使っている人
- 駅ビルでお買い物をする人
ビックカメラSuicaカードがおすすめな人は明確で、通勤・通学などでSuicaを使っている人、ビックカメラでお買い物をする人です。また、Suicaをクレジットカードにまとめたい人にもおすすめします。
基本ポイント還元率も1.0%と高いため、日常的な利用にも向いています。駅ビルでのお買い物でも高還元率なカードなので、これらの特典にメリットを感じる人は発行してください。
19位 ビュー・スイカカード|オートチャージ機能付き
カード名 | ビュー・スイカカード |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
申込条件 | 日本国内在住で、電話連絡のとれる18歳以上の方(高校生を除く) |
年会費 | 524円(税込) |
家族カード | 524円(税込) |
ETCカード | 524円(税込) |
ポイント名 | JRE POINT |
ポイント還元率 | 0.5% |
交換可能マイル | JAL |
国内旅行障害保険 | 最高1,000万円 |
海外旅行障害保険 | 最高500万円 |
ショッピング保険 | - |
付帯電子マネー | Suica |
スマホ決済 | Apple Pay、モバイルSuica |
発行期間 | 発行後最短10日で到着 |
年会費
ビュー・スイカカードの年会費は524円(税込)です。家族カードとETCカードのどちらとも同じく524円(税込)の年会費が発生します。
同じカード会社が発行する「ビックカメラSuicaカード」は年1回の利用で翌年の年会費が無料になりますが、ビュー・スイカカードに年会費無料特典はありません。
後述する特典やメリットをみて、524円以上の価値があると感じた人は発行してみてください。
ポイント還元率
ビュー・スイカカードの基本ポイント還元率は0.5%です。1,000円ごとに5ポイントのJRE POINTが貯まります。
ビュー・スイカカードは、Suicaへのオートチャージにおすすめです。ビューカードの共通特典である、Suicaへのオートチャージで1.5%還元は、ビュー・スイカカードでも使えます。
また、以下のように、JR東日本のサービスでポイント還元率がアップするので活用しましょう。
特典 | 還元率 |
---|---|
モバイルSuica定期券 | 5.0%還元 |
モバイルSuicaグリーン券 | |
えきねっとの新幹線eチケットで、チケットレス乗車 | |
VIEWショッピングステーション経由でのお買い物 | 店舗ごとに定められたポイントボーナス加算 |
JRE POINT加盟店でのお買い物 | カード提示で100円ごとに1ポイント |
特約店での支払い | 最大3倍(還元率1.5%) |
基本ポイント還元率が高くないので、Suicaのオートチャージや駅ビルでのお買い物など、ピンポイントで使うことをおすすめします。
さらに、年間利用額に応じて、以下のポイントがもらえます。
年間利用額 | ボーナスポイント |
---|---|
30万円以上 | +250pt |
70万円以上 | +1,000pt |
100万円以上 | +1,500pt |
150万円以上 | +2,500pt |
上記は達成するごとに所定のボーナスポイントが上乗せされるので、150万円以上に達した場合、最大合計5,250ptがもらえます。特別な手続きは必要ないため、無理なく自然に達成できる金額を目指してください。
カード特典
ビュー・スイカカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- Suica一体型
- 定期券も一体化できる
- Suicaチャージや定期券購入でポイントがもらえる
- 駅ビルでいつでも還元率1.0%
- 年間利用額に応じて最大5,250ptプレゼント
- JRE MALLで最大3.5%還元
- 国内最高1,000万円、海外最高500万円の旅行保険付帯
ビュー・スイカカードは、電子マネーのSuicaと、定期券を一体化できるカードです。財布やカードケースのなかをスッキリさせたい人におすすめです。
たとえば、ビックカメラSuicaカードは基本ポイント還元率1.0%、年1回の利用で年会費無料にできるため、一見するとビュー・スイカカードよりもメリットがあります。しかし、ビックカメラSuicaカードは、定期券を一体化できません。
ビックカメラSuicaカードとの大きな違いは5つで、下記のとおりです。
項目 | ビュー・スイカカード | ビックカメラSuicaカード |
---|---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB | Visa、JCB |
年会費 | 524円(税込) | 初年度:無料 2年目以降:524円(税込) ※年1回以上の利用で翌年度無料 |
基本ポイント還元率 | 0.5% (JRE POINT) | 1.0% (JRE POINT0.5%+ビックポイント0.5%) |
年間利用額ボーナス | 最大5,250pt | - |
定期券一体化 | ○ | × |
上位カード | ゴールドカードあり | - |
上記の特典を踏まえ、ビュー・スイカカードの方が使いやすいと感じるのであれば、ビュー・スイカカードを選んでください。
メリット
カード特典を踏まえたビュー・スイカカードのメリットは、以下のとおりです。
- Suicaと定期券をクレジットカードにまとめられる
- Suicaへのオートチャージで1.5%還元
- 駅ビルや定期券購入でポイントがザクザク貯まる
- 貯まったポイントをSuicaにチャージできる
- 上位のゴールドカードが用意されている
ビュー・スイカカードの特徴的なメリットは、Suicaと定期券をクレジットカード1枚にまとめられる点です。通勤・通学でSuicaや定期券を使っている人にとっては便利でしょう。
基本ポイント還元率は低めですが、駅ビルやSuicaへのオートチャージ、定期券の購入でポイントをザクザク貯められます。貯まったポイントはJRE POINTは、駅ビルでのお買い物や東日本のサービスに使用可能です。
Suicaにチャージして使うこともできるので、使い道に困ることはありません。また、ビュー・スイカカードには上位にゴールドカードの「ビューゴールドプラス」が用意されています。
空港ラウンジ、東京駅のラウンジ無料特典や高額な旅行保険など、一般的なゴールドカードで使える特典のほか、下記のようにポイント還元率がさらにアップします。
特典 | ビュー・スイカカード | ビューゴールドプラス |
---|---|---|
Suicaオートチャージ | 1.5%還元 | 1.5%還元 |
モバイルSuica定期券 | 5.0%還元 | 6.0%還元 |
モバイルSuicaグリーン券 | 10%還元 | |
えきねっとの新幹線eチケットで、チケットレス乗車 | 10%還元 | |
VIEWショッピングステーション経由でのお買い物 | 店舗ごとに定められたポイントボーナス加算 | |
JRE MALL、JRE MALLふるさと納税 | 最大3.5%還元 | |
JRE POINT加盟店でのお買い物 | カード提示で100円ごとに1ポイント | |
特約店での支払い | 最大3倍(還元率1.5%) | |
年間利用額特典 | 最大5,250pt | 最大1万2,000pt |
デメリット
一方、ビュー・スイカカードには下記のデメリットがあります。
- 本会員、家族カード、ETCカードは年会費がかかる
- 基本ポイント還元率は低め
- 海外旅行保険の補償額が低め
ビュー・スイカカードのデメリットは、年会費がかかる点です。年会費が無料になる特典はなく、必ず524円(税込)が発生するため、年会費以上のメリットを感じない人にはおすすめしません。
家族カードやETCカードにも同じ額の年会費が発生するので、家族カードやETCカードは完全無料のカードで発行した方がお得です。
また、基本ポイント還元率が0.5%と低めなカードでもあります。JR東日本のサービスやSuicaオートチャージでのポイント還元率はほかのクレジットカードに比べて高いため、ピンポイントで使うサブカードとして使うと良いでしょう。
ビュー・スイカカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、ビュー・スイカカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- 通勤・通学でSuicaを利用している人
- Suicaや定期券をクレジットカード1枚にまとめたい人
- 将来的にゴールドカードを持ちたい人
ビュー・スイカカードは、通勤や通学でSuicaやJR東日本の定期券を購入している人におすすめのカードです。定期券とSuicaの機能をクレジットカード1枚にまとめられるほか、それぞれのサービスでポイントを効率的に貯められます。
また、将来的にゴールドカードを所持したい人にもおすすめです。ゴールドカードではラウンジサービスや高額な旅行保険も付帯しているため、旅行の快適さがワンラックアップするでしょう。モバイルSuicaポイント還元率や年間利用額ボーナスもアップするので、より効率的にポイントを貯められます。
20位 au PAYカード|auユーザーにとくにおすすめ
カード名 | au PAYカード |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard |
申込条件 | ・18歳以上で、個人でご利用のau IDをお持ちの方(高校生除く) ・本人または配偶者に定期収入のある方 |
年会費 | 無料(※1) |
家族カード | 無料(※2) |
ETCカード | 無料 |
ポイント名 | Pontaポイント |
ポイント還元率 | 1.0%〜 |
交換可能マイル | JAL |
国内旅行障害保険 | 最大2,000万円 |
海外旅行障害保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | 最高100万円 |
電子マネー | - |
スマホ決済 | Apple Pay |
発行期間 | 最短4日で到着 |
(※1)au PAY カードに登録しているau IDに紐付くau携帯電話、auひかり、auひかり ちゅら、UQ mobile、povo1.0、povo2.0のご契約がない場合、かつ、1年間カード利用がない場合年会費1,375円(税込)がかかります。詳細はau PAY カードサイトにてご確認ください。
(※2)本会員に年会費が発生する場合、家族カード1枚につき年会費440円(税込)がかかります
年会費
au PAYカードの通常年会費は1,375円(税込)です。ただし、au IDに紐付くau携帯電話やauひかり、auひかり ちゅら、UQ mobile、povo1.0、povo2.0の契約があり、1年に1回でもカードを利用すれば無料になります。
家族カードの通常年会費440円(税込)で、本会員が条件を満たして年会費無料の場合は家族カード年会費も無料です。一方、ETCカードは常に年会費無料なので、条件などを気にする必要はありません。
ポイント還元率
au PAYカードの基本ポイント還元率は1.0%です。100円ごとに1ポイントのPontaポイントが貯まります。Pontaポイントはローソンをはじめとする全国の提携店で1ポイント1円で使えるので、使い道に困ることはないでしょう。
au PAYカードでは、au PAYチャージして使うと、5.0%還元になる新規入会キャンペーンが定期的に開催されています。チャージしたau PAYで決済すると、200円ごとに1ポイントがもらえるので、合計還元率は5.5%です。
2024年1月現在も開催されているため、一気にポイントを獲得したい人は、キャンペーンを有効活用しましょう。最大8,000ptまで貯められます。キャンペーン以外だと、au PAYへのチャージではポイントはもらえないので注意しましょう。
そのほかでは、KDDIが運営する「au PAYマーケット」でのお買い物で、最大7.0%還元でポイントを貯められます。au PAYカードのポイント還元率をまとめると、以下のとおりです。
利用場所 | 還元率 |
---|---|
基本ポイント還元率 | 1.0% |
au携帯電話の利用料金 | 1.0% |
公共料金の支払い | 1.0% |
au PAYマーケットでの利用 | 最大7.0% |
au PAYチャージ (新規入会キャンペーン特典) | 5.0% (最大8,000pt分まで) |
カード特典
au PAYカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- 基本ポイント還元率1.0%
- au PAYへのチャージで最大5.0%還元
- チャージしたau PAYを使って+0.5%還元
- au PAYマーケットで最大7.0%還元
- 携帯の支払いでも1.0%還元
- 最高2,000万円の海外旅行保険付帯
- 年間100万円のショッピング保険付帯
au PAYカードの目玉特典は、新規入会キャンペーン特典でau PAYチャージ還元率が5.0%までアップする点です。ただし、新規入会キャンペーンは開催期間が記載されていません。突然終了する可能性があるため、au PAYで効率的にポイントを貯めたいのであれば、開催されている間にカードを発行しましょう。
キャンペーン以外で効率的にポイントを貯めたい場合、au PAYマーケットの活用がおすすめです。au PAYマーケットは一般的なネットショップのように商品が購入でき、au PAYカード会員は最大7.0%の還元率でポイントを貯められます。
ポイント還元率以外の特典では、海外旅行保険やショッピング保険の付帯があります。海外旅行時のサブカードとしてもおすすめです。
メリット
カード特典を踏まえたau PAYカードのメリットは、以下のとおりです。
- 条件達成で年会費無料
- 基本ポイント還元率が1.0%で使いやすい
- au PAYとの併用でポイントがザクザク貯まる
- 貯まるのはPontaポイントで使いやすい
- 上位カードが用意されている
au PAYカードは、auユーザーやPontaポイントを貯めている人にとってメリットが多いカードです。とくにauの携帯やネット回線を契約してる人は、年会費無料で発行できます。
基本ポイント還元率も1.0%と高いので、日常的なお買い物にも向いているカードです。貯まるPontaポイントも使いやすいため、ポイントの使い道に困ることもありません。Pontaポイントは1度でも使う・貯めると有効期限が1年延長されます。定期的に貯めるか使えば、実質有効期限は無期限です。
より効率的にポイントを貯めたい人は、将来的に「au PAYゴールドカード」の発行を目指しましょう。ゴールドカードにアップグレードすると、空港ラウンジ無料特典や、旅行保険などが一気に豪華になります。
さらに、ゴールドカードでは下記のようにポイント還元率も高くなるので、Pontaポイントを効率的に貯めたい人におすすめです。
利用場所 | au PAYカード | au PAYゴールドカード |
---|---|---|
基本ポイント還元率 | 1.0%還元 | 1.0%還元 |
au PAYチャージ | - | 1.0%還元 |
au携帯料金の支払い | 1.0%還元 | 10%還元 |
auでんき・都市ガスfor auの支払い | 1.0%還元 | 3.0%還元 |
au PAYマーケットの利用 | 最大7.0% | 最大9.0% |
デメリット
一方、au PAYカードには下記のデメリットがあります。
- 条件を満たせない場合年会費有料
- auユーザー以外でも発行できるがメリットが少ない
au PAYカードのデメリットは、au携帯や光回線など、特定のサービスを契約していないと年会費が発生する点です。
auの携帯や光回線を契約していない人でも、au IDを発行すれば作れるカードですが、年会費が発生するほか、特別還元率は高くなるタイミングがないため、メリットが多くありません。
au PAYカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、au PAYカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- auスマホや携帯、光回線を契約している人
- Pontaポイントを貯めている人
- 日頃からau PAYを使っている人
au PAYカードは、auの携帯や光回線を契約している人におすすめのカードです。年会費が無料になるため、維持コストが0円になります。もし発行して使わなくてもなんのデメリットもありません。
現在は新規入会キャンペーンで、au PAYチャージに対して5.0%のポイントが得られるので、au PAYユーザーはキャンペーン中に発行してポイントをゲットしましょう。
将来的にゴールドカードにアップグレードすれば、auの携帯料金支払いに対して10%のポイント還元率が得られるため、ほかのクレジットカードでは考えられないほどのスピードでポイントを貯められます。
21位 セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード|初年度無料
カード名 | セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード |
---|---|
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス |
申込条件 | 18歳以上のご連絡可能な方 |
年会費 | 初年度:無料2年目以降:1,100円(税込)(※1) |
家族カード | 無料(※2) |
ETCカード | 無料 |
ポイント名 | 永久不滅ポイント |
ポイント還元率 | 0.5%〜 |
交換可能マイル | ANA、JAL |
国内旅行障害保険 | - |
海外旅行障害保険 | - |
ショッピング保険 | - |
電子マネー | - |
スマホ決済 | Google Pay、Apple Pay、iD |
発行までの期間 | デジタルカードは最短5分で発行、通常カードは通常3営業日程度で発行 |
(※1)年1回以上の利用で翌年度も無料
(※2)最大4枚まで
年会費
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード(以下セゾンパール・アメックス)は年会費初年度無料、2年目以降1,100円(税込)のカードです。ただし、年1回以上の利用があれば翌年度も年会費無料なので、定期的にカード決済をするのであれば実質年会費は無料で使えます。
家族カードの年会費は永年無料、ETCカードの年会費も無料です。
ポイント還元率
セゾンパール・アメックスの基本ポイント還元率は0.5%です。1,000円ごとに1ポイントの永久不滅ポイントが貯まり、1ポイント5円相当の価値として、他社ポイントなどに交換できます。
年会費無料のカードでも還元率1.0%のカードは多いので、日常的に利用するカードとしてはメリットは少ないでしょう。
ただし、QUICPayにセゾンパール・アメックスを登録して使うと、2.0%の還元率でポイントが貯まります。1年間に合計30万円までが対象なので、最大で6,000ptを貯められます。QUICPayは全国のコンビニやスーパーで使えるスマホ決済なので、簡単に使えるでしょう。
また、セゾンパール・アメックスは海外でのポイント還元率が常時2倍です。基本ポイント還元率が0.5%なので、2倍でも1.0%ですが、日本国内で使用するよりはポイントが効率的に貯まります。
カード特典
セゾンパール・アメックスの主なカード特典は下記のとおりです。
- 年1回の利用で年会費無料
- QUICPay利用で2.0%還元
- 海外での利用でポイント2倍(還元率1.0%)
- ポイント有効期限は無期限
- 最短5分でアプリ上のデジタルカード発行
- ナンバーレスでセキュリティに優れている
- トラベル特典多数
セゾンパール・アメックスの目玉特典は、QUICPayに紐付けて利用するとポイント還元率が2.0%になる特典です。基本ポイント還元率は高くないため、セゾンパール・アメックスを発行するならQUICPayに紐づけて利用しましょう。
また、セゾンカードで貯まる「永久不滅ポイント」は、有効期限がありません。貯まったポイントはANAやJALのマイルと交換もできるので、マイルを貯めている人にもおすすめです。
セゾンパール・アメックスは申込後最短5分でアプリ上にデジタルカードが発行され、ネット上で利用できます。後日届くプラスチックのカードはナンバーレスでセキュリティ面に優れているのもセゾンパール・アメックスの特徴です。
そのほか、アメックスブランドとして、国内や海外で割引などの優待が受けられるアメリカン・エキスプレス・コネクト、カーシェアリングの優待特典なども受けられます。
メリット
カード特典を踏まえたセゾンパール・アメックスのメリットは、以下のとおりです。
- 年1回でも使うなら実質年会費無料
- QUICPayが利用できるお店でポイント還元率最大2.0%
- ポイント有効期限なしでマイペースに貯められる
- 貯まったポイントはANAやJALのマイルに交換可能
- 最短5分でネット上で使えるカード発行可能
- 後日届くカードはナンバーレスで不正利用のリスクが少ない
- 上位カードが用意されている
セゾンパール・アメックスのメリットは、QUICPayで効率的にポイントを貯められる点と、最短即日でカード番号を発行できる点です。
日常的にQUICPayを使ってコンビニやスーパーでお買い物をしている人や、すぐにネット上で使えるクレジットカードを探している人におすすめです。
また、貯まるポイントに有効期限がないのもセゾンパール・アメックスの大きなメリットでしょう。一般的なクレジットカードだと、ポイントがあまり貯まっていなくても、有効期限内に使わないと失効してしまい、せっかく貯めたポイントが無駄になってしまうことがあります。
セゾンカードのポイントはマイペースに交換できるので、好きなタイミングで使えます。とくにANAやJALのマイルに交換できるのは嬉しいメリットでしょう。
さらに、上位カードとしてゴールドカードやプラチナカードも用意されています。特典に物足りなさを感じた場合や、ハイステータスカードがほしい時にもアップグレードできるのはセゾンパール・アメックスのメリットです。
デメリット
一方、セゾンパール・アメックスには下記のデメリットがあります。
- 基本ポイント還元率は低め
- 選べる国際ブランドはアメックスのみ
- 付帯保険がない
セゾンパール・アメックスは基本ポイント還元率が0.5%と高くありません。日常的なカード利用をするなら、還元率1.0%のカードをメインカードとして使いましょう。
セゾンパール・アメックスはQUICPayで2.0%還元の特典を使って、お得にポイントを貯める使い方がおすすめです。合計30万円分まで2.0%還元の特典を得られます。30万円に達したらほかのカードを使いましょう。セゾンパール・アメックスは年1回利用すれば年会費無料なので、QUICPayに紐付けて年1回以上利用すれば維持コストもかかりません。
海外利用でポイント還元率が1.0%になりますが、旅行保険が付帯していないほか、国際ブランドはアメックスしか選べないので、海外では少し使いづらいのもセゾンパール・アメックスのデメリットです。
海外での利用を考えるなら、ゴールドカードやプラチナカードなど、上位カードの発行をおすすめします。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、セゾンパール・アメックスは以下のような人におすすめできるカードです。
- すぐにネットショップでカードを使いたい人
日頃からQUICPayを使っている人 - マイペースにポイントを貯めたい人
- JALやANAのマイルを貯めている人
- 将来的に上位ランクのカードを持ちたい人
セゾンパール・アメックスは申込後最短5分でアプリ上にカードが発行されます。カード番号が発行されればネットショッピングで使えるので、早急にネットショップで使えるカードがほしい人にもおすすめです。
QUICPayでポイント還元率2.0%が貯まるのもセゾンパール・アメックスの特徴です。日頃からQUICPayを使っている人も、セゾンパール・アメックスを選びましょう。
貯まったポイントは有効期限無期限で、ANAやJALのマイルと交換できます。それぞれのマイルをマイペースに貯めたい人にも向いているカードです。
22位 JALカード|JALマイルが貯まる
カード名 | JALカード |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス |
申込条件 | 18歳以上で日本に生活基盤があり、支払いが可能な方(高校生を除く) |
年会費 | 2,200円(税込)(※1) |
家族カード | 1,100円(税込)(※2) |
ETCカード | 無料(※3) |
ポイント名 | JALのマイル |
ポイント還元率 | 0.5%〜 |
交換可能マイル | JAL |
国内旅行障害保険 | 最高1,000万円(※4) |
海外旅行障害保険 | 最高1,000万円 |
ショッピング保険 | - |
付帯電子マネー | (※5) |
スマホ決済 | JAL Pay(Google Pay)、Apple Pay(※6) |
発行期間 | 通常約2週間程度 |
(※1)初年度無料。アメックスブランドは6,600円(税込)
(※2)初年度無料。アメックスブランドは2,750円(税込)
(※3)※発行手数料1,100円(税込)
(※4)アメックスブランドは最高3,000万円
(※5)種類によってはSuica、PASMO、WAONが可能
(※6)Apple Payはアメックスブランドを除く
年会費
JALカードの年会費は2,200円(税込)、アメックスブランドのみ6,600円(税込)です。家族カード年会費は1,100円(税込)、アメックスブランドの家族カードは2,750円(税込)の年会費がかかります。
ETCカード年会費は無料ですが、初回発行時に発行手数料1,100円(税込)がかかるので注意しましょう。
JALカードは年会費無料特典がないため、特典やメリットを踏まえたうえで、自分にとって年会費以上の価値があるか判断して発行することが大切です。
ポイント還元率
JALカードの基本ポイント還元率は0.5%です。200円ごとにJALのマイルが1マイル貯まります。直接JALのマイルが貯まるため、JALのマイルを貯めている人にとっては便利なカードでしょう。
また、JALカード会員は「ショッピングマイル・プレミアム」に加入すると、ポイント還元率を改善できます。年会費4,950円(税込)払って加入すると、通常200円ごとに1マイルが、100円ごとに1マイル貯まるようになります。
さらに、ショッピングマイル・プレミアムに加入している会員は、JALカードの特約店でさらに2倍のマイルが貯めることが可能です。未加入会員に比べて効率的にマイルを貯められます。
利用タイミング | 還元率 | |
---|---|---|
ステータス | ショッピングマイル・プレミアム未加入 | ショッピングマイル・プレミアム加入済み |
通常利用 | 0.5% | 1.0% |
特約店での利用 | 1.0% | 2.0% |
1マイルの価値を2円と仮定した場合、ショッピングマイル・プレミアム年会費4,950円分の元をとるためには、通常利用で49万5,000円相当、特約店での利用に限ると24万7,500円相当のカード利用が必要です。
上記の損益分岐点を基準にして、年会費以上のメリットがある場合には、ショッピングマイル・プレミアムへの加入をおすすめします。もし年間利用額が多くない場合は、加入せずにマイペースにマイルを貯めましょう。
また、JALカードは、さまざまな提携先があります。マイル以外のポイントが貯められるカードもあるため、自分にとってメリットがあるカードを選んでください。
提携先 | 概要 |
---|---|
JAL Visaカード JAL Mastercard JAL JCBカード JAL JCBカード(ディズニー・デザイン) | それぞれの提携先加盟店で使える |
JAL アメリカン・エキスプレスカード | アメックスのトラベル特典が利用できる |
JALカードSuica | ビュー・カードと提携したカード。Suica機能が付帯 |
JALカード TOKYU POINT ClubQ Visaカード JALカード TOKYU POIN ClubQ Mastercard | 東急グループと提携したカード。東急グループのポイントを貯められる |
JALカードOPクレジット | 小田急グループと提携したカード。小田急グループのポイントを貯められる |
カード特典
JALカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- 入会、搭乗でマイルが貯まる
- ショッピングマイル・プレミアム加入でマイルが貯まりやすくなる(別途年会費)
- 最高1,000万円の国内・海外旅行保険付帯
- JAL関連施設で割引・優待特典
- アメックスブランドは豪華トラベル特典あり
JALカードの目玉特典や、入会・搭乗でマイルが貯まる点です。入会、搭乗で以下のボーナスマイルがもらえます。
特典 | ボーナスマイル | 補足 |
---|---|---|
入会搭乗ボーナス | 1,000マイル | 入会後初めての搭乗時にプレゼント(1回のみ) |
毎年初回搭乗ボーナス | 1,000マイル | 入会搭乗ボーナス獲得年の翌年以降、毎年最初の搭乗時にプレゼント |
搭乗ごとのボーナス | フライトマイルの10%プラス | フライトマイルに+10% |
JALカードは年会費2,200円(税込)ですが、毎年搭乗するなら常に1,000マイルは確実にもらえるので、1マイルの価値を2円と仮定した場合、少なくとも2,000円分の元はとれます。
国内・海外旅行保険のほか、JALカード共通特典として、以下の特典も利用可能です。
特典 | 内容 |
---|---|
機内販売割引 | JAL/JTA機内販売商品が10%割引 |
国内空港店舗・空港免税店割引 | 国内空港店舗や空港免税店で割引 |
ホテルニッコー&JALシティの割引・特典 | 宿泊プランや特典を受けられる |
JALパックの割引 | 国内・海外パッケージツアーが最大3%割引 |
JALカード割引 | 当日の予約・変更が可能、マイルが100%貯まる |
アメックスブランド限定特典 | ・国内主要空港+海外1箇所の空港ラウンジ無料 ・アメックスエクスプレス特典(世界8,000以上のホテル・レストランで10〜70%OFF) ・海外アシスタンスサービス |
メリット
カード特典を踏まえたJALカードのメリットは、以下のとおりです。
- カードラインナップが豊富
- 入会、搭乗で1,000マイルが貯まる
- 搭乗でフライトマイル+10%
- 直接JALのマイルが貯まる
- 旅行保険が充実している
- 機内や免税店、ツアー申込で割引特典が使える
- 上位カードが用意されている
JALカードのメリットは、JALのマイルが直接貯まりやすい点や、入会・搭乗でマイルを貯められる点です。基本的に、旅行や出張でJAL便を利用する人にとってメリットがあるカードといえます。
JAL便に搭乗しない場合、特約店でもカード決済でマイルを効率的に貯められます。JALカード特約店の一例を紹介すると、以下のとおりです。
- ファミリーマート
- マツモトキヨシ
- ウエルシア
- 大丸松坂屋オンラインストア
- イオン
- ENEOS
- 紀伊國屋書店ウェブストア
上記店舗をよく利用するのであれば、1.0%の還元率でマイルが貯められます。ショッピングマイル・プレミアムに加入していれば2.0%の還元率です。
また、上位カードには、よりマイルが貯まりやすい「JAL CLUB-Aカード」「JAL CLUB-Aゴールドカード」「JAL プラチナカード」が用意されています。カードランクがアップするほど特典も豪華になるので、長く使えるカードです。
とくに、CLUB-Aゴールドカード以上になると、ショッピングマイル・プレミアムに年会費無料で自動加入なので、通常のカード利用でも1.0%の還元率でマイルが貯まります。
項目 | CLUB-A | CLUB-Aゴールド | プラチナ |
---|---|---|---|
年会費 | 1万1,000円(税込) | 17,600円(税込) ※アメックスは20,900円(税込)、ダイナースクラブは30,800円(税込) | 34,100円(税込) |
ショッピングマイル・プレミアム | 4,950円(税込) | 無料 (自動加入) | |
基本マイル還元率 | 0.5% | 1.0% | 1.0% |
特約店還元率 | 1.0% | 2.0% | 2.0% |
入会搭乗ボーナス | 5,000マイル | ||
毎年初回搭乗ボーナス | 2,000マイル | ||
国内・海外旅行保険 | 最高5,000万円 | 最高5,000万円 〜1億円 | 最高1億円 |
プライオリティ・パス無料 | × | × | ○ |
空港免税店での割引 | 10% |
デメリット
一方、JALカードには下記のデメリットがあります。
- 年会費がかかる
- 基本ポイント還元率は低め
- アメックスブランドは年会費が高め
- マイルが貯まりやすくなるコースは別途4,950円(税込)の年会費が必要
JALカードは必ず年会費が発生するカードです。アメックスブランドでは6,600円(税込)、ショッピングマイル・プレミアムでは4,950円(税込)と、選ぶ国際ブランドや、マイルの貯めやすさによってもかかる維持コストが変わります。
基本的に入会・搭乗ボーナスで毎年1,000マイルは獲得できるので、1,000マイルを含めて、カードにメリットを感じるのであれば発行しましょう。
とくに年間利用額が約50万円以上になるのであれば、ショッピングマイル・プレミアムに加入しても、元を取れるほどのマイルが貯まります。
JALカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、JALカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- JALのマイルを貯めている人
- JAL便を使った旅行や出張が多い人
- 将来的にJALのマイルが貯まりやすいカードを狙っている人
JALカードはJALのマイルを集中的に貯めている人、旅行や出張でJAL便への搭乗が多い人におすすめです。反対にいうと、JALのマイルを貯める気がない人や、JAL便に搭乗しない人にとっては、それほどメリットはないかもしれません。
上位カードにゴールドカードやプラチナカードも用意されているので、長期目線でJALのマイルを貯めたい人は、JALカードからはじめてみてください。
23位 ANAカード|ANAマイルが貯まる
カード名 | ANAカード |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス |
申込条件 | 18歳以上で日本に生活基盤があり、支払いが可能な方(高校生を除く) |
年会費 | 2,200円(税込)(※1) |
家族カード | 1,100円(税込)(※2) |
ETCカード | 550円(税込)(※3) |
ポイント名 | 発行元ごとのポイントプログラム |
ポイント還元率 | 0.5%〜 |
交換可能マイル | ANA |
国内旅行障害保険 | 最高1,000万円(※4) |
海外旅行障害保険 | 最高1,000万円(※5) |
ショッピング保険 | 年間100万円 |
付帯電子マネー | Apple Pay、Google Pay、ANA Pay |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、ANA Pay |
発行期間 | 通常1週間程度で発行、発行後1週間程度で到着 |
(※1)初年度無料。アメックスブランドは7,700円
(※2)初年度無料。アメックスブランドは2,750円
(※3)初年度無料。年1回の利用で翌年度以降も無料
(※4)アメックスブランドは最高2,000万円
(※5)アメックスブランドは最高3,000万円
年会費
ANAカードの年会費は初年度無料、通常年会費は2,200円(税込)です。アメックスブランドのみ7,700円(税込)なので注意しましょう。
家族カード年会費も初年度無料、2年目以降は1,100円(税込)です。アメックスブランドで家族カードを発行する場合、2,750円(税込)と少し高めに設定されています。
ETCカードも初年度無料ですが、2年目以降は550円(税込)です。年1回でも利用があれば翌年の年会費はかからないため、1年に1回以上、定期的にETCカードを使う人は、実質年会費無料と考えても良いでしょう。
ポイント還元率
ANAカードの基本ポイント還元率は0.5%です。貯まるポイントは提携先によって異なるので注意しましょう。たとえば、ANA一般カードだけでも下記の種類があり、それぞれカード会社ごとのポイントが貯まります。
カードの種類 | 発行元カード会社 | 貯まるポイント |
---|---|---|
ANA VISA一般カード | 三井住友カード | Vポイント |
ANA マスター一般カード | ||
ANA JCB一般カード(スター・ウォーズ デザイン含む) | JCB | Oki Dokiポイント |
ANAアメリカン・エキスプレス®・カード(一般) | アメリカン・エキスプレス | リワードプログラム |
JALカードのように、直接マイルが貯まるわけではないので注意しましょう。マイルの交換レートはそれぞれ下記のとおりです。
国際ブランド | 通常 | マイルコース |
---|---|---|
Visa、Mastercard | 1pt=1マイル | 1pt=2マイル:年会費別途6,600円(税込) |
JCB | 1pt=5マイル | 1pt=10マイル:年会費別途5,500円(税込) |
アメリカン・エキスプレス | ※マイル交換には移行コースへの加入が必要 | 1pt =1マイル:年会費別途6,600円(税込) |
上記のように、Visa、Mastercard、JCBは別途年会費のマイルが倍貯まるコースに加入すると、マイルへの交換レートがアップします。アメックスブランドは、貯まったポイントをマイルに移行するために別途年会費を払う必要があるので注意しましょう。
通常利用以外では、ANA航空券の購入で以下のさらにマイルが貯まりやすくなります。
国際ブランド | 貯まるマイル(ポイントをマイルに交換した場合) |
---|---|
Visa、Mastercard | 100円ごとに1.5マイル相当 |
JCB | |
アメリカン・エキスプレス | 100円ごとに2.5マイル相当 |
カード特典
ANAカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- 入会・継続・フライトでボーナスマイルプレゼント
- 別途年会費でマイルが2倍貯まる
- ANA関連店舗や施設で割引などの優待特典
- 最高1,000万円の国内・海外旅行保険付帯
- 年間100万円のショッピング保険付帯
- アメックスブランドは豪華トラベル特典あり
ANAカードの目玉は、入会・継続・フライトでANAのマイルがもらえる特典です。どの国際ブランドを選んでも、以下のボーナスマイルがもらえます。
特典 | 1,000マイル |
---|---|
入会ボーナス | 1,000マイル |
継続ボーナス | 1,000マイル |
フライトボーナス | 10% |
貯めたカード会社ごとのポイントは、通常どおり使えるほか、ANAのマイルにも交換できます。ただし、アメックスブランドのみ、マイルに交換するためには別途6,600円の移行コースに加入する必要があるため注意しましょう。
Visa、Mastercard、JCBの場合は、別途年会費を支払えば、2倍のレートでANAのマイルに交換できるようになります。カード年会費と含め、元を取れる場合には加入しましょう。
アメックスブランドの場合、カード年会費7,700円(税込)+マイル移行コース手数料6,600円(税込)で、合計1万4,300円(税込)がかかるため、注意が必要です。
そのほか、ANAカードの共通特典として、以下の特典が付帯しています。
- 空港免税店で5%OFF
- 国内線・国際線の機内販売10%OFF
- 空港内店舗「ANA FESTA」で5%OFF
- 成田空港でのパーキング割引
- 「ANAショッピング A-style」で5%OFF
メリット
カード特典を踏まえたANAカードのメリットは、以下のとおりです。
- カードラインナップが豊富
- 入会、継続で1,000マイルが貯まる
- 搭乗でフライトマイル+10%
- カード会社ごとのポイント付与でマイルに縛られない
- 旅行保険が充実している
- 機内や免税店、ツアー申込で割引特典が使える
- 上位カードが用意されている
ANAカードの一番の特徴は、ANAのマイルを貯めやすい点です。JALカードではJALのマイルが自動的に貯まりますが、ANAカードの場合、カード会社ごとのポイントが先に貯まる点も特徴的です。
ポイントをマイルに交換するかどうかは、自分で決められるので、臨機応変にポイントを使えます。また、入会・継続で1,000マイル、フライトで10%のボーナスマイルがもらえるのもANAカードのメリットです。
とくに、Visa、Mastercard、JCBは年会費が2,200円(税込)なので、1マイル=2円で換算すると、入会・継続ボーナスマイルだけでも毎年2,000円相当の元が取れる計算になります。
さらに、上位カードとして、ワイドカード、ワイドゴールドカード、プラチナカードも用意されています。上位カードにアップグレードすれば、よりマイルが貯まりやすくなるので、長期的にANAのマイルを貯めたい人にもおすすめです。
項目 | ワイドカード | ワイドゴールドカード | プラチナカード |
---|---|---|---|
基本ポイント還元率 | 0.5% | 0.5% | 0.5% |
入会ボーナスマイル | 2,000マイル | 1万マイル | |
継続ボーナスマイル | 2,000マイル | 1万マイル | |
フライトボーナスマイル | 25% | - | 50% |
ANA航空券購入での還元率 | 1.5% | 2.0% | 3.5% |
上記に加えて、アメックス、ダイナースクラブブランドのカードも用意されています。それぞれ空港ラウンジ無料特典や高額な旅行保険をはじめとした豪華特典が付帯しているので、将来的にハイステータスカードを狙っている人は目指してみてください。
デメリット
一方、ANAカードには下記のデメリットがあります。
- 基本ポイント還元率は低め
- 年会費がかかる
- ANAのマイルは直接貯まらない
- マイルが貯まるコースは別途年会費が必要
- アメックスブランドは年会費が高め
ANAカードのデメリットは、必ず年会費が発生する点や、直接ANAのマイルが貯まらない点です。年会費分のメリットが得られないのであれば、発行するのは控えた方が良いかもしれません。効率的に貯めたい場合も、別途年会費がかかるコースへの加入が必要です。
また、基本的にカード利用で貯まるのはカード会社のポイントです。ANAのマイルがほしい場合は、自分で交換手続きを行う必要があります。アメックスブランドはANAのマイルに交換するために、6,600円(税込)の移行コースに加入する必要があるため注意しましょう。
ANAカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、ANAカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- ANAのマイルを貯めている人
- マイル以外にポイント交換先を選びたい人
- ANA便を使った旅行や出張が多い人
- 将来的にANAのマイルが貯まりやすいカードを狙っている人
ANAカードは、ANAのマイルを貯めている人におすすめのカードです。カード会社のポイントが貯まるので、ポイントをマイル以外にも使えるのはANAカードの特徴です。自由にポイントの交換先を選びたい人にもおすすめです。
また、将来的によりANAのマイルが貯まりやすくなるカードが用意されています。旅行や出張が多く、ANAのマイルを効率的に貯めたい人はANAカードを使い続けましょう。
24位 ソラチカカード|マイルが貯まりやすい
カード名 | ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード) |
---|---|
国際ブランド | JCB |
申込条件 | 18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方(高校生を除く) |
年会費 | 2,200円(税込) |
家族カード | 1,100円(税込)※初年度無料 |
ETCカード | 無料 |
ポイント名 | メトロポイント、Oki Dokiポイント、ANAのマイル ※コースによって異なる |
ポイント還元率 | 0.5%〜 |
交換可能マイル | ANA |
国内旅行障害保険 | 最高1,000万円 |
海外旅行障害保険 | 最高1,000万円 |
ショッピング保険 | 年間100万円(海外のみ) |
付帯電子マネー | PASMO |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
発行期間 | 最短3営業日で発行、通常1週間程度で到着 |
年会費
ソラチカカードの年会費は初年度無料、2年目以降は2,200円(税込)です。家族カードも初年度年会費無料、2年目以降は1,100円(税込)の年会費がかかります。
ETCカードは永年無料なので、年会費を気にせず使えます。
ポイント還元率
ソラチカカードの基本ポイント還元率は0.5%です。ソラチカカードには、メトロポイントやOki Dokiポイントが貯められる「マルチポイントコース」と、直接ANAのマイルが貯まる「マイル自動移行コース」があります。
マルチポイントコースの場合、通常利用時は1,000円ごとに1Oki Dokiポイント、マイル自動移行コースの場合は1,000円につき5マイルが貯まる仕組みです。マイル自動移行コースは、年会費5,500円(税込)を払えば、2倍のマイルが貯まるコースに加入できます。
そのほか、ソラチカカードでは下記のポイントボーナスがあります。
特典 | 内容 |
---|---|
入会・継続ボーナス | 1,000マイル |
フライトボーナス | 10% |
乗車ポイント(※) | 1乗車につき平日5pt、土休日15pt |
電子マネーポイント(※) | 自動販売機100円利用で1pt、店舗200円利用で1pt |
(※)メトロポイントPlusのお申し込みが必要です
カード特典
ソラチカカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- PASMOとANAマイレージカードの一体型
- 入会・搭乗・継続でボーナスマイル
- 貯まるポイントの種類を選べる
- 東京メトロの乗車で最大15pt
- 最高1,000万円の国内・海外旅行保険
- 年間100万円のショッピング保険
ソラチカカードは、クレジットカードとPASMO、ANAのマイレージカードが一体型になったカードです。必要であれば東京メトロ、東急電鉄、東武鉄道、京急電鉄、相模鉄道のPASMO定期券も搭載できます。
また、東京メトロの乗車でポイントがもらえる珍しいカードです。乗車でメトロポイントをもらうには、メトロポイントPlusに申し込む必要があるため、カード発行後すぐに申し込んでおきましょう。
平日の乗車で5pt、土日祝日の乗車で15ptが貯まり、貯まったメトロポイントは100pt=90マイルで交換できます。
そのほか、最高1,000万円の国内・海外旅行保険も付帯しているので、旅行中のサブカードとしても活躍します。
メリット
カード特典を踏まえたソラチカカードのメリットは、以下のとおりです。
- PASMOとマイルカードをまとめられる
- 入会・継続で1,000マイルがもらえる
- 搭乗でフライトマイル+10%
- ANAのマイルを直接貯めることが可能
- マイルが貯まりやすくなるコースあり(別途年会費)
- 東京メトロの乗車で平日5pt、土日祝15pt貯まる
- 旅行保険が充実
- 学生でも配偶者の信用で発行可能
ソラチカカードのメリットは、クレジットカード、ANAのマイレージカード、PASMOを一体化できる点です。通勤や通学でPASMOを使っている人、ANAのマイルを貯めている人は、財布やカードケースの中をスッキリさせられるでしょう。
年会費が2,200円(税込)かかりますが、毎年1,000マイルがもらえるので、1マイル=2円相当で換算すると、2,000円相当の元は必ず取れる計算になります。
カードの通常利用でも「マイル自動移行コース」に設定しておけば、ポイントをマイルに交換する手間が省けます。もしポイントをマイル以外に交換したい場合は「マルチポイントコース」にしておけば、使い道を自由に選べて便利です。もちろんマルチポイントコースでも、マイルへの交換は可能なので、臨機応変に対応したい人はマルチポイントコースを選んでおきましょう。
ソラチカカードは扶養者に安定した収入があれば、学生でも発行できるカードです。通学で東京メトロを使っている学生であれば、毎日の通学でメトロポイントを貯め、マイルに交換して無料で旅行に行けるかもしれません。
デメリット
一方、ソラチカカードには下記のデメリットがあります。
- 年会費がかかる
- 基本ポイント還元率は低め
- マイルが倍になるコースは別途年会費5,500円(税込)
- 選べる国際ブランドはJCBのみ
ソラチカカードのデメリットは、基本ポイント還元率が0.5%と低めな点です。還元率1.0%のカードも多いため、還元率の低さはソラチカカードのデメリットでしょう。
効率的にマイルを貯めたい場合、別途年会費5,500円(税込)がかかるコースに加入する必要があります。カード利用額が多く、年会費以上のベネフィットがあるなら加入しても良いでしょう。
ソラチカカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、ソラチカカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- ANAのマイルを貯めている人
- PASMO定期券、ANAのマイレージカードを1枚にまとめたい人
- 通勤・通学で東京メトロを利用する人
ソラチカカードは、ANAのマイルを貯めている人、とくに通勤・通学で東京メトロに乗車する人におすすめです。毎日の乗車でメトロポイントが貯まり、貯まったポイントでANAのマイルを獲得できます。
PASMO定期券、ANAのマイレージカードの管理が面倒で、クレジットカード1枚にまとめたい人にもおすすめです。
25位 TRUST CLUB プラチナマスターカード|優待特典が多い
カード名 | TRUST CLUB プラチナマスターカード |
---|---|
国際ブランド | Mastercard |
申込条件 | 22歳以上で年収200万円以上の方 |
年会費 | 3,300円(税込) |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 無料 |
ポイント名 | TRUST CLUB リワードプログラム |
ポイント還元率 | 交換先によって異なる |
交換可能マイル | |
国内旅行障害保険 | 最高3,000万円 |
海外旅行障害保険 | 最高3,000万円 |
ショッピング保険 | 年間50万円 |
付帯電子マネー | - |
スマホ決済 | モバイルSuica、Apple Pay、Google Pay |
発行期間 | 最短1週間程度 |
年会費
TRUST CLUB プラチナマスターカードの年会費は3,300円(税込)です。家族カード、ETCカードは年会費無料で発行できます。
年会費低めのプラチナカードですが、申込資格が22歳以上、年収200万円以上と、ほかのクレジットカードに比べて少しハードルが高めなので注意しましょう。無収入の学生や専業主婦・主夫は申込できません。
ポイント還元率
TRUST CLUB プラチナマスターカードでは、100円ごとに2ポイントが貯まります。1ポイント=1円で換算すると還元率は2.0%です。しかし、実際には1ポイントの価値が交換先によって異なるので注意しましょう。
TRUST CLUB プラチナマスターカードで貯まるポイントの交換先と、交換レートを踏まえた還元率は以下のとおりです。
交換先 | 交換レート | 還元率換算 |
---|---|---|
年会費の支払い | 8,000pt=3,300円相当 | 0.825% |
キャッシュバック | 8,000pt=2,000円相当 | 0.5% |
dポイント | 4,000pt=1,000円相当 | 0.5% |
Amazonギフトカード | 8,000pt=2,000円相当 | 0.5% |
Tポイント | 4,000pt=1,000円相当 | 0.5% |
楽天ポイント | 5,000pt=1,000円相当 | 0.4% |
商品の交換 | 商品によって異なる |
上記のように、基本的には還元率0.5%で利用できますが、交換先によっては0.4%以下になるので注意しましょう。
基本ポイント還元率以外のポイントアップ特典としては、ポイントモールがあります。「TRUST CLUB ポイントモール」経由で掲載されているネットショップにアクセスし、お買い物をすると店舗ごとに定められた倍率のポイントが獲得できます。
また、リボ払いを利用すると100円で3ポイント貯まる特典があります。ただし、リボ払いを利用すると利息が発生して結果的に損する可能性があるので、必要時以外は避けましょう。
TRUST CLUB プラチナマスターカードは、ポイント還元率よりも、以降で紹介するカード特典がメインのクレジットカードです。
カード特典
TRUST CLUB プラチナカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- ポイントモール経由のショッピングで還元率アップ
- Mastercard® Taste of Premium®の特典利用可能
- 国内主要空港ラウンジ無料特典
- ポイント有効期限なし
- 最高3,000万円の国内・海外旅行保険
TRUST CLUB プラチナマスターカードは、国際ブランドのMastercardが提供する「Mastercard Taste of Premium」という特典が利用できます。Mastercardが付与するランクごとに利用できる特典が決められており、TRUST CLUB プラチナマスターカードでは「PM(プラチナマスターカード)」の特典が利用可能です。
具体的には以下のとおりです。
国際線手荷物宅配優待サービス | 出発、帰国時の手荷物の宅配を優待価格で利用可能。出発時:手荷物1個につき20%割引、帰国時:手荷物1個まで優待価格500円(2個目以降20%割引) |
---|---|
海外用携帯電話・Wi-Fiレンタルサービス | 海外Wi-Fiルーター:通信料15%OFF海外携帯電話:通信料15%OFF、レンタル料金50%OFF |
空港クローク優待サービス | 1着につき10%割引 |
国内高級ホテル・高級旅館 | 全国のハイクオリティーなラグジュアリーホテル、高級旅館を予約可能 |
ポケトークレンタルサービス | ポケトーク(POCKETALK®)レンタルサービスを優待価格で利用可能 |
ハワイ エアポートシャトル優待サービス | 空港送迎シャトル利用料金最大7%割引 |
Booking.com 特別優待 | 最大10%キャッシュバック |
国内宅配サービス | 自宅等の指定場所から全国の目的地まで300円割引で宅配 |
国内ダイナミックパッケージ優待サービス | 対象の宿泊施設の予約で8,000円割引 |
ダイニング by 招待日和 | 国内外約250店の有名レストランで2名様以上の利用で1名様が無料 |
カーシェアリング特別優待 | カード発行手数料や月額基本料金の優待 |
Taste of Premium限定プレミアムダイニング by 一休 | 一休.comレストラン予約で使える割引特別クーポンを利用可能 |
上記に加えて国内主要空港ラウンジ無料特典や、高額な国内・海外旅行も付帯しています。
メリット
カード特典を踏まえたTRUST CLUB プラチナカードのメリットは、以下のとおりです。
- プラチナカードとして年会費が安い
- Mastercardが提供する豪華特典が利用可能
- 旅行保険が充実していて旅行中も安心
- 国内の主要空港ラウンジが無料で使える
- ハイステータスな上位カードが用意されている
TRUST CLUB プラチナマスターカードのメリットは、3,300円(税込)という低価格で、一般的なゴールドカードもしくはプラチナカードクラスの特典が付帯している点です。
Mastercard Taste of Premiumは、Mastercardカードが指定したカードしか利用できない特別な特典でもあります。数あるクレジットカードのなかでも、この特典が使えるカードは多くありません。
とくにトラベル特典が多いので、海外旅行や出張が多い人にとってはメリットが多いカードでしょう。将来的にはより豪華な特典が利用できる「TRUST CLUB ワールドカード」や「TRUST CLUB ワールドエリートカード」も用意されています。
TRUST CLUB ワールドエリートカードは年会費14万3,000円(税込)のハイステータスカードです。プラチナカードもしくはブラックカードと遜色ないレベルのカード特典が使えます。Mastercard Taste of Premiumでも、最高ランクのWE(ワールドエリート)の特典が無料で使えるので、カード1枚でさまざまな特典を使いたい人におすすめです。
デメリット
一方、TRUST CLUB プラチナカードには下記のデメリットがあります。
- 年会費がかかる
- 基本還元率は低め
- 空港ラウンジが使えるのは国内のみ
- 選べる国際ブランドはMastercardのみ
TRUST CLUB プラチナマスターカードのデメリットは、年会費が3,300円(税込)かかるうえ、基本ポイント還元率が0.5%低い点です。ただし、紹介したようにカード特典が豊富なので、ポイント還元率よりカード特典を重視する人向けのカードといえるでしょう。
海外旅行中に便利なカード特典が多く付帯していますが、空港ラウンジ無料特典は国内主要空港ラウンジに限定されるので注意してください。
上位カードのTRUST CLUB ワールドカードやTRUST CLUB ワールドエリートカードではプライオリティ・パスが無料で使えるので、より便利なカードを求める場合にはアップグレードも検討してみてください。
TRUST CLUB プラチナカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、TRUST CLUB プラチナカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- コスパ良くハイステータスカードを持ちたい人
- 旅行・出張が多い人
- ポイント還元率以外の豪華なカード特典を利用したい人
- 将来的にハイステータスカードを狙っている人
TRUST CLUB プラチナマスターカードは、年会費に対してカード特典が豊富なカードです。年会費無料の一般カードを卒業して、上位カードを使ってみたい人におすすめです。
とくにトラベル特典が充実しているため、旅行や出張が多い人はTRUST CLUB プラチナマスターカードを選んでみてください。将来的にはクレジットカードのなかでもトップクラスのハイステータスカードが用意されています。
ハイステータスカードを狙っている人は、まずTRUST CLUB プラチナマスターカードを発行し、利用実績を貯めましょう。
26位 メルカード|メルカリユーザーにお得!
カード名 | メルカード |
---|---|
国際ブランド | JCB |
申込条件 | 20歳以上の方 |
年会費 | 無料 |
家族カード | - |
ETCカード | - |
ポイント名 | メルカリポイント |
ポイント還元率 | 1.0%〜 |
交換可能マイル | - |
国内旅行障害保険 | - |
海外旅行障害保険 | - |
ショッピング保険 | - |
付帯電子マネー | - |
スマホ決済 | iD |
発行期間 | 通常4〜7日程度(※) |
(※)カード番号は最短即日発行
年会費
メルカードの年会費は無料です。家族カードやETCカードの発行はできません。
家族カードやETCカードを一緒に発行したい人は、それぞれのカードを目的にクレジットカードの発行を検討している人は、別のカードがおすすめです。
一方、以降で紹介するカードの特典やメリットを踏まえ、メリットを感じるなら、年会費無料なのでおすすめできるカードです。
ポイント還元率
メルカードの基本ポイント還元率は1.0%です。100円で1ポイントのメルカリポイントが貯まり、貯まったポイントは1ポイント1円としてメルカリでのお買い物やメルカードの利用分に充当できます。
通常利用以外のポイント還元率をアップさせる場合、メルカリでメルカードを使ったお買い物をしましょう。メルカリでメルカードを使うと、最大還元率は4.0%までアップします。
メルカリでの還元率は、メルカード入会後に確認できます。還元率は、メルカリでの取引実績で決まるので、事前に知ることはできません。また、還元率が決まる明確な基準も公表されていないため、4.0%より低い還元率になる可能性があります。
上限の還元率4.0%でメルカードを使いたい場合、メルカリでの取引実績を積み上げましょう。
カード特典
メルカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- 基本ポイント還元率1.0%
- メルカリで最大還元率4.0%
- 審査完了後最短即日カード番号発行
- ナンバーレスでセキュリティに優れている
メルカードのカード特典はシンプルです。目玉特典は、メルカリで最大4.0%還元になる点です。そのほかだと、審査完了後最短即日カード番号が発行されるのは、メルカードの特徴でしょう。
カード番号が発行されれば、カードが自宅に届く前にネットショップでカードを使ったお買い物ができます。また、後日届くカードはカード番号が券面に書かれていないナンバーレスカードです。
カード番号を他人にみられて不正利用されるリスクが低いので、はじめてクレジットカードを発行する人や、不正利用が不安でカードの発行を迷っている人にもおすすめです。
メリット
カード特典を踏まえたメルカードのメリットは、以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- 基本ポイント還元率1.0%で使いやすい
- メルカリの利用実績によってはポイントがザクザク貯まる
- ナンバーレスなので不正利用のリスクが低い
- カードの特徴がシンプルで使い所がわかりやすい
メルカードのメリットは、メルカリで最大4.0%還元になる点です。メルカリだけの還元率に限定すると、ほかのどのクレジットカードよりも効率的にポイントを貯められます。
貯まったポイントはそのままメルカリでのお買い物に使えるので、メルカリを頻繁に利用する人であれば1枚は持っておきたいカードです。
とくにメルカリでの還元率はメルカリでの利用実績によって決まるので、日頃からメルカリでお買い物や出品をしている人は、早めに発行しておきましょう。もしかしたら、すぐに4.0%還元が適用され、効率的にポイントを貯められるかもしれません。
なお、メルカリでの還元率アップが適用される上限や期間は下記のとおりです。
対象期間 | 4/1〜9/30、10/1〜3/31の半年ごと |
---|---|
獲得できるポイント上限 | メルカリ Shops 以外: 3万ポイント メルカリ Shops : 3万ポイント |
仮に還元率4.0%でも、半年に約75万円分までのお買い物はポイント付与の対象になります。メルカリでの利用に特化したカードなので、使いやすいカードです。メルカリを頻繁に使っている人は1枚発行しておきましょう。
デメリット
一方、メルカードには下記のデメリットがあります。
- メルカリ以外でのメリットがほとんどない
- メルカリでの還元率アップ基準は非公開
- 20歳以下は申し込めない
- 付帯保険なし
- 家族カード・ETCカードは発行できない
- 選べる国際ブランドはJCBのみ
メルカードのデメリットは、メルカリ以外でのメリットがない点です。メルカリを利用しないのであれば、メルカードを発行する意味はほとんどありません。
また、家族カードやETCカードが発行できないほか、付帯保険が付帯していない、選べる国際ブランドはJCBのみなど、カード機能も限られます。対象年齢も20歳以上なので、一般的なクレカの18歳以上に比べて少し厳しめです。
メルカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、メルカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- メルカリを頻繁に利用する人
- メルカリに登録するクレジットカードを探している人
- すぐにネット上で使えるクレジットカードがほしい人
メルカードがおすすめな人は明確で、メルカリユーザーです。メルカリの支払い方法に登録すれば、最低でも1.0%、最高で4.0%の還元率でポイントが獲得できます。
還元率がアップする条件は公表されていませんが、メルカリでの利用実績が関係することは明言されています。そのため、メルカリを頻繁に利用する人であれば、2.0%〜4.0%などの還元率でお買い物ができるかもしれません。
カード特典が少ない反面、使いどころが明確なカードでもあります。年会費無料で維持コストはかからないため、メルカリユーザーの人は1枚発行しておきましょう。
27位 Amazon Masterカード|Amazonで1.5%の還元
カード名 | Amazon Masterカード |
---|---|
国際ブランド | Mastercard |
申込条件 | 18歳以上の方 (高校生を除く) |
年会費 | 無料 |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 無料 |
ポイント名 | Amazonポイント |
ポイント還元率 | 1.0%〜 |
交換可能マイル | - |
国内旅行障害保険 | - |
海外旅行障害保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | 年間200万円 |
電子マネー | - |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
発行期間 | 最短即日 |
年会費
Amazon Masterカードの年会費は永年無料です。家族カード、ETCカードも年会費無料で発行できます。
2021年11月以前は一般カードでも年1回以上利用しなければ年会費がかかっていましたが、サービスの刷新に伴い、完全に年会費が無料になりました。
ポイント還元率
Amazon Masterカードの基本ポイント還元率は1.0%です。100円で1ポイントのAmazonポイントが貯まります。貯まったポイントはそのままAmazonで使えるので、使い道に困ることはないでしょう。
Amazon Masterカードのポイント還元率アップ特典が受けられる店舗は、大手コンビニ3社と、Amazonです。非常にわかりやすいので、ポイント還元率がアップする店舗に絞ってカードを使いましょう。
利用場所 | ポイント還元率 |
---|---|
通常利用(下記以外の店舗での利用) | 1.0% |
Amazon | プライム会員:2.0%、プライム会員以外:1.5% |
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン | 1.5%(200円ごとに1.5pt) |
上記のように、Amazonプライム会員の場合、Amazonでの還元率は2.0%までアップします。Amazonプライム会員で、ネットショッピングはAmazonで行う人は、Amazon Masterカードを作っておきましょう。
カード特典
Amazon Masterカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- 通常ポイント還元率1.0%
- Amazonで常に1.5%還元
- プライム会員は2.0%還元
- 大手コンビニで1.5%還元
- 最高2,000万円の海外旅行保険付帯
- 年間200万円のショッピング保険付帯
Amazon Masterカードの特典は大きく分けて、ポイント還元率アップ特典と、付帯保険の特典です。ポイント還元率については前述したとおり、Amazonや大手コンビニで使うとアップします。
とくにAmazonプライム会員は2.0%まで還元率がアップするので、Amazonで決済するカードとして使いましょう。獲得できるポイントの上限は明記されていないので、Amazonでお買い物をすればするほどお得にポイントが貯まります。
付帯保険では、海外旅行保険とショッピング保険が付帯しています。海外旅行保険は以下のとおり、保険金額が低めなので、あくまでもおまけ程度に考えおいた方が良いかもしれません。
項目 | 補償内容 |
---|---|
適用条件 | 利用付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療費用 | 50万円 |
疾病治療費用 | 50万円 |
賠償責任(免責なし) | 2,000万円 |
援助者費用 | 100万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 15万円 |
メリット
カード特典を踏まえたAmazon Masterカードのメリットは、以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- Amazonでいつでも高還元率
- プライム会員はいつでも2.0%還元
- 貯まったAmazonポイントでお買い物できる
- 海外旅行保険・ショッピング保険が充実
Amazon Masterカードのメリットは明確です。Amazonや大手コンビニでのポイント還元率が最低1.5%である点です。プライム会員であれば、Amazonで2.0%の還元率までアップし、ザクザクとポイントを貯められます。
貯まるポイントもAmazonポイントで、Amazonで1ポイント=1円として使えるので、使いやすいでしょう。有効期限は1年ですが、新たにポイントを獲得した日からさらに1年延長されます。年1回でもAmazonポイントを獲得していれば、その度に有効期限の延長ができるので、有効期限の失効を気にする必要がなくなります。
Amazonユーザーや、プライム会員にとってはメリットが多いクレジットカードです。
デメリット
一方、Amazon Masterカードには下記のデメリットがあります。
- Amazonとコンビニ以外での特典がない
- 選べる国際ブランドはMastercardのみ
Amazon Masterカードはメリットがわかりやすい反面、デメリットもわかりやすいカードです。Amazonと大手コンビニ3社以外では、ポイントアップ特典はありません。そのため、コンビニを利用しない人、Amazonを使わない人にとってはメリットがないと言っても過言ではないでしょう。
また、選べる国際ブランドはMastercardブランドのみです。2枚目のサブカードとしてAmazon Masterカードの発行を考えていて、国際ブランドも分けたい場合、1枚目のカードはVisaブランドやJCBブランドのカードを選んでおくことをおすすめします。
Amazon Masterカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、Amazon Masterカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- Amazonやコンビニで頻繁にお買い物をする人
- Amazonプライム会員の人
- 海外旅行で使えるサブカードを探している人
Amazon Masterカードがおすすめな人は、Amazonやセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンでお買い物をする人におすすめです。
とくにプライム会員は還元率が2.0%にアップするため、1枚持っておいた方が良いでしょう。嬉しいのは、還元率2.0%で獲得ポイントに上限がない点です。Amazonで頻繁にお買い物する人は、カードを使ってショッピングをするほど効率的にポイントを貯められます。
Amazonユーザーであればすぐに発行して、Amazonの支払い方法に登録してください。
28位 Visa LINE Payクレジットカード(P+)|チャージとペイで還元率が5%に
カード名 | Visa LINE Payクレジットカード(P+) |
---|---|
国際ブランド | Visa |
申込条件 | 18歳以上の方 (高校生を除く) |
年会費 | 無料 |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 初年度:無料 2年目以降:550円(税込)(※1) |
ポイント名 | LINEポイント |
ポイント還元率 | 0.5%〜 |
交換可能マイル | - |
国内旅行障害保険 | - |
海外旅行障害保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | 最高100万円 |
電子マネー | |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
発行期間 | 最短3日(※2) |
(※1)年1回以上の利用で無料
(※2)カード番号は最短即日発行
年会費
Visa LINE Payクレジットカード(P+)の年会費は無料、家族カードも無料で発行できます。ETCカードは初年度年会費無料、2年目以降は550円(税込)です。
ただし、ETCカードは年1回利用すれば翌年度の年会費が無料になるため、年1回以上利用する人なら実質年会費無料で使い続けられます。
ポイント還元率
Visa LINE Payクレジットカード(P+)の通常ポイント還元率は0.5%です。貯まるポイントはLINEポイントで、LINEサービスやスタンプ、着せ替え、LINE Payで1ポイント1円として使えます。
Visa LINE Payクレジットカード(P+)には、同じ系列のカードに「Visa LINE Payクレジットカード」があります。主な違いは、通常ポイント還元率と、LINE Payのチャージポイントや即日発行の可否です。
項目 | Visa LINE Payクレジットカード(P+) | Visa LINE Payクレジットカード |
---|---|---|
年会費 | 無料 | |
基本ポイント還元率 | 0.5% | 1.0% |
LINE Pay(チャージ&ペイ) | 5.0% | × |
即日発行 | ○ | × |
カードレス発行 | ○ | × |
上記のように、Visa LINE Payクレジットカードは基本ポイント還元率が1.0%ですが、それ以外のメリットがありません。
一方、Visa LINE Payクレジットカード(P+)は、LINE Payに紐付けて、コード決済(チャージ&ペイ)の利用に使うと、還元率5.0%でポイントが貯まります。5.0%で獲得できるポイントの上限はひと月あたり500pt、利用額にすると10万円です。年間で換算すると6,000ptまで貯められます。
LINE Payのコード決済を利用する人は、Visa LINE Payクレジットカード(P+)がおすすめです。
カード特典
Visa LINE Payクレジットカード(P+)の主なカード特典は下記のとおりです。
- 最短即日でカード番号発行
- LINE Pay(チャージ&ペイ)での利用で5.0%還元
- LINEで利用通知が届く
- 最高2,000万円の海外旅行保険付帯
- 年間100万円のショッピング保険付帯
Visa LINE Payクレジットカード(P+)の目玉は、LINE Payのコード決済で還元率5.0%が獲得できる特典です。
最短即日でカード番号が発行され、ネットショッピングで利用できる点や、LINEで利用通知が届くのもVisa LINE Payクレジットカード(P+)の特徴でしょう。
選べる国際ブランドはVisaのみですが、世界シェア率が高く、海外旅行保険やショッピング保険がついているので、海外旅行中のサブカードとしても便利です。
メリット
カード特典を踏まえたVisa LINE Payクレジットカード(P+)のメリットは、以下のとおりです。
- LINE Payでの利用でポイント高還元
- LINEで利用通知が届くので不正利用にすぐ気づける
- 利用明細をこまめにチェックできるので使いすぎない
- 海外旅行時のサブカードとして便利
Visa LINE Payクレジットカード(P+)はカード特典が限られているため、使いどころがわかりやすいカードのひとつです。LINE Payのコード決済での5.0%還元は、Visa LINE Payクレジットカード(P+)にしかない特典です。
日頃からLINE Payのチャージ&ペイを利用している人は、専用カードとしても良いので、1枚発行して登録しておきましょう。
また、LINEでカードの利用通知が届くのもVisa LINE Payクレジットカード(P+)のメリットです。一般的なカードだと、利用明細を確認する場合、メールで届く設定にしておくか、会員サイトで確認する必要があります。
LINEのような日常的に使うサービスで利用通知が届けば、不正利用にすぐ気づけるほか、自分がカードを使う際にも、使いすぎに注意できます。計画的にクレジットカードを使いやすい人にもおすすめです。
デメリット
一方、Visa LINE Payクレジットカード(P+)には下記のデメリットがあります。
- 基本ポイント還元率は低め
- LINE Pay以外でのメリットが少ない
- 選べる国際ブランドはVisaのみ
Visa LINE Payクレジットカード(P+)のデメリットは、基本ポイント還元率が0.5%と低い点です。同系列のカードである「Visa LINE Payクレジットカード」は基本ポイント還元率が1.0%なので、比較するとデメリットに感じるかもしれません。
しかし、Visa LINE Payクレジットカードはほとんどメリットがないので、発行するならVisa LINE Payクレジットカード(P+)がおすすめです。基本ポイント還元率の低さや、カード特典の低さが気になるなら、別のカードをメインカードとしては発行しましょう。
Visa LINE Payクレジットカード(P+)は、LINE Payに登録する専用カードとして使うことをおすすめします。
Visa LINE Payクレジットカード(P+)がおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、Visa LINE Payクレジットカード(P+)は以下のような人におすすめできるカードです。
- LINE Payのチャージ&ペイを利用している人
- 会員サイトよりLINEで利用明細を確認したい人
- LINEポイントを貯めている人
- 海外旅行中に便利なサブカードを探している人
Visa LINE Payクレジットカード(P+)は、LINE Payのコード決済を利用する人におすすめのカードです。反対に、LINE Payを利用しない人にとってはそれほどメリットはないでしょう。
LINE Payに登録して使う専用のサブカードとして使うのが、最も効率的な使い方です。海外旅行保険やショッピング保険も付帯しているので、サブカードとしては活躍するでしょう。
日常的に利用するカードは、基本ポイント還元率1.0%以上のカードをおすすめします。
29位 楽天カードアカデミー|学生限定のクレジットカード
カード名 | 楽天カードアカデミー |
---|---|
国際ブランド | Visa、JCB |
申込条件 | 18歳以上28歳以下の学生(高校・大学・短期大学・大学院・専門学校) |
年会費 | 無料 |
家族カード | - |
ETCカード | 550円(税込) |
ポイント名 | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 1.0%〜 |
交換可能マイル | ANA、JAL、ユナイテッド航空 |
国内旅行障害保険 | - |
海外旅行障害保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | - |
付帯電子マネー | 楽天Edy |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、楽天カードタッチ決済 |
発行期間 | 通常1週間〜10日程度で到着 |
年会費
楽天アカデミーカードの年会費は永年無料です。学生向けのカードであり、家族カードの発行には対応していません。
ETCカードは発行できます。ただし、以下の条件をクリアし、楽天POINT Clubのプラチナ会員以上にならなければ、年会費550円(税込)がかかるので注意しましょう。
楽天POINT Club会員ランク | 過去6ヶ月間に、以下の条件を満たす | |
---|---|---|
獲得ポイント数 | ポイント獲得回数 | |
ダイヤモンド会員(楽天カード保有必須) | 4,000ポイント | 30回 |
プラチナ会員 | 2,000ポイント | 15回 |
ゴールド会員 | 700ポイント | 7回 |
ポイント還元率
楽天アカデミーカードの基本ポイント還元率は1.0%です。一般的な楽天カードと違いはありません。100円で1ポイントの楽天ポイントが貯まります。貯まったポイントは楽天市場でのお買い物や楽天Edyにチャージして使えるので、使い道に困ることはないでしょう。
有効期限は1年です。年に1回でもポイントを獲得できれば、獲得した日から1年延長されるので、楽天ポイントを定期的に獲得していれば有効期限は気にする必要がないでしょう。
楽天アカデミーカードは、一般的な楽天カードと同じく、楽天市場でポイント還元率が常に3倍以上になります。さらにSPUの条件を達成すれば、最大16.5%まで還元率をアップできます。
サービス | 達成条件 | 倍率 |
---|---|---|
楽天モバイル | 楽天ビューティ | +4倍 |
楽天モバイルキャリア決済 | 月に2,000円以上の料金支払い | +2倍 |
Rakuten Turbo/楽天ひかり | Rakuten Turboまたは楽天ひかりの契約 | +2倍 |
楽天カード(通常分) | 楽天カードを利用して楽天市場でお買い物 | +1倍 |
楽天カード(特典分) | +1倍 | |
楽天銀行+楽天カード | ①楽天カードの引き落としを楽天銀行に設定(+0.3%)次に①を達成のうえ、楽天銀行で給与・賞与・年金を受け取る(+0.2%) | 最大+0.5倍 |
楽天証券 投資信託 | 当月合計3万円以上のポイント投資(投資信託) | +0.5倍 |
楽天証券 米国株式 | 当月合計3万円以上のポイント投資(米国株式) | +0.5倍 |
楽天ウォレット | 暗号資産現物取引で月に3万円以上購入 | +0.5倍 |
楽天トラベル | 対象サービスを月1回5,000円以上予約し、対象期間に利用 | +1倍 |
楽天ブックス | 月1回1注文3,000円以上をお買い物 | +0.5倍 |
楽天kobo | クーポンで300ポイント以上獲得し、「きょうのレシートキャンペーン」にて審査通過レシート10枚以上 | +0.5倍 |
Rakuten Pasha | +0.5倍 | |
Rakuten Fashionアプリ | アプリで月1回1注文5,000円以上をお買い物 | +0.5倍 |
楽天ビューティ | 月1回3,000円以上の利用 | +0.5倍 |
SPUに加えて、楽天アカデミーカード会員限定で、学生限定のポイント還元率アップもあります。詳しくは以降のカード特典で紹介するので参考にしてください。
カード特典
楽天アカデミーカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- 基本ポイント還元率1.0%
- 楽天市場で常にポイント3倍
- 楽天市場で最大16.5%還元
- 楽天関連サービスで学生限定の特典付き
- 最高2,000万円の海外旅行保険付帯
楽天アカデミーカードは、18歳~28歳までの学生の方のみが発行できる特別なカードです。基本ポイント還元率は一般的な楽天カードと同じですが、楽天アカデミーカード限定で、以下の特典が付帯しています。
特典 | 楽天カード会員 | 楽天アカデミーカード会員 |
---|---|---|
楽天ブックス | ポイント還元率3倍 | ポイント還元率さらに+1倍の合計4倍 |
楽天トラベル | ポイント還元率2倍 | ポイント還元率さらに+1倍の合計3倍 |
楽天ブックス ダウンロード | ポイント還元率3倍 | ポイント還元率さらに+1倍の合計4倍 |
上記の特典以外は一般的な楽天カードと違いはありません。つまり、学生であれば、楽天アカデミーカードを発行した方がお得ということです。
メリット
カード特典を踏まえた楽天アカデミーカードのメリットは、以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- 18歳以上28歳以下の学生が発行できる
- 楽天市場で高還元率
- 学生限定の特典で書籍や旅行がお得に
- 卒業後も楽天カードへ自動切り替え
- 新規入会で高額な楽天ポイント獲得可能
楽天アカデミーカードのメリットは、楽天市場や楽天関連サービスでポイント還元率が高い点です。楽天市場では常に3倍以上、学生限定で楽天ブックスや楽天トラベルで還元率が3〜4倍までアップします。
本や電子書籍の購入、高速バスやホテルの予約で楽天サービスを使う学生におすすめです。卒業後は、カード番号を引き継いだまま一般の楽天カードに切り替わり、そのまま楽天カードとして使い続けられます。
新規入会キャンペーンでは5,000pt以上のポイントがもらえるチャンスもあるので、はじめてクレジットカードを発行したい人や、お得にカードを発行したい学生におすすめです。
デメリット
一方、楽天アカデミーカードには下記のデメリットがあります。
- 発行可能な年齢が限定されている
- 通常の楽天カードより限度額上限が低め(最大30万円)
楽天アカデミーカードのデメリットは、発行対象が学生に限定されている点です。学生でも18歳以上28歳以下限定なので注意しましょう。
また、学生向けカードなので、利用限度額の上限は低めです。最大でも30万円に設定されるので、高額な利用限度額は期待にないようにしましょう。
なお、一般的な楽天カードの利用限度額上限は100万円です。ただし、利用限度額は申込者の返済能力や信用力によって決まるため、もし学生が一般カードに申し込んでも、100万円の利用限度額が設定されることはほとんどないでしょう。
そのため、学生の方は、学生限定特典がある楽天アカデミーカードがおすすめです。
楽天アカデミーカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、楽天アカデミーカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- 学生でクレジットカードを発行したい人
- 楽天ポイントを貯めている人
- 新規入会で高額ポイントがほしい人
- 読書や旅行が好きな人
楽天アカデミーカードは、楽天カードを発行したい学生におすすめのカードです。18歳以上28歳以下限定で発行できるカードなので、対象年齢であれば楽天カードより、楽天アカデミーカードに申し込みましょう。
違いは、学生限定の特典があるかどうかです。どうせなら、学生限定の特典を使えた方がお得なので、どちらでも申し込める場合、楽天アカデミーカードへ申し込むことをおすすめします。
特典でポイント還元率がアップするのは、楽天ブックスと、楽天ブックスダウンロード、楽天トラベルの3つです。本や電子書籍が好きな人、旅行が好きな人は、楽天アカデミーカードがおすすめです。
30位 学生専用ライフカード|留学などの学生向けのカード
カード名 | 学生専用ライフカード |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
申込条件 | 18歳以上25歳以下で、大学・大学院・短期大学・専門学校に現在在学中の方(高校生は卒業年の1月以降申込可能) |
年会費 | 無料 |
家族カード | - |
ETCカード | 初年度:無料 2年目以降:1,100円(税込)(※1) |
ポイント名 | LIFEサンクスポイント |
ポイント還元率 | 0.5%〜(※2) |
交換可能マイル | ANA |
国内旅行障害保険 | - |
海外旅行障害保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | - |
電子マネー | - |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
発行期間 | 最短2営業日 |
(※1)年1回以上の利用で翌年度も無料
(※2)海外は3.0%(年間10万円まで)
年会費
学生専用ライフカードの年会費は無料です。学生向けカードのため、家族カードの発行はできません。
ETCカードは年会費無料です。2年目以降は1,100円(税込)の年会費がかかりますが、年に1回以上利用すれば翌年度年会費は無料になります。年1回以上ETCカードを利用するなら発行しても問題ないでしょう。
ポイント還元率
学生専用ライフカードの基本ポイント還元率は0.5%です。基本ポイント還元率は低めですが、学生専用ライフカードは、複数のポイント還元率アップ特典があります。
特典 | 倍率 | 還元率 |
---|---|---|
入会初年度 | 1.5倍 | 0.75% |
誕生月 | 3倍 | 1.5% |
年間利用額ボーナス | 最大2倍 | 最大1.0% |
L-Mall | 最大25倍 | 最大12.5% |
これらの特典は、一般のライフカードと違いはありません。入会から1年間ポイント1.5倍は還元率0.75%でそれほど高還元ではないほか、年間利用額特典は年間200万円使っても還元率は2倍の1.0%です。
年会費無料でも基本ポイント還元率1.0%のカードもあるので、比較すると上記の特典にそれほどメリットはない点に注意しましょう。一番お得なのは、誕生月のポイント3倍です。還元率1.5%はクレジットカードのなかでも最高水準の高還元率です。
カード特典
学生専用ライフカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- 入会初年度ポイント1.5倍
- 誕生月はポイント3倍
- 年間利用額に応じてポイント最大2倍
- L-Mall経由のショッピングでポイント最大25倍
- 海外利用金額の3.0%をキャッシュバック
- 海外旅行保険が「自動付帯」
学生専用ライフカードは、18歳以上25歳以下で、大学・大学院・短期大学・専門学校に現在在学中の方が発行できるカードです。高校生でも、卒業見込みがあるなら、卒業年の1月以降に申し込みができます。
一般的なライフカードと、学生専用ライフカードの違いは、海外利用時のキャッシュバック特典と、海外旅行保険です。学生専用ライフカードを所定のエントリーを済ませて海外で利用すると、利用額に対して3%のキャッシュバックが受けられます。
年間最大10万円までキャッシュバックが行われるので、カード利用額でいうと、約330万円までが対象です。学生専用ライフカードの利用限度額上限は30万円なので、330万円を超えることはほとんどないでしょう。
海外旅行保険の内容は以下のとおりです。
項目 | 補償内容 |
---|---|
適用条件 | 在学中は自動付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
賠償責任(免責なし) | 2,000万円 |
援助者費用 | 200万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円 |
カードを持っているだけで保険が適用される「利用付帯」なのは、嬉しいポイントです。
メリット
カード特典を踏まえた学生専用ライフカードのメリットは、以下のとおりです。
- 年会費永年無料
- 卒業年度の1月以降なら高校生でも発行可能
- 海外利用に対して3.0%キャッシュバックでお得
- 海外旅行保険が自動付帯で安心
- ポイントボーナス特典多数
- 3つの国際ブランドから選べる
学生専用ライフカードのメリットは2つです。海外での利用額に対して3%キャッシュバックされる点と、自動付帯の海外旅行保険が付帯している点です。この2つはライフカードにはない、学生専用ライフカード限定の特典です。
もしこの特典に魅力を感じない場合、無理に学生専用ライフカードを選ぶ必要はありません。反対に、海外留学などで、渡航先で使うクレジットカードがほしい人や、カードを持っているだけで適用される海外旅行保険がほしい人には、メリットが大きいカードでもあります。
一般のライフカードとの大まかな違いを表にすると、以下のとおりです。
種類 | 学生専用ライフカード | ライフカード(一般) |
---|---|---|
年会費 | 無料 | |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB | |
家族カード | × | ◯ |
ETCカード | 初年度無料、2年目以降1,100円(税込)※年1回の利用で翌年度年会費無料 | |
基本ポイント還元率 | 0.5% | |
ポイント還元率特典 | 入会から1年間:1.5倍、誕生月:3倍、利用額ボーナス:最大2倍、L-Mall:最大25倍 | |
海外キャッシュバック | 3%(最大10万円分まで) | × |
海外旅行保険 | 自動付帯:最高2,000万円 | × |
デメリット
一方、学生専用ライフカードには下記のデメリットがあります。
- 基本ポイント還元率は低め
- 利用可能枠の上限は30万円と低め
- 海外で利用しない場合のメリットは少ない
学生専用ライフカードは、基本ポイント還元率が高くありません。学生専用ライフカードは留学や海外旅行に行く学生にとってはメリットが多いですが、日本国内で日常的に利用するのであれば、別のカードがおすすめです。
学生専用ライフカードは、海外で利用したり、ポイント還元率が3倍になる誕生月になるタイミングだけで利用するサブカードとしての利用をおすすめします。
学生専用ライフカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、学生専用ライフカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- 在学中に留学や海外旅行に行く人
- 年会費無料で自動付帯の海外旅行保険を使いたい人
- 高校生からクレジットカードを持ちたい人
学生専用ライフカードは在学中に留学に行く人や、海外旅行に行く人にとってメリットが多いカードです。自動付帯で海外旅行保険が使える年会費無料のカードは、数あるクレジットカードのなかでも希少です。
旅行保険の内容は年会費1万円程度のゴールドカードレベルなので、海外旅行保険が付帯したカードを探している学生の方は、学生専用ライフカードを発行しましょう。海外でのお買い物が実質3.0%OFFになる点も大きなメリットです。
31位 楽天プレミアムカード|ラウンジの使用も可能
カード名 | 楽天プレミアムカード |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス |
申込条件 | 20歳以上の安定した収入がある方で、日本国内在住の方(学生不可) |
年会費 | 11,000円(税込) |
家族カード | 550円(税込) |
ETCカード | 無料 |
ポイント名 | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 1.0%〜 |
交換可能マイル | ANA、JAL |
国内旅行障害保険 | 最高5,000万円 |
海外旅行障害保険 | 最高2,000万円 |
ショッピング保険 | 年間300万円 |
電子マネー | 楽天Edy |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ |
発行期間 | 最短1週間程度で到着 |
年会費
楽天プレミアムカードの年会費は11,000円(税込)です。家族カードは550円(税込)、ETCカードは無条件で永年無料です。
一般の楽天カード会員は、ETCカードを発行した場合、楽天POINT Clubでダイヤモンド会員もしくはプラチナ会員にならなければ55円の年会費が発生します。しかし、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード会員は無条件で無料です。
ポイント還元率
楽天プレミアムカードの基本ポイント還元率は1.0%です。基本ポイント還元率自体は年会費無料の楽天カードと変わりません。楽天市場で利用するポイント3倍以上や、SPU条件達成で最大16.5%還元も同じです。
ポイント還元率特典での大きな違いは、「選べる3つのコース」が追加される点です。楽天プレミアムカードでは、ライフスタイルに合わせ、以下の3つから自分の好きなコースを選んで特典を享受できます。
コース | 内容 |
---|---|
楽天市場コース | 毎週火曜日・木標日に楽天市場でポイント4倍 |
トラベルコース | 楽天トラベルの決済でポイント最大3倍。海外旅行時に手荷物宅配サービスを利用可能 |
エンタメコース | Rakuten TVまたは楽天ブックスでの利用でポイント最大3倍 |
たとえば、楽天市場コースを選べば、火曜日・木曜日限定で楽天市場での還元率が4.0%までアップします。さらに、誕生月にも特典があり、誕生月には自動的に楽天市場・楽天ブックスでの還元率が4.0%までアップします。
年会費無料の楽天カードより、楽天ポイントを高還元率で貯められるカードです。
カード特典
楽天プレミアムカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- 基本ポイント還元率1.0%
- 楽天市場で常にポイント3倍
- 誕生月は楽天市場・ブックスでポイント4倍
- 条件達成で楽天市場で最大16.5倍
- 3つのコースから選べる特典付帯
- 国内主要空港ラウンジ無料
- プライオリティ・パス無料付帯
- 最高5,000万円の国内・海外旅行保険付帯
- 年間300万円のショッピング保険付帯
楽天プレミアムカードの目玉は、「選べる3つのコース」から、自分のライフスタイルに合わせてポイント還元率アップ特典を選べることと、プライオリティ・パスが無料で発行できる特典です。
プライオリティ・パスは、世界中の空港ラウンジ約1,500箇所が利用できるようになる会員制サービスで、通常価格は、99USドル〜469USドルです。日本円に換算すると2024年1月時点の為替レートでは、約1万4,600円〜7万円ほどの価値があります。
楽天プレミアムカードで発行できるプライオリティ・パスは、2024年1月時点で、プレステージ会員資格と同等のサービスが受けられます。プレステージ会員の通常年会費は469USドルなので、プライオリティ・パスを発行できるだけでも約7万円の価値があるという計算になります。
ただし、2025年1月以降、サービスが変更になり、ラウンジが無料利用できるのは年間5回のみになるため注意しましょう。それでも、約1万4,600円のスタンダード会員よりも優遇されたサービス内容です。
国内・海外どちらとも最高5,000万円の旅行保険、年間300万円のショッピング保険、国内主要空港ラウンジ無制限で無料特典を含め、一般的なゴールドカードと同等か、それ以上の特典が付帯しているカードです。
メリット
カード特典を踏まえた楽天プレミアムカードのメリットは、以下のとおりです。
- 楽天市場でポイントがザクザク貯まる
- 誕生月は楽天市場やブックスで4.0%還元
- ライフスタイルに合わせて特典を選べる
- 通常年会費が高額なプライオリティ・パスが無料
- トラベル特典満載で国内・海外旅行が充実する
楽天プレミアムカードのメリットは、楽天市場でのポイント還元率アップと、充実したトラベル特典です。とくに、年会費たった11,000円(税込)でプライオリティ・パスが発行できるカードは、数あるクレジットカードのなかでも希少です。
一般的なクレジットカードだと、年会費3万円以上するプラチナカードに付帯している特典です。2024年1月現在は無制限で使えますが、2025年1月からは年間5回までに制限がかかります。それでもまだまだ年会費以上のメリットがあるため、海外旅行に行く人にはおすすめです。
なお、楽天プレミアムカードの上位カードに「楽天ブラックカード」があります。楽天ブラックカードは年会費33,000円(税込)です。楽天ブラックカードではプライオリティ・パスの制限はなく、無制限で世界中のラウンジを楽しめます。
プライオリティ・パスの通常年会費約7万円に比べれば、まだまだリーズナブルなので、利用実績を貯めてブラックカードを狙えるのも楽天プレミアムカードのメリットです。
デメリット
一方、楽天プレミアムカードには下記のデメリットがあります。
- 年会費がかかる
- 特典の変更が予定されている(2024年1月現在)
- ポイント交換先が豊富
- 楽天市場以外でのポイント特典はほとんどない
楽天プレミアムカードは楽天市場や楽天ブックスなど、楽天関連サービスで高還元率な反面、それ以外の場所でのポイント還元率アップはありません。
また、海外旅行で役に立つ特典が多く付帯していますが、海外旅行に行かない人にとってもメリットは少ないでしょう。
楽天市場でお買い物をしない人、海外旅行に行かない人からすると、年会費11,000円(税込)は、高い維持費です。自分のライフスタイルに合っているかどうかを確認して、年会費以上のメリットを感じるなら発行してください。
楽天プレミアムカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、楽天プレミアムカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- 楽天市場で頻繁にお買い物をする人
- 楽天ポイントを貯めている人
- トラベル特典が充実したカードを探している人
楽天プレミアムカードは、楽天市場で頻繁にお買い物をする人、楽天ポイントを貯めている人におすすめのカードです。「楽天市場コース」を選べば、楽天市場でのポイント還元率が一般の楽天カードよりも高くなります。
また、海外旅行時にも役立つカードです。プライオリティ・パスを年会費1万円程度で発行できるカードはほとんどありません。快適な海外旅行を楽しみたい人は、楽天プレミアムカードを1枚持っておくと便利です。
32位 PayPayカードゴールド|ソフトバングユーザーに特におすすめ
カード名 | PayPayカードゴールド |
---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
申込条件 | ・日本国内在住の満18歳以上の方(高校生除く) ・本人または配偶者に安定した継続収入がある方 ・本人認証が可能な携帯電話をお持ちの方 |
年会費 | 11,000円(税込) |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 550円(税込) |
ポイント名 | PayPayポイント |
ポイント還元率 | 1.0%〜 |
交換可能マイル | - |
国内旅行障害保険 | 最高5,000万円 |
海外旅行障害保険 | 最高1億円 |
ショッピング保険 | 年間300万円 |
電子マネー | - |
スマホ決済 | Apple Pay、QUICPay |
発行期間 | 通常1週間で到着(※) |
(※)カード番号は最短即日
年会費
PayPayカードゴールドは年会費11,000円(税込)のカードです。家族カードは年会費無料です。一般的なゴールドカードでは、家族カード年会費がかかることも多いですが、PayPayカードゴールドでは年会費無料なので、年会費を気にせず発行できます。
一方、ETCカードは年会費550円で、無料になる条件もありません。ETCカードは完全無料で発行できるカードから発行した方が良いでしょう。
ポイント還元率
PayPayカードゴールドの基本ポイント還元率は1.0%です。200円ごとに2ポイントのPayPayポイントがもらえます。PayPayポイントは全国のPayPay加盟店やPayPay公式のオンラインストアで1ポイント1円として使えるので、使い道に困ることはありません。
基本ポイント還元率以外には、以下のポイント還元率アップ特典があります。
項目 | 還元率 |
---|---|
基本ポイント還元率 | 1.0% |
PayPayのクレジット(旧あと払い) | 最大2.0% |
Yahoo!ショッピング、ロハコ | 最大7.0%※通常2.0%還元、LINEアカウントと連携で最大+5.0% |
Yahoo!ショッピング、ロハコ(5のつく日) | ヤフーショッピング商品券+4.0% |
ソフトバンク、ワイモバイルの支払い | ソフトバンクスマホ:最大10%、ワイモバイル:最大3%、SoftBank光/Air:最大10%、おうちでんき/自然でんき:最大3% |
上記のように、PayPayに登録してクレジット(旧あと払い)利用したり、ソフトバンクやワイモバイルの支払いに利用したりすると、ほかのクレジットカードでは比較にならないほどのスピードでポイントがザクザク貯まります。
カード特典
の主なカード特典は下記のとおりです。
- PayPayクレジットで最大2.0%還元
- ソフトバンク関連料金に対して最大10%還元
- Yahoo!ショッピング、ロハコで最大7.0%還元
- 国内主要空港ラウンジ無料
- LYPプレミアムの特典使い放題
- 充実した国内・海外旅行保険、ショッピング保険
PayPayカードとPayPayカードゴールドは、将来的にPayPayに登録できる唯一のカードになることが宣言されています。PayPayユーザーであれば、PayPayカードかPayPayカードゴールドのどちらかを持っていた方が良いでしょう。
PayPayカードゴールドの目玉特典は、ソフトバンクやワイモバイルの料金に対して高還元率になる点です。とくに、ソフトバンクのスマホや、SoftBank光などを利用している人は、PayPayカードゴールドがおすすめです。
たとえば、ソフトバンクのスマホとSoftBank光の利用料金で、月に1万5,000円の支払いがあると仮定した場合、PayPayカードゴールドで支払えば毎月1,500円相当のPayPayポイントが獲得できます。1年で計算すると1万8,000円相当です。PayPayカードゴールドの年会費以上の金額となるため、ソフトバンクユーザーはPayPayカードゴールドを使うとお得です。
また、PayPayカードゴールドは、LYPプレミアムという通常月額費650円(税込)のサービスが無料で使い放題です。
加えて、一般的なゴールドカード同様、国内主要空港ラウンジ特典や、高額な国内・海外旅行保険、ショッピング保険が付帯しています。
メリット
PayPayカードゴールドカード特典を踏まえたPayPayカードゴールドのメリットは、以下のとおりです。
- PayPayクレジットに登録すると2.0%還元
- 将来的にPayPayに登録できる唯一のカードになる
- ソフトバンクグループのサービス利用でポイントがザクザク貯まる
- Yahoo!ショッピングやLINEでプレミア特典多数
- 一般的なゴールドカード特典も使える
PayPayカードゴールドの大きなメリットは、PayPayとの連携でポイントを貯めやすい点と、ソフトバンクやワイモバイルの支払いで高い還元率を誇る点です。
たとえば、ドコモのスマホやドコモ光の料金に対して10%還元になる「dカード GOLD」では、ドコモユーザーにとってメリットが多いカードです。しかし、ソフトバンクユーザーがdカード GOLDを発行してもそれほどメリットは享受できません。
ソフトバンク、ワイモバイルユーザーが最も恩恵を受けられるのは、PayPayカードゴールドです。dカード GOLDのように、特定のユーザーに対して莫大な恩恵を受けられるように特化したのがPayPayカードゴールドです。
そのため、ソフトバンクやワイモバイルを使っている人は、PayPayカードゴールドをおすすめします。還元率3.0%〜10%の特典を受けるためには、連携手続きが必要です。PayPayカードゴールド発行後、公式サイトを参考にしながら手続きを行いましょう。
デメリット
一方、PayPayカードゴールドには下記のデメリットがあります。
- 年会費がかかる
- ソフトバンクグループ以外での特典が少ない
PayPayカードゴールドは、ソフトバンクユーザーやワイモバイルユーザー、PayPayユーザーに特化したカードです。そのため、ソフトバンクやワイモバイルを使っていない人、PayPayを使っていない人にとっては、あまりメリットが感じられないかもしれません。
ポイント還元率特典の恩恵を受けられない場合、PayPayカードゴールドにこだわる必要はなくなるでしょう。旅行保険やラウンジ無料特典は便利ですが、一般的なゴールドカードでも使える特典なので、ほかのゴールドカードを探してみることをお勧めします。
PayPayカードゴールドがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、PayPayカードゴールドは以下のような人におすすめできるカードです。
- PayPayをよく利用する人
- PayPayポイントを貯めている人
- スマホ・携帯がソフトバンクもしくはワイモバイルの人
- ソフトバンクグループのサービスを使う人
PayPayカードゴールドは、PayPayの利用頻度が高い人、ソフトバンク・ワイモバイルのサービスを利用している人におすすめです。
とくにソフトバンクのスマホ、SoftBank光/Airの利用料金に対しては、還元率10%でポイントがもらえます。サービスの連携手続きをして、毎月の支払いをPayPayカードゴールド払いにするだけで、利用額に応じたポイントがザクザク貯まります。
対象サービスを利用して、毎月の支払いが発生しているのであれば、PayPayカードゴールドを発行して支払い方法に登録しましょう。
33位 UCプラチナカード|プラチナカードの中では年会費が安い
カード名 | UCプラチナカード |
---|---|
国際ブランド | Visa |
申込条件 | 安定した収入があり、社会的信用を有する連絡可能な方(学生・未成年を除く) |
年会費 | 16,500円(税込) |
家族カード | 3,300円(税込) |
ETCカード | 無料 |
ポイント名 | UCポイント |
ポイント還元率 | 1.0% |
交換可能マイル | ANA |
国内旅行障害保険 | 最高5,000万円 |
海外旅行障害保険 | 最高1億円 |
ショッピング保険 | 年間300万円 |
電子マネー | - |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
発行期間 | 最短5日で到着 |
年会費
UCプラチナカードの年会費は16,500円(税込)です。家族カードは年会費3,300円(税込)で発行できます。ETCカードは永年無料なので、年会費を気にせず使えます。
ポイント還元率
UCプラチナカードの基本ポイント還元率は1.0%です。1,000円ごとに2ポイントのUCポイントが付与され、1ポイントあたり5円相当の価値として商品などと交換できます。
基本ポイント還元率以外では、以下の方法でポイントを獲得可能です。
特典 | 条件 | ボーナスポイント |
---|---|---|
シーズナルギフト(年4回) | 特典A:3ヶ月ごとの請求金額合計50万円以上 | 500ptプレゼント |
特典B:3ヶ月ごとの請求金額合計55万円以上 | 抽選で20名に2,000ptプレゼント | |
年間利用額ボーナス | 1年間のうち10ヶ月の利用 | 100ptプレゼント |
年間1,000pt以上獲得 | 150ptプレゼント | |
ポイントアップ店舗 | から予約・利用 | 利用金額に応じたボーナスポイント |
とくに利用額に応じたボーナスポイントが多いので、年間利用額が多い人にとってメリットが大きいカードです。
カード特典
UCプラチナカードの主なカード特典は下記のとおりです。
- コンシェルジュサービス付帯
- 利用額に応じて最大50,000円相当のポイントプレゼント
- 年間利用額に応じてボーナスポイント
- 豪華なグルメ・ダイニング特典
- 豪華なトラベル特典
- ホテルやオーダースーツなど会員限定で100以上の優待特典
- 旅行保険・ショッピング保険・電子機器保険付帯
UCプラチナカードにはさまざまな特典が付帯しています。24時間365日対応のコンシェルジュサービスでは、旅行に関する相談からレンタカーやレストラン、ゴルフ場の予約案内などを受けてくれます。一般的なクレジットカードだと、3万円以上のカードに付帯しているサービスです。
そのほかにも、グルメ、トラベル、エンタメなどさまざまな特典が付帯しているので、一度に全てを把握するのは難しいでしょう。特典の種類と、概要を簡潔に表でまとめると以下のとおりです。
グルメ・ダイニング | グルメクーポン | 全国約200店舗の一流レストランで2名以上のコース料理を利用した場合、1名分が無料 |
---|---|---|
Visaプラチナホテルダイニング | 対象のレストランで3,000円相当の割引クーポン進呈 | |
Visaプラチナラグジュアリーダイニング | 星付きの高級店などで使える5,000円相当の割引クーポン進呈 | |
トラベル | Visaプラチナ空港宅配 | 国際線利用時、自宅-空港間の荷物郵送を優待料金で利用できる |
国内・海外空港ラウンジサービス | 国内主要空港ラウンジ無料。プライオリティ・パスラウンジ年6回まで無料 | |
Visaプラチナ海外Wi-Fiレンタル | Wi-Fiルーターレンタルサービスを会員優待価格で利用可能 | |
プラスEX会員 | 新幹線の予約変更が何度でも可能、通常より安い価格でご乗車可能 | |
ライフスタイル | ハーツレンタカー | ハーツレンタカーを5~20%OFFの優待料金で利用可能 |
会員限定チケットサービスe+ | e+で先行予約や優待割引などの利用が可能 | |
Visaプラチナゴルフ | 国内有名ゴルフコース約1,400ヶ所にて利用可能な割引クーポン3,000円分進呈 | |
UCプラチナゴルフ(楽天SGC) | 数々の名門ゴルフコースを特別料金で利用可能 |
メリット
カード特典を踏まえたUCプラチナカードのメリットは、以下のとおりです。
- 会員限定のコンシェルジュサービスが利用可能
- 年会費1万円代でプラチナカードとしては安い
- グルメ・トラベル・エンタメ特典が多数付帯
- 利用額に応じてポイントボーナスが多数
- プライオリティ・パスが無料で付帯
UCプラチナカードのメリットは、安価な年会費で、プラチナクラスの会員特典を利用できる点です。カード特典の内容は、一般的なクレジットカードだと年会費3万円以上することも珍しくないレベルでしょう。
プラチナカードのなかには、特定のカードで利用実績を貯めて、インビテーション(招待状)を受け取らなければ発行できないカードもあります。UCプラチナカードはインビテーションを受け取る必要はなく、自発的に申し込めるプラチナカードのひとつです。
そのため、今すぐに発行できるプラチナカードを探している人や、一度プラチナカードを持ってみたい人におすすめです。年会費はリーズナブルですが、十分なカード特典が付帯しているので、プラチナカードを使う練習になるでしょう。
気に入ればそのまま使い続け、もし合わなければ、自分のライフスタイルに適した新しいプラチナカードを探すきっかけにもなります。
デメリット
一方、UCプラチナカードには下記のデメリットがあります。
- 年会費がかかる
- 選べる国際ブランドはVisaのみ
UCプラチナカードは、年会費がリーズナブルで、ポイント還元率も低くなく、カード特典も充実しているので、目立ったデメリットはありません。
あえてデメリットを挙げるとすれば、選べる国際ブランドがVisaのみである点です。ただし、Visaブランドは世界で最もシェア率が高い国際ブランドなので、国内でも海外でも使いやすいという特徴があります。そのため、Visaブランドしか選べなくても、大きなデメリットではありません。
UCプラチナカードがおすすめな人
ここまでの内容を踏まえ、UCプラチナカードは以下のような人におすすめできるカードです。
- はじめて持つプラチナカードを探している人
- コスパの良いプラチナカードがほしい人
- ポイント還元率も特典も豊富なカードがほしい人
UCプラチナカードは、プラチナカードを持ったことがない人や、リーズナブルな価格でプラチナカードを所持したい人におすすめです。
たとえば、他社のプラチナカードでは、以下のような年会費がかかります。
カード名 | 年会費 |
---|---|
三井住友カード プラチナプリファード | 3万3,000円(税込) |
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード | 16万5,000円(税込) |
JCBプラチナ | 2万7,500円(税込) |
ダイナースクラブ プレミアムカード | 14万3,000円(税込) |
各カードそれぞれの特徴があるため、一概に年会費では比べられませんが、UCプラチナカードも負けていないレベルのカード特典が付帯しています。
プラチナカードの特典は非常に種類が多いので、最初は維持コストが低いものがおすすめです。特典に使い慣れたら、さらに上位のカードを目指すと良いでしょう。
以上がおすすめのクレジットカードです。クレジットカードに申し込みをおこなうと、解約時に以下の影響が発生してしまうので、事前に解約時の注意点を知った上で、慎重にクレジットカードを選んでください。
目的別で選ぶおすすめのクレジットカード
クレジットカードを選ぶ際は、自分がどのような目的でカードを使いたいのかを明確にしておくことが大切です。
例えば、普段の買い物で少しでもお得になるカードが欲しい人もいれば、海外旅行の際に手厚い保険が付いているカードを求める人もいます。
また、日常的にマイルが貯まるカードや、即日発行できるカードなど、自分のライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
目的別でクレジットカードを選ぶ場合、下記がおすすめです。
さまざまな目的やシーンに合わせたおすすめのクレジットカードの詳細を、以下で詳しく紹介していきます。
コンビニや飲食店など実店舗での利用で還元率を高くしたい人におすすめのクレジットカード
クレジットカードを使う機会はさまざまですが、やはりコンビニやスーパー、家電量販店などの実店舗で利用する機会が多いと思います。
まずは、実店舗での利用で高還元率を実現したい方におすすめのクレジットカードを紹介します。
コンビニでの決済におすすめのクレジットカード
「三井住友カード(NL)」なら、セブン-イレブンやローソン、マクドナルドなどの対象店舗で、Visaのタッチ決済またはMastercardのタッチ決済を利用すると、最大7.0%もポイントが還元されます。
コンビニで毎月20,000円の買い物をしていると考えると、三井住友カード(NL)で支払いをするのと現金払いをするのでは、年間で20,000×12×0.07=16,800円相当もの差が生まれることになります。
ほかにも、「三菱UFJカード」なら、セブン-イレブンやローソン、松屋などの対象店舗での利用で、通常の0.5%に加えて5.0%のポイントが付与されます。合計1,000円ごとにポイントが加算されるので、少額の買い物でもしっかりポイントが貯まるので使いやすくなっています。
よく利用するコンビニがファミリーマートの方は、「ファミマTカード」がおすすめです。
ファミリーマートでは2%の高還元率で利用できるので、毎日のお弁当やスイーツを買っているだけで自然とポイントが貯まっていきます。
コンビニをよく利用する人は、こういった自分がよく行く店舗が対象になっているクレジットカードを選ぶことで、気づかないうちにポイントが貯まっていきます。
貯まったポイントは、買い物の支払いや他社のポイントに交換できたりと使い道も豊富です。
スーパー・ショッピングモールでの決済におすすめのクレジットカード
普段の生活のなかでスーパーやショッピングモールに頻繁に足を運ぶ方は、スーパーやショッピングモールで高還元率で利用できるカードや、キャッシュバックを受けられるカードを選ぶのがおすすめです。
「イオンカードセレクト」は基本のポイント還元率は0.5%ですが、イオングループの対象店舗ではポイント還元率が2倍の1.0%になります。
また、毎月20日30日の「お客さま感謝デー」には、買い物代金が5%オフになります。
毎月20日30日に10,000円ずつまとめ買いをすると考えると、そのときだけで10000×2×12×0.05=12,000円もの割引を受けられていることになり、大変お得です。
西友・サニー・リヴィンといった西友系列のスーパーを利用することが多い方におすすめなのは、楽天カードと楽天ペイの併用です。
併用といっても難しいことをする必要はなく、以下の手順で支払いを行うだけでOKです。
- 1.楽天カードで楽天ペイへのチャージを行う(0.5%還元)
- 2.楽天ペイで決済を行う(1.0%還元)
- 3.楽天ポイントカードを提示する(0.5%還元)
これだけで、2.0%という高いポイント還元率を実現できます。
マルイを利用することが多い方におすすめなのは、エポスカードです。
ポイント還元率こそ0.5%とそこまで高いわけではありませんが、年に数回開催される「マルコとマルオ」のセールイベントでは、10%オフでのショッピングが可能です。
「マルコとマルオ」の期間を狙って10万円分のショッピングをするだけで1万円分の割引を受けられるのは、非常にお得といえます。
コンビニの場合と同様に、自分が利用する機会の多い店舗でポイント還元率がアップしたり割引を受けられたりするカードを選ぶのが、お得なカード選びのコツです。
百貨店での決済におすすめのクレジットカード
百貨店では高額なショッピングをすることも多いだけに、高還元率のクレジットカードで決済ができればポイントを一気にまとめて貯められます。
各百貨店にはそれぞれポイントを効率的に貯められるカードが存在しており、たとえば京王百貨店でのショッピングで京王パスポートVISAカードを利用すると、ポイント還元率が最大で11.5%にもなります。
主な百貨店でもっとも高い還元率で利用できるクレジットカードを、以下に表でまとめました。
百貨店 | クレジットカード | ポイント還元率 | 備考 |
---|---|---|---|
京王百貨店 | 京王パスポートVISAカード | 11.5% | 年間100万円以上のカード決済が必要 |
小田急百貨店 | OPクレジット | 12.0% | 年間100万円以上のカード決済が必要 |
三越伊勢丹 | MICARD+ | 10.0% | 前年度に100万円以上のカード決済が必要 |
阪急百貨店 阪神百貨店 | ペルソナSTACIAカード | 10.0% | 年間50万円以上のカード決済が必要 |
高島屋 | タカシマヤカード | 8.0% | - |
表に挙げたカードはいずれも10.0%近いポイント還元率で利用できるので、百貨店で年間100万円利用すると仮定すると、それだけで10万近いポイント還元を受けられることになります。
カードによっては年間でのカード決済金額に条件が設けられていることもあり、その条件をクリアしなければ高いポイント還元率では利用できません。
これだけ高いポイント還元率で利用できるカードは他には決して多くないので、高還元率を維持するための条件をクリアできているかどうかを確認しながら利用するのが望ましいでしょう。
家電量販店での決済におすすめのクレジットカード
家電量販店で洗濯機や冷蔵庫といった高額な家電を購入する場合に、高還元率のクレジットカードで支払いを行えば、一度のショッピングでまとまったポイントを貯めることができます。
各家電量販店では、顧客の取り込みのために自社限定で高還元率で利用できるクレジットカードを発行していることが多いので、利用する機会の多い家電量販店によって選ぶべきクレジットカードは異なります。
主な家電量販店でもっとも高い還元率で利用できるクレジットカードを、以下に表でまとめました。
家電量販店 | クレジットカード | ポイント還元率 | 備考 |
---|---|---|---|
ビックカメラ | ビックカメラSuicaカード | 11.5% | 電子マネーのSuicaにチャージしたうえで買い物 |
ヤマダ電機 | ヤマダLABIカード | 10.0% | - |
ヨドバシカメラ | ゴールドポイントカード・プラス | 11.0% | - |
エディオン | エディオンカード | 5.0% | エディオンの指定商品を購入した場合 |
ノジマ | エポスカード | 2.5% | - |
コジマ | コジマ×ビックカメラカード | 1.5% | - |
仮にヤマダ電機で50万円のショッピングをする際に、ヤマダLABIカードで支払いを行えば、それだけで50,000円相当のポイントが貯まります。
貯まったポイントはヤマダ電機でのショッピングに使えるので、ポイント分でさらに家電を購入することも可能です。
子供が一人暮らしを始めるタイミングなどは家電を買いそろえる必要がありますが、その際にクレジットカードをうまく活用すれば賢く出費を抑えられます。
家電量販店とカードの組み合わせによってポイント還元率には大きな差があるので、とくにこだわりがないのであれば利用する家電量販店もしくはカードを乗り換えることを、選択肢に入れてもよいかもしれません。
ネットショッピングでお得にポイントを貯めたい人におすすめのクレジットカード
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手通販サイトでお買い物をする機会が多いなら、それぞれのサイトでポイント還元率が上がるクレジットカードを上手に使い分けるのがおすすめです。
例えば、Amazonをよく利用する人なら「JCB CARD W」がお得です。
「JCB CARD W」は、通常の「JCB CARD」よりもポイント還元率が2倍になっているのが特徴です。Amazonでの利用なら、1ポイント=3.5円で還元されるので、かなりお得になります。
また、楽天市場でのお買い物が多い人には「楽天カード」がおすすめです。
楽天市場での還元率が常に3%と高く、楽天スーパーセールなどのキャンペーン時には、さらに還元率が高くなることもあります。
Yahoo!ショッピングを利用することが多い人には、PayPayカードがおすすめです。
毎月5,000円相当までという上限はありますが、還元率5.0%でショッピングが可能ですし、LINEやYahoo!の会員サービスである「LYPプレミアム」に加入していれば、還元率がさらに+2.0%されて7.0%もの高還元率を実現できます。
ほかにも、「リクルートカード」なら、通販サイトの「ポンパレモール」を利用することで最大4.2%の高還元率になることや、「オリコカード THE POINT」でも専用通販サイト「オリコモール」経由で還元率が上がります。
ネットショッピングに特化したお得なクレジットカードは数多くあるため、自分がよく利用するサイトと提携しているカードを選べば、普段の買い物でも効率よくポイントが貯まっていきます。
海外旅行先でも手厚い補償を受けたい人におすすめのクレジットカード
海外旅行に行く際は、現地でのトラブルに備えて、手厚い保険が付帯しているクレジットカードを持っていくのがおすすめです。病気やケガ、盗難など、もしもの時に「持っていて良かった」と感じるはずです。
例えば「エポスカード」なら、最高3,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯となっています。
携行品損害や疾病治療費用なども補償されるので、身近なトラブルにも対応できます。年会費は永年無料ですが、保険の内容はゴールドカード並みです。
ほかにも、「三井住友カード(NL)」や「楽天カード」なども、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯となっています。
補償内容をさらに充実させたい方は、ゴールドカードもチェックしてみましょう。多くのゴールドカードが、充実した海外旅行傷害保険を付帯しています。
注意しておきたいのが、「自動付帯」か「利用付帯」かという点です。
利用付帯の場合は、その旅行の費用をそのカードで支払わないと、保険が適用されないので気をつけましょう。
普段の利用でマイルを貯めたい人におすすめのクレジットカード
飛行機に乗ると必ずマイルが貯まる航空会社のマイレージサービスは、普段の生活でクレジットカードを使うことで、さらに効率的にマイルを貯めることができます。
飛行機に乗る頻度が高い人は、こういったマイルを貯められるクレジットカードもおすすめです。
おすすめは、提携航空会社のマイルに交換できる独自のポイントプログラムを持つクレジットカードです。航空券の支払いだけでなく、普段の買い物でもマイルに交換できるポイントが貯まるため、普段から少しずつマイルを貯めたい方に向いています。
例えば、JALマイルが貯まる「JALカード」なら、200円ごとに1マイルが貯まります。また、「ショッピングマイル・プレミアム」に加入すると、通常利用の還元率は1.0%まで上がります。
また、ANAマイルを貯めるなら「ANAカード」がおすすめです。「JALカード」のように直接マイルが貯まるカードではありませんが、入会・継続・フライトでマイルが貰える「ボーナスマイル」など、ANAマイルが貯まる特典があります。
直接マイルが貯まるわけではないので、マイルに交換するか、それ以外の別のポイントに交換するかを選べるメリットもあります。
券面がおしゃれでデザイン性を求めている人におすすめのクレジットカード
クレジットカードは、財布のなかに入れてしまうと見えなくなってしまう持ち物ですが、意外とデザイン性を重視している人も多いのです。
レジで支払う際にさっとカードを出すとき、周りの人の目にとまるおしゃれなカードだと、少し気分が良くなるかもしれません。
例えば、「三井住友カード(NL)」はカード番号が記載されておらず、シンプルなデザインが特徴的です。
見た目のスタイリッシュさだけでなく、カード情報が盗み見されるのを防ぐセキュリティ面でもメリットがあります。年会費は永年無料で、コンビニや飲食店でポイント還元率が最大7.0%にもなるのでお得なカードでもあります。
また、「オリコカード THE POINT」も、シックなブラックで高級感があり、魅力的なデザインとなっています。
特典内容や保険の充実度など、必要な機能は最低限抑えたうえで自分の好みのデザインで選ぶのもおすすめです。
すぐにカードが必要で即日発行したい人におすすめのクレジットカード
すぐにクレジットカードが必要になったとき、発行までに時間がかからない即日発行に対応しているクレジットカードがおすすめです。
例えば、「三井住友カード(NL)」なら、最短10秒でアプリにカード番号が表示されます。カード番号が発行されれば、その場ですぐにネットショッピングなどで利用可能です。
ほかにも、「セゾンカードインターナショナル」は、申込み後にセゾンカウンターまで足を運ぶことで最短即日でのカード受取りが可能です。
「エポスカード」も即日発行に対応しており、Web申込み後にエポスカードセンターまで行くことで、最短即日でカードを受取ることができます。出かけているついでにカードを発行したいという方は、マルイ各店のカードセンターで申込むことで、その場で発行手続きが可能です。
ただし、店舗での即日発行を希望する場合は、事前に必要書類を準備しておくことが重要です。運転免許証などの本人確認書類や、収入を証明する書類などが必要になる場合があるため注意しましょう。
【初心者向け】初めて持つクレジットカードの作り方・選び方
初めてクレジットカードを所有する際には、以下に挙げるポイントを踏まえてクレジットカードを比較検討すると良いでしょう。
- 年会費
- ポイント還元率
- 審査基準
- QRコード決済や電子マネーとの紐付け
それぞれのポイントを元にしたクレジットカード選びについて、詳しく説明します。
年会費が永年無料・初年度無料のクレジットカードを選ぶ
最初の一枚を作るときに最初に考えることは「年会費無料であること」です。
「作成しても使うか分からないのに年会費だけ取られるのは…」「年会費に見合う分だけクレジットカードを利用できるかな」と感じて、クレジットカードの作成に二の足を踏んでいる方もいるのではないでしょうか。
そのような方におすすめなのは、年会費が永年無料や初年度無料のクレジットカードです。
年会費が発生しないので、「損をした」「無駄な出費」といったことを感じる心配がありません。
年会費が無料、もしくは初年度無料のクレジットカードをいくつか下にテーブルで表示しておくので、お悩みの方はそちらのクレジットカードを中心に検討していただくのがおすすめです。
使用額が低くてもポイントが貯まりやすいクレジットカードを選ぶ
クレジットカードを所有することのメリットのひとつに、「決済でポイントを貯められる」ことがあります。
貯めたポイントは、提携ポイントに交換したりクレジットカードの請求額に充当したりすることが可能です。
クレジットカードを初めて所有する方カードでの決済額が低くなりがちですが、そんななかでも効率的にポイントを貯められる、ポイント還元率の高いカードを選ぶと良いでしょう。
高還元率の目安は、ポイント還元率1.0%であることす。
また、基本のポイント還元率が低めでも、特定のお店やシチュエーションで利用する場合にはポイント還元率がアップするようなカードもあります。
たとえば「イオンカードセレクト」は、基本のポイント還元率は0.5%ですが、イオングループの対象店舗で利用する場合はポイント還元率が2倍の1.0%になります。
また、「ライフカード」は基本のポイント還元率は0.5%ですが、誕生月にはポイント還元率が3倍の1.5%になります。
ご自身がどのような店舗でよくショッピングをするか、どのようなシチュエーションで財布のヒモが緩くなるかを踏まえて考えることで、使用額が低くてもポイントが貯まりやすいカードを選びやすくなるでしょう。
審査の基準が低めなクレジットカードを選ぶ
クレジットカードを所有するためには、審査を受けなければなりません。
審査落ちになると当然クレジットカードを所有できませんが、各カードでは審査基準を公開していません。
そのため、学生時代のテスト勉強のように、「落ちないための対策」をピンポイントで行うのは難しいです。
ただ、各カードの審査基準こそわからないものの、一般的に以下に挙げるようなカードは審査の基準が低めだといわれています。
- 発行元が消費者金融系や流通系
- 申込条件に年収に関する条件がない
- 複数のランクがあるなかでもっとも下
消費者金融や流通系の企業が発行に関わっている場合、クレジットカードの保有をきっかけとして、自社サービスの利用や自グループでのショッピングへの誘導を目的としていることが多いです。
そのため、クレジットカードの所有自体のハードルはあまり厳しくないといわれています。
申込条件は各カードでまちまちですが、年収に関する条件が設けられていないカードは審査の基準が低めと考えられています。
一般カード→ゴールドカード→プラチナカードのように、同じ系列のカードに複数のランクがある場合は、そのなかでもっとも下のランクのカードは審査基準が低めのことが多いです。
まだ学生の身分の方や社会人になったばかりの方は、「信用」という部分で不安定なことが多いので、上述したような条件に該当するクレジットカードを中心に検討すると良いでしょう。
なお、クレジットカード申込時には「利用額を低めにする」「キャッシング枠を設けない」といったこともテクニックとして挙げられるので、申込時の参考にしてください。
QRコード決済や電子マネーに紐付けられるクレジットカードを選ぶ
クレジットカードと同じキャッシュレス決済の方法には、QRコード決済や電子マネーがあります。
これまでクレジットカードを所有したことがない方でも、QRコード決済や電子マネーを利用したことがある方は多いのではないでしょうか。
代表的なQRコード決済や電子マネーに紐付けられるクレジットカードは、主に以下が挙げられます(紐付け可能なカードは他にもあります)。
- PayPay:PayPayカード
- 楽天ペイ:楽天カード
- d払い:dカード
- QUICPay:JCB CARD W
- nanaco:セブンカード・プラス
ご自身が普段から利用する機会の多い支払い方法に紐付けられるカードを選べば、効率的にポイントを貯められるでしょう。
QRコード決済や電子マネーに紐付けられることは、セキュリティ面でも安心です。
クレジットカードで決済を行うためには当然クレジットカードを持ち歩かなければなりませんが、そうすると紛失や盗難の可能性は高まります。
QRコード決済や電子マネーに紐付けておけば、クレジットカード自体を携帯していなくても、スマホさえあれば利用が可能です。
【中級者向け】よりお得に使えるクレジットカードの作り方・選び方
クレジットカードを初めて所有してから久しく、使い方に関しても問題ない方は、クレジットカードをよりお得に使うことを意識し始めると良いでしょう。
クレジットカードはそれぞれに特色があり、お得に使える店舗やシチュエーションが異なることが多いです。
そのため、2~3枚のクレジットカードをそれぞれ使い分けることが、「クレジットカード中級者」への第一歩と言えるかもしれません。
よりお得に使えるクレジットカードの作り方・選び方を、詳しく説明しましょう。
「高還元」で有名なクレカをよく決済する場所に適するか比較する
世間で「高還元率」と言われているカードはいくつかありますが、それらのカードにもよりお得に利用できる店舗やサービスが設けられていることが多いです。
そのため、基本のポイント還元率は同じでも、ポイント還元率がアップする機会がより多いクレジットカードを選ぶほうお得であることは間違いありません。
例えば、イオンモールで毎月平均10万円、楽天市場で毎月平均5万円、セブン-イレブンで毎月平均2万円の買い物をしているとしましょう。
手持ちのクレジットカードとしてイオンカードセレクトと三井住友カード(NL)があれば、それぞれを最適なシチュエーションで使い分けることによって、ポイントを効率的に貯めることができます。
それぞれのシチュエーションでのイオンカードセレクトおよび三井住友カード(NL)のポイント還元率は、以下のとおりです。
イオンカードセレクト | 三井住友カード(NL) | |
---|---|---|
イオンモール | 1.0% | 0.5% |
楽天市場 | 0.5% | 0.5% |
セブン-イレブン | 0.5% | 最大20.0% |
これを踏まえて、各シチュエーションでイオンカードセレクトのみで支払いを行った場合、三井住友カード(NL)のみで支払いを行った場合、最適なクレジットカードを使い分けた場合で1年間に貯まるポイントのシミュレーションは、以下のとおりです。
イオンカードセレクトのみ | 三井住友カード(NL)のみ | 最適なカードを使い分け | |
---|---|---|---|
イオンモール | 10万円×0.01×12=12,000 | 10万円×0.005×12=6,000 | 10万円×0.01×12=12,000 (イオンカードセレクト) |
楽天市場 | 5万円×0.005×12=3,000 | 5万円×0.005×12=3,000 | 5万円×0.005×12=3,000 (どちらでも可) |
セブン-イレブン | 2万円×0.005×12=1,200 | 2万円×0.2×12=24,000 | 2万円×0.2×12=24,000 (三井住友カード(NL)) |
ポイント合計 | 12,000+3,000+1,200=16,200 | 6,000+3,000+24,000=33,000 | 12,000+3,000+24,000=39,000 |
このように、最適なカードを使い分けた場合に貯まるポイントは、イオンカードセレクトのみを使った場合よりも22,800ポイント、三井住友カード(NL)のみを使った場合よりも6,000ポイントも多いことがわかります。
また、今回は2種類のカードしか持っていないという条件で考えましたが、これらに加えて楽天カードを保有していれば、楽天市場のショッピングで得られるポイントをさらに増やすことが可能です。
ご自身がよく利用する店舗やサービスを踏まえて、選ぶクレジットカードおよび利用するクレジットカードを決めることを意識しましょう。
還元が見込めるポイント数と年会費を比べてどれだけお得かを考慮する
クレジットカードのなかには、ゴールドカードなどのグレードの高いカードを中心に、年会費が発生するものもあります。
そういったクレジットカードにおいては、「年会費を支払う価値があるかどうか」が判断基準のひとつとなるでしょう。
本記事で紹介しているカードのなかから例を挙げると、楽天プレミアムカードでは年会費11,000円(税込)が、UCプラチナカードでは年会費16,500円(税込)が発生します。
グレードの高いカードは付帯特典やサービスも充実しているため、得られるポイントだけで一概に判断できるわけではありませんが、「支払う年会費に対して貯められるポイントの割合が多いカード」のほうがお得であるという判断はできるでしょう。
楽天プレミアムカードもUCプラチナカードも、基本のポイント還元率は1.0%ですが、それぞれポイントを貯めやすい条件が設けられています。
楽天プレミアムカードは誕生月に楽天市場・楽天ブックスでポイントが4倍になりますし、条件を満たせば楽天市場でのポイント還元率が最大17倍にもなります。
仮に、誕生月に楽天ブックスで20,000円分のショッピングをして、楽天市場で毎月コンスタントに10,000円分のショッピングをしていたとすると、貯められるポイントは最大で以下のとおりです。
- 最大で貯められるポイント:10,000×0.17×12+20,000×0.04=22,900
楽天ポイントは「1ポイント=1円」換算で交換できるので、これだけのポイントが貯められれば11,000円(税込)の年会費を支払う価値は十分あるでしょう。
UCプラチナカードは楽天プレミアムカードほど爆発的にポイント還元率がアップする条件が設けられているわけではありませんが、「3ヶ月ごとの請求金額合計50万円以上」を満たすことで、1年間に最大4回500ポイントのプレゼントを受け取ることができます。
また、1年間のうち10ヵ月以上の利用で100ポイントが、年間1,000ポイント以上の獲得で150ポイントがプレゼントされます。
これらをすべて満たすと、プレゼントポイントだけで2,250ポイントが貯まりますが、UCポイントは「1ポイント=5円」換算で交換できるので、2,250ポイントは11,250円分の価値があります。
「3ヶ月ごとの請求金額合計50万円以上」を満たすためには、少なくとも200万円をカード決済していなければならないので、それだけで2万円相当のポイントが貯まっていることになります。
プレゼント分のポイントと合わせれば、年会費を十分上回るだけのポイントが貯まっていることがおわかりいただけるでしょう。
実際にどのような形でカードを利用するかをシミュレーションしてみることで、支払った年会費分以上のポイントが貯まるかをある程度把握できます。
貯めたポイントの使い道を逆算してクレジットカードを選ぶ
貯めたポイントの使い道は、提携ポイントへの交換やカードの支払い分に充当などさまざまです。
どのような形で使うかは個人の自由ですが、どうせならお得に交換できる選択肢を選びたいところでしょう。
お得なレートで交換できることが多いのは、航空会社のマイルです。
交換できるマイルはカードごとに決められていますが、ダイナースクラブカードはANAマイルやJALマイルをはじめとした5種類のマイルに交換することができます。
各マイルとの交換レートは、以下のとおりです。
- ANA:1,000ポイント=1,000マイル
- JAL:2,500ポイント=1,000マイル
- デルタ航空:2,000ポイント=1,000マイル
- ユナイテッド航空:2,000ポイント=1,000マイル
- 大韓航空:2,000ポイント=1,000マイル
ダイナースクラブカードは、交換先によってポイントの価値が変わり、1ポイントが1円以下になってしまうこともあります。
その点ANAマイルに交換する場合は、ポイントと同等のマイルに交換できるので非常にお得です。
普段利用する機会の多い航空会社がどこかによって、マイルをお得に交換できるカードも変わってきますが、あらかじめポイントの交換先を決めたうえでカードを比較検討することで、よりお得度の高いカードを見つけやすくなるでしょう。
今回はマイルを用いて説明しましたが、特定の商品との交換を目指してカード選びをするのも、ひとつの選択肢といえます。
発行ボーナス・紹介特典・各社キャンペーンなどを活用する
カード会社は、新規顧客獲得のために定期的に「新規申し込みキャンペーン」のようなキャンペーンを展開しています。
キャンペーンの内容はさまざまですが、カードの新規発行や発行後に○万円以上の利用でポイントをプレゼント、といったような内容が中心です。
キャンペーンではまとまった量のポイントがプレゼントされたりキャッシュバックを受けられたりすることが多いので、そういったキャンペーンの有無を判断軸のひとつとする考え方もありでしょう。
例えばJCB CARD Wでは、カードの新規申込者を対象にして以下に挙げるようなキャンペーンをおこなっています(2024年10月時点)。
- Amazon.co.jpの利用で最大12,000円キャッシュバック
- スマホ決済で最大3,000円キャッシュバック
- 家族カード入会で最大4,000円キャッシュバック
これらに加えて、「お友達を紹介することで最大1,500円キャッシュバック」もあるので、合計で最大20,500円相当のキャッシュバックを受けられることになります。
これだけさまざまなキャンペーンの恩恵を受けられれば、お得であることは間違いありません。
ただし、これらはあくまでも「入会キャンペーン」であり、毎年キャッシュバックを受けられるわけではない点には注意しておく必要があります。
「キャンペーンを除いても十分お得に利用できるカードか」という視点は、カード選びにおいて必要不可欠でしょう。
なお、こういったキャンペーンの内容は定期的に変化しますし、今まであったキャンペーンが突然なくなる(逆も然り)こともあります。
そのため、リアルタイムに情報を追うことが重要です。
カード会社の公式SNSをフォローしておくことで、最新の情報をチェックすることができます。
また、クレジットカード系のインフルエンサーの方のなかには、こういったキャンペーンの有無や内容を定期的に発信している人もいるので、そういった人のアカウントをフォローしておくのもひとつの手といえるでしょう。
2枚持ちにするなら?クレジットカード最強の2枚の組み合わせ
ここまで紹介したカードは1枚に絞る必要はありません。クレジットカードは審査に通過できれば何枚でも発行できます。
もし2枚持ちをするなら、以下の組み合わせがおすすめです。
おすすめの理由について、詳しく紹介します。
楽天カード×JCB CARD W
まずは楽天カードとJCB CARD Wの基本情報を紹介します。どちらも年会費無料で発行できるので、はじめて2枚持ちするカードとしてもおすすめです。
カード名 | 楽天カード | JCB CARD W | |
---|---|---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB、American Express | JCB | |
申込条件 | 18歳以上の方 | 18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある方(高校生を除く) | |
年会費 | 本会員 | 無料 | 無料 |
家族カード | 無料 | 無料 | |
ETCカード | 550円(税込)※条件達成で無料 | 無料 | |
ポイント・マイル | ポイント名 | 楽天ポイント | Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 | 1.0%〜 | 1.0%〜 | |
交換可能マイル | ANA、JAL、ユナイテッド航空 | ANA、JAL、デルタ航空 | |
付帯保険 | 国内旅行保険 | - | - |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 | |
ショッピング保険 | - | 年間100万円※海外のみ | |
決済サービス | 付帯電子マネー | 楽天Edy | QUICPay※別途申込必要 |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、楽天カードタッチ決済 | Apple Pay、Google Pay | |
発行までの期間 | 通常1週間〜10日程度で到着 | 通常1週間程度でカード発送※カード番号は最短即日 |
メインはJCB CARD W、サブは楽天カードがおすすめ
JCB CARD Wと楽天カードは、どちらとも基本還元率が1.0%なので、どちらをメインカードにしても問題ありません。
ただし、楽天カードはETCカードが条件を満たさなければ有料なうえ、楽天市場以外でのポイント還元率特典はほとんどないので、サブカードとして利用することをおすすめします。
一方、JCB CARD Wは、Amazonやセブンイレブンでポイント還元率2.0%です。日常的なお買い物でポイントを貯めやすいのはJCB CARD Wでしょう。
それぞれの特徴を簡潔にまとめると、以下のとおりです。
- 基本ポイント還元率1.0%
- Amazonやセブンイレブンなど提携店で最大還元率21倍
- ETCカード年会費無料
- 海外旅行保険最高2,000万円(利用付帯)
- 海外でのショッピング保険年間100万円
- 最短即日でカード番号発行、ネットショプで利用可能
- ナンバーレスカードでセキュリティ面に優れている
- 上位カードにゴールドカードやプラチナカードが用意されている
- 基本ポイント還元率1.0%
- 新規入会キャンペーンで高額なポイントがもらえる
- 楽天市場でポイント還元率3.0%以上
- SPU条件達成で最大16.5%還元
- 海外旅行保険最高2,000万円(利用付帯)
- 選べる国際ブランドが4つもある
上記のように、楽天カードは楽天市場でのポイント還元率以外での特典が少ないので、サブカードとしてピンポイントで利用しましょう。
メインカードのJCB CARD Wは、最短即日でカード番号発行に対応しているほか、後日届くカードはナンバーレスで不正利用のリスクが低く、安心して持ち歩けます。
JCB CARD WはJCBブランドしか選べません。楽天カードはJCBブランド以外を選び、国際ブランドを分けておくと便利です。
三井住友カード(NL)×JCB CARD W
三井住友カード(NL)とJCB CARD Wの基本情報を紹介します。この2枚も年会費無料なので、はじめて2枚持ちする人におすすめです。
カード名 | 三井住友カード(NL) | JCB CARD W | |
---|---|---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard | JCB | |
申込条件 | 18歳以上の方(高校生を除く) | 18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある方(高校生を除く) | |
年会費 | 本会員 | 無料 | 無料 |
家族カード | 無料 | 無料 | |
ETCカード | 初年度:無料2年目以降:550円(税込)※年1回以上の利用で無料 | 無料 | |
ポイント・マイル | ポイント名 | Vポイント | Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 | 0.5%〜 | 1.0%〜 | |
交換可能マイル | ANA、フライングブルーマイレージ、ブリティッシュ・エアウェイズエグゼクティブクラブAvios | ANA、JAL、デルタ航空 | |
付帯保険 | 国内旅行保険 | ※選べる無料保険で海外旅行保険から切替可能 | - |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 | |
ショッピング保険 | - | 年間100万円※海外のみ | |
決済サービス | 付帯電子マネー | ※別途申込で三井住友カードWAON、PiTaPaカード発行可能 | QUICPay※別途申込必要 |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、iD | Apple Pay、Google Pay | |
発行までの期間 | 通常最短3日※カード番号は最短即日 | 通常1週間程度でカード発送※カード番号は最短即日 |
メインはJCB CARD W、サブは三井住友カード(NL)がおすすめ
JCB CARD Wは基本ポイント還元率1.0%、三井住友カード(NL)は基本ポイント還元率0.5%です。メインカードにするなら、確実にJCB CARD Wをおすすめします。ETCカードもJCB CARD Wであれば完全無料です。
三井住友カード(NL)は、セブンイレブンやローソン、マクドナルドのポイント還元率がアップする対象店舗で利用しましょう。対象店舗でタッチ決済を使うと5.0%還元、スマホ決済に登録してタッチ決済すると最大7.0%還元です。対象店舗で集中的に使うサブカードとしての使い方をおすすめします。
JCB CARD Wは日常的な支払いに使うほか、提携店のAmazonなどで使いましょう。JCB CARD Wもセブンイレブンでポイント4倍になりますが、三井住友カード(NL)の還元率7.0%には敵いません。
それぞれの特徴を簡潔にまとめると、以下のとおりです。
- 基本ポイント還元率1.0%
- Amazonやセブンイレブンなど提携店で最大還元率21倍
- ETCカード年会費無料
- 海外旅行保険最高2,000万円(利用付帯)
- 海外でのショッピング保険年間100万円
- 最短即日でカード番号発行、ネットショプで利用可能
- ナンバーレスカードでセキュリティ面に優れている
- 上位カードにゴールドカードやプラチナカードが用意されている
- 大手コンビニや飲食店で最大7.0%還元
- 学生限定でポイント最大10%還元
- 最短即日でカード番号発行、ネットショプで利用可能
- ナンバーレスカードでセキュリティ面に優れている
- 上位カードにゴールドカードやプラチナカードが用意されている
どちらのカードも上位にゴールドカードやプラチナカードが用意されています。
特典に物足りなさを感じたら、どちらかをアップグレードすると良いでしょう。どちらのカードも学生のうちから発行でき、将来的にはハイステータスカードも狙えるので、社会人になっても長く愛用できます。
PayPayカード×楽天カード
PayPayカードと楽天カードの基本情報を紹介します。この2枚も年会費無料なので、はじめて2枚持ちする人におすすめです。
カード名 | PayPayカード | 楽天カード | |
---|---|---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB | Visa、Mastercard、JCB、American Express | |
申込条件 | ・日本国内在住の満18歳以上の方(高校生除く) | 18歳以上の方 | |
・本人または配偶者に安定した継続収入がある方 | |||
・本人認証が可能な携帯電話をお持ちの方 | |||
年会費 | 本会員 | 無料 | 無料 |
家族カード | 無料 | 無料 | |
ETCカード | 550円(税込) | 550円(税込)※条件達成で無料 | |
ポイント・マイル | ポイント名 | PayPayポイント | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 1.0%〜 | 1.0%〜 | |
交換可能マイル | - | ANA、JAL、ユナイテッド航空 | |
付帯保険 | 国内旅行保険 | - | - |
海外旅行保険 | - | 最高2,000万円 | |
ショッピング保険 | - | - | |
決済サービス | 付帯電子マネー | - | 楽天Edy |
スマホ決済 | Apple Pay、QUICPay | Apple Pay、Google Pay、楽天カードタッチ決済 | |
発行までの期間 | 通常1週間で到着※カード番号は最短即日 | 通常1週間〜10日程度で到着 |
楽天カード、PayPayカードは使う通販サイトでメインカードを選ぶ
楽天カードとPayPayカードは、どちらも基本ポイント還元率1.0%のカードです。基本ポイント還元率だけでみると、どちらをメインカードにしても良い感じがします。
メインカードにするのは、自分がよく利用するポイントや、通販サイトで決めましょう。楽天ポイントを貯める人や、楽天市場を頻繁に利用する人なら楽天カードがおすすめです。
PayPayポイントを貯めている人、PayPayやYahoo!ショッピングをよく利用するならPayPayカードをメインカードにしましょう。もちろん、2枚のカードをそれぞれお得になる場所でピンポイントに使うのが基本です。
それぞれの特徴を簡潔にまとめると、以下のとおりです。
- 基本ポイント還元率1.0%
- PayPayに登録できる唯一のカードになる(2025年1月以降)
- Yahoo!ショッピングやロハコで最大5.0%還元
- 最短即日でカード番号発行、ネットショプで利用可能
- ナンバーレスカードでセキュリティ面に優れている
- 基本ポイント還元率1.0%
- 新規入会キャンペーンで高額なポイントがもらえる
- 楽天市場でポイント還元率3.0%以上
- SPU条件達成で最大16.5%還元
- 海外旅行保険最高2,000万円(利用付帯)
- 選べる国際ブランドが4つもある
PayPayカードと楽天カードは、それぞれ上位カードが用意されています。
PayPayカードゴールドはPayPayのクレジット(旧あと払い)で使うと2.0%還元、ソフトバンク料金などで10%還元です。
楽天カードは楽天プレミアムカードまでアップグレードできれば、楽天市場で4倍以上の還元率(楽天市場コース選択時)、プライオリティ・パス無料発行などの特典があります。
自分にとってメリットのある方を選んで、メインカードとして使い続けてみてください。
【上級者向け】ポイ活を追求するなら複数枚のクレジットカードをフル活用しよう
生活のあらゆるシチュエーションでポイ活をしてポイントを貯めたいとお考えであれば、利用するお店に合わせてカードを複数枚保有してフル活用するのがおすすめです。
生活スタイルに応じて選ぶべきカードは異なりますので、以下では例を挙げながら複数枚のクレジットカードの具体例を提示していきます。
クレカ活用事例①都内住みで電車通勤、最新のデバイスを購入するのが趣味の方
下記のような例で上級者向けのクレジットカードの組み合わせを考えてみましょう。
毎朝にセブン-イレブンを利用し、退勤後に帰り道にあるスーパーのマルエツによって食材やお弁当などを買う。通勤にはJRを利用し、週末には楽天市場やビックカメラで買い物。
こんな方におすすめなクレジットカードは、以下のとおりです。
- セブン-イレブン:三井住友カード(NL)
- マルエツ:マルエツカード
- 山手線:「ビュー・スイカ」カード
- 楽天市場:楽天カード
- ビックカメラ:ビックカメラSuicaカード
三井住友カード(NL)は、セブン-イレブンでスマホのタッチ決済を利用すると、ポイント還元率が7.0%になります。
マルエツカードは、毎月第1・第3金曜日にはマルエツでクレジットカード決済をすることで、ポイント還元率が2.5%にまでアップ。
「ビュー・スイカ」カードは、モバイルSuica定期券を購入に利用しポイント還元率が5.0%になるので、定期券の購入金額が8万円であれば一気に4,000円分のポイントを貯められます。
楽天カードの楽天市場でのポイント還元率は、すべての条件を満たすことで最大17.0%までアップします。
ビックカメラでは、ビックカメラSuicaカードで電子マネーのSuicaにチャージしたうえでショッピングをすることで11.5%という非常に高いポイント還元率を実現できます。
このような使い方をすることで、1枚のクレジットカードを使うよりも大幅なポイント還元が受けられます。利用額によっては年間10万円以上得する可能性もあるでしょう。
クレカ活用事例②ベッドタウンに居を構えて車通勤、週末はよくゴルフに行かれる方
もう一つ例を挙げて活用事例を考えてみましょう。
郊外にマイホームから自家用車で通勤。
毎朝ローソンを利用し月2回ENEOSで給油もしていく。週末はAmazonで買い物や、仲間とゴルフ、家族とイオンモールで買い物をする。
こんな方におすすめのクレジットカードは、以下のとおりです。
- ローソン:ローソンPontaプラス
- イオンモール:イオンカードセレクト
- ENEOS:ENEOSカード P
- Amazon:Amazon Mastercard
- ゴルフ:GDO MUFG CARD Gold
ローソンPontaプラスは基本のポイント還元率は1.0%ですが、毎月10日と20日にアプリでエントリーしたうえでローソンで利用すると、ポイント還元率が最大6.0%にもなります。
イオンカードセレクトはイオングループでの利用時には常にポイント還元率が1.0%になり、毎月10日の「ありが10デー」には2.5%までアップします。
ガソリンを給油にはENEOSでENEOSカード Pを使えば還元率は3%に。
Amazon利用時にはAmazon Mastercardで、Amazonプライム会員であればポイント還元率は常に2.0%までアップします。
ゴルフ場の予約にはGDO MUFG CARD Goldで「GDOゴルフ場予約」予約だけで、1回につき「500GDOポイント」を貯められます。
「5枚を常に財布に入れるのはちょっと…」という方もいるかもしれませんが、現在ではApple Payなどでカードを持ち歩かなくても良いため、複数持ちのデメリットも減っていると言えます。
クレジットカードの作り方は?
クレジットカードの作り方は難しくありません。大まかな流れは下記のとおりで、基本的にどのカードも同じです。
- 本人名義の銀行口座を用意する
- 本人の確認書類を送付する
- 審査
- 発行
それぞれを、以下で詳しく紹介するので、はじめてクレジットカードを発行する人は参考にしてください。
本人名義の銀行口座を用意する
クレジットカードの発行には、銀行口座が必要です。クレジットカードで利用した金額は、設定した口座から引落がおこなわれます。設定する口座は、原則として本人名義に限られるので注意しましょう。
「夫や妻、子どものクレジットカード引き落としを、ひとつの口座にまとめたい」という人もいるかもしれません。しかし、契約者と引落口座の名義は同一にする必要があります。
もしクレジットカードの発行を考えており、現時点で銀行口座を持っていないのであれば、事前に口座を作っておきましょう。カードの申込時には必ず、口座情報の入力フォームがあります。
なお、クレジットカードが発行できるのは、原則として高校生を除く18歳以上です。一方、銀行口座は15歳以上など、所定の年齢を超えていれば高校生でもひとりで作れるケースがあります。
本人の確認書類を送付する
銀行口座が用意できたら、クレジットカードの公式サイトで申込手続きをはじめましょう。本人情報や職業情報などの入力後、本人確認書類の提出が必要です。
本人確認書類は、郵送のほか、スマホなどで写真を撮影してアップロードする方法を採用しているケースもあります。本人確認書類として、一般的に以下の書類が認められているので、事前に用意しておきましょう。
タイプ | 種類 |
---|---|
①写真付き書類 |
|
②写真なし書類1 |
|
③写真なし書類2 |
|
提出が必要になる書類の種類や点数は、カード会社の指示に従ってください。
審査
クレジットカードへの申し込みが完了すると、審査がおこなわれます。審査基準は公開されてないため、明確な基準を知ることはできません。一般的に、クレジットカードの審査では、以下の点がチェックされるといわれています。
- 家族構成
- 配偶者の有無
- 住まいの状況(賃貸・持ち家)
- 居住年数
- 勤務先
- 勤続年数
- 勤務先企業の規模
- 雇用形態
- 年収
- 新規申し込みや契約の内容
- 支払状況
- 借入金額
- 借入件数
- 過去のトラブル(支払いの遅れなど)
属性情報は、現在の支払い能力を判断するための参考にされます。信用情報は、過去の返済能力や支払い態度などを判断するための材料として使用されるものです。過去にクレジットカードやローンの返済において、遅延していたり、滞納していたりすると、返済能力がないと判断され、審査に通過できない可能性があります。
信用情報は、国から指定された「信用情報機関」と呼ばれる第三者機関に登録されています。カード会社は審査時に信用情報機関に照会するため、虚偽の情報を申告しても明らかになるため、必ず正確な情報を申告しましょう。
発行
審査により、問題ないと判断されればカードが発行されます。クレジットカードは、発行後約3日〜1週間程度で申込者の自宅に届けられることが一般的です。カードのなかには、所定の店舗で受け取れるものもあります。
店舗で受け取る場合、本人確認書類や口座通帳、印鑑など、カード会社の指示に従って必要なものを持参しましょう。
郵送の場合、原則としてカードを受け取れるのは、契約者本人のみに限られます。ただし、郵送には以下のような方法があり、種類によっては本人以外でも受け取れます。
郵送の種類 | 本人受取の可否 |
---|---|
簡易書留 | 本人以外の同居人でも受取可能 |
本人限定受取郵便 | 本人以外の受取不可 |
受取人確認サポート | 本人以外の受取不可 |
また、カードによっては、発行後すぐにアプリや会員サイトでカード番号が発行され、ネットショップで利用できるものもあります。自宅にカードが届く前に使えるようになるため、すぐにカードを使いたい人に便利です。
改めてとなりますが、クレジットカードをわざわざ発行して使っていたのにも関わらず途中で解約してしまうと以下の勿体無いことが起きてしまうので発光するタイミングで理解しておきましょう。
クレジットカードを使うメリットは?
クレジットカードを使う主なメリットは、以下のとおりです。
- 支払いが楽
- ポイントが貯まりやすい
- 固定費はまとめて支払ったほうが管理が楽
- ステータスになる
- ネットショッピングが楽
それぞれを、以下で詳しく紹介します。
支払いが楽
クレジットカードを持っていると、様々なシーンでキャッシュレスでの決済が可能になり、日頃のお買い物や各種の支払い手続きの手間が省けます。
たとえば、スーパーでお買い物をする際、現金生活だと財布から細かい小銭を取り出すなどの手間があるでしょう。財布に現金がない場合、ATMから引き出す手間も必要です。
一方、クレジットカード生活だと、レジでのタッチ決済や、暗証番号入力のみでお買い物ができます。もし高額なお買い物の予定があっても、多額の現金を持ち歩く必要はありません。カード1枚あれば、限度額を上限として使用できます。
近年ではキャッシュレス決済に対応している店舗も多いため、クレジットカードを1枚持っておくだけで、支払いの手間が大幅に省けるでしょう。
以下はクレジットカードで支払いをしたときの仕組みとなります。
このように後払いで支払われる仕組みなので覚えておくと良いでしょう。
ポイントがたまりやすい
クレジットカードの大きなメリットのひとつに、ポイント還元があります。利用額に応じたポイント還元があるため、利用額が多くなるほど、多くのポイントが貯まります。
一方、現金払いだと基本的にポイントは貯まりません。反対に、ATMから現金を引き出す時には、手数料が引かれるため、長期的な目線で考えると大きな損につながる可能性もあります。
クレジットカードの基本ポイント還元率は0.5〜1.0%、提携店舗などでは2.0%以上までアップすることも珍しくありません。
ポイント還元率が高いほど、利用金額に応じてもらえるポイントも多くなります。
利用金額 | ポイント還元率 | ||
---|---|---|---|
0.5% | 1.0% | 2.0% | |
1万円 | 50pt | 100pt | 200pt |
5万円 | 250pt | 500pt | 1,000pt |
10万円 | 500pt | 1,000pt | 2,000pt |
20万円 | 1,000pt | 2,000pt | 4,000pt |
30万円 | 1,500pt | 3,000pt | 6,000pt |
カード決済1回あたりの還元ポイントは少額かもしれませんが、カードの利用期間が長ければ長いほど、貯められる累計ポイントは高額になります。
現金生活をしているのであれば、早めのクレジットカード発行をおすすめします。
またクレジットカードを複数利用することでよりポイント還元率を高くすることができます。
それぞれのクレジットカードで物足りないサービスを補うこともできるので以下のサブのクレジットカードを選ぶ際のポイントを踏まえた上で2枚目も検討すると良いでしょう。
詳しい2枚目のクレジットカードの選び方を知りたい方は「クレジットカードは何枚持てばいい? 」でご紹介しています。
固定費はまとめて支払ったほうが管理が楽
生活費には、光熱費のような毎月必ず支払う「固定費」と、状況に応じて金額が変わる「変動費」の2種類があります。このうち、固定費をクレジットカード払いにまとめると、管理が楽になるのでおすすめです。
- 家賃
- 光熱費
- スマホ代
- 交通費(定期券代など)
- サブスクサービス料金
上記の支払いを1枚のカードにまとめると、会員サイトの利用明細で、決済情報をまとめてチェックできます。固定費を把握しておくと、節約する際にも便利です。固定費を見直すと、毎月の出費を減らせ、家計がコントロールしやすくなります。
また、固定費は合計すると高額になりがちです。カード払いにまとめると、ポイントも効率的に貯まるでしょう。
ステータスになる
あくまでも一般的な概念であり、明確な定義はありませんが、クレジットカードの所持は自分のステータス向上につながります。ステータスとは、直訳すると社会的な地位や状況のことです。
クレジットカードは、返済能力や信用情報に問題がないと判断され、審査に通過しないと発行されません。つまり、カードを所持していることは、一定の社会的信用があることを示します。
とくに、クレジットカードはゴールドカードやプラチナカードなど、カードランクが上がるほど審査に通過するのが難しくなる傾向にあります。その反面、ゴールドカードやプラチナカードは「高い返済能力と信用力がある人」とも捉えられるでしょう。
上位ランクのカード発行や、ローンによる借入れには、信用情報の蓄積も大切です。カードの利用分をしっかりと期日までに返済した実績は、信用情報として蓄積され、信用を問われる審査の際にプラスな影響を与える可能性があります。
まだクレジットカードを使った経験がない人は、早めにカードを発行し、信用情報を蓄積しておきましょう。
ネットショッピングが楽
クレジットカードは、ネットショッピングの際にも役立ちます。ネットショッピングの支払方法には、商品が届いたタイミングで代金を支払う「代引き(代金引き換え)」もあります。しかし、代引きでは手数料が発生するケースもあるため、現金払いをしていると手数料分の損をするかもしれません。
一方、カード決済の場合、原則として決済手数料は取られないほか、ポイント還元により利用額に応じたポイントが獲得できます。さらに、ネットショップにカード情報を登録しておけば、お買い物の度にカード情報を入力する必要はありません。
ネットショップでクレジットカードを使って商品を購入したら、あとは商品を自宅で受け取るだけです。代引きのように、現金を用意しておく必要もありません。
クレジットカードのなかには、特定のネットショップでポイント還元率がアップするカード特典が付帯しているカードもあります。自分がよく利用するネットショップでポイント還元率が高いカードを発行すると、よりお得にネットショッピングを楽しめるでしょう。
クレジットカードを作る際の注意点
クレジットカードは便利なうえ、お得なカード特典が付帯しています。一方、カードを作るのであれば、以下の点には注意して使いましょう。
それぞれの注意点についてさらに深堀りして詳しく解説します。
- 支払日や締め日を確認する
- 利用限度額を確認する
- 利用明細は必ず確認する
- キャッシング機能は使い方次第では危険
- リボ払いには注意
- 支払い遅れにならにように気をつける
これからクレジットカードを発行する人は参考にしてください。
支払日や締め日を確認する
クレジットカードにはそれぞれ「支払日」や「締め日」が設定されています。
締め日とは、カード利用額の集計日です。前月の締め日から翌月の締め日まで、1ヶ月間の期間で使った金額が利用額として請求されます。たとえば、締め日が毎月月末のカードの場合、5月1日から5月31日までの期間に使用されたカード利用額が集計されます。
そして、締め日に集計された請求額が、実際に口座から引き落とされるのが支払日です。支払日が「毎月25日払い」と設定されているカードは、締め日に決定した請求額が、毎月25日に口座から引き落とされます。
締め日と支払日はカードによって異なるため、事前にチェックしておきましょう。
利用限度額を確認する
利用限度額とは、クレジットカード契約者がそのカードで利用できる金額の上限を指します。利用限度額を超えての支払いはできません。利用限度額は、審査によって個別に決まることが一般的です。
明確な基準は公表されていませんが、契約者の返済能力や信用情報を元に決定されるといわれています。
利用限度額から利用した金額を差し引いた金額が「利用可能額」です。たとえば、利用限度額50万円のカードで、5万円のカード決済をしたとしましょう。その場合、利用可能額は45万円です。なお、支払日に利用分を返済すると、返済した金額に応じて利用可能額は回復します。
利用明細は必ず確認する
クレジットカードの利用明細はアプリや会員サイトでチェックできるので、こまめに確認しましょう。カード払いは現金とは違い、手持ちのお金がなくなる感覚がありません。そのため、ついつい欲しいものを買ってしまうなどして、使いすぎてしまう可能性があります。
クレジットカードは利用限度額までなら、手持ちの現金がなくても決済可能です。しかし、あくまでもカード会社が一時的に支払いを立て替えてくれているだけで、自分の収入が増えているわけではありません。カードの利用分は、支払日にしっかりと返済する必要があります。
カードの支払いが収入を上回らないように、利用明細をチェックして、無駄使いしないように注意してください。
キャッシング機能は使い方次第では危険
クレジットカードには、カード払いでお買い物をする「ショッピング機能」と、カードを使ってATMから現金を引き出せる「キャッシング機能」があります。キャッシングは近くのコンビニATMで利用できるため、急な出費に困った際には非常に便利でしょう。
しかし、便利だからこそ使い方には注意が必要です。キャッシングはあくまでも「借金」であり、必ず返済しなければなりません。借りれば借りるほど返済が苦しくなります。分割返済もできますが、利息が発生するので注意しましょう。
キャッシングはあくまでも、どうしても現金が必要なタイミングだけに利用してください。もし自制する自信がない人は、カードの申込時にキャッシング枠を希望しないという選択肢もあります。あとからでも申請できるため、必要に応じて申し込みましょう。
リボ払いには注意
クレジットカードは、支払日に一括払いで支払うのが基本です。一括払いのほか、あらかじめ設定した金額で毎月返済する「リボ払い」での返済もできます。一括払いに比べてその月の返済額を抑えられますが、リボ払いに頼りすぎるのはやめましょう。
少額でもリボ払いを多用しすぎると、大きな金額となって家計を圧迫します。また、リボ払いでは利息が発生する点にも注意が必要です。リボ払いが積み重なると、利息によって返済が追いつかなくなり、長期間に渡って返済が続きます。利息は借入れ期間が長いほど高額になるため、負のスパイラルに陥るリスクもあります。
支払い遅れにならないように気をつける
クレジットカードの利用分は、必ず支払日に返済しましょう。口座から引き落とされるため、支払日までに請求金額分を口座に入れておく必要があります。
口座の残高不足で返済が遅れると、遅延損害金が発生するので注意が必要です。遅延損害金は、一般的に「元金×年利÷365日(うるう年は366日)×遅延した期間」で計算されます。年利はカード会社によって異なりますが、契約利息の1.46倍が法律上の上限です。
元金 | 年利上限 | 遅延損害金の上限 |
---|---|---|
10万円未満 | 年20% | 年29.2% |
100万円未満 | 年18% | 年26.28% |
100万円以上 | 年15% | 年21.9% |
さらに、返済が遅れると、信用情報にもその事実が登録されます。返済が遅れた記録は、他のクレジットカード審査や、ローン審査の際に明らかになり、マイナスな影響与える可能性があるため注意しましょう。
クレジットカードを有効活用する方法
クレジットカードを有効活用するには、基本として以下の点を意識してください。
- 公共料金をクレジットカードで支払う
- 交通系ICのチャージやガソリン代など交通費に関わるものはクレカで決済する
- スマホ決済と連携してポイント還元率を上げる
一度覚えてしまえば、そこまで難しくはありません。以下で詳しく紹介します。
公共料金をクレジットカードで支払う
水道光熱費など、公共料金の支払いはすべてクレジットカード払いに設定しましょう。
水道光熱費は、毎月必ず支払う出費である「固定費」です。ひと昔前までは、口座からの引き落としや銀行、コンビニの窓口で直接払う方法が一般的でした。
最近では、ほとんどの公共料金がクレジットカード決済に対応しています。クレジットカード払いできる公共料金の一例は以下のとおりです。
- 電気代
- ガス代
- 水道代
- 電話代(固定電話、スマホ)
- 光回線
- 新聞代
- NHK受信料
クレジットカード決済に対応しているかは、地域によって異なります。公式ホームページで確認できるので、クレジットカード払いができる場合は、カード発行後すぐに登録しておきましょう。
クレジットカード払いにすると、明細をカード会員専用サイトやアプリなど、ウェブ上でまとめてチェックできます。毎月何にいくら払っているか、一目でわかるので、管理が楽になるでしょう。
また、各料金の支払日がバラバラでも、クレジットカード払いに設定しておけば、カードの支払日にまとめられます。さらに、カードのポイント還元もあるため、現金で払うよりお得です。
総務省の統計によると、2023年(令和5年)における水道光熱費の支出額は、月19,867円です。還元率1.0%のカードで払えば、約198円相当のポイントがもらえます。1年間だと、2,376円相当のポイントです。
水道光熱費に加えて、家賃やスマホ代などもまとめてカード払いに設定した場合、さらにポイントは貯まりやすいでしょう。
管理の面でも、ポイント還元の面でも現金払いよりお得です。クレジットカードを発行したら、まずは公共料金をカード払いに設定してください。
公共料金の支払いに用いるのに幅広くおすすめなのは、リクルートカードです。
公共料金の支払いに利用できるクレジットカードの種類自体は多いですが、公共料金の支払い時にはポイント還元率が低下するケースも多いです。
リクルートカードは元のポイント還元率が1.2%と高いうえに、公共料金の支払いに用いてもポイント還元率が維持されます。
そのため、ほかの支払いと同様の割合でポイントを貯めることが可能です。
同じ観点から元のポイント還元率が1.0%で公共料金の支払いに利用してもポイント還元率が低下しないdカードも、おすすめのカードといえるでしょう。
ターゲットはかなり絞られてしまいますが、ENEOSでんきを利用している方であれば、電気代の支払いにENEOSカード(P・S)を利用するのがおすすめです。
3.0%という高い還元率で利用できるので、毎月の電気代の支払いでポイントを効率的に貯められます。
交通系ICのチャージやガソリン代など交通費に関わるものはクレカで決済する
通勤や旅行など、どのような交通手段を用いるにしろ、日頃発生する交通費は出費全体のなかで大きな割合を占めます。
これらの交通費をすべてクレジットカードでチャージ・決済すれば、意識せずともポイントがどんどん貯まっていくでしょう。
以下では、交通手段別に支払いにおすすめのクレジットカードを紹介します。
航空券(飛行機のチケット)の購入におすすめのクレジットカード
航空券の購入におすすめのクレジットカードは、利用する機会の多い航空会社によって変わります。
ANAを利用する機会が多い方には、「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」がおすすめです。
ANAのグループ便を利用することで、通常のフライトマイルに加えて「区間基本マイレージxクラス・運賃倍率x10%」のボーナスマイルが加算されます。
仕事の都合で東京⇔大阪間を1ヶ月に1度ANAで往復する方の場合、クレジットカードなしで航空券を購入すると、1年間で「280×2×12=6720マイル」が貯まります。
この航空券の購入にANAアメリカン・エキスプレス・カードを利用すると、上述したマイルに加えて「280×1×0.1×12=672マイル」が貯まります。
入会時およびカード継続時にも1,000マイルがプレゼントされますし、普段のカード利用で貯まったポイントもマイルに交換できるので、どんどんマイルが貯まっていくでしょう。
JALを利用する機会が多い方には、「JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード」がおすすめです。
JALのグループ便に搭乗するたびに、付与されるマイルが通常の25%アップになります。
本カードなしで年間に10,000マイルを貯めている方であれば、本カードを利用することでさらに2,500マイルも多くマイルを貯められる計算です。
また、入会搭乗ボーナスとして最大で5,000マイル、毎年初回搭乗ボーナスとして2,000マイルが付与されます。
ショッピングでも100円につき1マイルが付与されるので、航空券の購入と普段使いの双方で効率的にマイルを貯めることが可能です。
海外出張などで海外の航空会社を利用することが多い方には、「MileagePlusセゾンカード」がおすすめです。
ユナイテッド航空やカナダ航空、ルフトハンザドイツ航空など、スターアライアンス各社の利用でマイルを貯められます。
特にお得なのがユナイテッド航空の利用で、ユナイテッド航空の航空券購入で、1,000円(税込)につき5マイルのボーナスマイルが付与されます。
東京⇔ニューヨーク間のユナイテッド航空のチケットは約105,000円なので、このチケットをMileagePlusセゾンカードで購入するだけで、525マイルをボーナスマイルとして付与してもらえます。
利用する機会の多い航空会社に合わせて、最適なクレジットカードを選びましょう。
特急乗車券(新幹線のチケット)の購入におすすめのクレジットカード
新幹線のチケット購入にまずおすすめなのは、「ビュー・スイカ」カードです。
モバイルSuicaでのグリーン券購入時はポイント還元率が5%になりますし、えきねっとの新幹線eチケットでチケットレス乗車をする場合も、ポイント還元率が5%になります。
東京~名古屋間を「のぞみ」のグリーン車で往復すれば1,496円相当のポイントが還元されますし、東京~仙台間を「はやぶさ」のチケットレス乗車で往復すれば、1,141円相当のポイントが還元されます。
仕事やプライベートで新幹線を利用する機会が多い方には、非常におすすめの1枚です。
「ビュー・スイカ」カードのひとつ上のグレードである「ビューゴールドプラスカード」は、より新幹線の利用頻度が多い方におすすめのカードです。
年会費524円(税込)の「ビュー・スイカ」カードに対して、本カードは11,000円(税込)の年会費が発生します。
ただし、モバイルSuicaでのグリーン券購入や新幹線eチケットでのチケットレス乗車では、ポイント還元率が倍の10%になっています。
先ほど挙げた例でもう一度考えると、東京~名古屋間を「のぞみ」のグリーン車で往復すれば2,992円相当のポイントが還元されますし、東京~仙台間を「はやぶさ」のチケットレス乗車で往復すれば、2,282円相当のポイントが還元されます。
毎月1回以上新幹線を利用する機会があれば、年会費を支払ってでも「ビューゴールドプラスカード」を利用する方がお得です。
新幹線関連のサービスが充実しているカードはほかにもありますが、ポイント還元率においてはこの2枚が頭一つ抜けています。
そのため、交通費の支払いで効率的にポイントを貯めたいとお考えであれば、まずはこの2枚から検討するのがおすすめです。
バスの乗車券の購入におすすめのクレジットカード
バスを利用する方には、通勤や通学などの利用で定期券を購入する方もいれば、買い物の足として頻繁に利用する方もいると思います。
バスの定期券を購入している方におすすめなのは、「京王パスポートPASMOカード VISA」です。
京王バスや西東京バスの定期券をクレジット購入することで、1.5%のポイント還元率でポイントを貯められます。
バスの定期券代が50,000円だとすると、定期券購入で750円相当のポイントを貯められる計算です。
定期券を購入せずにバスを利用する方におすすめなのは、「TOKYU CARD ClubQ JMB」です。
東急バス乗車時にPASMOの残額が運賃を下回っている場合、一定額が自動的にチャージされる「ノッテチャージサービス」ではポイント還元率が1.0%になりますし、TOKYU ROYAL CLUB会員なら+1.0%されてポイント還元率が2.0%になります。
買い物に行くたびに往復で400円をバス代として支払っている方は、2.0%のポイント還元率の場合、往復で8円相当のポイントが貯められる計算です。
1回あたりに貯まるポイントは少ないかもしれませんが、「塵も積もれば山となる」でコツコツとポイントを貯めていきましょう。
バスの乗車券購入におすすめのクレジットカードは、利用するバス会社に応じて異なります。
今回は東京近辺で利用者の多そうなバス会社でお得に利用できるクレジットカードをおすすめしていますが、ほかの地域にお住まいの方は各地域のバス会社でお得に利用できるクレジットカードを探してください。
スマホ決済と連携してポイント還元率を上げる
クレジットカードは、スマホ決済と連携すると便利です。クレジットカードとスマホ決済サービスの組み合わせによって、効率的にポイントを貯められる可能性があります。
スマホ決済の種類は大きく分けて2種類です。
種類 | 内容 | 例 |
---|---|---|
QRコード/バーコード決済 | アプリを起動してQRコード/バーコードを提示し、レジで読み取ってもらうと決済ができるタイプ | PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、d払い、au PAY、メルペイなど |
非接触型決済 | スマホをレジにある決済端末にかざすだけで決済ができるタイプ | QUICPay、Visa・Mastercardのタッチ決済、楽天Edy、iDなど |
事前チャージが必要なスマホ決済は、通常残高をチャージしておかなければなりません。しかし、クレジットカードを紐付けておくと、チャージ不要で利用できます。また、特定のカードでチャージ&決済したり、紐付けたカードで決済すると、お得にポイントが貯まることがあります。
たとえば、以下のスマホ決済は、クレジットカードと組み合わせると、決済と合わせてお得な還元率になります。
スマホ決済 | 組み合わせるクレジットカード | 還元率 | 補足 |
---|---|---|---|
PayPay | PayPayカード/PayPayカード ゴールド | 1.0〜2.0% | PayPayのクレジット(旧あと払い)のみ※残高チャージはポイント付与対象外 |
楽天ペイ | 楽天カード | 1.5% | チャージで0.5%、決済1.0%の合計1.5% |
d払い | dカード/dカード GOLD | 1.0〜2.0% | d払いで0.5%、dカードの利用で+0.5%、dポイント加盟店ではカード提示ポイント+1.0% |
LINE Pay | Visa LINE Payクレジットカード(P+) | 5.0% | チャージ&ペイで5.0%還元。上限500pt/月 |
QUICPay | セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード | 2.0% | セゾンパールアメックスを紐付けたQUICPayで決済すると2.0%還元。年間30万円までがポイント付与対象 |
Visa、Mastercardのタッチ決済 | 三井住友カード(NL) | 最大7.0% | 対象店舗でのカードタッチ決済で5.0%、スマホに登録してタッチ決済をすると+2.0%の合計7.0% |
注意が必要なのは、どのカードでもポイントがもらえるわけではない点です。とくに、クレジットカードで電子マネーにチャージしても、一般的にポイントは付与されません。
PayPayならPayPayカード、楽天ペイなら楽天カードなど、関連のあるカードと紐づけることが大切です。自分がよく利用しているスマホ決済と組み合わせると、お得なカードを探して発行してみてください。
クレジットカードに以下のマークがあれば、クレジットカードを機会に差し込むことなく、タッチで決済することが可能です。
クレジットカードに関するよくある質問
最後に、クレジットカードに関するよくある質問を紹介します。
- 一番使われているクレジットカードは?
- クレジットカードの何がいい?
- クレジットカードと現金どっちが得?
- クレジットカードは何枚持てばいい?
- 学生や無職でも作れる?
- 国際ブランドとは?
- クレジットカードに利用限度額はある?
簡潔に答えを紹介するので、同じような疑問を持っている人は、ぜひ参考にしてください。
一番使われているクレジットカードは?
クレジットカードの会員数を比較した公的な数字はありません。しかし、一般的に「楽天カード」は利用者が多いといわれています。
楽天カード公式によると、2023年9月末時点でのカード発行枚数は2,954万枚です。日本人の人口を約1億2千万人と仮定した場合、単純計算で4人に1人は楽天カードを持っている計算になります。
また、日本国内における国際ブランドの市場シェア率は以下のとおりです。
国際ブランド | シェア率 |
---|---|
Visa | 50.8% |
JCB | 28.0% |
Mastercard | 17.8% |
アメリカン・エキスプレス | 3.1% |
ダイナースクラブ | 0.3% |
銀聯(ユニオンペイ) | 0.1% |
参考:キャッシュレス決済大規模調査の結果を発表 脱クレカが起きている?QRコード決済利用は躍進
楽天カードでは、Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレスの4種類から国際ブランドを選べます。カードの発行枚数だけではなく、選べる国際ブランドが豊富なのも、楽天カードの魅力のひとつでしょう。
楽天カードは年会費無料かつ、常時5,000ポイントがもらえる新規入会キャンペーンも行なっているため、はじめてクレジットカードを発行する人にもおすすめです。
クレジットカードの何がいい?
クレジットカードのメリットをまとめると、以下のとおりです。
- 支払いが楽
- ポイントが貯まりやすい
- 固定費はまとめて支払ったほうが管理が楽
- ステータスになる
- ネットショッピングが楽
クレジットカードは、原則として高校生を除く18歳以上の人しか発行できません。そのため、18歳になるまでは、お買い物に現金をメインに使うのが一般的でしょう。
現金を使い慣れている人からすると、発行のために審査が必要なクレジットカードは少し手が出しづらいかもしれません。しかし、クレジットカードを1枚持っておくだけで、国内・海外問わず日頃のお買い物やサービス利用料金の支払いが楽になります。
現金の場合、常に所持している現金を気にしておく必要があります。足りない場合は手数料を払ってATMから引き出す手間もあるでしょう。クレジットカードは利用限度額の範囲内であれば、手元に現金がなくても決済が可能です。カード利用分も、カード会社が指定する支払日まで猶予があります。
現金にはないメリットがたくさんあるため、18歳以上であれば1枚持っておくことをおすすめします。今までカードを持ったことがない人は、維持コストがかからない、年会費無料のカードからはじめてみましょう。もし自分に合わなくても、年会費無料のカードであればなんのデメリットもありません。
クレジットカードと現金どっちが得?
クレジットカードのほうがお得です。現金払いでは、ほとんどの場合ポイント還元などはありません。むしろ、ATMから引き出す際の手数料で、実質的に少しずつ損をしているともいえるでしょう。
一方、クレジットカードは基本的にどこで利用しても、利用金額に応じたポイント還元があります。カードの特約店や提携店、関連サービスなどでは、さらにボーナスポイントが付与されるケースも珍しくありません。
たとえば、JCB CARD WはAmazonやセブン-イレブンで常に2.0%のポイント還元、楽天カードは楽天市場で常に2.0%以上、最大16.5%のポイント還元です。
ネットショッピングでは、カードを登録しておけば、お買い物の度にカード情報を入力する必要がなく、決済が簡単になります。現金生活の場合、ネットショッピングでは代引き(代金引き換え)を利用するでしょう。商品が届く前に現金を用意しておく必要があるほか、ネットショップによっては、代引き手数料が発生します。
さまざまな点を考慮しても、現金よりクレジットカードのほうがお得です。
クレジットカードは何枚持てばいい?
クレジットカードには、発行枚数の上限はありません。審査に通過できれば、一人当たり何枚でも所持することが可能です。はじめてクレジットカードを持つなら、まずは維持コストがかからない年会費無料のカードから発行してみると良いでしょう。
使い慣れてきたら、2〜3枚のクレジットカードを併用して所持することをおすすめします。
1枚目はメインカードとして基本ポイント還元率が高いカードを選びましょう。
2枚目や3枚目のカードは、異なる国際ブランドのカードや、1枚目にはないカード特典が付帯したカードをおすすめします。
2枚以上クレジットカードを持つメリットを簡潔にまとめると、以下のとおりです。
- 異なる種類の国際ブランドを持てる
- さまざまなカードの特典を使える
- 仕事用・プライベート用など目的別に使い分けられる
- 1枚目の利用額上限に達した際の予備として使える
- 1枚目が紛失・盗難に遭った際の緊急用として使える
「クレジットカードに関する総合調査 」2020年度版 調査結果レポートによると、クレジットカードの平均保有枚数は3枚です。
(※)参照:「クレジットカードに関する総合調査」2020年度版 調査結果レポート
クレジットカードを複数枚持つなら以下の3つの選び方を参考に選ぶことをおすすめします。
クレジットカードを2枚持ちにする際におすすめの組み合わせは「2枚持ちにするなら?クレジットカード最強の2枚の組み合わせ 」で解説しています。
上記で紹介しているのは「三井住友カード(NL) 」「楽天カード 」「JCB CARD W 」なのでそれぞれメインで不足しているサービスなどが補えるような特典があるクレジットカードを選びましょう。
学生や無職でも作れる?
学生や無職でも作れるクレジットカードはあります。
割賦(かっぷ)販売法により、クレジットカード会社は審査時に、申込者の返済能力調査が義務付けられています。そのため「学生や無職ではクレジットカードを発行できない」と考える人もいるのではないでしょうか。
たしかに社会人のように、安定した収入を得ている人に比べると、発行できるカードの種類や、審査に通過する確率は下がるかもしれません。しかし、カードのなかには特定の条件を満たせば、収入がない人でも発行できるカードがあります。
無収入の人が発行できるパターンは以下のとおりです。
- 安定した収入のある配偶者(妻や夫)がいる
- 親からの扶養を受けている
- すでにカードを発行している人の家族カードを発行する
たとえば、学生や主婦・主夫の場合、親もしくは妻・夫に安定した収入があれば、カードを申し込めるケースがあります。本人に収入がなくても申込可能な場合、申込条件に記載されているので確認してみてください。
また、どうしても自分では審査に落ちてしまう場合、すでにクレジットカードを発行できている家族に「家族カード」を作ってもらいましょう。家族カードは本会員の信用を元に発行されるカードです。原則として、家族カード会員の属性や信用力は問われません。
国際ブランドとは?
国際ブランドとは、世界中に加盟店を持つ決済システムのブランドを指します。5大国際ブランドとして知名度が高いのは、以下の5つです。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- アメリカン・エキスプレス
- ダイナースクラブ
クレジットカード決済に対応している街中のコンビニやスーパー、ネットショッピングなどはそれぞれ、加盟している国際ブランドがあります。自分が持っているカードの国際ブランドと、お店側が加盟している国際ブランドが一致すれば、カード決済が可能です。
一方、自分が所持しているカードの国際ブランドの加盟店ではない店舗だと、カードが使えないので注意しましょう。
たとえば、会員制の倉庫型スーパーである「コストコ」は、Mastercardブランドのカードしか使えません。Visa、JCBは対象外なので、もしコストコでカード決済したい場合、Mastercardブランドのカードを所持しておく必要があります。
また、クレジットカードはそれぞれ発行できる国際ブランドが決められています。複数の国際ブランドから選べるカードもあれば、特定の国際ブランドしか選べないカードもあるので注意しましょう。
クレジットカードに利用限度額はある?
一般的なクレジットカードには、利用額に上限があります。カードの種類によっては一律に上限を設けていないものもありますが、数は多くありません。
利用限度額は審査によって個別に決定します。明確な基準は公表されていませんが、職業情報や収入など予測される返済能力や、信用情報によって決まるといわれています。
そのため、過去のカード利用実績がなく信用情報に記録されている情報が少ない場合や、学生やアルバイト・フリーターで収入が安定していない場合、利用限度額は10万円程度の少額からスタートするのが一般的です。
利用限度額は、普段からカード利用額が多く、しっかり期日内に返済している場合、増額されるケースもあります。そのため、利用限度額に不満があっても、コツコツと利用実績を蓄積しましょう。
また、利用限度額の上限はカードの種類によっても異なります。一般カード、ゴールドカード、プラチナカードと、カードランクが上がるほど高額になる傾向にあるため、高額な利用限度額を求めている人は、高いカードランクを目指してみてください。
まとめ
クレジットカードの種類は膨大なので、はじめてクレジットカードを発行する人や、慣れていない人はどのカードを発行しようか迷うかもしれません。クレジットカードを選ぶ際には、ポイント還元率やカード特典に注目しましょう。
どうしても選べない場合、2枚以上のカードを発行するのもひとつの選択肢です。クレジットカードには枚数制限はありません。審査に通過できれば、ひとりで2枚以上のカードを持てます。
2枚持ちするなら、メインカードは基本ポイント還元率の高いカードを、サブカードは自分がよく利用する店舗でポイント還元率が高いカードや、ピンポイントで活躍する特典が付帯しているカードがおすすめです。
三井住友カード(NL):※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。 ※商業施設内にある店舗など、一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。 ※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。 ※通常のポイントを含みます。 ※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります ※即時発行ができない場合があります。
JCB CARD W:※最大還元率はJCB PREMO に交換した場合。※モバ即入会条件【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み。【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
イオンカードセレクト:※対象カードの内30日間で6種類以上のカードを申込みした場合、6種類目以降の申込みカードはポイント獲得の対象外となります。 ※家族カードはポイント獲得の対象外となります。 ※カード申込みから3ヶ月以内にカード発行に至らなかった場合、ポイント獲得の対象外となります。 ※イオンカードの別券種から切替申込みされた場合、ポイント獲得の対象外となります。 ※対象カード以外のカードを申込みされた場合、ポイント獲得の対象外となります。 ※その他、著しく不正と判断される場合、ポイント獲得の対象外となります。 ※ミニオンズデザインはVisa、Mastercardブランドでの発行となります。 ※沖縄・鹿児島・宮崎・山陰・奈良などご利用できない地域がございます。イオン商業施設内の他社映画館は対象外です。 ※イオンシネマ/シアタス以外の映画館および、「割引対象外」表示がある特別興行などではご利用いただけません。 ※2023年10月1日(日)までに「特別鑑賞シネマチケット」 1,000円(税込)を12枚以上購入されているカード会員さまは、次回登録日まで同単価のチケットは追加購入いただけません。(例)2月1日に初回登録した場合、翌年2月1日に年間購入枚数の累積がリセットされます。 ※対象カード会員さまが「暮らしのマネーサイト」専用販売サイトにて、イオンシネマで利用可能なシネマチケット(前売券)を優待料金で購入いただける特典です。劇場での直接購入は一般料金からの「イオンカード割引き」が適用されますのでご注意ください。 ※「暮らしのマネーサイト」ログインには、イオンスクエアメンバーIDのご登録(無料)が必要となります。 ※利用対象興行の3D/4D/IMAXなどの特殊スクリーンやアップグレードシートなどの特別席は、座席指定時に追加料金でご利用いただけます。 ※シネマチケットの購入は「本人認証(3Dセキュア)」登録済みのイオンカードセレクト(ミニオンズ)、イオンカード(ミニオンズ)、TGC CARDのクレジット払いに限らせていただきます。 ※本特典はイオンエンターテイメント(株)が提供いたします。販売画面の記載事項も合わせてご確認ください。 ※転売・換金目的の利用が発覚した場合、本特典の利用を停止する場合がございます。 ※本特典の内容が変更になる場合や予告なく終了となる場合がございます。